第一階層(ミニイベント)


本ページでは第一階層、1〜3階のミニイベントを記載する。
4〜5階のミニイベントはこちらに記載。



種別 階層 / 場所
汎用          テキスト集トップ タイトル画面 キャンプメニュー その他
メインシナリオ     オープニング   ミッション
樹海

第一階層   1F   2F   3F   4F   5F  第四階層  16F 17F 18F? 19F? 20F
第二階層   6F   7F   8F   9F 10F 第五階層 21F 22F? 23F? 24F? 25F?
第三階層 11F 12F 13F 14F 15F 第六階層 26F 27F 28F 29F? 30F
ミニイベント  第一階層 第二階層 第三階層 第四階層 第五階層 第六階層
遺跡 メインシナリオ B1F   B2F   B3F   B4F   B5F? ミニ B1F   B2F?   B3F?   B4F?   B5F?
NPC  フロースの宿 シトト交易所 鋼の棘魚亭 冒険者ギルド ラガード公宮
酒場情報収集  第一階層 第二階層 第三階層 第四階層 第五階層 第六階層



第一階層   1F   2F   3F   4F   5F  第四階層  16F 17F? 18F? 19F? 20F?
第二階層   6F   7F   8F   9F 10F 第五階層 21F 22F? 23F? 24F? 25F
第三階層 11F 12F 13F 14F 15F 第六階層 26F 27F 28F 29F 30F
宿泊イベント  第一階層 第二階層 第三階層 第四階層 第五階層 第六階層?
公国直営料理店 会話する メニュー開発(1~2) メニュー開発(3~4) メニュー開発(5~6) 
メニュー開発(スペシャル) 探索準備 宣伝計画 都市開発
ボイス集        放置ボイス 
※このリンク表は、テキスト集ストーリーモード共通のものです。編集はここから
※メインはメインシナリオ、ミニはミニイベントの略です。サイズの関係で略しています。



座標の見方


1
A a,1 a,2 a,3 a,4 a,5
b,1 b,2 b,3 b,4 b,5
c,1 c,2 c,3 c,4 c,5
d,1 d,2 d,3 d,4 d,5
e,1 e,2 e,3 e,4 e,5


1階


D-6(d,3) 枝に絡まった鞭


 【フラヴィオ】
「(主人公)、ちょっと待ってくれ」
なぁ

 【ナレーション】
探索の途中、前を歩いていた少年が
軽く君に声をかけてから、足を止める。

 【フラヴィオ】
「何か木からぶら下がってるんだ。
…ムチ、かな?」
う~ん…

 【ナレーション】
フラヴィオが指差した先には、
一瞬ツタかと思ったが、確かにムチが
絡まっているようだ。

 【アリアンナ】
「あらまあ…ずいぶん背の高い方が
落していかれたみたいですね?」
まぁ

 【フラヴィオ】
「いやいや、何メートルの人間だよ。
かえってコワイって!」
いやいやいや

 【ナレーション】
君たちは鞭を回収するために行動しても
いいし、無視して探索を続けてもいい。

どうしますか?
鞭を引っ張って回収する 
木に登って回収する 
あきらめて探索に戻る

 鞭を引っ張って回収する

 【フラヴィオ】
「そうだな、やるだけやってみるか!」
だな

 ベルトラン・クロエがいる場合
 【ベルトラン】
やれやれ、面倒くせぇなあ…」

 【ナレーション】
君は引っ張れば鞭を回収できると考え、
力任せに鞭を引っ張り始める!

君たちは渾身の力を込めて鞭を引っ張るが、
鞭は収縮性があり、枝も柔らかくしなり…
回収できそうにない。

 ベルトラン・クロエがいない場合
 【フラヴィオ】
…う~ん、このままじゃダメだな。
別の方法を考えてみよっか」

 ベルトラン・クロエがいる場合
 【ベルトラン】
「無駄な努力だろ、これ。
他の方法を考えねぇか?」
ふう

 【ナレーション】
ただ引っ張るだけでは、回収できそうに
ない。 *1君たちは他の方法を模索する
必要がある。

(「選択肢」に戻る)

 木に登って回収する
(「木に登って回収する」へ進む)

 あきらめて探索に戻る

 【フラヴィオ】
「そうだな、扱えるわけでもないし」
だな

 【ナレーション】
鞭がそこから垂れ下がっていても
君たちの邪魔になるわけでもない。

君たちはそれを放って、
樹海探索の道へ戻ることにする。

(会話終了)

木に登って回収する

誰が木を登りますか?
(主人公) 
アリアンナ 
フラヴィオ 
ベルトラン 
クロエ 
クロガネ

 (主人公)
(「(主人公)」へ進む)

 アリアンナ
(「アリアンナ」へ進む)

 フラヴィオ
(「フラヴィオ」へ進む)

 ベルトラン
(「ベルトラン」へ進む)

 クロエ
(「クロエ」へ進む)

 クロガネ
(「クロガネ」へ進む)

 (主人公)

 【ナレーション】
君は自身が登ってみる、と名乗りあげ
荷物を仲間達に託して身軽になると
足がかりを探しながら登り始める。

…木に登るのは、久しぶりだ。

……。

…………。

 【アリアンナ】
「すごいです、(主人公)様!
もうあんな場所まで…!」
すごい!

 【ナレーション】
君は危うげなく目的の枝に辿り着いて
地上の仲間に問題ないことを知らせる。

さて、ここからどうするべきだろうか?

どうしますか?
枝を叩き切る 
鞭の絡まりを解く 
木から下りる

 枝を叩き切る

 【ナレーション】
君は枝ごと叩き切ればいいだろう、と
探索用に持ち歩いている短剣を抜いて
太めの枝にそれを打ち付ける!

枝は堅く、カァン、カァンと硬質な音が
樹海に響き渡る…。

そろそろ落ちそうだ、というところで
君は下にいる仲間たちに注意を呼び掛けて
最後の一撃を放つ!

かなりの重量があったのか、
枝は下に落ちていく際に周囲の物を巻き込み
地面に落下する!

 【フラヴィオ】
「(主人公)ー!
ちゃんとムチは取れたし、下りて来…」
あははは)

うわぁ!?

 【ナレーション】
目的の物を手に入れた君だが、
下の様子がおかしい…。

君が慌てて地面まで飛び降りてくると
すでに魔物が周囲を包囲していた!

どうやら、先ほどの音が魔物たちを
呼び寄せてしまったようだ!

もはや逃げることは能わない。
さあ、魔物たちを迎え撃つため
武器を構えたまえ!

(《戦闘:森マイマイ×2》へ進む)

 鞭の絡まりを解く

 【ナレーション】
この鞭を手に入れるためには、
枝からほどくのが一番だろう。

君はからまりに手をかけて、
枝からほどこうと試みる…。

……。

だが、鞭は複雑に枝と絡み合っており
君はほどくことができそうにない…。

もっと器用な人間であれば、ほどくことがで
きるかもしれない。

それを考慮したうえでもう一度どうするか
考えてみるといいだろう。

(「選択肢」に戻る)

 木から下りる

 【ナレーション】
やはり考え直すことにして、
(主人公)は一旦木から下りる。

さて、戻った上で君たちはこれから
どうするのかを考える必要がある。

(「最初の選択肢」に戻る)


 アリアンナ

 【アリアンナ】
「木登り…ですか?
やってみたことはありませんけれど…」
う~ん…

 【アリアンナ】
私、(主人公)様の
ご期待にこたえてみせます!」
承りました

 【ナレーション】
君に指名されたことで、
少女は張りきって枝へと手をかける…。

しかし、どうにも腰が引けている上に
あぶなっかしい!

