無人駅 - 連城三紀彦データベース（仮）

• 分類：短編小説
• 初出：「オール讀物」2001年8月号
• 雑誌時挿絵：荻野大輔
• 収録短編集：『小さな異邦人』、『落日の門 連城三紀彦傑作集2』

あらすじ

　西の空には雨雲がしみだしている。
　いつもなら町を柔らかく包みこんで守ってくれている越後の山並みが、そのせいで町を狭苦しく閉じこめかけたように見える。

新潟・六日町に現れた女は、時効寸前の指名手配犯と待ち合わせているのか？　刑事の私は女の足取りを追い、接触に成功するが……。

登場人物

• 私（堀内行浩）
  • 六日町署の刑事。47歳。
• 水野治子
  • 石田の女。
• 石田広史
  • 時効寸前の指名手配犯。
• 高木安雄
  • 六日町駅の駅員。
• 大島成樹
  • タクシー運転手。
• 滝口夫妻
  • スナック「ランタン」を経営する夫婦。
• 脇田フサ
  • 雑貨屋の店番。
• 鬼頭泉太郎
  • 居酒屋「田舎屋」主人。
• 山根
  • 六日町署の署員。
• 栗木庄三
  • 石田の事件を担当した元刑事。

解題

（スタブ）

関連作品

• 『小さな異邦人』収録作
  • 「指飾り」
  • 「蘭が枯れるまで」
  • 「冬薔薇」
  • 「風の誤算」
  • 「白雨」
  • 「さい涯てまで」
  • 「小さな異邦人」