ギンヌンガ
B4階 (サブタイトル)
※このリンク表は、テキスト集ストーリーモード共通のものです。編集はここから。
※メインはメインシナリオ、ミニはミニイベントの略です。サイズの関係で略しています。
座標の見方
|
1 |
A |
a,1 |
a,2 |
a,3 |
a,4 |
a,5 |
b,1 |
b,2 |
b,3 |
b,4 |
b,5 |
c,1 |
c,2 |
c,3 |
c,4 |
c,5 |
d,1 |
d,2 |
d,3 |
d,4 |
d,5 |
e,1 |
e,2 |
e,3 |
e,4 |
e,5 |
B4階
※このページには重大なネタバレがあります。安易に見ないよう気をつけてください。責任は負いません
B4Fへ
【ナレーション】
君は黒の護り手の力により
気がつけばギンヌンガ内の
別の場所へ立っていた。
【黒の護り手】
「聞け、(主人公)。汝には
この地で起きた異常を調査し
速やかにそれに対処願いたい」
「そうせねば、力の継承に…
大切な役割に何か異常が発するであろう」
【ナレーション】
脳内に響いてくる護り手の言葉に頷いて、
ギンヌンガ内を探索しようとする君の元に
聞きなれた声が聞こえてくる。
【アリアンナ】
「(主人公)様! よかったです!!」(っ…くっ、うっ…!)
【フラヴィオ】
「ああ、なんか…、たった一日だけど
すげー久しぶりって気がするな」(えっへへ)
【クロエ】
「(主人公)、無事でよかった。
けど……」(うれしい)
【ナレーション】
黒衣の少女はそう告げた後、表情を
曇らせる。見れば、周囲にはいつも
少女の側にいたベルトランの姿がない。
何と発言しますか? |
どうしてここに? ベルトランはどこだ? |
どうしてここに?
【アリアンナ】
「(主人公)様に、もう一度あって
お話したかったのです」(申し訳ありません…)
「(主人公)様1人がここで
封印を護る宿命なら…、私も
ご一緒させて頂こうと思って…」
「…そう考えてここまできたのですが
あの扉を越えた時におかしなことが
起きて……」
【ナレーション】
そういうと少女は表情を曇らせ
クロエの隣、今は誰の姿もない
場所に視線を向ける。
(一度目なら、何と発言しますか?まで戻る)
ベルトランはどこだ?
【クロエ】
「それが…」(うーん…)
【フラヴィオ】
「(主人公)にあおうと思って
みんなでギンヌンガに入ったんだ。
そして…」(いいか?)
「あの境の扉ってヤツを
おっさんが開けた瞬間…」
「酷い地鳴りと振動が起きて
気づいたらおっさんの姿が
消えていたんだ」
(一度目なら、何と発言しますか?まで戻る)
【ナレーション】
それぞれが、君に会えた安堵と
ベルトランが消えた異変に
戸惑っている時…
…君の耳に護り手の声が響いてくる。
【黒の護り手】
「…なるほど。予期せぬ事態という
ものだ。力の継承中にもう1人
刻印を持つ者がくるとは……」
「…状況は把握できた」
「力の継承は、最後のタイミングで
汝を継承の間に連れていく予定だった」
「されど、刻印の者が継承の間近くに
来たことにより、
システムが誤作動し
その者を継承者として選定したのだ」
【クロエ】
「ベル…のこと?」(ん?)
【黒の護り手】
「そうだ。刻印を持つ彼を継承者と
誤認し、ギンヌンガは動き出した」
「不幸だが…、かつて刻印の者が
2人いたことはない。想定できない
事態といえよう…」
【アリアンナ】
「それではどうすればいいのでしょう?」(ど、どうすれば…)
(一歩進む)
【黒の護り手】
「もう1人の刻印の者を早急に
この地から退去させる必要がある」
「だが…、いま継承の間にいっても
彼に力が流れ込んでいるため
彼を動かすことは難しいだろう」
「故に方法は1つ」
(画面が動き、別の扉の前へ)
【黒の護り手】
「ギンヌンガ内を流れる力を
4つ止め、継承を一時的に停止した後
継承の間の彼を連れ出すのだ」
(画面が元に戻る)
【黒の護り手】
「力を止めるための場所は4つ。
すぐに向かってくれ」
【ナレーション】
そういって声は消えていく…。
新たな目的地が表示されました!
【フラヴィオ】
「あのさ、(主人公)
つまり…、どうしたらいいんだ?」(うーん…)
何と発言しますか? |
ベルトランを探すぞ! ギンヌンガを守るぞ! |
ベルトランを探すぞ!
【ナレーション】
君は、黒の護り手の力の継承と
その最中にもう1人の
ファフニールが
来たことが問題だったと告げる。
ギンヌンガを守るぞ!
