蘭が枯れるまで - 連城三紀彦データベース（仮）

• 分類：短編小説
• 初出：「オール讀物」2002年7月号
• 雑誌時挿絵：荻野大輔
• 収録短編集：『小さな異邦人』

あらすじ

　今度の事件で、乾有希子が「殺す」という言葉を耳にしたのは、五月に入り二週目の日曜だった。
　事件が起こるほぼ一月前のことである。

有希子は、小学校時代の同級生だという石田多江と出会い、親しくなる。お互いの家庭の愚痴を吐き出すうちに、多江は有希子に互いの夫を殺す交換殺人を持ちかけてきて……。

登場人物

• 乾有希子
  • 主婦。
• 石田多江
  • 有希子の友人。
• 乾孝雄
  • 有希子の夫。新聞記者。
• 乾麻美
  • 有希子の娘。
• 石田行広
  • 多江の夫。

解題

（スタブ）

関連作品

• 『小さな異邦人』収録作
  • 「指飾り」
  • 「無人駅」
  • 「冬薔薇」
  • 「風の誤算」
  • 「白雨」
  • 「さい涯てまで」
  • 「小さな異邦人」