宿泊イベント(第五階層)


発生はギンヌンガ遺跡B4Fクリア後
タイミングは未確認




種別 階層 / 場所
汎用          テキスト集トップ タイトル画面 キャンプメニュー その他
メインシナリオ     オープニング   ミッション
樹海

第一階層   1F   2F   3F   4F   5F  第四階層  16F 17F 18F? 19F? 20F
第二階層   6F   7F   8F   9F 10F 第五階層 21F 22F? 23F? 24F? 25F?
第三階層 11F 12F 13F 14F 15F 第六階層 26F 27F 28F 29F? 30F
ミニイベント  第一階層 第二階層 第三階層 第四階層 第五階層 第六階層
遺跡 メインシナリオ B1F   B2F   B3F   B4F   B5F? ミニ B1F   B2F?   B3F?   B4F?   B5F?
NPC  フロースの宿 シトト交易所 鋼の棘魚亭 冒険者ギルド ラガード公宮
酒場情報収集  第一階層 第二階層 第三階層 第四階層 第五階層 第六階層



第一階層   1F   2F   3F   4F   5F  第四階層  16F 17F? 18F? 19F? 20F?
第二階層   6F   7F   8F   9F 10F 第五階層 21F 22F? 23F? 24F? 25F
第三階層 11F 12F 13F 14F 15F? 第六階層 26F 27F 28F 29F 30F
宿泊イベント  第一階層 第二階層 第三階層 第四階層 第五階層 第六階層?
公国直営料理店 会話する メニュー開発(1~2) メニュー開発(3~4) メニュー開発(5~6) 
メニュー開発(スペシャル) 探索準備 宣伝計画 都市開発
ボイス集        放置ボイス 
※このリンク表は、テキスト集ストーリーモード共通のものです。編集はここから
※メインはメインシナリオ、ミニはミニイベントの略です。サイズの関係で略しています。




第五階層

共通導入


 【ナレーション】
宿屋の個室に戻ってきた君だが、
疲れのためか休もうとしても
なかなか寝付けないでいた…。

そんな君の耳に
扉を叩く音が聞こえてくる…。

こんな時間に一体誰が
君の部屋にやってきたのだろうか?

誰が来たと思いますか?
アリアンナかな? 
フラヴィオかも 
まさかベルトラン 
意外とクロエ

アリアンナの思い


 【アリアンナの声】
(主人公)様、いらっしゃいますか?
(あの)

どうしますか?
扉を開ける 
開いていることを告げる

 扉を開ける

 【アリアンナ】
こんばんは、(主人公)様。
夜分に申し訳ありません。
(失礼します)

 開いていることを告げる

 【アリアンナ】
はい、では失礼しますね。

改めまして…こんばんは、(主人公)様。
夜分に申し訳ありません。
(失礼します)

 【アリアンナ】
フフッ、今日はですね。またまた
(主人公)様とお茶会をしようと思って来たのです。

今日はチーズケーキを用意しました。
このメニューを教えてくれた人は
意外な方なんですよ、誰だと思いますか?

誰だと思いますか?
女将さん? 
公女様? 
わからない

《三択同一》

 【アリアンナ】
フフッ、実は…、フロースガル様が
教えてくれたんです。

今日、女将さんと何か作ろうと話している時
フロースガルさんがお見えになって…。
いろいろ教えてもらいました。

あの方は今、クロガネくんと一緒に
大公宮と協力して初心者のサポートを行っているそうです。

ですが…、いつの日か
空飛ぶ城に挑んでみたい、と
おっしゃってました。

何と発言しますか?
負けてられないな 
(ギルド名)に来ないかな…

 負けてられないな

 【アリアンナ】
はい、そうですね。
フロースガル様はとても活き活きしてらして
クロガネ様もツヤツヤでしたから…。

手強いライバルです!

