第三階層 六花氷樹海(クエスト)
13階 迫りくる脅威を退けるは智者の槌
※このリンク表は、テキスト集ストーリーモード共通のものです。編集はここから。
※メインはメインシナリオ、ミニはミニイベントの略です。サイズの関係で略しています。
13階
愛しき者の心を射る物はⅡ
前回とって来て頂いた物ではダメでした。
御願いです、もっと喜ばれる物を何か
取って来て下さいませんでしょうか。
報酬 ソーマ 2個
《クエスト受領》
【アントニオ】
はははっ! 気になるだろ?
そうよ、あの野郎、
またフラレやがったのさ!
前回お前らが天青石取って来ただろ?
アイツ、あれ持って例の女んトコへ
プロポーズに行った訳よ。
…そしたらやっぱり見向きも
してもらえなかったんだと!
はははは!
いやぁ、気持ち良いなオイ!
あんな良い女、サエねぇ男には
勿体ねぇって話だぜ!
(ハハ!)
ところがあの馬鹿、また性懲りもなく
違うモン取って来てくれってさ!
こんな依頼出したって誰も本気で…
あ? お前らマジで引き受けるの!
…ウヘェ、お人好しだなぁ?
ぁあ、分かったぜ!
さては報酬だけふんだくって、
フラレんのを楽しもうって腹だな?
何だ、お前らも悪いなオイ!
おしおし、行って来てやんな。
…んだ、その顔? 自分たちは違う?
かぁー! とことんお人好しだなお前ら!
(あぁ?)
ま、少なくとも俺は楽しみにしてるがな!
はははっ!
肝心の今回持ってきて欲しいブツだが、
水仙人掌っていう花だ。
で、その水仙人掌だが、樹海の三階層で
採取すりゃ採れるってどっかで聞いたぜ。
おっと、人の恋路を手伝うのは勝手だが
命まで賭けねぇようにな!
ま、それじゃよろしく!
(へっ)
《アイテム入手》
【ナレーション】
街外れに住む男から依頼された
水仙人掌が集まった!
後は酒場に納品すれば依頼は完了だ。
《クエスト報告後》
【アントニオ】
おぅ、お疲れさん!
お前らも良くやるな。
どれどれ……ほぉ、それがねぇ。
こいつにゃ、ため込んだ思いだとか、
枯れない愛って意味合いがあってな。
それを良いように解釈してなのか、
意中の相手からこれを贈られた女性は、
一生大事にされるって噂話があるんだわ。
街の女どもは意中の相手からこの花を
送られるのを夢見てキャーキャー
騒いでんだとよ。
しかしよぉ? 何だって女は誰が流したか
わかりゃしねぇ根も歯もねぇ話を
信じちまうんだろうな?
(やれやれ)
ま、おかげでこんな依頼が来てんだ。
ありがてぇ噂話だよな。
後は…あの野郎がどうなるかだな。
なぁ、お前らいっちょ俺と賭けねぇか?
俺はあいつがまた振られる方に賭けるぜ。
なんたってそっちのが面白いからな!
ははは、冗談だよ。ちょっとだけな!
んじゃ、コレは俺が届けておくぜ!
ホラ、報酬だ。次もたのんだぜ!
(ハッハッハッハ)
《exp 36500》
樹海の彼方へ
大好きだったあの人、優しかったあの人…
そんな彼の命を奪った魔物をどうしても
許せません。彼と同じ目に遭わせて!
報酬 料理大全 和の三章
《クエスト受領》
【アントニオ】
おぅ、その依頼引き受けるのか。
いいのか? その仕事ちょっと気が
重い感じだぜ?
依頼者は居住区の娘さんなんだが、
先月結婚式でな。
…いや、予定だったんだよ。
何でも結婚式の前日に娘さんが
高熱で寝込んだんだと。
んで、それを心配した婚約者ってのか?
そいつがよ、薬草取りに樹海に入ったんだ。
…ま、ソレっきりさ。
衛士も出して何日も探したんだが、
見つかったのは荷物だけ。
(うーん)
ま、普通に考えりゃ死んでるわな?
娘はそれから毎日メシも食わず
泣き崩れてる訳だ。
自分で剣持って仇を取るとか
言い出す始末さ。
気が狂ったのかと思ったぜ。
見るに見かねてウチで
依頼を出すって言っちまったよ。
俺もお人よしだぁな、はは。
(やれやれ)
荷物が見付かったのは
12階の北側にある行き止まり
だって聞いてる。
そこまでいきゃ魔物が現れるはずだ。
思いっきりぶっとばしてやれ!