【フラヴィオ】
「そういうことか…、なんか
すまないな、(主人公)」(参ったな)
「ただ、おれたちみんな…
お前1人に責任を押しつけるのが
心苦しくて……」
【ナレーション】
ついここまで来てしまったと告げる。
何と発言しますか? |
わかってるさ 気にするな …迷惑だったかも |
わかってるさ
【フラヴィオ】
「(主人公)、ありがとう」
【ナレーション】
君は仲間たちに笑顔を向けると
消えたベルトランを探しにいこうと
告げる。
君の声にうれしそうに頷く3人と共に
ギンヌンガの探索が始まる…。
気にするな
…迷惑だったかも
赤い扉を開こうとすると
【ナレーション】
君は扉を開こうと試みるが、
押しても引いても開く気配が無い。
【フラヴィオ】
「このフロアのどこかにある、
4つの回路にお前が触れれば
この扉は開くんだよな?」(うーん…)
【クロエ】
「ベルを連れ戻さないと危ない。
(主人公)、早く行こう」(行こう)
一度街に帰り、樹海入口へ行くと
【クロエ】
(主人公)、早くギンヌンガ行こう。
ベルを連れ戻さないと!(いこ)
ギンヌンガに行く
【クロエ】
うん!
(ギンヌンガへ)
街に戻る
【クロエ】
分かった…。
でも、早く準備してね?
目的地一つ目
【ナレーション】
君たちは護り手に言われた通り
フロアの奥、通路の行き止まりへと
足を運ぶ。
【クロエ】
「ここが、声の人が言っていた…
回路の場所?」(このへん?)
【ナレーション】
クロエが周囲を見回すが、そこには
装置といえそうなものは何もない…
【アリアンナ】
「…どういうことでしょうか?」(あら?)
【ナレーション】
怪訝そうにアリアンナは呟くが
君には、その何もない空間に
不思議な力が流れているのが分かる。
どうしますか? |
見えない力に触れてみる 何もしないでおく |
見えない力に触れてみる
(シュウッと音)
【ナレーション】
君が手を伸ばした瞬間、その力は
四散し、静寂が訪れる。
他の3人も、君が手を伸ばした瞬間
見えない力を感じ取ったようだ。
何もしないでおく
(テキストが消え、探索画面に戻る)
【フラヴィオ】
「(主人公)が手を伸ばしたら
何かが起こったみたいだったけど…」(ふんふん)
「…これで、いいんだよな?」
【ナレーション】
不安げに呟く少年の言葉に反応するように
黒の護り手の声が響いてくる。
【黒の護り手】
「力の流れを停止した。残り3つを
停止すれば、継承は中断されるだろう」
【ナレーション】
そう告げると声は再び消えていく。
【アリアンナ】
「とにかく、先に進むしかありませんね」(頑張りましょう!)
【クロエ】
「うん。…ベルを助けるため、頑張る」(クロエ、がんばる)
【ナレーション】
全員がそう決意を込めながら
語る姿を見て、君は次の回路を
探すべく先へと進むことにする。
目的地二つ目
【ナレーション】
君たちは、ギンヌンガ内で護り手に
告げられた異常な力の状況と化した
場所にたどり着く。
君には、その何もない空間に不思議な力が流れているのが分かる。
どうしますか? |
見えない力に触れてみる 何もしないでおく |
見えない力に触れてみる
(シュウッと音)
【フラヴィオ】
「これで半分か。
…オッサン、大丈夫かな」(はぁ)
【アリアンナ】
「ベルトラン様はきっと大丈夫です。
フラヴィオ様も不安な顔をせず
そう信じて進みましょう」(いけません!)
【フラヴィオ】
「…そ、そうだよな。おれらが
不安になってても仕方ないな」(悪い!)
「よし、(主人公)。次の
回路を探しにいくぜ!」
【ナレーション】
不安を隠し明るい声を出す友人に
頷き返しつつ、君は残りの回路を
探しに足を進めることにする。
何もしないでおく
(何も起こらず探索画面に戻る)
目的地三つ目
【ナレーション】
君たちは、ギンヌンガ内で護り手に
告げられた異常な力の状況と化した
場所にたどり着く。
【クロエ】
「3つめの場所、発見」(みつけた)
【ナレーション】
前回と変わらず何も見えない
行き止まりの通路で、クロエがそう告げる。
君には、その何もない空間に
不思議な力が流れているのが分かる。
どうしますか? |
見えない力に触れてみる 何もしないでおく |
見えない力に触れてみる
(シュウッと音)
【アリアンナ】
「これで、残りは1つですね!」(嬉しいです!)
【クロエ】
「あと1つで、ベル、助かる」
【ナレーション】
ベルトランをたすけるという目的のため
君たちは先へと進むことにする。
何もしないでおく
(何も起こらず探索画面に戻る)
目的地四つ目
【アリアンナ】
「(主人公)様、ここが
最後の場所でしょうか?」(あの…)
【ナレーション】
これまでと同じように、行き止まりで
アリアンナが君を見つめる。
君には、その何もない空間に
不思議な力が流れているのが分かる。
どうしますか? |
見えない力に触れてみる 何もしないでおく |
見えない力に触れてみる
(シュウッと音)
【ナレーション】
君が手を伸ばすと、不思議な力は
その場から四散するように消えうせる。
何もしないでおく
(何も起こらず探索画面に戻る)
【アリアンナ】
「これで…、全部ですね」(うん!)
【ナレーション】
少女は明るい表情で君を見て微笑む。
頷く君たちの頭上から、聞きなれた
声が響いてくる…。
【黒の護り手】
「聞こえる…か…」
「聞こえるか、(主人公)……」
【アリアンナ】
「この声は…護り手様!?」(あっ!)
何と発言しますか? |
これでいいのか? ベルトランはどこだろう? |
これでいいのか?