 【フラヴィオ】
うわっ、もっと横!
横に足かけられそうな場所あるから!」

 【アリアンナ】
「よ、横って、どちらですか?」
えっ!?

 【フラヴィオ】
悪い! 横だけじゃ分からないよな!
左だ、左!」

 【アリアンナ】
「ひだ、ひだり…!」
あぁ…

 【ナレーション】
アリアンナは息も絶え絶えになりながら
なんとか目的の枝に辿り着く。

 【アリアンナ】
あの、ここで私はどうすれば…?」

どうしますか?
枝を叩き切る 
鞭の絡まりを解く 
木から下りる

 枝を叩き切る

 【アリアンナ】
はい、分かりました!」

 【ナレーション】
少女は元気良く返事をすると、
枝を切り落とす為の硬質な音が
樹海に響き渡る…。

しばらく時間がかかるようだ、と
君たちは地面で少女の帰還を待つその時…

 【アリアンナ】
きゃっ!?

 【ナレーション】
君たちの鼻先をかすめるように、
大きな枝が落ちてきた!!

 【フラヴィオ】
あっ、あぶねー!」

「アリアンナー! 上から落とすときは、
なんか一言、こっちに言ってくれー!」
やれやれ

 【アリアンナ】
す、すみません…!

 【ナレーション】
樹上のアリアンナに注意を促したその時、
君たちは周囲に満ちる異様な気配に気付く。

 【フラヴィオ】
何かいる気がする…。
この感じ…もう、囲まれてるな」

「アリアンナ、魔物が来る!
早く降りてきて!」
やばい!

 【アリアンナ】
えっ、あっ、はい!」

 【ナレーション】
もたもたと樹上からアリアンナが姿を
現した頃には魔物達が周囲から顔を出して
君たちを威嚇しはじめていた!

どうやら、先程ほどの音が魔物たち*2
呼び寄せてしまったようだ!

もはや逃げることは能わない。
さあ、魔物たちを迎え撃つため
武器を構えたまえ!

(《戦闘:森マイマイ×2》へ進む)

 鞭の絡まりを解く

 【アリアンナ】
はい、やってみますね」

 分岐:ギンヌンガイベント前
 【ナレーション】
少女はからまりと格闘を始めるが、
しばらくすると、哀しげに眉を下げて
君たちに申し訳なさげに声をかける。

 【アリアンナ】
すみません…
あの、私では力が及ばないようです…」

 【ナレーション】
もっと器用な人間であれば、ほどくことが
できるかもしれない。

それを考慮した上で、もう一度どうするか
考えてみるといいだろう。

(「選択肢」に戻る)

 分岐:ギンヌンガイベント後

 【ナレーション】
少女はしばらく絡まりに向かい合うと
するすると解いていく。

 【アリアンナ】
「じゃじゃーん、出来ました!

 【ナレーション】
こういうことは得意なのです、と誇らしげに
少女は枝から危うい足取りで降りてくる。

(「落とし物の鞭入手」へ進む)
 木から下りる

 【ナレーション】
やはり考え直すことにして、
アリアンナは一旦木から下りる。

さて、戻った上で君たちはこれから
どうするのかを考える必要がある。

(「最初の選択肢」に戻る)


 フラヴィオ

 【フラヴィオ】
「おう、任せとけって」
おうよ

 【ナレーション】
君に指名されると、気負いせずに少年は
するすると木を登っていく。

…いつもながら、見事な手並みだ。

 【アリアンナ】
「フラヴィオ様、すごいです…!」
すごい!

 【フラヴィオ】
へへん、ミズガルズ仕込みってね。
…さっ、次はどうする?」

 【ナレーション】
別にミズガルズで木登りを教えてはないが
そこはスルーして君は少年に次の指示を
出す。

どうしますか?
枝を叩き切る 
鞭の絡まりを解く 
木から下りる

 枝を叩き切る

 【フラヴィオ】
「はいよ、と」
オッケー

 【ナレーション】
軽く受け答えて、少年は手馴れた様子で
ナイフを抜くと枝を落としはじめる。

枝はずいぶんと堅いようで、
硬質な音がリズミカルに樹海に響く…。

 【フラヴィオ】
「たーおーれーるーぞー」
よし!

 【ナレーション】
フラヴィオの声に従い、君たちはスペースを
作って枝が落ちるのを待つ。

見計らったように、その場に枝の塊が落ち
君たちはフラヴィオの手際に感服する。

 【フラヴィオ】
「よーし、これで鞭ゲットだな!」
よしよし

 【ナレーション】
にこにこと樹上から降りてきた少年だが、
周囲を見渡すと表情を変える。

君も周囲に意識をやると気付くが…
すでに魔物に囲まれてしまっている!

どうやら、先ほどの音が魔物たちを
呼び寄せてしまったようだ!

ぐるりと君たちを取り囲む気配は
君たちを威嚇するように距離を
狭めてくる…。

もはや逃げることは能わない。
さあ、魔物たちを迎え撃つため
武器を構えたまえ!

(《戦闘:森マイマイ×2》へ進む)

 鞭の絡まりを解く
 【フラヴィオ】
「ん、やってみるよ」
了解

「あ、えーっと、こっちがこうで…
ここがこうだから…」
う~ん

 【ナレーション】
いちいち手順を口に出しながら
少年は手元と格闘し始める…。

……。

 【フラヴィオ】
よっしゃ、完璧!」

 【ナレーション】
フラヴィオは意気揚々と木から下りて
君に鞭を手渡してくる。

(「落とし物の鞭入手」へ進む

 木から下りる

 【ナレーション】
やはり考え直すことにして、
フラヴィオは一旦木から下りる。

さて、戻った上で君たちはこれから
どうするのかを考える必要がある。

(「最初の選択肢」に戻る)

 (ベルトラン)

 【ベルトラン】
「……」
ん?

「年を喰って、耳が遠くなったかな。
気のせいか、オッサンに木登りをしろと
聞こえた気がするんだが…」
ふう

 【ナレーション】
空耳ではない証拠に、君はベルトランに
もう一度木に登ってほしいと頼む。

 【ベルトラン】
「…ったく、しゃあねえなあ」
やれやれ

 【ナレーション】
渋りながらも、ベルトランは縦と鎧の一部を
ガシャガシャと取り外して身軽になると
木に足をかけて手早く登り始める。

 【アリアンナ】
「わあ…もうあんな高くまで!
ベルトラン様、すごいです!」
すごい!