よろしく頼んだぜ。
(へっ)
《迷宮12F A-6(b,4)》
【ナレーション】
白い樹海の突き当たり、辺りに注意を払い
足音を殺して進む君たちの目の前に
ひっそりと薬草が生えている。
君たちがそれを取ろうとすると
背後から耳慣れぬ叫び声が聞こえる!
急いで振り返ってみるとそこには
口元を血に濡らし、ぎらついた眼で
迫って来る魚の魔物がいた!
どうやら、この逃げ場のない突き当たりに
獲物が来た時を狙っていたようだ。
さぁ、武器を構え、明確な殺意を持った
魚の魔物へと立ち向かいたまえ!
《戦闘:ムベンガ》
【ナレーション】
君たちの渾身の一撃で魔物は
ドウと地に倒れたが、尚も君たちに
危害を加えようともがく。
君たちがそれをさけて
幾らかの攻撃を加えると、
魔物の息の根がようやく止まる!
深く息を吸い込み呼吸を整えた君たちは、
近くの茂みに何かあることに気付く。
君たちは何気なく目をやり、
ソレが何か気付いて、
思わず飛び退いた。
…人の骨だ!
丁度ウデの部分だろう、手甲ごと牙に
貫かれたような跡がある。
恐る恐るのぞき込むと
変わり果てたその手甲の裏側には
ひと房の枯れた薬草が括られている。
君たちは酒場で受けた依頼を
覚えているだろうか?
結婚式を目前に樹海でいなくなった
恋人の仇を討って欲しい、
という内容のモノだ。
恐らくこれが彼の成れの果てに
違いあるまい。
君たちは名も知らぬ彼に祈りを捧げた後
その手甲を大事に拾い上げ、酒場へと
持って行くことにした。
《クエスト報告後》
【アントニオ】
おぅ、若造ども!
どうだ、仇は取ってやれたか?
渡して欲しい物?
なんだこれ、手甲…か?
ぅわっ、ひでぇ有様だな…。
…そうか、魔物の近くに、ね。
大分無残にやられたようだな。
この手甲は俺の方から渡しておくぜ。
ちと、ショックを与えるかもしんねぇが
こいつは渡さにゃいけねぇ気がするしな。
…しかしアレだよな、こんなことして
仇討ったって、好きな男が帰って来る
ワケじゃねぇんだ。
恨んだって仕返ししたって
どっちにしろ余計に
苦しくなるだけなんだけど…。
…それでも忘れて幸せになれねぇのが
人間、ってか? はは、辛気くせぇ。
(やれやれ)
暗くなっても仕方ねぇか、
よぉし、いっちょ俺が歌でも!
…あ? 早く報酬をよこせ?
あーもぅ!
どうしてお前らは人の心ってヤツが
分からねぇかなぁ!
ホラ報酬だ!
次もよろしく頼むぜチキショウめ!
(ケッ)
《exp 38500》
擬態と捕食
12階で木々に隠れた洞窟を発見した。
中に輝く物が見て取れるが、
誰か調べて来てはくれないだろうか。
報酬 8000エン
《クエスト受領》
【アントニオ】
おっと、その依頼だろ。
お前らなら見ると思ってたぜ。
(へっ)
気弱そうな男が出してった依頼なんだが、
そいつが樹海の12階にある洞窟の奥で
お宝らしきモンを見つけたってんだ。
で、お前ら鍾乳石ってわかるか?
氷柱みたいな岩なんだが…、その洞窟の奥に
こいつがびっしりと生えててな。
そんなとこは何が起きるか分かんねぇし
危なっかしいから引き返したんだとさ。
けど、そのお宝が気になるってんで
確かめてほしいって依頼がきたんだ。
お宝がどんなもんか分かれば、
後は置いてきてもいいし、お前らが
取っちまってもいいって言ってんだ。
危険があるとはいえ、洞窟に入ってお宝を
確認すりゃ、報酬とお宝はお前らのもん。
なかなかいい話だと思わねぇか?
(へっへー)
あまりにいい話すぎて裏がありそうだが、
だが、まぁ、虎穴に入らにゃなんとやらだ。
お前らならなんとかしそうだしな。
肝心の場所だが12階の西側、
その辺で男が待ってるはずだ。
行きゃ分かると思うぜ。
くれぐれも警戒だけは怠んなよ。
んじゃ、いっちょ行ってこいや!
