第一階層 古跡ノ樹海
3階 死と隣り合わせに進む樹海
※このリンク表は、テキスト集ストーリーモード共通のものです。編集はここから。
※メインはメインシナリオ、ミニはミニイベントの略です。サイズの関係で略しています。
座標の見方
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3階(ミッション受領〜遂行)
D-5(a,3) ベオウルフと再会
【ナレーション】
美しい樹海の緑の中を進んでいくと
不意に君たちを制す鋭い声が響く。
【背後から聞こえる声】
「それ以上先へと進んではいけない!」
(下がりたまえ)
【ナレーション】
振り返ると、黒い獣をつれた聖騎士風の男…
ベオウルフのフロースガルの姿がある。
よく見ると、フロースガルの後ろには
傷付いた衛士が3人倒れているのが見える。
…一体何があったのだろうか?
君は青年に事情を尋ねてもいい。
どうしますか? |
何かあったのか尋ねる 構わず先へ進む |
何かあったのか尋ねる
【ナレーション】
君はこの先に何かあったのか、と
赤毛の青年に問いかける。
【フロースガル】
「それは…」
構わず先へ進む
【ナレーション】
君は警告に耳を貸さず扉に手を伸ばす。
しかし、赤毛の青年はいち早くその手を
掴んで制してしまう。
【フロースガル】
「(主人公)、やめたまえ」
(ここを通すことはできない)
【ナレーション】
赤毛の青年は、苦悩の影を覗かせながらも
君たち一人一人の目を見ながら
言葉をつむぐ。
【フロースガル】
「君たちの探していた衛士隊が、魔物に
襲われたのだ。そして…、隊は半壊し
逃げた一部の者たちが彼らだ」
(まいったな)
【ナレーション】
フロースガルはそう告げて、後ろの3名の
衛士を眺める。3名は傷の手当てを受け
今は安らかに眠っているように見える。
【フロースガル】
「彼らに聞いた所、この先で見たことのない
魔物に襲われたという」
【フラヴィオ】
「えっ! じゃあ…その
3人の衛士以外は魔物に!?」
(ウソだろ!?)
【フロースガル】
「分からない。彼らが言うには
ブリッジという衛士が、魔物を引きつけ
西の方へと走ったという」
(うーん)
「彼の行動のお陰で、この3名は
傷付きながらもここまで逃げることが
でき、私に出会ったという訳だ」
【アリアンナ】
「ブリッジ様といえば、私たちが
探している相手です!」
(ど、どうしましょう)
【フロースガル】
「なるほど…、事態は一刻を争う。
が、ケガ人の搬送や事情を大公宮に
報告する必要もある」
(なるほどね)
「どうだろう、(ギルド名)の諸君。
今すぐ君たちが大公宮へ、事件を
知らせてきてくれないか?」
「私はこの3名の衛士を見守り
動けるようになった時点で
街へと連れて帰るつもりだ」
【ベルトラン】
「やーれやれ、なんかさらに面倒なことに
巻き込まれてる気がすんなぁ…」
(やれやれ)
【フロースガル】
「……」
【フラヴィオ】
「おい、おっさん、この状況で面倒って
そりゃさすがにねえだろ」
【ベルトラン】
「あー、はいはい。悪かったよ。
しばらく黙っとくって」
(悪いね、どうも)
【フラヴィオ】
「……」
【クロエ】
「文句言ってても、仕方ない。
大公宮に、事情…聞きに行く」
(うーん)
【アリアンナ】
「…そうですね」
(えーっと)
「一刻も早く大臣様に報告した上で
改めてブリッジ様を探しに戻りましょう」
【ナレーション】
アリアンナの言葉に頷くと
君たちはラガード公宮へと戻ることにする。
《扉の前に行く》
【フロースガル】
「君たちには大公宮へ報告を頼んだはずだ」
(ここを通すことはできない)
【ナレーション】
赤毛の青年は君たちが報告に行かない限り
この先へと進ませる気はないようだ。
早急に街へと戻るのが
先へと進む早道だろう。
《街へ戻る》
【アリアンナ】
では、すぐに大公宮へ向かいましょう。
大臣様に事態を報告しないといけません。
(大公宮に、報告に行きませんか?)
大臣に報告
【ダンフォード】
おお、これは(ギルド名)の…!
(どうかしたかの)
孫娘を助けて頂いている様子。
この老体、感謝しておりますぞ。
して、慌てておられるが一体…?
【アリアンナ】
大臣様、実は樹海で
大変な事件が起こったんです!