 (ギルド名)に来ないかな…

 【アリアンナ】
お二人も加わって下さったら、
確かに心強いですよね。
(残念です)

でも…、ベオウルフの看板を
下ろすつもりはなさそうでしたよ。

 【アリアンナ】
………

…街を歩いていると、縁のあった方達と
出会うことが多くなりました。
(ウフフ)

たくさんの人がこの街には住んでいて、
その人たちとたくさんの思い出を作って…。

…こうした、この街での出来事が、
当たり前に続いて欲しい。

明日も、明後日も、一年後、百年後…
ずっとずっと、この場所にあってほしい。

改めて…
私、この街を守りたいって思いました。

何と発言しますか?
守りぬこう 
(ギルド名)なら出来る

 守りぬこう

 【アリアンナ】
はい、禍を打ち倒すことは、
私たちの為だけじゃなく、この街を
守ることにも繋がるんですものね。
(ウフフ)

 (ギルド名)なら出来る

 【アリアンナ】
はい、おっしゃる通りです。
(ギルド名)なら、絶対に出来ます。


《画面暗転》
《CG》

 【アリアンナ】
…私、この街がとても好きです。
でも、それは…。
(フフフ)

(主人公)様と
一緒に過ごした場所だから、です。

私が大切に思う思い出の、そのどれもが…
(主人公)様がいたからこそなんです。

だから、私…。

これからもずっと…
(主人公)様のそばにいたいんです。

何と発言しますか?
自分もだ 
どういう意味だ?

 自分もだ

 【アリアンナ】
えっ…、(主人公)様も?
あ、あの、それってどういう……。
(えぇっ!?)

…い、いえ、いけません!

(主人公)様!
や、やっぱり今のはなしです!

今の言葉は…、全てが終わった時に
もう一度、聞かせて下さい。

 どういう意味だ?

 【アリアンナ】
フフッ、今はまだナイショです。

今はまだ口にするのは
相応しくないと思いますから…。

だから、(主人公)様。
この気持ちをお伝えするためにも
すべて終わらせましょう。

 【アリアンナ】
それまで…
もう少しだけ、今はこのままで…。
(フフッ)


《画面暗転》
《CG終了》

 【ナレーション】
君と少女は言葉を確かにすることはせず、
ただいつものように取りとめない話を
ゆっくりと続けていく。

ただただ、静かに夜は更ける…。

アリアンナ2回目以降


 【ハンナ】
あら
(主人公)ちゃんの部屋だったのかい?
ごめんよ、間違えたようだね。

 【ナレーション】
……どうやらアリアンナではなかったようだ。

明日に備えて君は
このまま眠りにつくことにする。


《画面暗転》


《朝》
 【アリアンナの声】
(主人公)様、(主人公)様。
起きていらっしゃいますか?
(あの)

なんと答えますか?
起きている 
まだ寝てる 
……

 起きている

 【アリアンナ】
おはようございます、(主人公)様。
少し早いのですけれど…
下までご一緒しようと思って。
(えっへへー)

今日も探索、頑張りましょうね。

《イベント終了》

 まだ寝てる

 【アリアンナの声】

まあ、大変です!
そろそろ皆さまが下に揃うお時間ですよ。

えっと、えっと…あの、失礼しますね?

 【アリアンナ】
(主人公)様、(主人公)様。
お疲れでしょうけれど…
せめて食事はいただきませんか?
(あの…)

下まで、アリアンナがお供しますから
一緒に参りましょう?

(主人公)様の支度がお済みになるまで
待ちますので…、ね?
(ウフフ)

それにしても…。
(主人公)様は、お寝坊さんなのですね?

ふふっ、意外な一面が見れて
私、なんだか嬉しいです。

《イベント終了》

 ……

 【アリアンナの声】
あら…、もう出てしまわれたのでしょうか?

むむ、(主人公)様とご一緒するためには
もっと早く起きねばならないのですね。

頑張りませんと…!

あっ、いけません。
(主人公)様をお待たせしてしまいます。
早く階下へ向かいましょう!

 【ナレーション】
…アリアンナは君が起きていると思い
下へと降りていった。

君は仲間たちを待たせないよう
急いで支度をして部屋を出ることにする…。

《イベント終了》



フラヴィオの告白


 【フラヴィオの声】
(主人公)、ちょっといいか?
(へへっ)

どうしますか?
扉を開ける 
開いているぞ、と答える

 扉を開ける

 【フラヴィオ】
…へへ、やっぱちょっとヘンな感じだな。
お前の部屋に入るのにノックして
返事待ち…なんてさ。

でも…、
ちょっとちゃんとしときたかったんだ。

 開いているぞ、と答える

 【フラヴィオ】
ったく、マジメにやろうと思ってんのに
お前は相変わらずなんだからなー。
(おいおい)