(頑張れよー)
《迷宮12F A-3(e,2)》
【ナレーション】
白い森を進んでいると、1人の衛士が
立っており、君たちを見つけると明るい声で
気さくに話しかけて来る。
【衛士】
「やぁ、もしかして君たちが、
この洞窟の奥にあるっていう宝物を
調べに来た人たちかな?」
(お疲れ様です!)
【ナレーション】
君たちは、洞窟の奥にある宝物が
なんなのか確かめてほしいという
依頼を受けていたことを思い出す。
この衛士が依頼主の男だろうか?
君たちは、依頼を受けてきた者だと
衛士に告げる。
【衛士】
「あぁ、良かった。君たちを待ってたんだ。
君たちの依頼主さんなら、急用があるとかで
僕に伝言を預けて、急いで帰ったよ」
「本当に来るのか不安だったけど…
来てくれて安心したよ。
じゃあ、早速だけど伝言を伝えるね」
「そこに木の密集した場所があるだろ?
そこをよーく調べると洞窟があって、
その奥に宝物があるんだって」
【ナレーション】
確かに、近くには木の密集した場所があり、
そこには、隠れているが大きな穴と、
その奥へと続く道も確認できる。
【衛士】
「君たちは、これからここを調べるのかい?
ねぇ、どうせここまで待ってたんだし、
僕が見張りを手伝うってのはどうかな?」
「うん。我ながら名案じゃないかな。
それとも、何か聞きたいことでもある?」
【ナレーション】
君たちは、笑顔で様子をうかがう
この衛士に質問をするか、洞窟の中を
調べるかを決めなくてはならない。
どうしますか? |
質問をする 衛士に見張りを任せて洞窟に入る 見張りを断る まだ洞窟を調べない |
何を質問しますか? |
依頼人の男について 洞窟の中に入ったのか 質問をやめる |
依頼人の男について
【衛士】
「うーん、そうだね…、下を向いてて
顔はよく分からなかったけど
気弱そうな感じはあったね」
(そっすねー)
「ぼそぼそ言ってて、依頼を受けてきた人に
この中にお宝があるってことを教えてくれ、
ってことしか聞きとれなかったかな」
「だから、僕が知ってるのは、
この洞窟にお宝があるってことくらいかな。
他には何も知らないよ。」
【ナレーション】
衛士は肩をすくめておどけて見せ、
他に何か聞きたいことはあるか、と
言葉を続ける。
君たちは他の質問をしてもいい。
洞窟の中に入ったのか
【衛士】
「いや、入ってないよ。
だって宝物がある場所ってのは
危険だって相場が決まってるしね」
(うーん)
「君たちも行くなら気をつけてね。
鍾乳石が落ちてきて、串刺しなんて
洒落にならないからさ」
【ナレーション】
衛士はからからと笑った後、
他に何か聞きたいことはあるか、と
言葉を続ける。
《両方聞いた場合》
【ナレーション】
君たちは、衛士から一通り話を聞いたが、
他にも何か聞き出せると思うなら
さらに質問をしても良い。
(
選択肢に戻る)
【ナレーション】
君たちは衛士に見張りを任せて、
洞窟の中へと入っていく。
洞窟の中は暗く、外から入るわずかな光を
頼りに歩を進めていくと、鍾乳石が
びっしり生えた鍾乳洞へと辿りつく。
君たちが警戒しながら更に奥へと進むと、
岩壁に空いた小さな穴から光が見えた。
そこへ近づくと、洞窟の岩壁には、
小さな穴が空いており、その中に棒状の
物体があるのを見つける。
これが件の宝物だろうか?
君たちはそれを取ろうと手を伸ばすが、
穴は深く取り出すことができない。
他に取り出す方法はないかと考えていると、
笛のような高い音が響く。
その直後、魔物の咆哮が轟き、
先程の衛士の悲鳴が聞こえた!
あの衛士の身に何かあったのだ!
君たちは急いで外へ出る!
洞窟の中から出ると、先程まで衛士が
立っていた場所に魔物の群れがいた。
魔物の群れは君たちに気づくと
ギチギチと顎を動かし、
有無を言わさず襲い掛かって来る!