衛士隊の方々が…っ!
(大変です!)
【ダンフォード】
…っ!! なんと!
見知らぬ魔物が現れ、衛士隊が
半壊状態じゃと!
(なんとること)
【アリアンナ】
えぇ。フロースガル様のご助力もあり
とりあえず3人の方は助かりましたが
残りの方々の行方はわからないままで…。
(ど、どうしましょう)
【ダンフォード】
ふぅむ…、すぐに救援の必要があるのじゃが
少々難しいですのぅ。
(んん?)
【クロエ】
…難しい?
(うん?)
【ダンフォード】
うむ。話を聞く限り、衛士隊では
歯が立たない魔物という話じゃから…
(その通りじゃ)
【ベルトラン】
新しい衛士を送りこんでも…
同様の結果になる可能性があると?
(そうか…)
【ダンフォード】
情けない話じゃが…、衛士達の腕前は
みな同じようなものでのぅ。
(すまぬのう)
10名の小隊で行動していた衛士隊を
倒すほどの魔物…、残念じゃが
大公宮では手がつけられぬ。
そこでじゃ…、大公宮では
ミッションを
発動しようと考えておる。腕の立つ
冒険者に衛士救助を依頼するのじゃ。
できれば是非…、(ギルド名)の諸君に
引き受けて頂きたいと思っていますぞ。
(引き受けてくれるかの?)
【
システム】
新規ミッションが発動しました。
メニューのミッションの受領を選んで
詳細を確認してみて下さい。
ミッション「行方不明の衛士を探せ!」受領
D-5(a,3) 扉を開ける覚悟
【ナレーション】
君たちは、先ほどフロースガルと
3人の衛士がいた場所にたどり着く。
【アリアンナ】
「あら? フロースガル様たちの
姿がないようですが…」
【フラヴィオ】
「衛士が目覚めたのかな? だとしたら
街に連れてかえったんだろうけど…」
(うーん)
【ナレーション】
そう語り合っていた君たちの背後に
2つの影が出現する。
【フロースガル】
「その通りさ。たった今、目覚めた3人を
街へと連れてかえってきたところだ」
(ああ)
【ナレーション】
赤毛の青年は笑顔を見せてそう告げると
そのまま言葉を続ける。
【フロースガル】
「(主人公)が
ミッションを受けたと
大公宮で話を聞いた。まだ世界樹の攻略を
始めたばかりなのに驚きだよ」
(
やるじゃないか)
【ナレーション】
そこまで言うと、聖騎士はどこか苦々しさを
混じらせた顔になり、何かを伝えようと口を
開くが言葉は出て来なかった。
何と発言しますか? |
どうした? ミッションなら任せておけ そんなに頼りないか? |
どうした?
【フロースガル】
「いや、すまない。単に何か助言を
できたらと思ったのだが、思い浮かばなかった
というだけだよ」
「
ミッションが上手くいくように
願っているよ。どうか気を付けて」
ミッションなら任せておけ
【フロースガル】
「ああ、そうだな。君たちならば上手く
やってくれると信じているよ。
どうか気を付けて」
そんなに頼りないか?
【フロースガル】
「いや、すまない。そんなつもりではなく、
単に何か助言できたらと思ったのだが、
思い浮かばなかったというだけだよ」
「
ミッションが上手くいくように
願っているよ。どうか気を付けて」
【ベルトラン】
「よう、兄ちゃん。ちょっといいか?」
【フロースガル】
「何だろうか?」
(何かな)
【ベルトラン】
「そんなに深刻な面するんなら、自分で
ミッションやりゃいいんじゃねえのか?」
(
ん?)
【フラヴィオ】
「おい、おっさん、何言い出して…」
(な!?)
【フロースガル】
「いや、いいんだ。彼の言う通りだ。
気分を害させて申し訳ない」
(そう思うよ)
「だが、私にはやるべきことがある」
「残酷なようだが、衛士たちを救うよりも
優先すべきことがあるんだ」
【ナレーション】
普段の優しげな様子からは想像もできない
冷たい声で青年は言い切ると、背を向ける。
【フロースガル】
「…この扉を開くなら、覚悟することだ」
(気を付けて)
「樹海を探索するという言葉の意味が
いやでも分かることだろう」
「…行こう、クロガネ」
(それではね)
【アリアンナ】
「樹海を探索する、意味…?」
(うーん)
【フラヴィオ】
「この先に…何があるって言うんだ?」
【ベルトラン】
「……」
【クロエ】
「どうする?