【黒の護り手】
「ああ、汝らの働きで…
継承すべき力は停止した……」
「だが……」
【黒の護り手】
「…ベルトランは、継承の間で
今まで流れた力をその身に受け
苦しんでいる」
「すでに流れ込んだ力が
彼を変化させようとしているのだ」
何と発言しますか? |
どうすればいい? ベルトランはどこだ? |
どうすればいい?
ベルトランはどこだ?
【黒の護り手】
「すぐに継承の間へ行き、彼を
この地から連れ出すのだ」
【黒の護り手】
「さもなくば刻印の者は…
力に飲み込まれてしまうだろう」
【クロエ】
「…力に飲まれる?」(え!?)
【黒の護り手】
「本来、(主人公)が受け継ぐ
ファフニールの能力を、別の刻印の者が
受け継ぐことになる…」
「…我が認証した(主人公)ではない
別の者が継承を受けた時、それが
正常に働くかどうか…、我にはわからぬ」
「ただ…、うまくいかない時は
その刻印の者は、人でもなく
ファフニールでもないモノになる…」
【フラヴィオ】
「それって、あんまり…
よくなさそうな話だよな?」(厄介だなあ)
【黒の護り手】
「…最悪の事態だ。そうなれば
ギンヌンガのシステムは終わる。
黒の護り手も我が最後の1人となろう…」
「故に急ぐのだ、(主人公)。
ここが継承の間、彼のいる場所だ」
【ナレーション】
新たな目的地が表示されました!
黒の護り手の声を聞き、全員の表情が
厳しくひき締められる。
【アリアンナ】
「(主人公)様! 急ぎましょう。
ベルトラン様を助けるために!」(早く終わらせましょう!)
【フラヴィオ】
「そうだな、おっさんが
待ちくたびれてるだろうしな」(だな!)
【クロエ】
「ベル、待ってて!」(うん!)
【ナレーション】
仲間たちはそういいながら君を見る。
君は仲間たちの言葉に頷くと、護り手が
告げた広間へと急ぎ戻ることにする。
回路停止後 A-2(e,1)
【ナレーション】
君たちが部屋の入口へと戻ってくると
南側にある扉の向こうから、先ほどまで
感じなかった異様な気配を感じる。
(赤い扉の方をむく)
【アリアンナ】
「なんだか…、イヤな雰囲気ですね」(何か…空気が重く感じますね)
【ナレーション】
少女がそう呟いた時
不意に聞きなれた声が響く。
【黒の護り手】
「力の継承の間…、そこに彼が流れついたようだ…」
【クロエ】
「ベルは無事なの?」(ベルは?)
【黒の護り手】
「わからない。ただ…、多くの力が
今まさに継承の間の中に集まっている
のを感じる…」
「このまま放置すると、力は
彼に流れ込むだろう…、急いで
それを止めないといけない」
継承の間
【フラヴィオ】
「なんだ…? この、熱気…!」
【ナレーション】
君たちが扉を開き、一歩足を踏み入れると
強烈な熱気が君たちを包む。
【クロエ】
「ベル…?」
【ナレーション】
そして、その中心部に
探し求めた男の姿が確かにある!
助けにきたぞ
【ベルトラン】
「たす、け……?」(なっ…)
心配をかけるな
【ベルトラン】
「(主人公)……?」(なっ…)
【ナレーション】
君の声を聞いたベルトランは
喜びの表情を浮かべて言葉を返す。
【ベルトラン】
「はは…無事、そうじゃねえか。
やっぱり、俺のカンは正しかった、か…」
「俺が、途中で代わりゃぁ…
お前は解放されると、思ってたんだ…」
【ナレーション】
話しながら、苦しそうに息を吐く男は
今にも倒れそうなほど苦しそうに見える。
【クロエ】
「ベル…!!」
【ナレーション】
それを見て駆け寄ろうとした少女を
男は鋭い声で制止する。
【ベルトラン】
「来るなッ!!」(馬鹿ッ!!)
【アリアンナ】
「ベルトラン、様…!?」
【ナレーション】
足を止めた君たちに対し、
ベルトランは更に後じさり距離を作る。
【フラヴィオ】
「おっさん? どうしたんだよ!」
何と発言しますか? |
ここにいると危険なんだ! 早く地上へ戻れ! |
(選択肢によるセリフ分岐なし)
【ベルトラン】
「わ、りぃ…、もう……。
流れ込んでくる、力、が、おれ……を」(は、はは。まじぃな…)
「……くっ!」
【ナレーション】
そういって辺りを見回すベルトランを
中心に異常なまでの熱風が吹き荒んでいる。
(キーンと音。BGMが変わる)
【黒の護り手】
「いけない! 継承すべき力が…
あの者に流れ込んでっ!!」
(もう一度、キーンと音。画面が一瞬暗くなり、地図にボスのアイコンが出現。画面はボスをアップで映す。赤色の戦隊ロボットのような見た目。腕には刃のようなものがついている。ベルトランと思われるが、その面影はどこにもない)
(仲間の声と共に、ボス戦に突入。ファフニールのフォース時のBGMに変わる)
【クロエ】
ベル!! ベル!?
【フラヴィオ】
ウソだろ、オッサンが…
化け物みたいに!?
【アリアンナ】
……ベルトラン様。(そんなっ)
【ベルトランであったモノ】
…シャァァァァッ!
何と発言しますか? |
ベルトラン、正気に戻れ! ダメだ、戦うしかない! |
ベルトラン、正気に戻れ!
