- 分類:短編小説
- 初出:「オール讀物」2006年2月号
- 雑誌時挿絵:小泉孝司
- 収録短編集:『小さな異邦人』
あらすじ
「白馬岳まで一枚」
と言った後、女はすぐに「いいえ」と首をふり、二、三秒何かをためらうように沈黙してから、
「やっぱり二枚。白馬岳まで二人ぶん……」と言い換えた。
みどりの窓口を担当するJR職員の須崎は、同僚の石塚康子と不倫関係にある。須崎が康子と小旅行に行った数日後、窓口に現れた女は、切符の料金の代わりに、須崎が康子と泊まった宿のパンフレットを差し出した……。
登場人物
解題
(スタブ)
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最終更新:2017年07月25日 19:20