ま、いいや。
おれのケジメ的な問題だしさ。

 【フラヴィオ】
あのさ、(主人公)。
お前にとっては突然だと思うんだけど…
聞いて欲しいことがあるんだ。
(いいか)

…おれ、な。
施設に居た時から、ずっと部屋も同じで
お前とは親友だって思ってる。

でもな、その一方で…
おれ、お前のことがずっと羨ましかった。

おれより力も強くて、なんでも決められて、
すげーウソつきのおれにも優しくて…
施設の大人もお前のことばかり褒めてた。

ずっと、誇らしいと同時に悔しかった。
親の顔も素性も知らない者同士なのに
どうしてお前だけ違うんだろうって。

……。

はー、やっと言えた。

何と発言しますか?
…そんなこと考えてたのか 
知ってたよ

 …そんなこと考えてたのか

 【フラヴィオ】
…うん。ちっちぇだろ。
(はははは…)

…言わないで済むんならそのままにして、
自分でも気付かないフリしときたかった。

お前だってこんなこといきなり言われて
ビックリするよな、そりゃ。

でも…ちゃんと自分の口で言いたかった。

…ずっと、お前を羨んで生きてたって。

 知ってたよ

 【フラヴィオ】
…マジかよ。
(マジで!?)

どんだけおれが緊張して胃を痛めながら
告白したと思ってんだ、お前…。

…いや、でも、良かったんだ。
お前が知ってたとしても、
おれはちゃんと自分の口で言いたかった。

ずっと、お前を羨んで生きてたって。

 【フラヴィオ】
…オッサンが、お前をかばった時さ。
おれ達のことを「部外者」つっただろ?
(うーん)

あの時はハラが立ったけどさ、
あとになって気付いたんだ。

おれ、気付かない内に…
ずっとお前の問題はおれの問題だって
思い込んでたのかもしれない。
(はぁ…)

お前が羨ましいとか、妬ましいとか、
こんなことになったのはおれのせいだ…とか
グルグル考えすぎちゃったせいで、さ。

だから、一度ハッキリさせたかったんだ。
ちゃんと最初から、何の負い目もなく…
お前と友達だ、って言えるように。

何と答えますか?
気は済んだか? 
考えすぎだな

 気は済んだか?

 【フラヴィオ】
ああ、済んだ!
…付き合わせて、悪かったよ。

 考えすぎだな

 【フラヴィオ】
仕方ないだろ、性分なんだよ!
(うぅっ)

…ま、お前にまでつき合わせちゃって
ヘンなコト聞かせたのは悪いと思ってるよ。
(ありがとな)

 【フラヴィオ】
ふー…なんか、すげーヘンな気分。
スッキリっつーか、サッパリっつーか…。

…不思議だな。これで、ようやく
お前とちゃんと友達になれた気がするんだ。
(うん)

何と答えますか?
そうだな 
…そうかなあ 
あれ、今までは?

 そうだな

 【フラヴィオ】
へへ、…これからもよろしくな。

 …そうかなあ

 【フラヴィオ】
え!? 違ったの?

く、くそ! 幼馴染として全力で
認めさせてやっからな!
(あーもう!)

 あれ、今までは?

 【フラヴィオ】
あっ、いや、今までは友達じゃなかったとか
そういう意味じゃなくね!?
(うぉっ!?)

…って、お前。
人をからかうんじゃねーよ!
(コラ!)

 【フラヴィオ】
そんじゃ、そろそろ部屋に戻るよ。
明日も早いからさ。

…明日も、明後日も、事件が終わっても
よろしくな、(主人公)。
(へへっ)

 【ナレーション】
…1人きりになった部屋では、
妙に静寂が耳につく。

もう夜も遅い。
君は明日に備えて眠ることにする…。

フラヴィオ2回目以降


 【フラヴィオ】
なあ、(主人公)。
アリアンナ、こっちに来てないか?
(へへっ)

裁縫を教えてもらう約束をしてたんだけど
時間になっても下に来なくてさ。

少年になんと答えますか?
来てないぞ 
迷ってるんじゃないか 
…裁縫?

