第三階層 六花氷樹海(クエスト)
12階 思い描かざれば通り得ぬ氷の道
※このリンク表は、テキスト集ストーリーモード共通のものです。編集はここから。
※メインはメインシナリオ、ミニはミニイベントの略です。サイズの関係で略しています。
12階
樹海の石材を運べたら
街の拡大に伴い街道の整備が必要に成った。
樹海の石は密度が高く加工も容易だが、とにかく重い。
誰か運び出しをお願いできないだろうか。
報酬 小手切り
【アントニオ】
おぅ、その依頼引き受けるのか。
ははは、ホントにお前らは庶民の味方だな!
でもな、意外に大変だぜ、その仕事は。
何せ運ぶ物がデケェしな。
この公園の門の所とか…、
まぁこの店出てすぐの広場もそうだな。
お前ら来る時に通ったと思うが、
この街から伸びてる道は全部が全部
キレイな道とは限らねぇ。
土がむき出しのトコもあれば、
足元がデコボコの道だってある。
冒険者の流入が多くなって
余計に悪化が進んでるってワケだ。
(やれやれ)
んで、道の整備と拡大をかねてだな、
大量の石材が必要になる。
そういう時使う為に樹海の11階に
石切場がいくつかあるんだわ。
そこから1個ずつ石材を切り出すワケだが、
これを運ぶのがなかなか重労働でな。
今回はソレをお前らに押し付けよう
って話さ、ははは!
(それでだな…)
…ぁー冗談だ、そんな顔すんなって。
ほら、話の続きをすっぞ。
石材は石切場に行けば衛士から受け取れるが
1つずつしか運べねぇ、
何せ大きさが大きさだからな。
(うーん)
その石材を受け取ったら、街の広場か
三階層の樹海磁軸付近にいる衛士に
渡してくれりゃいい。
で、その石切場があるってのがここだ。
【アントニオ】
見て分かる通り頼まれた石材は合計3個、
つまりは3往復しなきゃならんから
まぁ探索ついでに気長になれよ。
かったるい仕事だが、
街の為には必要なことだからな。
ま、よろしく頼んだぜ!
(頑張れよ)
【ナレーション】
森の中を進む君たちは
道の先に数人の人影を見付けた。
良く見るとそれが坑夫のような一団と
1人の衛士であることが分かる。
近付く君たちを見止めた坑夫たちは
一時、話を止めて視線を送るが、
すぐにまた話を始める。
衛士は君たちに向き直り近付くと、
手を差し出しながら語りかける。
【衛士】
「やぁ、聞いてるよ。
石材を運んでくれる人たちだね。
ありがとう、恩に着る」
(これは冒険者殿)
「丁度切り出しが終わったところだ、
重いから身体を痛めたりしないよう
充分注意してくれ」
【ナレーション】
衛士の後ろに目をやると、
四角く削られた岩カベとすぐソバに
おかれた大きな石の塊が目に入る。
石は君たちの身の丈ほどもあり、
運び出すのは容易でもなさそうだ。
君たちは衛士たちへの礼もそこそこに、
石材に取り付くと力を合わせて
ソレを運ぶことにする。
…運び出した石材はこれで1つ目だ。
《迷宮11F 樹海磁軸の周囲》
【衛士】
「皆さま、お疲れさまです!
それが依頼していた石材ですか?
……予想よりでっかいですねぇ」
(これは冒険者殿)
「こんなでかいのを僕1人で持ってくのは
さすがに厳しいですけど他の者と協力すれば
きっと大丈夫です!!」
「ご協力本当に感謝します!
お手数ですが残りの2つもお願いします!
さぁ! 運びますよー!!」
(ありがとうございます)
【ナレーション】
樹海を進む君たちの前に
ふみ固められた地面と
岩のカベが姿を現す。
目の前のカベには四角く削られた跡が残り、
ソバには大きな石材が君たちを
待ちかまえていた。
君たちは酒場で受けた
クエストを
覚えているだろうか?
樹海の石切り場から3つの石材を
運んで欲しいという内容のものだ。
君たちはすでに1つ目の石材を運び終え、
街へ届けたハズだ。
君たちは力を合わせて石に取り付き、
ソレを運び出すことにする。
…運び出した石材はこれで2つ目だ。
《迷宮11F 樹海磁軸の周囲》
【衛士】
「ぜぇ…はぁ…。
み、皆さま…お疲れ…様…です。
こ、この石…相当…重いですね…。」
(これは冒険者殿)
「それが2つ目ですか。
あの…それさっきより大きくないですか?