【ベルトランであったモノ】
………ッ!
【アリアンナ】
ベルトラン様…、
聞いて下さい、私たちの声を!
ダメだ、戦うしかない!
【クロエ】
…ベルと戦う!?(え!?)
【フラヴィオ】
っ…、それしか、ないのかよ!(ちっくしょー…)
【黒の護り手】
まさか…、
こんなことになってしまうとは…。
【アリアンナ】
護り手様! ベルトラン様を
元に戻す方法はないのでしょうか?(ど、どうすれば…)
【黒の護り手】
………。
…1つ、可能性がある。
あの者が暴走し魔物化したのは
この部屋に充満した力が、あの者の
身に流れ込んでいるからだ。
その力が完全に定着する前に
彼を止めることで、力が
解放されればあるいは……。
…彼が救われ、力の継承が
無事に行われる可能性がある。
【クロエ】
(主人公)……。(う)
何と発言しますか? |
わかった、任せろ! ベルトランを救うためだ |
(選択肢によるセリフ分岐なし)
【黒の護り手】
ありがとう、(主人公)。
【黒の護り手】
では汝に、この部屋に残る力と
我が持つ最後の力を渡す…。
ファフニールの騎士よ。
当代の黒の護り手となれ!
(画面が光に包まれる)
【ナレーション】
(主人公)のフォースブレイクが進化し
アカシックノヴァとなった!
【黒の護り手】
…これで…汝は歴代の護り手と
同等の力を得たのだ! さあ行くがよい!
(戦闘開始。主人公の立ち絵が黒の護り手らしきものへ変化している)
デミファフニール撃破後
【ナレーション】
ぐらりと魔物の身体が揺れて…
ずぅ…んと重い音と共にくずおれる。
【クロエ】
「……ベル」(ベル?)
「ベル……!」
【フラヴィオ】
「オッサン…」(そんな…)
【ナレーション】
君たちの目の前で魔物へと姿を変えた
ベルトランは変わり果てた姿のまま
部屋の中央に倒れている…。
【クロエ】
「ベル、倒れたまま…?
もとに、戻らない?」(うぇ…)
【ナレーション】
呆然とした表情でそう呟く少女は
ゆっくりとした足取りで倒れた魔物に
近づいていく…。
【クロエ】
「ベル…、ベルッ……」(うえっ…うぇーん…!!)
「やだよぉ…………」(やぁだ……!!)
【ナレーション】
動かないベルトランだったものを
見つめる少女の瞳かれ涙があふれ出す。
【フラヴィオ】
「クソ…っ、
目ぇ覚ませよ、おっさん!」(クソッ、動け……動、けよ……)
【アリアンナ】
「ウソ…、ウソですよ、ね?」(こんなの嫌です…!!)
【ナレーション】
それぞれがそれぞれ、衝撃を受けて
立ち竦んでいる時、君は部屋の入口から
1人の人影が入ってくるのに気づく。
【美しい女性】
「泣かないで、ジェルヴェーズの娘」
(青白い女性の声は反響している)
【クロエ】
「え…?」
何と発言しますか? |
貴方は何者だ? ジェルヴェーズ? |
貴方は何者だ?
ジェルヴェーズ?
【クロエ】
「ベルがいた、お家の名前。
でも、ずっと前に家はなくなってるから
誰もその名前は、もう知らないはず…」(うん)>
「あなた、誰?」
【美しい女性】
「私は…、貴方がたに黒の護り手と
呼ばれていたものの1人です」
【アリアンナ】
「護り手様の1人…?
それに、そのお姿は…」(ん?)
【美しい女性】
「先の戦いで…、私が最後まで持っていた
力も、彼、(主人公)に託しました」(いいですか)
「その結果、護り手と化していた
私からその力が失われ…、
元の姿を取り戻したようです」
「ですが…この姿でいられるのは、
ほんのわずかな間でしかありません」
【ナレーション】
護り手は美しいその顔を哀しげに歪めて
君たちを…そして倒れ伏したベルトランで
あったものを見つめる。
【美しい女性】
「力は失われ、私にできることは
僅かです。それでも……」(残念ですが)
【ナレーション】
護り手は倒れ伏す巨体のもとに歩み寄ると
その膝を折り、優しく異形の背に触れる。
【美しい女性】
「あなたの身体に残った力を解放する
ことはできます。さあ、還りなさい。
あなたがあなたであった頃に……」
(元の場所に、お還りなさい。力の在るように、在りなさい)
【ナレーション】
そっと護り手が語りかけると
倒れ伏した異形は輝きを放ち始める…!
(音と共に画面が一瞬白く染まる)
【アリアンナ】
「うそ…!」(なんてことでしょう!)
【フラヴィオ】
「夢か、コレ……
マジなのか……?」(ふぁっ!?)
【ナレーション】
光が魔物の身体から滑り落ちると
そこから現れたのは…
【ベルトラン】
「…………」
(宿屋イベントのBGMに変わる)
【クロエ】
「ベル…!!」(はう…)
【ベルトラン】
「おれ…は……?」(ん?)
【ナレーション】
元の人の姿を取り戻したベルトランが
そこにいるではないか!
良かった…!