 来てないぞ

 【フラヴィオ】
そっか、お前の所にいるかと思ったんだけど
アテが外れちゃったなあ。
(ふんふん)

うーん…、ここに居ても仕方ないし
もうちょっと下で待ってみるよ。

もしアリアンナを見かけたら、
下で待ってるって伝えてくれるか?
それじゃーな、(主人公)。

《イベント終了》

 待ってるんじゃないか

 【フラヴィオ】
ははは、なに言ってんだよ。
ちょっと広いとはいえ宿屋だぞ?
そうそう迷うわけ……。
(あっはは)

いや、アリアンナだから分かんないか。

ちょっと、探してくるよ。
騒がせてごめんな、(主人公)。
(じゃあな)

《イベント終了》

 …裁縫?

 【フラヴィオ】
そ、裁縫だよ。
またボタンが取れちゃったからな。
(うん)

おれ、ボタンつけがニガテでさぁ…。
パッと見は普通なんだけど、
裏地がヒドいことになってんだよ、ホント。

そんで、アリアンナが得意らしいから
ちゃんと教えてもらおうと思ったんだ。

いつまでも苦手を苦手のままにすんのは
気持ち良くないからな!
(へへーん)

…とはいえ、先生が来なきゃなあ。
おれ、もうちょっと下で待ってみるよ。

もしアリアンナを見かけたら、
下で待ってるって伝えてくれるか?
それじゃーな、(主人公)。

《イベント終了》



ベルトランと旅暮らし


 【ベルトランの声】
(主人公)、起きてっか?
俺だよ、俺。
(おーい)

どうしますか?
扉を開ける 
名を名乗れ、と告げる

 扉を開ける

(そのまま続きへ進む)

 名を名乗れ、と告げる

 【ベルトランの声】
…っかー、用心深いヤツ。
ベルトランだよ、ベルトラン。
(おいおい)

 【ベルトラン】
よ、邪魔すんぜ。
大仕事前だしな、ちっとサシで話しすんのも
悪くねえだろ?
(へっへー)

…ちっと話しときたいこともあるしな。

話したいってのはな、(主人公)。
お前の体のことだ。
(いいか)

誰かが犠牲にならずに済む道は見つかったし
災厄を退ける方法も分かった。

だが…儀式を経たお前さんの身体が
元の人間に戻る方法は、未だ分からねえ。

人の生命力を高め、死者すら蘇らせる
聖杯ってヤツなら可能性はあるが…
それも確証ある話じゃねえよな。

…もう、気付いてるかもしれねえが
儀式の力を経たお前は、俺と同じ身体に
なっている可能性がある。

百年経っても、ろくに年をとらねえ。
ハラも減らねえクソみたいな身体にな。

…おどかすワケじゃねぇが、
年を取らない人間ってのは、
一つ所に長くとどまることが出来ねえ。

一年、二年なら問題ねぇが
十年も同じ場所にいちゃ怪しまれちまう。

…俺が、ずっと旅暮らしを続けてたのも
そのせいだ。
(ふぅ…)

お前さんがミズガルズに戻ったとしても、
普通の人間としては…
もう扱っちゃもらえないかもしれない。

…怖いか?

何と答えますか?
…怖い 
なんとかなるだろ 
きっと戻れる

 …怖い

 【ベルトラン】
だよな。
俺も気付いた時は怖かった。
(そっか)

いつまでこの生が続くのか、
誰かに怪しまれてんじゃねえのか…。
ビクビクして生きてたよ。

…五十年過ぎた頃だったかな、
顔にシワが出来た時は安心したもんさ。
ゆっくりでも年をとれてるんだ、ってな。

 なんとかなるだろ

 【ベルトラン】
…お前さん、サスガだねぇ。
(あぁ…)

不思議だな、お前がそう言ってると
大したことじゃないように思えちまう。

 きっと戻れる

 【ベルトラン】
ああ、もちろんそうだ。
オッサンの話はただの可能性の話だ。

 【ベルトラン】
ま、全部オッサンの余計な心配で
災厄がいなくなったらパッと元の身体に
戻ってるかもしれねえよ。
(ふぅん…)

そしたら、その時は俺も同じように…
ちゃんと死ねる人生が待ってんのかもな。

…だがよ、(主人公)。
もしそうじゃなかったら、
お前さんはどうするつもりだ?