《戦闘:はさみカブト×5》
【ナレーション】
魔物の群れを打ち倒した君たちは
ひとしきり呼吸を整えると、
衛士を探すことにする。
だが、衛士の姿はどこにもなく、
この場で争った形跡もなければ、
遺品らしき物も一切見当たらない。
しかし、よく調べてみると
雪の上に衛士の物と思われる靴の跡が
この場から遠ざかるように点々とある。
君たちは足跡を辿ると、
雪の上に、食い散らかされた食料と、
茂みの手前で途切れた足跡を見つける
魔物の注意を食料に向けた隙に
無事に逃げ切ったのだろうか?
心配はあるが、これ以上の痕跡もなく
捜索を続けるのは難しいだろう。
君たちは衛士の無事を信じ、
依頼を達成するため、
再び洞窟の中へと足を踏み入れる。
君たちが、洞窟の奥まで行き、
穴を覗くと先程までこの中にあった
宝物が忽然と消えていたのだ。
君たちはしばらくの間、
辺りの壁や床を入念に調べるが
先程の宝物の影も形もなかった。
何があったのかわからないが、ないものを
探し続けても意味がない。酒場に戻り、
ことの成り行きを説明したまえ!
【衛士】
「え? 僕が見張りをするだけだし、
君たちにとっても悪い話ではないと
思うんだけど…、どうして断るんだい?」
(うーん)
どうして断る? |
危険に巻き込むわけにはいかない! 怪しいから! 己の限界を超えるため! |
危険に巻き込むわけにはいかない!
【ナレーション】
衛士の申し出は嬉しいが、
この先になにがあるか分からず
危険に巻き込んでしまうかもしれない。
そのことを説明し、衛士の申し出を
断ろうとするが、衛士は首を横に振った。
【衛士】
「危険があるのは僕だって承知さ。
それに、僕もお宝を見るくらいのご褒美は
あっていいと思うんだ」
(うーん)
「ね、頼むよ!
僕も仕事サボ…じゃなくて、
一度でいいからお宝を見てみたいんだ!」
【ナレーション】
この衛士の本音が聞こえた気もするが、
決意は固く、宝物を見るまで、この場所から
動くことはなさそうだ。
君たちは、この衛士に質問をするか、
洞窟の中を調べるかを、再び、
決めなくてはならない。
(
選択肢に戻る)
己の限界を超えるため!
【ナレーション】
君たちは、誰の手も借りることなく、
この洞窟にあるお宝を手にすることで、
己の限界を超えようとしている。
更なる高みを目指すための、大事な試練を、
邪魔されるわけにはいかない!
【衛士】
「え!? そんなこと言わずに頼むよ!
じゃあさ、僕はここに居るだけ!
ただここに居るだけならいいよね!」
(うーん)
「ね、頼むよ! 僕も仕事サボ…じゃなくて、
一度でいいからお宝を見てみたいんだ!」
【ナレーション】
君たちは衛士の本心に呆れつつも
何もしないのであれば自分たちの試練の
邪魔にはならないだろうと頷く。
君たちは、この衛士に質問をするか、
洞窟の中を調べるかを、再び、
決めなくてはならない。
(
選択肢に戻る)
【ナレーション】
君たち待っていたのは、依頼主の男だ。
それなのに、どこの誰とも知れない人間が
いるのだから、怪しいことこの上ない!