大きいですよね? ね?」
「手が足りないとかであまり人数を回して
貰えないというのになんでさっきより
大きいのが…、いやだぁ…」
「うぅ…もういいです、頑張ります。
皆さまもお疲れのところすみませんが
残りの1つも…お願いします」
(分かりました)
【ナレーション】
木々の間をぬうように進む君たちの前に、
1人の衛士の姿が見えた。
彼は君たちに気付かず、
こちらから声をかけると
おどろいたように向き直った。
【衛士】
「わ! ぁあ、すみません。
ボーっとしてしまって……」
(あー)
「えっと、依頼を受けた方ですか?
良かった、アナタたちが来るまで
ここにいろって言われてまして」
「来てくれて助かりましたよ、
石はソコにありますから!
後はよろしくおねがいしますね」
(助かるよー)
【ナレーション】
衛士は君たちに笑顔を向けると、
さっさと樹海の出口へ向かって歩き出す。
……忘れてはいないだろうか?
君たちは酒場である
クエストを受け、
未だ完了していない。
樹海の石切り場から3つの石材を
運んで欲しいという内容のものだ。
君たちはすでに2つの石材を
運び終え、街へ届けている。
つまり目の前の石が最後の1つだ。
君たちは大きな石に取り付き、
力を合わせてソレを運び出すことにする。
…運び出した石材はこれで3つ目だ。
《迷宮11F 樹海磁軸の周囲》
【衛士】
「皆さまお疲れ様です!
ここに来たということは最後の1個を
持ってきてくれたんです…ね…」
(これは冒険者殿)
「………」
「…1回りほど小さいのが来ないかなぁって
期待をしていたんですけど…。
3回りも大きいですね…ははっ…」
「…弱音を吐いても仕方ないですね。
本当に疲れているのはこの重い石材を
持ってきて頂いた皆さまなのですから」
(そうですね)
「この度はご協力ありがとうございました。
皆さまのおかげで、道の整備が進み、
街もより一層美しくなります」
「報酬は酒場の主人に預けていますので
そちらからお受け取りください」
「それでは、僕はこの石材を不本意ながら
届けないといけないのでここで失礼します。
本当にありがとうございました」
(ありがとうございます)
【ナレーション】
これで、頼まれていた石材は全て届けた!
あとは時間のあるときに酒場の主人から
報酬を受け取りたまえ!
《石材を運ぶ前に石切場に行く》
【ナレーション】
樹海を進む君たちは、坑夫のような一団が
目の前の壁から石材を削りだそうとしている
現場に出くわす。
今持っている石材を運び終わる頃には
新しい石材が削りだされていることだろう。
君たちは巨大な石材を持ち直し
樹海磁軸か街の広場で待っているという
衛士のもとにこの石材を運ぶことにする。
【アントニオ】
おぅ、お疲れさん。
ホント良くやってくれたぜ、
報酬はそこの棚に入ってる。
これで道も美しくなるわな、
街としちゃ大助かりさ。
まぁあれだ、俺ぁ冒険者ってヤツは
お宝や魔物退治にしか
見向きもしねぇと思ったがな。
お前らみてぇな若造がこうして街の為に
力を貸してくれるとこを見ると、
何だかうれしいぜ!
(ありがとな)
…で、さっき虚ろな目で石を運んでる
衛士の一団を見たんだが…、
あいつらなにかあったのか?
(うーん)
まぁいいや、奴らにも色々あるんだろ。
そら、お待ちかねの報酬だ。
次もよろしく頼むぜ。
(ありがとな)
《exp 34000》
愛しき者の心を射る物はⅠ
振り向いて欲しい人がいますが、
どんな贈り物も受け取って貰えません。
彼女の心をつかむ物を御願いします。
報酬 斬撃の守り
【アントニオ】
ぁー、またくだらねぇ依頼を見てやがる。
一応貼ってあるだけなんだから
放っときゃ良いのに……。
(まったく…)
まぁいいや、一応話すぜ。
街外れにすげぇ良い女がいるんだよ。
お前らは知らねぇだろうがな。
色んな奴が好きだ嫌いだと
言い寄ってみたが、どういうワケか
全く男をよせ付けねぇ。
ところが1人だけ例外がいてな。
…コレがサエねぇ男なんだが。
…幼馴染なんだと。
何の気まぐれか知らねぇが、
その女、ソイツとは仲が良い。
(ケッ)
で、その男がついには
プロポーズってヤツをしようって
段取りになった。
格好付けてナケナシの金
はたいたらしいんだが、
女は全く受け取りもしねぇんだと。
手を変え、品を変え、色々やってみたが
もう何も思いつかねぇってんだ。
んなワケで、もうこの上は
樹海にたよるしかねぇってんで、
この依頼に至ったワケだ。
(やれやれ)
そいつが欲しがってんのは天青石、
別名セレスタインって呼ばれる鉱石さ。
三階層で採掘すりゃ手に入るらしいぜ。
まぁ確かに街にいたんじゃ容易にゃ
手に入らねぇし、んなモン送られりゃあ、
ほとんどの女はイチコロだろう。
ま、そんなワケでくっだらねぇ依頼だが、
手に入ったら持って来てくれ。
よろしくな!