何と答えますか?
ミズガルズに戻る 
ハイ•ラガードに残る 
その時に考える

 ミズガルズに戻る

 【ベルトラン】
そこがお前の故郷なんだもんな。
…戻れる場所があるってのは良いことだ。
(ふぅん?)

それに、知の殿堂であるミズガルズなら
この変化についての手掛かりだって
見つかるかもしれねえ。

 ハイ•ラガードに残る

 【ベルトラン】
なるほどな、伝承が残るこの場所にいりゃ
そのうち何か見つかるかもしれねえ。
(へぇ?)

それに、大公宮は理解があるだろうし
あの公女様の代のうちは安全に暮らすことも
出来るだろうな。

 その時に考える

 【ベルトラン】
はは、なるほど。
状況は変わるんだし、それが一番だ。
(ハッハー!)

 【ベルトラン】
…お前なら、どんな道を選んだって
なんとかやってくだろうな。
(そうだな)

だけどな、一つ覚えといてくれ。

オッサンは、この件にケリがついたら
また旅暮らしに戻るつもりだ。

一つ所に居られねえのは変わらんが、
…お前らのおかげで、何処に行ったって
楽しくやってける自信も出来たしよ。

だから…(主人公)。
もし、お前が選んだ道に障害が出来て、
その身体を重荷に感じたら…。

いつでも、オッサンを呼べ。
そんで一緒に旅暮らしとシャレこもうや。
(いいか)

ホレ、お前さんぐらい強い道連れがいたら
オッサンもラク出来るだろ?
(ヘッヘッヘ)

…俺なら遠慮もいらねえだろ。
考えるのがイヤになった時にでも
思い出してくれりゃいい。

何と答えますか?
ありがとう 
頼りにしてる 
ムサ苦しい旅だな

 ありがとう

 【ベルトラン】
…バカ、礼なんて言うんじゃねえよ。
何をしてやるって話でもねえんだ。
(ばっ)

ただ、覚えとけってだけだよ。
そんなのに、礼は要らねえ。

…お前にゃ、こんなんじゃ足りねえくらい
色々してもらったからな。

 頼りにしてる

 【ベルトラン】
おう、伊達に長く生きてねえからな、
旅暮らしのスキルはちょっとしたもんだぜ?
(おぅよ!)

十年、アテにしとけ。
こんなオッサンだけどな。

 ムサ苦しい旅だな

 【ベルトラン】
ははははは!
あぁ…まったくだ。
だが、まあたまにはそれもいいかもよ。

 【ベルトラン】
さて…。
オッサンの話ってのは、そんだけだ。

夜遅くに、ジャマしたな。
また明日も…よろしくな、(主人公)。
(じゃあな)

 【ナレーション】
ベルトランは気さくな笑みを浮かべて
自分の部屋へと戻っていく。

…1人きりになった部屋では、
妙に静寂が耳につく。

ベルトランの語った言葉を思い出しつつ
明日に備えて君も眠ることにする…。



クロエの悪夢


 【クロエの声】
(主人公)、いる?
クロエだよ。

どうしますか?
扉を開ける 
開いてるぞ、と答える

 【クロエ】
・・・これ、ハーブティー。
一緒に飲もうと思って、持ってきた。
えっと

このお茶、気持ちを落ち着ける効果がある。
夜飲むのに、最適。だから、一緒に飲もう?