君たちは、警戒心を剥き出しにして、
いつでも武器を抜けるように構える。
【衛士】
「その気持ちは分からなくもないけど…、
だとしたら、僕のどこが怪しいんだい?」
(うーん)
【ナレーション】
君たちは、この衛士のどこが
怪しいかまでは言い切れず、
口を濁らせることしかできない。
君たちが、渋々警戒を解くと、衛士は胸を
撫で下ろし、申し訳なさそうに笑う。
【衛士】
「いやぁ、僕も変な奴がいたら怪しむし、
仕方ないよ。でもさ、僕も一度でいいから
お宝を見てみたいんだよ! お願い!」
【ナレーション】
衛士は君たちを咎めることもなく
ただ、掌を合わせて頭を下げている。
衛士の決意は固く、宝物を見るまで、
この場所から動くことはなさそうだ。
君たちは、この衛士に質問をするか、
洞窟の中を調べるかを、再び、
決めなくてはならない。
(
選択肢に戻る)
【衛士】
「その気持ちは分からなくもないけど…、
だとしたら、僕のどこが怪しいんだい?」
(うーん)
この衛士に怪しいところはありますか? |
【 YES 】/【 N O 】 |
NO
【ナレーション】
君たちは、この衛士のどこが
怪しいかまでは言い切れず、
口を濁らせることしかできない。
はっきりとした理由がなければ、
問い詰めても意味をなさないだろう。
君たちが、渋々警戒を解くと、衛士は胸を
撫で下ろし、申し訳なさそうに笑う。
「いやぁ、僕も変な奴がいたら怪しむし、
仕方ないよ。でもさ、僕も一度でいいから
お宝を見てみたいんだよ! お願い!」
【ナレーション】
衛士は君たちを咎めることもなく
ただ、掌を合わせて頭を下げている。
衛士の決意は固く、宝物を見るまで、
この場所から動くことはなさそうだ。
君たちは、この衛士に質問をするか、
洞窟の中を調べるかを、再び、
決めなくてはならない。
(
選択肢に戻る)
【ナレーション】
君たちは、この衛士に質問をした時、
衛士はおかしなことを言っていたのだ。
間違えただけなのか、嘘なのか、
定かではないが、騙されている可能性も
捨てきれず、信用することはできない。
【衛士】
「なるほど…、もしかしたら変な誤解を
与えちゃったかもしれないね…。じゃあさ、
僕のおかしな発言って何かな?」
(そっすねー)
この衛士のおかしな発言は… |
依頼人に会ったということ! この中にお宝があると言ったこと! 鍾乳石があると知っていること! そもそもお前は衛士じゃない! |
依頼人に会ったということ!
【衛士】
「確かに、僕は依頼人がこの洞窟から
出てきたとこを見れば、会わなくても
ここに隠された洞窟があるって分かるね」
(そっすねー)
「でも、依頼人にあってなかったら、
僕は、君たちを待たずに次の場所へ
見回りに行っただけだよ?」
【ナレーション】
衛士の言うとおり、依頼人から頼まれでも
しない限り、この寒さの厳しい樹海で
君たちを待つ必要性は一切ない。
君たちは、的外れの見解で衛士を
責めたことに罪悪感を覚え、謝罪する。
【衛士】
「あはは、気にしなくていいよ。
こんな偶然そうそう起きるもんでもないし、
君たちが疑うのも無理ないよ」
この中にお宝があると言ったこと!
【衛士】
「僕も話を聞いただけで、洞窟の中に
お宝があるかどうかは確認してないから、
本当のことはさっぱり分からないよ。」
(うーん)
【ナレーション】
確かに、話を聞いただけならば、この衛士が
洞窟の中にお宝があるかどうかなど、
知っているわけがない。
この洞窟の中に、本当にお宝があるかは
依頼を出した本人に聞くしかないのだ。
君たちは、的外れの見解で衛士を
責めたことに罪悪感を覚え、謝罪する。
【衛士】
「あはは、気にしなくていいよ。
全然知らない他人から、この中にお宝がある
なんて言われたら疑いたくもなるさ。
そもそもお前は衛士じゃない!
【衛士】
「…うん、あんまり真面目じゃないからね、
良く言われるんだ…。だから、ほら、
いつも証明できるものを持っているんだ」
(うーん)
【ナレーション】
そういうと、衛士は懐から、細長い筒状の
ものをとりだすと、君たちへと手渡した。
それは、上質な羊皮紙に、公国の衛士で
あることを認める旨の文と、公国の紋章を
刻んだ蝋が押された証明書だ。
君たちは、この衛士の態度だけで偽物だと
決めつけたことに、罪悪感を感じ、
謝罪とともに証明書を返す。
【衛士】
「あはは、気にしなくていいよ。
信じて貰えたみたいでよかったよ。
後は、証明するものがなにもないからね」
【ナレーション】
衛士は相当に懐が広いのか、
疑われたにも関わらず、君たちを
咎めることもなく、笑っている。
これ以上、この衛士を困らせることは
できないと考えた君たちは、衛士を信じ、
洞窟へ入るか否かを決める。
洞窟へ入りますか? |
【 YES 】/【 N O 】 |
【衛士】
「そうかい?
じゃあ、僕はここで待たせて貰おうかな。
この中に何があるか気になるしね」
(オッケーっす)
【ナレーション】
衛士は、見張りを続けてるから
準備が出来たらまた声をかけてくれと
君たちに告げ、元いた場所に戻る。
君たちは準備を整えるため、
一度この場を後にする。
《再度話しかける》
【ナレーション】
白い森を進む君たちは
洞窟の前で武器を構えて
辺りを警戒する衛士を見つける。
衛士は君たちに気づくと、
武器を下げて以前と変わらない
明るい口調で話しかけてくる。
【衛士】
「やぁ、君たち。
今のところこの辺りに異常はないよ。
あるとしたら、寒いってことだけかな」
(お疲れ様です!)