心配したんだぞ
【ベルトラン】
「クロエに、(主人公)…
俺ぁ、夢でも見てんのか…」(はっは……)
【ベルトラン】
「俺は…お前の身代わりになろうと
継承者の間に入って…」
「それに……ヴィオレッタ?」
【ナレーション】
信じられないものを見たように
ベルトランが護り手を見て呟く。
ヴィオレッタと呼ばれた護り手は
少しだけはにかむように笑顔を見せる。
【ヴィオレッタ】
「…もう一度、こんな形で会えるなんて
思ってもいなかったわ」(ええ)
「でも、何年経っても貴方は
変わらないのね。貴方は、
いつも誰かのために…ムチャをする」
「そんなあなたを護りたかったのに…
ずっと苦しめてしまって、ごめんなさい」
【ベルトラン】
「何言ってんだよ、優しいのは…
お前だろ。あんなウソをついて、
百年も1人になって…」(馬鹿だなぁ)
【ヴィオレッタ】
「…本当に、変わらず優しいのね」(貴方は…!)
「この姿でもう一度、貴方と会うことが
出来て…、彼らと一緒に居る姿を
見ることが出来て…」
「……私、もう悔いはないの」
【ベルトラン】
「おい…、ヴィオレッタ…」(なっ…!)
【ヴィオレッタ】
「…もう、行かなきゃ…」(うん)
【ベルトラン】
「待て…」(クソっ…!)
「待ってくれ、ヴィオレッタ!
俺の、俺のせいで君は…!!」(俺は、俺は君に…!)
【ナレーション】
叫ぶベルトランに対して、女性は微笑みだけ
返して…君の方へと向き直る。
【ヴィオレッタ】
「ギンヌンガの儀式の装置は崩壊します。
これから先、新たな護り手が生まれることは
もうないでしょう…」(いいですか)
「あなたが、力持つ最後の護り手です。
そんなあなただけに頼みたいことがあるのです」
「ギンヌンガは終わりを告げ禍が目覚める、
そう、ハイ・ラガードの公女に
告げて下さい」
「それが…、最後の希望への
カギとなるはずです」
「そして…、どうか世界を……
守って下さい…」(どうか…この世界を……)
【ナレーション】
…光と共に、女性は姿を消す。
彼女の消失と同時に、ギンヌンガの空気が少し変わったような印象を受ける…。
【フラヴィオ】
「本当に、消えちまった…」(マジで?)
【アリアンナ】
「最後の力で、ベルトラン様を助けて
くださったのですね…」(うぁ…)
【ベルトラン】
「…少しくらい、待てっつーんだよ。
いっつもいっつも、勝手な女だぜ」(やれやれ)
「自分の言いたいことだけ、言って…
俺の話は少しも聞きやがらねえ…」
【クロエ】
「ベル…? 泣いてるの?」
【ベルトラン】
「…泣いてねえよ」(ふう……)
ウソをつくな
ああ、泣いてない
【ベルトラン】
「チッ…。
なんなんだよ、お前は…」
【アリアンナ】
「あの、ベルトラン様…。
彼女のことを、お聞きしても…
よろしいですか?」
【フラヴィオ】
「護り手、ってことは…
あの人が先代の騎士だったんだよな?」(うんうん)
【ベルトラン】
「…あいつは、百年前の印の娘だ。
そして俺は彼女に選ばれた騎士だった」(ああ)
「だが、儀式の途中に…ある問題が起きて
俺は一時帰国することになった」
「俺は…儀式を優先すべきだと主張したが
彼女は国に戻るべきだ、と…
俺は、その言葉に甘えちまった」
「そして、俺が戻った時には…
儀式の地には誰もいなくなっていた」
「儀式はどうなったのか、
アイツはどこに行っちまったか…
何も解らないまま、俺は残されたんだ」
【フラヴィオ】
「オッサン…」(はぁ…)
【ベルトラン】
「…ずっと、怖かったよ。
この世界が禍に包まれるとしたら、
俺が儀式に失敗したせいだ、って」(はあ……)
「自分がファフニールとして
長寿を得ていると気付いた時…
俺は百年後の儀式を待つことにした」
「そしたらアイツの行方だって…
分かるかもしれねえ。…そう思ったんだ」
【クロエ】
「…ベル」
【アリアンナ】
「ちょっと待って下さい。
では、百年前の儀式は公女様が
護り手になれたのですか?」
【謎の声】
「いや、そうではないのだ、印の娘よ」
(音が止む)
【アリアンナ】
「え!? 誰、ですか?」
【黒の護り手】
「我は初代、黒の護り手…。この
システムを生み出し、代々の護り手を
見守ってきた者だ」
(再び音が流れ始める)
【アリアンナ】
「初代…、護り手様?」
【黒の護り手】
「そうだ。我は代々、護り手に選ばれた
ファフニールの騎士を見守り続けてきた」
「そして共に禍の封印を護ってきたのだ」
「先の時代、ヴィオレッタと名乗る
印の娘が、騎士の護衛もなく
一人ギンヌンガに訪れた…」
【ベルトラン】
「……」
【黒の護り手】
「深手を負った状態で、それでも
過酷な運命に騎士を同行させたくない。
自分がその責を負うといって…」
【ベルトラン】
「アイツ…」(馬鹿だねぇ……)
【黒の護り手】
「そのようなシステムは存在しない。
本来であれば公女を帰し、改めて
ファフニールの騎士を呼ぶのだが…」
「彼女は弱り果て命を落とそうとしていた。
しかも、最初は騎士がいたらしく
境の扉は開かれていたのだ」
「境の扉の中で公女が死ぬと儀式が
どうなるのか、我にもわからなかった」
「ただ、恐らく…、儀式は中断され
禍を封じることはできないと考えた」
「我は仕方なく…、ファフニールと
比べるとあまりにも矮小な人間を
黒の護り手に選んだのだ」
【アリアンナ】
「その公女様の気持ち…
私にもわかります」
【黒の護り手】
「気持ちは我にもわかる。
だが、やはりそれは間違いだった」
「圧倒的に足りぬ生命力のため
ギンヌンガのシステムは機能を失い
上層部はただの遺跡と化してしまった」
「封印としての機能を残すのは
地下深いフロアだけになり…、それすらも
破たんしようとしていたのだ」
【ベルトラン】
「じゃあ…、やっぱりアイツは
俺の代わりに護り手になったんだな…」(そうか…)
【黒の護り手】
「そうだ、汝が全ての原因…
かつて儀式から逃げ、そしてまた今
継承の邪魔をしたのが汝ベルトランだ」
「これにより黒の護り手の力は尽きた。
もはや…、禍を封印することもできない。
千年の間護られた平和は終わるのだ」
【ベルトラン】
「……俺、俺のせいで…禍が…」(クソッ……!!)