《CG》

 【クロエ】
・・・いいかおり。
ちょっと、落ちついて来た。
はあ

・・・あのね、さっきね。
クロエは・・・ちょっとヤな夢を見た。

ベルが、扉の向こうに行っちゃう時の夢。
止めようと思って追いかけるんだけど、
クロエは追いつけなくて・・・。

途中で、ベルの顔がね、
(主人公)に、変わる・・・の・・・。

・・・・・・すごく、怖かった。

何と答えますか?
それは怖かったな 
ちゃんとここにいるぞ

 それは怖かったな

 【クロエ】
うん・・・。
すごく、すごく・・・怖かった。

もしかしたら、本当だったんじゃないかって
怖くなって・・・こっち、来た。

 ちゃんとここにいるぞ

 【クロエ】
・・・うん
ちゃんと、(主人公)いた。

クロエ、とても安心した。

 【クロエ】
・・・あのね、(主人公)。
(主人公)は、置いていっちゃヤだよ。
ねえ

クロエを、置いていかないでね。
・・・クロエがおばーちゃんになっても、一緒。

何と答えますか?
分かった 
それは長いな・・・

 分かった

 【クロエ】
うん、約束・・・。

 それは長いな・・・

 【クロエ】
長くないもん。
もっともっと居てもいいくらい。
むー

 【クロエ】
・・・・・・。

なんか、眠く・・・なってきた・・・。
はあ

どうしますか?
部屋に戻った方がいい 
起きてくれ

 部屋に戻った方がいい

 【クロエ】
・・・やだ。1人で寝るの、こわい。
ヤな夢、見そ・・・う・・・・・・。

 起きてくれ

 【クロエ】
無理・・・・・・、まぶた、重すぎ。
重量級・・・・・・。

《CG終了》

 【クロエ】
・・・・・・ぐぅ

どうしますか?
もう一度声をかける 
放っておく

 もう一度声をかける

 【クロエ】
むにゃむにゃ・・・・・・。
おかわりー

 放っておく

 【クロエ】
ぐー・・・すー・・・。
おかわりー

 【ベルトラン】
おーい、(主人公)。
そっちにクロエ来てねえか?

・・・って、やっぱりココかよ。
へえ

どうしますか?
事情を説明する 
持って帰って貰う

 事情を説明する

 【ベルトラン】
あー、アレね。怖い夢ね。
本当にコイツは進歩ねぇなあ・・・。
ガキのころと同じことしてやがる。
あー、なるほど

 持って帰って貰う

 【ベルトラン】
へいへい、持って帰りますよ。
コイツを運ぶのは長く俺の役目だったしな。

あーあー、本もこんなに持ち込んで・・・。
運ぶ方の身にもなれってんだ。
はあ

・・・だけどよ、お前んところで
こうも眠りこんじまうとは驚きだぜ。

分かっちゃいたが、クロエは本当に
お前のことを信頼してたんだなあ。
はっは

・・・とうとう親離れの時期が来たのかねえ。

何と発言しますか?
どういう意味だ? 
親じゃないだろ

 どういう意味だ?

 【ベルトラン】
夢見が悪いとなぁ、ぐずってぐずって
手がつけられないんだわ、コイツ。

そんで、1人で安心できる所に行って
眠るのがお決まりのパターンってわけだ。

・・・ずっと、そこは俺の場所だったんだが
ようやくお役御免だな、ってね。

 親じゃないだろ

 【ベルトラン】
ハハッ、確かにな。
まっ、気分だよ、気分。
そうだな

・・・あんまりにも俺に懐いちまったもんだから
コイツの両親にゃよく怒られたもんさ。
どっちが親か分からない、ってな。

まー、正確には親なんてイイモンじゃなく
馴染みの毛布みてぇなモンだと思うがね。
やれやれ

 【ベルトラン】
そんじゃ、コイツは俺が運んどいてやるよ。
今日のところは、な。

これで俺も肩の荷が降りるってもんだ。
毛布役の引き継ぎ、よろしく頼むぜ。
じゃな

 【ナレーション】
ベルトランは気さくな笑みを浮かべつつ
クロエとクロエが持ち込んだ荷物を抱えて
部屋を出て行ってしまう。

・・・1人きりになった部屋では、
妙に静寂が耳につく。

明日に備えて君も部屋に戻って
眠ることにする。



クロエ2回目以降


 【クロエ】
……あれ?
(はぁ…)

なんでクロエの部屋なのに、
違う人…?
(ん?)

クロエになんと答えますか?
クロエの部屋じゃない 
部屋を間違えたのか?

 クロエの部屋じゃない

 【クロエ】
ううん、間違いなくここはクロエの部屋。
(んー)

 部屋を間違えたのか?

 【クロエ】
クロエ、間違えてない。
ここはクロエの部屋。
(んー)

 【クロエ】
その証拠に………あれ?

……。

クロエは、間違えてた。
ごめん

ねぼけるの、良くない。
クロエ、ちゃんと部屋に戻る。

おやすみ。
(ばいばい)


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最終更新:2023年08月24日 21:55