進むかどうか、判断はリーダーに任せる」
【ナレーション】
君たちは、このまま扉の先に進んでもいいし
一度街に戻り準備を整えてもいい。
D-5(a,1) 魔物と遭遇
【フラヴィオ】
「…!?」
【ナレーション】
広間に足を踏み入れた君たちは
今までに見たことのない獣が
奥に鎮座しているのに気付く。
そしてその魔物の足元を見て君たちは、
まるで頭を打たれたような衝撃を覚える。
そこには公国の衛士の装備する鎧兜が
散乱しており、その下はおびただしい血が
まさしく血だまりとなっているのだ!
【アリアンナ】
「これ、は……!」
(うぅ!)
【フラヴィオ】
「……」
【ナレーション】
君たちは、このおぞましい光景を前に
言葉をなくす。
【ベルトラン】
「樹海を探索するという言葉の意味、ね」
(やれやれ)
「やれやれ…あの兄ちゃん、優しい顔して
言うことがえげつないね」
【クロエ】
「装備を見る限り、大公宮の衛士隊に
間違いないと思う」
(ん)
【ナレーション】
ショックを受ける少年と少女とは対照的に、
聖騎士の男と黒衣の少女は周囲の状況を
検分し始める。
【クロエ】
「鎧兜の数からいって、ここで
犠牲になった衛士は3人」
(えっと)
「先に脱出した3人を合わせて6人。
あと4人がどこかに生きてる可能性はある」
【ナレーション】
クロエはそう言うと、視線を君に向ける。
同じようにアリアンナも、心細げに
君を見つめてくる。
何と発言しますか? |
生存者を見つけよう 気をつけて進もう 何も言わない |
生存者を見つけよう
【アリアンナ】
「…はいっ!」
気をつけて進もう
(「生存者を見つけよう」と同文)
何も言わない
【ナレーション】
何も言わず見つめる君の視線を
見つめ返していたアリアンナの顔は少しずつ
普段通りの元気な表情へと戻っていく。
アリアンナはそのまま1人頷くと
頑張りましょう、と小さく呟く。
【フラヴィオ】
「(主人公)、
西側にいる魔物とおれらの間には
落とし穴がいくつもあるみたいだ」
(いいか?)
「うまく誘導して落とせば…
戦わずに奥の扉に行けるんじゃないか?」
【ナレーション】
少年はそう言ってから、君を見つめ
君の判断を待つ。
…この先を調べるならば、あの魔物を倒すか
または避ける手段を考えねばなるまい。
君たちは自分の意志で、
どちらでも好きな方を選んで構わない。
ただし気を付けたまえ。
ひそむ魔物は今まで出会った物より凶悪で、
君たちに倒せるとは限らないのだ!
D-3(a,1) 部屋を抜けて
【フラヴィオ】
「(主人公)、
ちょっと止まってくれるか?」
(お)
【ナレーション】
少年は君に断ってから、足を止めると
地面や周囲の枝の様子を確認して顔を上げる。
【フラヴィオ】
「複数の人間が歩いていった跡がある。
重装備だし…大公宮の衛士じゃないかな」
(どうかな)
「南の方角に足跡が続いているから
そっちに逃げたんだと推測できる」
【ナレーション】
南の通路を見つめながら、
レンジャーの
少年は君の指示を待つ。
君は、足跡を追い南に進むか
北側を先に探索するか選ぶ必要がある。
D-3(e,2) 傷を負った衛士
【ナレーション】
君たちは部屋に入って周囲に何か衛士たちの
痕跡はないかと探し始める。
【アリアンナ】
「…誰もいないようですね」
(うーん)
【フラヴィオ】
「おかしいな…、この部屋まで確かに
足跡が続いていたんだけど…。
警戒して、どっかに姿を隠してるのかも…」
(あれ?)
「こっちから呼び掛けたら、
何か反応してくれないかな?」
【ナレーション】
魔物を警戒して奥深くに隠れているなら
目視で見つけるのは難しいかもしれない。
助けに来たぞ!
誰か居ないか?
(本文)
【傷を負った衛士】
「助け……? 助け、だって!?」
(ぼ、冒険者…か?)
【ナレーション】
君の声にこたえて、木々の隙間から
仲間を背に負ったボロボロの男が顔を出す。
何と発言しますか? |
衛士隊のブリッジか? もう大丈夫だ …… |
衛士隊のブリッジか?
【傷を負った衛士】
「な、なんで、オレの名前を!?」
【ナレーション】
君は自分たちが大公宮から依頼されて来た
冒険者であることを告げる。
【傷を負った衛士】
「大公宮が…!