 【クロエ】
「意外な特技」

 【ベルトラン】
おーい。ンで、どうすんだ?」

どうしますか?
枝を叩き切る 
鞭の絡まりを解く 
木から下りる

 枝を叩き切る

 【ベルトラン】
はいよー、っと

 【ナレーション】
気だるげな声に反して、手際よく枝を落とす
硬質な音が樹海に響いていく。

 【フラヴィオ】
「意外に、あのオッサン…上手いな」
あれ

 【クロエ】
「ベルは、手先が器用。
ただ、いつもはやる気がないだけ」

 【アリアンナ】
まあ、ベルトラン様は
眠れる獅子さんなのですね?」

 【フラヴィオ】
「それって褒めてないような…」
うーん…

 【ナレーション】
黒衣の少女が誇らしげに言うのを聞きつつ
君たちは男の作業が終わるのを待つ。

 【ベルトラン】
おーい、そろそろ落とす…って」

おい! 気ィつけろ!」

 【フラヴィオ】
えっ!?

 【ナレーション】
枝と同時に降ってきたベルトランの警告に
君たちは周囲に警戒の目を向ける。

…いつの間にか、囲まれている!

 【ベルトラン】
「音が呼び寄せちまったみたいだな。
あーくそ、盾! 鎧!」

 【ナレーション】
飛び降りるようにして降りてきた男は
慌てて装備を整える。

ぐるりと君たちを取り囲む気配は
君たちを威嚇するように距離を
狭めてくる…。

もはや逃げることは能わない。
さあ、魔物たちを迎え撃つため
武器を構えたまえ!

(《戦闘:森マイマイ×2》へ進む)

 鞭の絡まりを解く

 【ベルトラン】
んー、枝ごと落とした方が早いと
思うんだがねえ…」

 【ナレーション】
ぼやいて、男は絡んだ箇所に手を伸ばすが…
しばらく結び目を眺めるだけ眺めると
地上の君に声をかけてくる。

 【ベルトラン】
「よし、無理だ。
(主人公)、俺にゃ解けねえわ」
はっは

 【フラヴィオ】
おい、オッサン。
試すだけ試してみろよ!?」

 【ベルトラン】
「試すまでもねーって。絶対ムリムリ」
っは

 【ナレーション】
もっと器用…いや、やる気のある人間であれば
ほどくことができるかもしれない。

それを考慮した上で、もう一度どうするか
考えてみるといいだろう。

(「選択肢」に戻る)

 木から下りる

 【ナレーション】
やはり考え直すことにして、
ベルトランは一旦木から下りる。

さて、戻った上で君たちはこれから
どうするのかを考える必要がある。

(「最初の選択肢」に戻る)


 (クロエ)

 【クロエ】
了解した」

 【ナレーション】
黒衣の少女はこくりと頷くと、
小さい体を精いっぱい伸ばして木にへばりつく。

……。

一向に、上へ向かう様子がない。

 【フラヴィオ】
「…もしかして、登れないのか?」
ん?

 【クロエ】
「理論は知ってる。出来る…はず」
むー

 【ベルトラン】
「…とりあえず、枝には上げてやっから。
そこからお前の理論を使え。 な?」
やれやれ

 【ナレーション】
ベルトランに言い聞かされて、黒衣の少女は
肩車されてある程度の高さに辿り着く。

そこからは身軽なもので、クロエは早々に
目的の枝に辿り着いた。

 【クロエ】
「次、どうする?

どうしますか?
枝を叩き切る 
鞭の絡まりを解く 
木から下りる

 枝を叩き切る

 【クロエ】
「……」
むー

 【ナレーション】
君の指示を受けて、黒衣の少女は
少し困ったように首をかしげる。

 【クロエ】
「枝、落とすもの。持ってない」
えっと

 【フラヴィオ】
「……」
はぁ…

「…そっちにナイフ投げるから!
ちゃんと受け取れよー!」
あーもう!

 【ナレーション】
フラヴィオの放った探索用ナイフを
受け取ると、少女は枝を落とす為の
作業を始める。

枝はずいぶんと堅いようで、
硬質な音が不規則に樹海に響く…。

 【ベルトラン】
「相っ変わらず、不器用だなぁ。
手でもケガすんじゃねーのか?」
へぇ…

 【アリアンナ】
「そ、そうなのですか?
クロエ様は大丈夫なのでしょうか…」
え?

 【ナレーション】
君たちが心配げに樹上の少女を
見守っていると、小さく声が響く。

 【クロエ】
「あ」
あれ?

 【アリアンナ】
きゃぁ!?

 【ナレーション】
なんと、枝の塊と共に黒衣の少女が
落ちてきたではないか!!

 【ベルトラン】
「あーあーあー」
やれやれ

 【クロエ】
「…いたい

 分岐:Picnic
クロエの 
HPが3減少した!

 分岐:Standard・Expert
クロエの 
HPが15減少した!

 【アリアンナ】
「だ、大丈夫ですか!?」
大変!

 【ベルトラン】
「嬢ちゃん、心配は後だ。
…音で呼び寄せちまったみたいだぜ」
っち

 【ナレーション】
男の言う通り、いつの間にか魔物達が
ぐるりと君たちを取り囲んでいる…!

もはや逃げることは能わない。
さあ、魔物たちを迎え撃つため
武器を構えたまえ!

(《戦闘:森マイマイ×2》へ進む)

 鞭の絡まりを解く

 【クロエ】
「……」
むー

 【ナレーション】
君の指示を受けて、一心不乱という風情で
クロエは結び目と格闘を始める。

……。

長い時間がたった後、樹上からクロエが
ひょこっと顔を出してみせる。

 【クロエ】
「だめ。クロエには、むり

 【ナレーション】
普段通り、そっけない表情だが、
どこか悔しさが滲んでいる気がする…。

 【ナレーション】
もっと器用な人間であれば、ほどくことが
できるかもしれない。

それを考慮した上で、もう一度どうするか
考えてみるといいだろう。

(「選択肢」に戻る)

 木から下りる

 【ナレーション】
やはり考え直すことにして、
クロエは一旦木から下りる。

さて、戻った上で君たちはこれから
どうするのかを考える必要がある。

(「最初の選択肢」に戻る)


 (クロガネ)

 【クロガネ】
「……」

 【フラヴィオ】
「いや、ネコとかならともかく…
クロガネには荷が重いだろう?」
おいおい

 【クロガネ】
「……」

 【ナレーション】
フラヴィオの言葉を耳にすると、クロガネは
少し木から距離を取ったかと思うと
驚異的な脚力で木を駆け上がる!

 【アリアンナ】
まあ!

 【クロガネ】
「……」

 【ナレーション】
どこか挑戦的な顔をしながら
クロガネは枝の上から君たちを
見下ろしている…。

 【フラヴィオ】
「す、すっげぇ…」
マジで!?