【ナレーション】
護り手の声を聞きながら、ベルトランは
俯き、肩を震わせ始める。
何と発言しますか? |
ベルトランのせいじゃない すべての原因は禍だ! |
ベルトランのせいじゃない
すべての原因は禍だ!
【黒の護り手】
「……それは…」
【ベルトラン】
「(主人公)…」(なっ…)
【アリアンナ】
「そう、ですよね、(主人公)様」(はい!)
「私、ずっと気になっていました。
誰かを犠牲にして、護る平和という事が…」
「確かに、愛する人や家族を守るため
命をかけて戦うことも必要な時があります」
「ですが…、黒の護り手様が行ってきた
ファフニールの騎士と封印の儀式は…
あまりにも不自然です!」
「私たちは以前、エスバットという2人に
会いました。…2人は魔物と化した姉を
守ろうとして冒険者を倒していました」(聞いて下さい!)
「私は…、それを思い出します」
「何かを守ろうとして…、
別の何かを犠牲にするという矛盾」
「(主人公)様の言葉で気付いたんです。
それは始めから間違っているんだと!」
【黒の護り手】
「…印の娘よ。つまり汝は…
我の行いを否定し、ハイ・ラガードは
禍に蹂躙されればよかったというのか?」
【アリアンナ】
「それは…」(う…)
何と発言しますか? |
そうじゃない 別の方法はなかったのか? |
そうじゃない
【黒の護り手】
「言葉は便利なものだ。理想を告げ
脳裏に描く希望を語るだけは簡単だ」
「だが! 圧倒的な生命力をもつ禍に対し
人間がとれる対応策らあまりにも無力なのだ。
アレは…、人が対処できぬ存在なのだ…」
別の方法はなかったのか?
何と発言しますか? |
そんなに凄いのか? なんでそう言い切れるのか? |
そんなに凄いのか?
なんでそう言い切れるのか?
【黒の護り手】
「我は…、古の時代に生きていた…。
故に古き時代、世界樹計画と
呼ばれたものを知っていた」
「それによれば…、世界樹の根に住む
禍の力は人の手を超えたモノだと…
簡単に理解できたのだ」
【フラヴィオ】
「世界樹計画?」(ん?)
【黒の護り手】
「そう。それはそれで世界を救うための
計画だったという。だが…、我に解るのは
その計画が禍を産んだということ」
「そして、その禍に対抗する手段を
我はこのギンヌンガによる封印しか
見つけ出せなかったのだ」
「彼なら…、その昔、共に研究し
人を超える力をもっていた彼なら…
あるいは何とかしたのかもしれぬ」
彼?
【黒の護り手】
「そう…。かつて世界樹計画により
大地が消えた時、空に逃れた一族…」
「我はその末裔にしてハイ・ラガード
建国を行った公女であり、共に研究した
彼は、今も天空にいるであろう」
共に研究?
【フラヴィオ】
「その彼が…、禍に対抗できる?」(へぇ?)
「保証はない。だが…、彼は
当時から人の可能性を探っていた」
「世界樹計画により激変した世界を
見たせいだろう。人を超え、超人として
生きる方法を探し続けていた」
「樹海に住む多くの魔物…
スキュレーや炎の魔人が彼の手によると
いえば理解できよう」
【アリアンナ】
「そんなっ!」
【フラヴィオ】
「あれを…行っているってことは…
天空の支配者ってヤツ?」(ウソだろ…!)
「そんなヤツが…助けてくれるのか?」
【黒の護り手】
「それは…、解らぬ。だが…
可能性があるとしたら彼だ」
「(主人公)よ、我が生み出した
最後のファフニールの騎士よ」
「ハイ・ラガードの公女に助力を乞い
世界樹の頂上を目指せ!」
【黒の護り手】
「そこで彼…、オーバーロードに会い
災いに対抗する術を見つけてくれ」
「それが……、我が願いだ…」
【ナレーション】
そこまで話すと、不意に護り手は
糸の切れた操り人形のように崩れ落ちる。
【アリアンナ】
「…護り手、様?」(ん?)