(へっ)
【アントニオ】
お、何だもう手に入ったのか!
さすが(ギルド名)だぜ。
(ん?)
にしても、何も真面目に持って来ねぇで
その辺の宝物屋にでも
売っ払っちまえば良いのに…。
ま、仕事は仕事だ。
俺も預かった以上キッチリ届けてやるぜ!
……ところでお前ら、
ソイツの求婚、上手く行くと思うか?
(へっ)
…俺はそう思わねぇなぁ!
物だけふんだくられてハイ、さようなら!
ってな気がするんだよなぁ。
ま、結果はアトのお楽しみってか!
なにはともあれ、お疲れさん!
ホラ、報酬だ。しっかり受け取んな!
(へっへー)
《exp 31000》
模倣より生まれ来る創造
居住区の防具職人からの依頼で、
魔物の身体構造を調べたいと言う。
指定された部位を持ってきて欲しい。
報酬 赤鉄の兜
【アントニオ】
ん、その依頼引き受けるのか?
そりゃいつもの交易所から来た仕事だな。
(あぁ?)
お前らなら慣れっこだろ?
シトト交易所へ出向いて
詳しい話を聞いてこい。
よろしく頼んだぜ!
(へっ)
《シトト交易所》
【エクレア】
いらっしゃいませ!
あ、お仕事のお話ですね。
はい、伺ってます。
工房の防具職人さんから詳しく
聞いてあるので、お伝えしますね。
えっと、持ってきて頂きたい物はですね…
赤鉄の前脚が1個…だそうです!
材料は白い樹海にいるトンボの魔物から
取れる物だって聞いてます。
あ、素材は集めて頂いたらいつも通り
お店に売ってもらえれば大丈夫ですので!
ホントにすみませんが、
よろしくお願いします!
(ウフフフ)
《売却後》
【エクレア】
はい、コレでおねがいした物は
全部ですよね!
ありがとうございました!
職人さん、凄くよろこんでました!
今まで知らなかったこと、
いっぱい分かったみたいで。
きっともうすぐ新しい作品が
出来ると思いますよ。
楽しみだなぁ。
(ウフフフ)
みなさんがもっともっと
安心して樹海に入れるように
私も頑張りますから!
怪我とかしないで下さいね、
それがダメなら…えっと、あんまり
大きな怪我はしないで下さいっ!
約束ですからね!
また何かあったら
よろしくお願いします!
(ウフフフ)
【エクレア】
あ、いらっしゃいませ!
はい、お仕事のお話ですね。
…えっと…あれ?
それってこの前、
みなさんに売って頂いた気が…。
…んもうっ。
おじさんってばまた言い忘れてる。
あ…ごめんなさい!
きっとソレ、酒場のおじさんに
伝わってないんです。
職人さん、お願いする時は言いに行くけど、
集まりましたって言いに行くのは
いつも忘れちゃうんです。
ホントにすみません!
わざわざ来て頂いたのに。
でも大丈夫です!
きっとお礼も預けたままになってるから、
どうぞもらっちゃって下さい!
ホントにありがとうございました、
また何かあったらお願いします!
(ウフフフ)
【アントニオ】
はいよ、お疲れさん。
どうだ? 新しい防具は出来たのか。
(おう)
ははは、そうか。
お前ら、ずいぶん商店の娘と
仲が良いみてぇだなオイ!
まぁ、依頼をキチンと達成してくれるなら
俺は何ともいわねぇさ。
とにかくお疲れさん。
報酬だ、受け取りな。
またよろしく頼むぜ!
(へっへー)
《exp 295000》
最終更新:2024年08月08日 20:38