 【ナレーション】
クロガネは目的の鞭がある枝に辿り着くと
前足と鼻先を器用に使って鞭を回収して
君たちの元へと戻ってくる。

 【アリアンナ】
「ありがとうございます、クロガネくん。
からまった鞭をほどいてしまうなんて、
とても器用でいらっしゃるんですね」
うっふふっ

 【クロガネ】
「……」

何と発言しますか?
すごいぞクロガネ 
クロガネをなでる 
調子に乗るなよ

 すごいぞクロガネ

 【クロガネ】
「……」

 【ナレーション】
クロガネは君らの賞賛を受けても、
涼しい顔のままだ。

…いや、しかしよく見れば
しっぽがパタパタと揺れている。

 クロガネをなでる

 【クロガネ】
「……」

 【ナレーション】
クロガネは君の手を受けないようにと
一歩引いてしまう。

…撫でられるのは、嫌なようだ。

 調子に乗るなよ

 【クロガネ】
「……」

 【ナレーション】
君の挑発的な言葉を聞いても
クロガネは涼しい顔のままだ。

…なんだか、負けた気がする。

 【アリアンナ】
「ですけど、せっかく取っていただいたのに
…ボロボロで使えそうにありませんね」
(うーん…)

 【フラヴィオ】
「ま、何かの役に立つかもしれないし
持っていてもいいんじゃないか?」
(うんうん)

 【ナレーション】
君たちは戦利品の鞭をバックパックにしまい
探索に戻ることにする。

落し物の鞭を手に入れた!!!


《戦闘:森マイマイ×2》

君たちは襲ってきた魔物を何とか撃破して
ほっと息をつく。

だが…鞭を手にすることは出来たが、
枝がからまったままで使うことは
出来そうにない。

 ベルトラン・クロエがいない場合

 【アリアンナ】
「魔物は、音に敏感なのですね。
あんなに集まるなんて、ビックリしました」
う~ん…

 【フラヴィオ】
「これからは、気をつけないとな。
…ま、今回は目当ての物も手に入ったし、
結果オーライかな?」
だな

 ベルトラン・クロエがいる場合

 【ベルトラン】
「はー…やれやれ
音が面倒くせぇ連中を引き寄せたってか」

 【クロエ】
「不用意に音は、ダメ。
クロエは覚えた」
ちゃんと覚えた

 【アリアンナ】
「ですけど、鞭はちゃんと取れましたし…
結果オーライ、ですね!」
うふふっ

 【ナレーション】
いつまでもここに立ち止まるのも危険だ
ろう。君たちは入手した鞭をバックパック
にしまい探索に戻ることにする。

枝に絡まった鞭を手に入れた!!!

《落とし物の鞭入手》

 【ナレーション】
君たちは目的のものを手に入れはしたが
長い時間放置されていたようで
鞭はボロボロで使えそうにもない…。

 【フラヴィオ】
「でも、何かの役に立つかもしれないし
持って帰らないか?
せっかくの戦利品だしさ」
うんうん

 【ナレーション】
君たちは戦利品の鞭をバックパックにしまい
探索に戻ることにする。

落し物の鞭を手に入れた!!!

鞭を放って、また来た場合


 【ナレーション】
君たちの目の前には変わらず
木の枝に絡まった鞭がぶらりと垂れ下がってきている。

君たちは鞭を回収するために行動しても
いいし、無視して探索を続けてもいい。

どうしますか?
鞭を引っ張って回収する 
木に登って回収する 
あきらめて探索に戻る

 鞭を引っ張って回収する
(上記「鞭を引っ張って回収する」へ進む)

 木に登って回収する
(上記「木に登って回収する」へ進む)

 あきらめて探索に戻る
(上記「あきらめて探索に戻る」へ進む)

C-6(e,1) 木の根元で咲き誇る花


 【アリアンナ】
まぁ…、ご覧になってください。
なんて美しいお花さんでしょう!」

 【ナレーション】
君たちは樹海を歩く最中に
大木の根元で色とりどりの花が
群生しているのを見付けた。

少女の言うとおり、花たちは如何にも美しく
この樹海で咲き誇っている…。

 【フラヴィオ】
…ん?
なあ、何か光らなかったか?」

 【ナレーション】
フラヴィオの指し示す方を君も見ると
確かに花の中心で何かがきらりと
光っているのを認めることが出来る。

 ベルトラン、クロエがいる場合

 【ベルトラン】
「何か確認したいってんなら、
さっさとしてみりゃどうだ?」
へぇ…

 【クロエ】
「花、光る。…ちょっと珍しい」
興味深い

…花が光るなどそんなことがあるだろうか?
君たちはその正体を確かめるために
近くに寄って観察してみてもいい。

花に近付きますか?
近付く 
近付かない

 近付く
 (このまま進む)

 近付かない

 【ナレーション】
色鮮やかな花とは言え、
樹海の中で油断は命取り。
君子危うきに近寄らず、だ。

君たちは木の根元に咲きほこる*3花を
遠くから眺めるだけにして、
その場を立ち去ることにする。

(イベント終了・再発生あり)

 【ナレーション】
君たちは花の咲き乱れる部分に足を踏み入れ
じっくりと花に目を凝らす。

 【フラヴィオ】
「確か、この辺が光ったと…」
う~ん…

うぉっ!?

 【アリアンナ】
きゃっ!

 【ナレーション】
なんと、花は君たちが近づいたのに応じて、
花びらを開き一斉に花粉を吹き出してきた!

覗き込んでいた君たちは顔に花粉を受けて
たまらず目を閉じて後ずさる。

※ランダム分岐
(「分岐:(主人公)」へ進む)
(「分岐:アリアンナ」へ進む)
(「分岐:フラヴィオ」へ進む)
(「分岐:ベルトラン」へ進む)
(「分岐:クロエ」へ進む)

 分岐:(主人公)

 【フラヴィオ】
はー、ヒドい目に遭った…って、」

「(主人公)、大丈夫か!?

だが、君はそれだけでは収まらず
花粉を吸い込んでしまったのだろうか、
激しいくしゃみが君を襲う!

…息を、つく、ひまもない!

 【アリアンナ】
「えっと、えっと、こ、こんな時は…
驚かせばよろしいんですよね!?」
大変!

 【フラヴィオ】
「「いや、それシャックリの止め方!」
いやいやいや

 【ナレーション】
…しばらく、周囲の心配を一身に受けたのち
君のくしゃみはようやくおさまる。

 分岐:Picnic
(主人公)の 
HPが3減少した!

 分岐:Standard・Expert
(主人公)の 
HPが15減少した!

 分岐:クロガネがいる場合
くしゃみが治まる(クロガネがいる)》へ進む)

 分岐:クロガネがいない場合
くしゃみが治まる(クロガネがいない)》へ進む)

 分岐:アリアンナ

 【アリアンナ】
くしゅん!

 【ナレーション】
だが、不運にも花粉を吸い込んでしまったか
アリアンナは激しいくしゃみ*4に襲われる!

何と発言しますか?
大丈夫か? 
水いるか? 
自分じゃなくて良かった

 大丈夫か?

 【アリアンナ】
「あふしゅっ! りが…くしゅっ!

 【ナレーション】
…どうやら、それどころではないようだ。

 水いるか?

 【アリアンナ】
「あふしゅっ! りが…くしゅっ!

 【ナレーション】
…どうやら、それどころではないようだ。

 自分じゃなくて良かった

 【フラヴィオ】
「お前なあ…
ちょっとは気の毒がってやれよ」
おいおい

 【アリアンナ】
くしゅっ! ふぇ…ひくしょっ!」

 【ナレーション】
君たちは少しの間、アリアンナのクシャミの
発作が治まるのを待つ。

 分岐:Picnic
アリアンナの 
HPが3減少した!

 分岐:Standard・Expert
アリアンナの 
HPが15減少した!