そうか、もう…これで大丈夫なんだ…」
(あぁ!)
もう大丈夫だ
【ナレーション】
君の言葉を聞き、怯えた顔をした衛士は
瞳から大粒の涙をこぼす。
【傷を負った衛士】
「…正直もう、ダメかと思ったぜ」
(あぁ)
「本当に助けが来てくれるなんて…
感謝、するぜ!」
……
【ナレーション】
君は黙って衛士に手を差し出す。
【傷を負った衛士】
「……っ」
【ナレーション】
その手を取った衛士は、感極まったように
嗚咽をこぼす。
この樹海で、魔物に追われ、隠れ潜むのは
どれほど辛かったことだろうか。
【傷を負った衛士】
「良かった、本当に…」
【ナレーション】
衛士は、強く、強く、君の手を握りしめる…。
落ち着いた頃を見計らって、
君は彼に自分が大公宮に依頼された
冒険者であることを告げる。
【傷を負った衛士】
「大公宮からの…!」
(あぁ!)
【傷を負った衛士】
「よかった! これで帰れる…
俺たち助かるぞ! チクショウ!」
(助かったのか)
【ナレーション】
喜ぶのも束の間、衛士はクロエを見るや
体を引きずるように詰め寄って声をかける。
【傷を負った衛士】
「なあ、あんたドクトルだろ?
仲間を治してやってくれよ!」
【ナレーション】
そう言って、男は自身も深手を負ってるにも
関わらず、木々の影に隠していた
3人の仲間を指差す。
【クロエ】
「……」
【傷を負った衛士】
「ここまで逃げてきたんだけど…
こいつらの傷が重くて、動けなくなってさ」
(うぅ)
【クロエ】
「…努力、する」
【ナレーション】
倒れる3人の衛士を前に
クロエは治療を行っていく…。
………。
《暗転》
【クロエ】
「……間に合った。
このまま、連れてかえれば、助かる」
(これで大丈夫)
【アリアンナ】
「よかったです!」
(ウフフ)
【ナレーション】
パーティの中に、ホッとした
安堵の空気が流れる。
何と発言しますか? |
お疲れ、クロエ 橋について詳しいのはお前か? |
お疲れ、クロ
【クロエ】
「でもこれは応急処置。
早く街につれてかえる方がいい」
(油断、しない)
【ナレーション】
少女はそう告げると、ブリッジと名乗った
衛士に橋に詳しいのか?と声をかける。
橋について詳しいのはお前か?
【ナレーション】
嬉しそうに仲間を眺める衛士に向かい
君は改めて声をかける。
彼がブリッジであれば、彼こそが
君たちが探していた橋に詳しい
人物に他ならないはずだ。
【傷を負った衛士】
「橋…? 確かに、オレは橋好きだが
よくそんな話を知ってるな?」
【ベルトラン】
「酒場で会ったろ、覚えてるか?」
(いいか?)
【傷を負った衛士】
「あ、アンタ…」
【ベルトラン】
「…えらい再会になっちまったな」
(フッ)
【ナレーション】
聖騎士の男の笑みにつられて、
騎士の顔にも笑みが浮かぶ。
【アリアンナ】
「お聞きしたいことがあるのですが…
ブリッジ様もお怪我をされていますね」
(どうしましょう)
【クロエ】
「橋の人も、重傷。
クロエの手当て、大人しく受ける」
(なおす)
【ナレーション】
君たちは衛士に出来る限りの手当てを施すと
大公宮から預かっていたアリアドネの糸を
男に手渡す。
【傷を負った衛士】
「…何から何まで、すまねぇな。
アンタらに救われたこと、
大公宮にはしっかり報告しとくぜ」
(ありがとう)
「それに…、橋について
聞きたいことがあるなら、街に戻ったら
いつでも声をかけてくれ」
「助けてくれたアンタらのためなら
何だって協力するからな」
「あんたたちも、どうか気をつけて」
(あんたたちも、気をつけて)
【ナレーション】
衛士はそう言うと、アリアドネの糸を使い
残りの3人の衛士を連れて
街へと戻っていく。
【アリアンナ】
「……」
「これで…任務もおしまいですね。
大公宮に戻りましょう」
(終わりましたね)
【ナレーション】
少女の言う通り、君たちは一度街に戻って
大公宮で報告を行う必要がある
ミッション報告
3階(ミッション受領)
ミッション「百獣の王キマイラを討て!」受領
最終更新:2024年02月09日 23:44