「…っと、そんなことより
洞窟に入る準備はもう良いのかい?」
【ナレーション】
君たちは洞窟の中へと足を踏み入れるか
どうかを決めることにする。
(
選択肢に戻る)
【衛士】
「鍾乳石がどうかしたの?
どうして、そんなことを…、っ!?」
(うーん)
【ナレーション】
依頼主からの情報によると、
鍾乳石があるのはこの奥で、
入口だけならただの洞窟だ。
つまり、ここからでは、鍾乳石を
見ることはできないのだ。
だが、洞窟の中へと足を踏み入れておらず、
宝物があること以外知らないはずの衛士が、
何故、鍾乳石があると知っているのか?
それは、おそらくこの衛士が
洞窟の奥へと入り、その目で鍾乳石を
見たことがあるからだ!
君たちがそのことを問いつめると、
衛士は顔を上げて笑顔で話し始める。
【衛士】
「あはは! なかなか面白い推論だね!
君たちはもともと探偵だったのかな?
それともなにかの本の受け売りかな?」
「ほら、探偵ごっこは終わりにして、
さっさと依頼を達成するために
洞窟の中に入ったらどうだい?」
衛士の言うことを聞きますか? |
断る! 黙って、武器を構える もうちょっと付き合って |
断る!
【衛士】
君たちが衛士の提案をきっぱりと断ると
衛士から人当たりのいい雰囲気が消え失せ
1つ舌打ちをして懐へ手を伸ばす!
黙って、武器を構える
【衛士】
君たちが衛士に向けて武器を構えると、
衛士から人当たりのいい雰囲気が消え失せ
1つ舌打ちをして懐へ手を伸ばす!
もうちょっと付き合って
【衛士】
君たちの返答に堪忍袋の緒が切れたのか
衛士から人当たりのいい雰囲気が消え失せ
とてつもない殺気が発せられる!
君たちが、殺気を感じ武器を構えると
衛士は1つ舌打ちをして懐へ手を伸ばす!
【ナレーション】
急な閃光が辺りを包んだ後、
君たちが目を開けると衛士の姿は
消え去っていた。
あの衛士が何者かはわからないが、
おそらくこの洞窟にある宝物を
狙っていたのだろう。
君たちをこの洞窟に入れようとしたことから
この中は危険な場所であることに違いない。
君たちが、これ以上の依頼の続行を
危険と判断するならば、酒場へと
ことの顛末を報告に行ってもいい。
だが、もし、それでも宝物が
気になるようであれば、
この洞窟へ入ると良いだろう。
洞窟の中へと入りますか? |
【 YES 】/【 N O 】 |
【ナレーション】
君たちは宝物を取りに
洞窟の中へと入っていく。
洞窟の中は暗く、外から入るわずかな光を
頼りに歩を進めていくと、鍾乳石が
びっしり生えた鍾乳洞へと辿りつく。
君たちが警戒しながら更に奥へと進むと、
岩壁に空いた小さな穴から光が見えた。
そこへ近づくと、洞窟の岩壁には、
小さな穴が空いており、その中に棒状の
物体があるのを見つける。
これが件の宝物だろうか?
君たちはそれを取ろうと手を伸ばすが、
穴は深く取り出すことができない。
だが、根気よく手を伸ばし続けると、
なんとか宝物を掴むことが出来た。
取り出した宝物を見てみると、
それは金属製の薄い空色の横笛だった。
君たちがこの笛を調べてみようとすると
急に入口の方から轟音が響き渡る!
それは、何かが岩を砕くような音で
もの凄い勢いでこちらに近づいてきている。
君たちは危険を感じ、急いで鞄の中へ
横笛をしまい込み、息を潜める。
すると、入口の方面から
強固な甲殻を持った魔物が
咆哮を上げながら姿を現した。
ここに来るまでに何度も壁に
ぶつかり進んできたのか、
その身体は傷だらけで血を流している。
その姿は異常で、魔物はまるで何かから
逃げるように苦しげに逃げ回り、
四方の岩壁に激突を繰り返す。
何度目とも分からない激突のあと、
何かが潰れるような音と共に魔物が落ち、
洞窟全体が崩れ始める!