 分岐:クロガネがいる場合
くしゃみが治まる(クロガネがいる)》へ進む)

 分岐:クロガネがいない場合
くしゃみが治まる(クロガネがいない)》へ進む)

 分岐:フラヴィオ

 【フラヴィオ】
くちっ

 【ナレーション】
…背後から、ずいぶん可愛い音がする。

振り返れば、不運にも花粉を吸い込んだのか
フラヴィオは激しいくしゃの発作に
襲われているようだ。

何と発言しますか?
大丈夫か? 
可愛いな 
それクシャミか?

 大丈夫か?

 【フラヴィオ】
「だ、だいじ……くちっ

 【ナレーション】
…どうやら、それどころではないようだ。

 可愛いな

 【フラヴィオ】
「な、なにが…? くちっ!

 【アリアンナ】
はい、とても…愛らしいです」

 【フラヴィオ】
「だからっ、なに…くちゅっ!

 それクシャミか?

 【フラヴィオ】
「それ以外のな…くちっ!
ああ、くそ、止まら…くちっ!」

 【ナレーション】
君たちは少しの間、フラヴィオのクシャミの
発作が治まるのを待つ。

 分岐:Picnic
フラヴィオの 
HPが3減少した!

 分岐:Standard・Expert
フラヴィオの 
HPが15減少した!

 分岐:クロガネがいる場合
くしゃみが治まる(クロガネがいる)》へ進む)

 分岐:クロガネがいない場合
くしゃみが治まる(クロガネがいない)》へ進む)

 分岐:ベルトラン

 【ベルトラン】
ふぁっ……っくしょぉい!

 【ナレーション】
だが、不運にも花粉を吸い込んでしまった
ベルトランは激しいくしゃみに襲われる!

何と発言しますか?
大丈夫か? 
手で覆え 
うるさいんですけど

 大丈夫か?
 【ベルトラン】
あー…ガマンは……出来……」

「……」

ぶぇくっしょい! あー、チクショっ!

 【ナレーション】
…どうやらガマンは出来ないようだ。

しばらく君たちはベルトランから離れて
くしゃみの発作が治まるのを待つ。

 手で覆え
 【ベルトラン】
「あん? なんだ…ぶぇっくしょい!!

 【ナレーション】
…言うだけ無駄のようだ。

しばらく君たちはベルトランから離れて
くしゃみの発作が治まるのを待つ。

 うるさいんですけど
 【ベルトラン】
「……」

 【ナレーション】
何故かベルトランは押し黙り、
ツカツカと君の横に立つ。

そして!

 【ベルトラン】
ぶぇっくしょい!! ふぇ…くしょい!」

 【ナレーション】
…いちいち君の隣に立ってクシャミを
連発し始めたではないか!

厄介なことに離れようとしても
ベルトランはあくまでも君の横についてくる。

しばらく君とベルトランは遠巻きにされて
クシャミの発作が治まるのを待つ。

 分岐:Picnic
ベルトランの 
HPが3減少した!

 分岐:Standard・Expert
ベルトランの 
HPが15減少した!

くしゃみが治まる》へ進む)

 分岐:クロエ

 【クロエ】
べちっ

 【クロエ】*5
…不思議な音が聞こえる。

 【ナレーション】
振り返れば、不運にも花粉を吸い込んだのか
クロエは激しいくしゃみの発作に
襲われているようだ。

…くしゃみ、なのだろうか?

 【クロエ】
べくちっ。 …ちくしょう」

何と発言しますか?
大丈夫か?
ちくしょう?
それクシャミか?

 大丈夫か?
 【クロエ】
「鼻腔内に、異物…べちっ!
粘膜から、へばっ、乖離させ……べくちっ!」

 【ナレーション】
……それどころではないようだ。

 ちくしょう?
 【クロエ】
「くしゃ、みのときの…べちっ!
作法って、ベルトランが教え……へばっ!」

「…ちくしょう」
はぁ…

 【ナレーション】
律儀に、クロエは言い続ける
つもりのようだ。

 それクシャミか?
 【クロエ】
「何か、異常べちっ、あ……べくちっ!

 【ナレーション】
…どうやら、ちゃんとクシャミのようだ。

 【ナレーション】
君たちは少しの間、クロエのクシャミの発作が治まるのを待つ。

 分岐:Picnic
クロエの 
HPが3減少した!

 分岐:Standard・Expert
クロエの 
HPが15減少した!

くしゃみが治まる》へ進む)


《くしゃみが治まる(クロガネがいる場合)》

 【クロガネ】
「……」

 【ナレーション】
くしゃみの発作がおさまったところで、
心配げに辺りをうろついていたクロガネが
何かをくわえて君の元に戻る。

一体何だろうか、と受け取ってみれば
それは冒険者の必需品である薬だ!

 【フラヴィオ】
「前も誰かがこの花に驚いて、
落として行ったのかな?」
う~ん…

 【ナレーション】
君は薬を見つけてくれた黒い獣に
声をかけてもいい。

何と発言しますか?
ありがとう 
頭を撫でる 
いい気になるなよ

 ありがとう

 【クロガネ】
「……」

 【ナレーション】
クロガネは当然だと言わんばかりに
しっぽをゆらゆらと振っている。

 頭を撫でる

 【クロガネ】
「……」

 【ナレーション】
君はクロガネを褒めようと手を伸ばすが…
すっ、と距離を取られてしまう。

…どうやら、撫でられるのは嫌いなようだ。

 いい気になるなよ

 【クロガネ】
「……」

 【フラヴィオ】
「お前、動物相手に何言ってんだよ」
おいおい

 【ナレーション】
黒い獣と張りある君に向けて、
友人の呆れた視線が刺さる…。

 【アリアンナ】
「ですけど、樹海には思わぬところに
落とし物があるものなのですね」
なるほど

「気をつけて歩いてみましょうね、
(主人公)様」
うっふふ

 【ナレーション】
確かに少女の言うとおりだ。
何があるか分からない場所ではあるが、
君たちは慎重にこの先も歩くことにする。

メディカⅡを手に入れた


《くしゃみが治まる(クロガネがいない場合)》

 【ナレーション】
樹海の中で軽率な行動をとったことを
悔やみながら、探索に戻ろうとしたところで
足元に何かが転がっていることに気付く。

拾い上げてみると、
それは冒険者の必需品である薬だ!

 【フラヴィオ】
「前も誰かがこの花に驚いて、
落として行ったのかもな」
うーん…

「せっかくだし、もらってくか!」
よし!

 【ナレーション】
君たちは何かの縁だと、その薬を
頂戴して、探索へと戻っていく。
メディカⅡを手に入れた

B-6(d,5) 岩から染み出す清流


 【ナレーション】
森を進む君たちは岩から染み出す清流を前に
立ち止まる。

岩の隙間から湧きだす水は透き通り、
美しい輝きを放っている…。

 【アリアンナ】
まあ、とてもキレイです…」

 【フラヴィオ】
「うん、そうだな。
これだけキレイなら飲めそうじゃないか?」
おお!