【ナレーション】
少女の声にも反応はなく
辺りは静寂に包まれる。
【クロエ】
「…力の継承といってた。
たぶん、全ての力がなくなった」(うーん…)
【フラヴィオ】
「死んじゃったってこと?」(それは…)
【ベルトラン】
「だろうな…」(あぁ)
【ナレーション】
複雑そうな表情で話を聞いていた
ベルトランだが、崩れ落ちた護り手に
向かい深く頭を下げる。
【ベルトラン】
「俺が余計なことをしたばっかりに…
あんたはこんな風になっちまった」(すまねぇな)
「そして(主人公)にアリアンナ。
…お前さん達には、百年前からの荷物を
いろいろと押しつけちまってるな」
「……悪い」
何と発言しますか? |
気にするな 謝るだけじゃ足りない |
気にするな
【ベルトラン】
「ンなこと、お前よく言えるな。
もっと恨まれるかと思ったぜ」(ン゛)
謝るだけじゃ足りない
【アリアンナ】
「ベルトラン様、その荷物は
(ギルド名)みんなで背負いましょう」(皆となら、平気です!)
「護り手様が最後におっしゃった彼…
オーバーロード様に会いにいって
何か方法を見つけましょう!」
【フラヴィオ】
「誰かを犠牲になんかしない方法で、
禍をなんとかできるなら…、それが
一番だもんな!」(おうよ!)
【クロエ】
「ベルも…、(主人公)も…
誰も犠牲にならない方法」(それ、いい)
【ベルトラン】
「…そうだな」
「みんな、ホントにすまねぇ。
そして、ありがとう」(ありがとな)
「…ただ、1つだけ、頼んでいいか?」
【フラヴィオ】
「頼み…?」(ん?)
【ベルトラン】
「一度、街に…戻らしてくれ。
さっきから…身体がきしんで、仕方ねえ…」(ちょっと…休ませてくれ)
【クロエ】
「…そういえば、
さっき滅多打ちにしたとこ」(あ)
【アリアンナ】
「あっ! そ、そういえば…!!」
何と発言しますか? |
傷の手当てを急ごう! 根性だ、ベルトラン! |
傷の手当てを急ごう!
根性だ、ベルトラン!
【ベルトラン】
「うぐっ!? ゆ、揺らすな…!!」
【フラヴィオ】
「こ、こりゃヤバそうだぞ…!
オッサン、痛いなら早く言えよ!?」(うわっ!)
【クロエ】
「…消耗、激しい。顔色も悪い。
応急手当済んだら、街に戻るべき」(たいへん)
【ナレーション】
君たちは慌てふためきながらも
衰弱したベルトランを連れて
街へと戻ることにする。
継承の間の奥の扉を開こうとすると
【ナレーション】
扉を開こうとする君に気付いた
フラヴィオたちが声をかけてくる。
【フラヴィオ】
「おーい(主人公)。
街への帰り道はそっちじゃないぞ」(おいおい)
【クロエ】
「ベル、とても危険な状態。
(主人公)急いで街へ戻ろう」(危険が、危ない)
街へ帰還
【ベルトラン】
こうしてみんなで街に戻れるなんて…
幸せなこったな。
【アリアンナ】
…あ、そうでした。
(主人公)様、お帰りなさい。
【みんな】
おかえりっ!
【クロエ】
ベル、喜ぶのは良いけれど
いまは身体が第一。はやく宿に戻る。(回復、する。)
【ベルトラン】
ああ、そうなんだが…
黒の護り手様が、ハイ・ラガードの
公女様に会えといってたはずだ。
急いだほうがいい話だろう。
悪いが(主人公)とアリアンナ。
ちょっと頼まれてくれねぇか?
【アリアンナ】
はい。ではベルトラン様たちは
宿で休んでいてください。(私にお任せ下さい!)
【ベルトラン】
あぁ!そう言ってもらえると助かるぜ。(悪いね)
【クロエ】
ベルの手当、クロエに任せる。(まかせて)
【フラヴィオ】
んー…んじゃ、おれもオッサン組で。
大公宮って緊張して苦手だしさ。(おれは…)
何と発言しますか? |
決まりだな アリアンナ、行こう |
決まりだな
【アリアンナ】
はい!
アリアンナ、行こう
【クロエ】
行ってらっしゃい。
樹海入り口へ行くと
【アリアンナ】
(主人公)様、大公宮に行って、
ギンヌンガで起こったことを
公女様にお伝えしましょう?(あの…)
大公宮にて
【ハイ・ラガード公女】
いらしてくださったのですね、
(ギルド名)の…あら?(皆様…)
…他の方々はどうなさったのですか?
何と発言しますか? |
宿屋で休ませています 問題はありません |
宿屋で休ませています
【ハイ・ラガード公女】
そうですか…。
何事か不幸があったのかと思いました。(ふっ…)
問題はありません
【ハイ・ラガード公女】
先日、ギンヌンガを中心とした辺りで
ひどい地響きと揺れが発生しました。
皆様は何かご存知でしょうか?
【アリアンナ】
はい、実は…
ギンヌンガ遺跡で大変な事が起きたのです。(よろしいですか?)