このままこの場所にいては
生き埋めになるのも時間の問題だ!
君たちは急ぎ外へ出る!
崩壊する洞窟の中から、間一髪で抜け出すと
君たちを待ち構えていたかのように
魔物の群れが入口を取り囲んでいた!
魔物の群れはギチギチと顎を動かすと
洞窟から出てきた君たちに
有無を言わさず襲い掛かって来る!
《戦闘:はさみカブト×5》
【ナレーション】
魔物の群れを打ち倒した君たちは
ひとしきり呼吸を整えると、
先程手に入れた横笛を取り出す。
横笛は冷やかな金属で作られているのに
反し、草木を象った装飾が施されており、
見る者を落ち着かせる印象を受ける。
洞窟の中で放置されていたせいか
少し汚れているものの、傷一つなく、
息を吹き込むと柔らかな音色を奏でた。
なにはともあれ、お宝は手に入れた。
後は、酒場へと戻り、ことの顛末を
報告すれば依頼は完了だ。
【ナレーション】
これ以上の深入りは身を滅ぼしかねない。
君たちは洞窟に背を向け、
この場から立ち去ることにする。
《再度話しかける》
【ナレーション】
白い森を進む君たちは、密集した木々に
隠されるように存在する洞窟の前に立ち、
酒場で受けた依頼を思い出す。
それは、この洞窟の中にある宝物の正体を
調べてほしいというものだ。
正体さえわかってしまえば、宝物は
貰っていいことになっている。君たちは、
宝物を取りに洞窟の中へ行ってもいい。
ただし気をつけろ!
以前ここには怪しい衛士がおり、無理やり
この中へ君たちを入れようとしていた。
そのことからこの洞窟の中や周りには
危険が潜んでいる可能性がある!
それでもいいと言うのなら、覚悟を決めて
洞窟の中へ入るといいだろう。
洞窟の中へと入りますか? |
【 YES 】/【 N O 】 |
【衛士】
「そうかい?
じゃあ、僕はここで待たせて貰おうかな。
この中に何があるか気になるしね」
(オッケーっす)
【ナレーション】
衛士は、見張りを続けてるから
準備が出来たらまた声をかけてくれと
君たちに告げ、元いた場所に戻る。
君たちは準備を整えるため、
一度この場を後にする。
《再度話しかける》
【ナレーション】
白い森を進む君たちは
洞窟の前で武器を構えて
辺りを警戒する衛士を見つける。
衛士は君たちに気づくと、
武器を下げて以前と変わらない
明るい口調で話しかけてくる。
【衛士】
「やぁ、君たち。
今のところこの辺りに異常はないよ。
あるとしたら、寒いってことだけかな」
(お疲れ様です!)
「…っと、そんなことより
洞窟に入る準備はもう良いのかい?
それとも、なにか聞きたいことはある?」
【ナレーション】
衛士は笑顔を浮かべ、
君たちの様子を窺っている。
君たちはこの衛士に質問をするか、
洞窟の中を調べるかを
決めなくてはならない。
(
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《クエスト報告後》
【アントニオ】
おぅ、帰ったのか!
どうだ、宝は見つかったか?
…あ? お宝がなくなった?
ちょいとその話を詳しく聞かせろや。
…なるほどな。大体分かったぜ。
そいつは衛士に化けた盗賊かなんかだな。
(なるほどね)
最初から魔物がいることを知ってて
足止め欲しさにこの依頼を出し、
俺もお前らもまんまと騙された。
んで、お前らが魔物と戦ってるその間に
のんびりとお宝を取っていったんだろ…
はっ、なかなか悪ぃ奴がいたもんだ。
なんにせよ、お前らが無事でよかった。
ま、殺そうにも死ななそうだけどな!
あははははは!
あー、そんで報酬の話だが…
申し訳ねぇ、ちょいと店を空けた隙に
預かった報酬が消えちまったんだ。
これもあの野郎のせいだろうな。
なめくさった真似してくれやがる…。
なぁに、逃がしゃしねぇさ…
ウチの信用にも関わるからな。
ほら、取り合えず俺の手持ちだ。
身銭切るからコレで許しとけ。
しけたもんとか言うなよ?
(勘弁な)
ま、今回のこたぁおいといて、
またよろしく頼んだぜ!
(へっ)
《exp 35500》
【アントニオ】
おう、お前ら無事だったか!