 【アリアンナ】
えっ!?
あ、あの、水をそのまま飲むんですか?」

 分岐:クロガネが居る場合
 【クロガネ】
「……」

 【ナレーション】
驚く少女の隣で、黒い獣は嬉しそうに
水の流れを見つめている…。

 【フラヴィオ】
「動物が飲めるって思うんだったら、
安心じゃないかな」
へえ

「どうする、(主人公)?」
へへっ

 分岐:いない場合
 【ナレーション】
君たちはその水で喉を潤してもいいし、
必要ないと先へ進んでもいい。

水を飲みますか?
飲む 
飲まない

 飲む
(「飲む」に進む)

 飲まない

 【ナレーション】
今は水を口にする必要はないと考えて
君たちはその場を離れることにする。

(イベント終了・再発生あり)

飲む

 【ナレーション】
君たちは岩に手を押し当てて漏れ出る水を
手のひらに溜めていく。

そして溜まった水をこぼれないように
口へと運び、飲み干してみる…。

その水の口当たりは軟らかく、
何よりきんきんに冷えており、
君たちの体は活力を取り戻す!

全員の 
HPが35、TPが10回復した!

 分岐:クロガネが居る場合
(「クロガネが居る場合」に進む)

 分岐:ベルトラン・クロエがいる場合
(「ベルトラン・クロエがいる場合」に進む)」

クロガネが居る場合

 【クロガネ】
「……」

 【フラヴィオ】
「おーおー、しっぽが揺れて。
クロガネも美味しかったみたいだな」
アハハッ

 【アリアンナ】
「クロガネくん、私もそのお気持ち…
とても分かります!」
はい

「お散歩中に飲む水がこんなに
美味しいなんて、思いもしませんでした!」
うっふふ

 【フラヴィオ】
「え、えっと…そっち?」
う~ん…

 【フラヴィオ】
「…なぁ、(主人公)。
この子って、ちょっと…だいぶ変だよな?」
はぁ…

何と発言しますか?
だいぶ変わってる 
育ちがいいだけ 
失礼だぞフラヴィオ

 だいぶ変わってる

 【フラヴィオ】
「ああ。ミズガルズで変人には慣れてたけど
珍しいタイプだよな、この子。
う~ん…

 育ちがいいだけ

 【フラヴィオ】
「育ち……?
あー、言われてみればそうかもな」
ふんふん

「道端で何かを食べたりしない…
どこかのお嬢様だったりとかするのかね?」
う~ん…

 失礼だぞフラヴィオ

 【フラヴィオ】
「わ、悪い…
確かに陰口みたいだったよな」

 【ナレーション】
そんな君たちのやり取りにも
依頼人である少女は気付かない様子で
ほがらかに声をかけてくる。

 【アリアンナ】
「私、思ったのですけれど
ここを地図に描きとめておきませんか?」
あの

「そうしたら、また訪れた時に
忘れずに飲むことが出来ると思うんです」
うふふっ

 【ナレーション】
確かに、地図にメモしておけば
少女の言うとおり便利かもしれない。

君はこの場所を地図に描き留めてから*6
探索に戻ってもいい。
(終了)

《ベルトラン・クロエがいる場合》

 【ベルトラン】
ふぃー、生き返るねえ!」

 【クロエ】
「…ベル、死んでたの?」
なんと

 【アリアンナ】
「そんな、大変じゃないですか!
私、ちっとも気付いてませんでした…!」
大変!

 【ベルトラン】
「慣用表現だろーが!?
めんどくせーな、お前ら2人…」
はぁ?

 【ナレーション】
騒ぐ3人には構わず、水を汲みながら
フラヴィオが君に提案してくる。

 【フラヴィオ】
「なあ、このことを地図に描いとけばあとで役に立つんじゃないか?」
へへっ

 【ナレーション】
確かに、地図にメモをしておけば
少年の言うとおり便利かもしれない。

君はこの場所を地図に書き留めてから
探索に戻ってもいい。


2度目以降


 【ナレーション】
森を進む君たちは岩から染み出す清流を前に
立ち止まる。

 【アリアンナ】
あのお水…とても美味しかったですよね。
また、飲んでいきましょうか?」

 【ナレーション】
君たちはその水で喉を潤してもいいし、
必要ないと先へ進んでもいい。

水を飲みますか?
飲む 
飲まない

 飲む

 【ナレーション】
君たちは岩に手を押し当てて漏れ出る水を
手のひらに溜めていく。

そして溜まった水をこぼれないように
口へと運び、飲み干してみる…。

その水の口当たりは軟らかく、
何よりきんきんに冷えており、
君たちの体は活力を取り戻す!

全員の 
HPが35、TPが10回復した!

 飲まない

 【ナレーション】
今は水を口にする必要はないと考えて
君たちはその場を離れることにする。

(イベント終了)

B-4(d,3) オレンジ色の果実


 【ナレーション】
君たちが樹海を歩いていると、
一つの行き止まりに突き当たった。

 【アリアンナ】
「見てください、(主人公)様。
この木、とっても愛らしいです!
まあ!

 【ナレーション】
少女が目を輝かした先には、周囲の木より
少し背の低い木が、鮮やかなオレンジ色の
果実をいくつも実らせている。

 【フラヴィオ】
おっ、良い香りだなあ。
食べごろなんじゃないか、この実」

 【アリアンナ】
「…食べる?
道の途中で、そこにある物をですか?」
えっ?

 【ベルトラン】
「別に、構やしねぇだろ。
樹海は誰の領地ってわけでもないしな」
ああ

 【クロエ】
「甘くて、おいしそう。
クロエ、食べてみたい」
さっさとする

 【ナレーション】
君たちはそのオレンジ色の果実を
食べてみても構わない。

オレンジ色の果実を食べますか?
果実を食べる 
やめておく

 果実を食べる
(このまま進む)

 やめておく

 【ナレーション】
今この果実を口にする必要はないだろう。 
君たちはそこを離れて、再び樹海の探索に
戻ることにする。

(終了・再発生あり)

果実を食べる

 【フラヴィオ】
へへっ、こういうのは…
太陽に近いところにあるのが、美味い!」

「ほら、みんなの分!」
いいの見つけたぞ!

 【ナレーション】
フラヴィオは人数分いそいそともいで
君に手渡してくれる。

厚手の皮を持った果実だが、
柑橘系の良い香りがして実に美味しそうだ!

…ところが、アリアンナは果実を手にして
なにやら困惑しているようだ。

 【アリアンナ】
あの、一体…
どうやって食べれば良いのでしょう?」

食べ方を教えてあげますか?
皮を剥いて食べる 
そのままかぶりつく

 皮を剥いて食べる

 【アリアンナ】
「皮を、むく…?
私、何も持ってませんけれど…」
うーん…

 【ナレーション】
ピンと来ないのか、首をかしげる少女に
論より証拠と君は手にある果実の皮を
手早く剥いてやる。

厚手の皮を剥けば、たちまちやわらかい
果実が顔をのぞかせた!

 【アリアンナ】
わあ…!

 そのままかぶりつく

 【アリアンナ】
「わ…、分かりました!