(画面が一度黒く染まる)
【ハイ・ラガード公女】
……そのようなことが
起きていたのですか。(なんということでしょう)
【アリアンナ】
はい。そして、最後にその方は
オーバーロード様に会うために公女様に
協力を願え、とおっしゃいました。
【ハイ・ラガード公女】
………。
……しばらくお待ち下さい。
私一人で判断しかねる事態となります。(それは…)
この一件は、父、大公と相談した上で、
皆様にお話させていただきます。
少々時間がかかりますので、
皆様は街でゆっくり
身体を休めていてください。(申し訳ございません)
大公宮を出る
【アリアンナ】
では、一度宿屋に行きましょうか。
ベルトラン様のお加減も気になりますし。
(宿屋へ移動)
【ベルトラン】
おう、帰ったか。
……助かった、ぜ。(はぁ)
【アリアンナ】
どうしたんです、ベルトラン様!?
顔色が更に悪くなってませんか?(まあ)
【フラヴィオ】
治療はちゃんとしてるよ。
世間話をしてただけだよな、クロエ。(へへーん)
【クロエ】
うん、世間話。
4人での探索が大変だったこととか。(ふふん)
【フラヴィオ】
オッサンとの戦いは本当に大変だったとか
まだ背中が痛いなぁ~、とか?(やれやれ)
【ベルトラン】
あー、悪かった!
だが、お前らも俺を散々殴っただろ!(あぁークソ!)
【アリアンナ】
なんだ、安心いたしました。
いつも通り仲良しにしていたのですね?(うふっ! 皆さん楽しそうですね!)
【ベルトラン】
あーもー、嬢ちゃんにそう見えるなら
それでいいさ。(はぁあ)
…それで?
公女様は何か教えてくれたのか?
【アリアンナ】
それが…、大公様との相談の必要があるので
また明日来て欲しいとのことでした。(ええっと…)
【ベルトラン】
…ま、そりゃそうか。
だったら今日はゆっくり休んで
明日、みんなで行くとしよう。(あーあーなるほど)
そうすりゃきっと…何か
わかるはずだ。ヴィオレッタが
そう言ってたんだからな。
【アリアンナ】
ふふっ…、では皆様。
今日はゆっくりお休みして、
明日に備えましょう。(一旦休憩ですね)
(夜が明ける。ベルトランがパーティに復活)
再び大公宮へ
【ハイ・ラガード公女】
よく来て下さいました
(ギルド名)の皆様。
昨日告げられた言葉…
父、大公にも告げ、危急存亡の秋が
公国に迫っていることを確かめました。
故に父の許しも得、私は皆様に
一つの伝承を語ろうと思います。
【アリアンナ】
…お願いします。(わかりました)
【ハイ・ラガード公女】
ギンヌンガが終わりを告げる時
禍より大地を守る盾は失われる。(宜しいでしょうか)
されど運命の鎖から騎士は放たれる。
ファフニールの力で天空の城を目指せ。
ファフニールの騎士と天空の支配者が
出会う時、禍は終わりを告げるだろう…。
【アリアンナ】
ファフニールの騎士…、
(主人公)様のことですね。(えーっと…)
【フラヴィオ】
天空の城って、世界樹の迷宮の上に
あるってウワサの?(うんうん)
【ハイ・ラガード公女】
そうなのでしょう。天空の支配者は
諸王の聖杯という不思議な力を
持っています。(ええ)
人の生命力を高め、人を癒し
ウワサでは死者すら蘇らせると…。
その力を使うことで、あなたが
禍を退けるだけの力を得るという
意味かもしれません。
【ベルトラン】
そりゃ、いい話だ。
…いい話すぎるな。(やれやれ)
【ハイ・ラガード公女】
はい。この伝承は公国に危機が迫った時
他に手がないと判断した時にだけ
告げる最後の手段だと聞いています。
考えてみれば、天空の城に至る道は
未だ見つかってもいないのです。
本当にそこへ行き、天空の支配者と
会うことができるかどうかは
わからないでしょう…。
【アリアンナ】
ですが…、それでも…
禍を防ぐ手段があるのですね?(ですけど…)
(主人公)様やベルトラン様に
犠牲を強いることなく、試せる手法が…。
【ハイ・ラガード公女】
…確実な方法ではない故に、公には
されていなかったのでしょう。(はぁ)
ですが、今となっては
これしか方法はありません。
皆様、どうかよろしくお願い致します。
外に出る
【アリアンナ】
…ふふっ!
ご機嫌だな?
急にどうした
【アリアンナ】
(主人公)様は嬉しくありませんか?
新しい道が見つかったんですよ!(うふふっ!)
【フラヴィオ】
そうだよな。これで(主人公)や
オッサンが犠牲にならなくていい訳だ。
そう考えたらいい話だよな?(だな)
【ベルトラン】
天空の城に到達できれば、の話だろ?
手放しで喜べることじゃねえぞ。(やれやれ)
【クロエ】
でも…、今はベルがいる。
そして(主人公)もいる。
誰も犠牲にしないで進めるのなら
それはとても嬉しいこと。
何と発言しますか? |
天空の城へと向かおう! (ギルド名)再結成だ! |
天空の城へと向かおう!
遺跡調査隊再結成だ!
【アリアンナ】
…はいっ!
遺跡調査隊として…
必ず、天空の城を見つけましょう!
【フラヴィオ】
また、この5人で樹海探索か。
気合い入れてかないとな!(おう!)
【クロエ】
みんなで見つける。(うん)
【ベルトラン】
ああ、そうだな。
遺跡調査隊全員が欠けることなく…。
今度こそ、最後まで進もうや!(いこうぜ!)
最終更新:2022年12月18日 20:25