いやな、樹海で衛士に騙されて命からがら
帰ってきた冒険者がいるって話を聞いてな。
もしかしてお前らかと思ってよ。
…あ? 怪しい衛士にあった?
ちょいとその話を詳しく聞かせろや。
…なるほどな。大体分かったぜ。
そいつは衛士に化けた盗賊かなんかだな。
(なるほどね)
最初から魔物がいることを知ってて
足どめ欲しさにこの依頼を出して
騙そうとしてやがった。
けど、お前らがあまりに使いづらいんで
ほかの冒険者を騙くらかして
洞窟近くにいる魔物と戦わせたんだろ。
んで、本人はその間にお宝を独り占め…
はっ、なかなか悪ぃ奴がいたもんだ。
なんにせよ、お前らが無事でよかった。
ま、殺そうにも死ななそうだけどな!
あははははは!
そんで報酬の話だが…
申し訳ねぇ、ちょいと店を空けた隙に
預かった報酬が消えちまったんだ。
これもあの野郎のせいだろうな。
なめくさった真似してくれやがる…。
なぁに、逃がしゃしねぇさ…
ウチの信用にも関わるからな。
ほら、取り合えず俺の手持ちだ。
身銭切るからコレで許しとけ。
しけたもんとか言うなよ?
(勘弁な)
ま、今回のこたぁおいといて、
またよろしく頼んだぜ!
(へっ)
《exp 35500》
【アントニオ】
おぅ、帰ったのか!
どうだ、宝は見つかったか?
あ? 怪しい衛士にあった?
ちょいとその話を詳しく聞かせろや。
…なるほどな。大体分かったぜ。
そいつは衛士に化けた盗賊かなんかだな。
(なるほどね)
最初から魔物がいることを知ってて
足どめ欲しさにこの依頼を出して
騙そうとしてやがった。
だが、てめぇらの勘があまりに良いんで
厄介になる前にさっさと逃げた。
で、お前らが洞窟の宝物を取ろうとしたら
宝物ごと始末するつもりだった…、
大方こんなとこだろう。
なんにせよ、お前らが無事でよかった。
ま、殺そうにも死ななそうだけどな!
あははははは!
あー、そんで報酬の話だが…
申し訳ねぇ、ちょいと店を空けた隙に
預かった報酬が消えちまったんだ。
これもあの野郎のせいだろうな。
なめくさった真似してくれやがる…。
なぁに、逃がしゃしねぇさ…
ウチの信用にも関わるからな。
ほら、取り合えず俺の手持ちだ。
身銭切るからコレで許しとけ。
しけたもんとか言うなよ?
(勘弁な)
ま、今回のこたぁおいといて、
またよろしく頼んだぜ!
(へっ)
《exp 35500》
【アントニオ】
にしても、お前らもお前らだ。
んな怪しい奴がいると分かってんのに
わざわざお宝を取りに行くんだからよ。
ったく、俺よりも金にがめつい奴なんて
この公国の中探してもお前らだけだぜ…。
(まったく)
そんで、もちろん宝物は手に入れたよな?
あ、なんだその笛がお宝?
ちょいと良く見せてみろ。
あんだ、その顔はよ…取りゃしねぇっての。
ほら、観念してさっさと見せやがれ!
…うーん、変な装飾がある以外ただの笛。
高く売れそうにもなさそうだし、盗人が
お熱になるような要素が見当たらねぇな。
(うんうん)
…なぁ、お前らさえ良ければなんだが
少しの間この笛預かってもいいか?
笛を預けますか? |
笛を預ける 何で預かりたいの? 断る! |
笛を預ける
【アントニオ】
さっすが話の分かる奴らだ!
んじゃ、これは預かっとくぜ。
なにか分かったら教えるから待っとけや。
ま、なんにせよお疲れさん。
またよろしく頼んだぜ!
(へっ)
何で預かりたいの?
【アントニオ】
あぁ、どうしてあの野郎がこんな陳腐な笛を
取ろうとしか引っかかるんだよ。
だから、ちょいと大公宮に見せに行ったり
ツテに頼んで調べて貰おうと思ってな。
心配するな、絶対返すからよ。
断る!
【アントニオ】
そう言わずに頼むって!
どうしてあの野郎がこんな陳腐な笛を
取ろうとしか引っかかるんだよ。
(おいおい)
なに、ちょいと大公宮に見せに行ったり
ツテに頼んで調べてもらうだけだって。
絶対返すからよ!
最終更新:2024年11月02日 17:48