 【ナレーション】
少女は君の言葉を信じて、そのまま怖々と
厚手の皮に口を付ける。

 【フラヴィオ】
「…アリアンナ、
皮も剥かないで何やってるんだ?」

 【アリアンナ】
え? これが正しい作法なのでは…」

うっ…、ニガイです…」

 【フラヴィオ】
「…(主人公)〜?」
おい

 【ナレーション】
まさか信じるとは思わなかったのだと
フラヴィオに弁解しつつ
君は正しい食べ方を少女に教えてやる。

 【ナレーション】
少女に正しい食べ方を教えたのちに、
君は自分の分の果実を口に含む。

オレンジ色の果実のほどよい酸味と甘みが
君の身体の疲れを取り去ってくれる!

全員の 
HPが35、TPが10回復した!

 【フラヴィオ】
「うん、うまい!」
ふふっ、うまいな〜

 【ベルトラン】
ふぅん…こりゃ、使えるな。
場所を覚えとくといいんじゃねえか?」

 【クロエ】
「他のとこにも、生えてるかも。
くだもの、いっぱい食べたい」
おかわり

 【ベルトラン】
「手当たりしだいはよせ。
樹海になってるモンが必ずしも役立つとは
限らねぇんだからよ」
こら

 【ナレーション】
ベルトランの教えに頷きつつ、
君は果実がなっていた低木に目をやる。

幸運なことに、木にはまだ未熟な
果実がいくつか残っている。

時間が経過すれば、また果実は熟して
君たちを癒やしてくれることだろう。

 【アリアンナ】
「これが立ち食いというものなのですね…。
樹海のお作法、きちんと覚えませんと」
なるほど!

 【ナレーション】
独りごちる少女に適当に頷きかえし、
君たちは探索に戻ることにする。

E-2(a,1) 木に刺さったハリネズミ(一回目)


 【ナレーション】
樹海の行き止まりに差し掛かった所で
一本の木の根で何かがばたばたと
動いているのが見える…。

 【フラヴィオ】
んん? ハリネズミの魔物…か?
でも、なんか様子が変だな」

 【ナレーション】
少年の指摘通り、ハリネズミの魔物は
見動きがとれないようだ。

よくよく観察してみると、背中の針が
木に刺さって抜け出せなくなっている…。

 【ベルトラン】
「こりゃ、マヌケな魔物もいたもんだな」
へぇ…

 【クロエ】
「排除、する?
この状況なら簡単に倒せる」
どうする?

 【アリアンナ】
ですけど、困ってるみたいですよ?
なんだかお気の毒です…」

 【ナレーション】
いつも君たちに容赦なく襲いかかってくる
魔物の命を奪うことは君たちの安全にも
繋がることだ。

しかし、アリアンナの言うとおり…
抵抗する術を持たない相手でもある。

だが、仮に助けたとしても見返りはなく
かえって窮地に陥る可能性とてあるのは
想像に難くない。

 【ベルトラン】
「ま、好きにしろや。
リーダーさんのお気に召すまま、ってな」
好きにしな

 【ナレーション】
君はそれらのことを頭に入れた上で
この魔物をどうするか決めることにする。
どうしますか?
ハリネズミを助ける 
放っておく

 ハリネズミを助ける
(「ハリネズミを助ける」へ進む)

 放っておく

 【アリアンナ】
「そう、ですよね…」
うーん…

 【ナレーション】
いくら困っていようとも相手は魔物だ。
君たちはハリネズミをそのままにして、
探索へ戻っていく。


《二回目以降》

 【ナレーション】
樹海の行き止まりに差し掛かった所で
一本の木の根で何かがばたばたと
動いているのが見える…。

 【アリアンナ】
「あのハリネズミさん…
まだ、あそこにいるのですね」
あら?

 【ナレーション】
君たちは相手が魔物と理解したうえで
助けようとするなら、手を貸してもいい。

(「選択肢」へ進む)

ハリネズミを助ける

 【ナレーション】
君はハリネズミを放ってはおけないと
手を貸してやることに決めて、
ハリネズミの方へと足を進める…。

しかし、ハリネズミは君の気配を感じると
一層激しくじたばたと暴れ始める!

どうしますか?
ハリネズミに語りかけてみる 
力任せに木から引き抜く 
ハリネズミと見つめ合う

 ハリネズミに語りかけてみる

 【ナレーション】
君はハリネズミに暴れていても楽にならず
今は力を抜いた方がいいのでらないか、と
諭すように語りかける。

 【アリアンナ】
なるほど…!
魔物相手でも、心は通じるはずですよね!」

 【ナレーション】
だが、君の思いは届かないようで、
ハリネズミは力の限り暴れ続けている!

 【フラヴィオ】
「…無理があるって、(主人公)。
強引に抜いてやるしかないんじゃないか?」
う~ん…

 【ナレーション】
君は心が通じなかったことを残念に思いつつ
ハリネズミのトゲを木から抜くべく、
慎重に作業に当たる。

 力任せに木から引き抜く

 【ナレーション】
君はとにかく早く助けるため、
ハリネズミの腹をむんずと掴んで
木から引きはがす作業にかかる。

 【フラヴィオ】
おお…大胆だな」

 ハリネズミと見つめ合う

 【ナレーション】
君はじたばたと暴れるハリネズミを
じっと見つめる。

…そういえば、ハリネズミの腹を
こんな風にじっと見るのは初めてだ。

……。

意外と可愛い。

 【アリアンナ】
「(主人公)様?
助けてあげないのですか…?
あの…

 【ナレーション】
しばらく観察している間に、
ハリネズミは暴れ疲れたのか
ぐったりとしている。

少女の声に、自分の使命を思い出して
君はハリネズミを木から引きはがすべく
作業に取りかかる。

……。

暴れ疲れてぐったりとしたハリネズミは
抵抗することなく、すんなりと作業は
終わった。

 【アリアンナ】
「大人しいハリネズミさんで
よかったですね、(主人公)様」
うふふっ

 【ナレーション】
少女と君は頷き合って、そっとハリネズミを
茂みの方へと逃がしてやる。

 【ベルトラン】
やれやれ、魔物相手にお優しいこった」

 【フラヴィオ】
「でも…なんか、良かったよな」
へへっ

 【ナレーション】
後に戦いになるかもしれない可能性もあるが
今この時は命を助けられたことを君たちは
喜び合って探索に戻ることにする。
(イベント終了)

 【ナレーション】
……。

…なんとか、無事助けることが出来そうだと
君が気をぬいた一瞬!

 【アリアンナ】
「(主人公)様!?」
大変!

 【ナレーション】
興奮しきったハリネズミは自由になった途端
君に渾身の力で噛みつく!

 分岐:Picnic
(主人公)の 
HPが7減少した!

 分岐:Standard・Expert
(主人公)の 
HPが35減少した!

 【フラヴィオ】
「このっ! 何しやがんだよ!!」
こらっ!

 【ナレーション】
君はハリネズミに危害を加えようとする
少年に自分は大丈夫だから、と抑える様に
語りかける。

せっかく助けた命に対して
すぐ剣を向けるのはしのびない…。

 【フラヴィオ】
「でも…」
う~ん…

「いや…そうだよな、ごめん

 【ナレーション】
君たちが何もしてこないことを見て、
ハリネズミは一目散に茂みの奥へと
逃げ込んでいく。

 【ベルトラン】
「甲斐がねぇことだなあ。
ま、魔物相手なんだから当然か」
やれやれ

 【クロエ】
「でも、戦いにはならなかったし…
これで良かったかも?」
うーん

 【ナレーション】
君たちは今は戦いにならなかったことを喜び
探索に戻ることにする。

2階


D-6(c,5) 木に刺さったハリネズミ(二回目)


 【ナレーション】
樹海の行き止まりに差し掛かった所で
一本の木の根で何かがばたばたと
動いているのが見える…。

 【フラヴィオ】
「まさか…」
おいおい

「…と、思ったらその通りだよ」
はー…

 【ナレーション】
確認のため近寄ったそこでは、以前と同じく
ハリネズミが背中のハリを木に突き刺して
身動きがとれずにいる…。

 【ベルトラン】
「このマヌケな姿…。
もしかして、同じヤツか?」
はぁー…

 【クロエ】
「この個体は、ちょっとニブいのかも」
うーん

 【アリアンナ】
えっと…どうしましょうか?」

 【ナレーション】
君たちは意味はないと知りつつも、
ハリネズミを助けてもいいし、
放っておいても構わない。

どうしますか?
ハリネズミを助ける 
放っておく

 ハリネズミを助ける
(「ハリネズミを助ける」へ進む)

 放っておく

 【ナレーション】
前回助けたのにまたこんなことに
なってる以上、今回助けても
同じことを繰り返すだけだ。

君たちはハリネズミをそのままにして
探索に戻っていく。

《二回目以降》

 【ナレーション】
樹海の行き止まりに差し掛かった所で
一本の木の根で何かがばたばたと
動いているのが見える…。

 【アリアンナ】
「あのハリネズミさん…
まだ、あそこにいるようですね」
あらら?

 【ナレーション】
君たちは魔物相手と分かった上で
助けるなら、手を貸してもいい。

(「選択肢」へ進む)

ハリネズミを助ける

 【ナレーション】
君が手を伸ばすと、ハリネズミは
ビクリと震えるが意外なことに
おとなしく成すがままにされる。

これ幸い、と君は素早くハリを木から抜いて
ハリネズミを解放してやる…が!

 【アリアンナ】
きゃっ!?

 【ナレーション】
自由になった瞬間、ハリネズミは君の手から
飛び出していく!

しかも…君の顔を踏み台にして、だ。

 分岐:Picnic
(主人公)の 
HPが9減少した!

 分岐:Standard・Expert
(主人公)の 
HPが45減少した!

 【クロエ】
「…すごい跳躍力」
おー

 【フラヴィオ】
「魔物なんだから仕方ないとはいえ…
ほんっと助けた甲斐がないよなあ」
うーん

「平気か、(主人公)?」

 【ナレーション】
…ケガはしてしまったがハリネズミは
無事に木から解放されたのだ。

これでよかった、と君は頷いて
その場を後にする。

D-7(b,4) 硬貨


 【クロエ】
「いま…、何か光った」
むむ

 【ナレーション】
樹海を進むうちに、黒衣の少女が
足を止めて一点を指さす。

注意深くその先へと目を凝らすと…
なんと、瓦礫の奥に輝く硬貨が
何十枚と落ちているではないか!

 【アリアンナ】
「あらあら、落とし物ですね?
こんなにたくさん落とすなんて…
落とし主様は、あわてんぼさんです」
ウフフ

 【ベルトラン】
どうだかねぇ…。
そんなノンキな話ならいいんだが、
どうにもキナくさくねぇか?」

「他の冒険者が落としたんだとしたら、
そこで何かがあったかもしれねえぞ」
ふーん

 【ナレーション】
君たちは、手を伸ばしてその硬貨を
入手してもいいし、怪しんで
このまま立ち去ってもいい。

硬貨に手を伸ばしますか?
手を伸ばす 
やめておく

 手を伸ばす

 【ベルトラン】
「おいおい、平気かよ?」
はぁ?

 【ナレーション】
君は制するベルトランの声も聞かずに
風化し朽ちた瓦礫の奥に手を伸ばし
緑の中に光る硬貨を拾い集める。

硬貨は全部で100エン分はある!

100エンを手に入れた

 【フラヴィオ】
「…他には、何もないみたいだな。
本当にただ不注意な人が落としただけか?」
うんうん

 【クロエ】
「クロエたち、まるもうけ」
むふふ

 【ベルトラン】
ったく、人騒がせな…」

 【ナレーション】
君たちは幸運な拾い物に感謝しつつ
再び探索へと戻ることにする。

 やめておく

 【フラヴィオ】
「ちょっと勿体ないけど…
命には代えられないよな」
うーん

 【クロエ】
「……かなり勿体ない、けど」
うーん

 【ナレーション】
少し後ろ髪を引かれつつも
君たちはその硬貨には触れず
迷宮の探索を続けることにする。

C-5(c,5) 黄色の果実


 【ナレーション】
樹海を歩く君たちは、目前の木に黄色の実が
たわわに実っているのを見つける。

 【クロエ】
「実、小さいけど…太ってる。
絶対おいしい」
これは、いいもの

 【ナレーション】
君たちはそれを食べてみたいと思うなら
木からもいで食べてみてもいい。

黄色の実を食べますか?
食べてみる 
やめておく

 食べてみる

 【フラヴィオ】
「んじゃ、人数分採ってくるな」
おっけー

 【クロエ】
もっと。いっぱいがいい」

 【フラヴィオ】
「採りすぎるのは良くないんだよ。
森の分は残すのが礼儀だ」
取りすぎ厳禁、ってな

 【ナレーション】
生真面目に言って、少年は人数分だけ
実をもぐとそれぞれに手渡す。

君は小ぶりなその実を口へと運ぶ…。

中から果汁がこぼれるようにあふれだす
その実の優しい味に君たちの身体は力を
取り戻す!

全員の 
TP20回復した!

 【アリアンナ】
「わぷっ…」
んんっ

 【フラヴィオ】
あはは、こぼしちゃったか。
アリアンナ、この実は小さいんだし、
全部口に入れちゃえばいいんだよ」

 【アリアンナ】
「で、でも…」
うーん

 【クロエ】
おかわり

 【フラヴィオ】
「だから、さっき言っただろ。
あんまり取っちゃ良くないって」
おいおい

 【ベルトラン】
「つうか、実自体も若いやつばっかりだし…
またここを通った時にゃ食べられるように
なってるんじゃねえか?」
はぁー

 【ナレーション】
君たちは後日近くを通ることがあればと
木の場所を地図に書きとめてもいい。

 やめておく

 【クロエ】
「……ケチ」
つーん

 【ナレーション】
君たちはその実の世話になる必要がないので
先へ進む道に戻ることにする。

B-4(d,3) リス


 【ナレーション】
樹海の中の荒れた小道を進む君たちは
折れた小道の先で動く影を見付ける。

目を凝らしてみたところ、
大きな草の影にリスのような
小動物の姿を発見した。

その動物は君たちにおびえる様子もなく、
小さな声で鳴いて近づいてくる。

 【アリアンナ】
まあ、可愛らしい…!」

「人に慣れてるのでしょうか?
呼んだらこっちに来そうですけれど…」
ウフフ

 【ベルトラン】
「よせよせ、毒でも持ってたらどうする?」
はぁ?

 【ナレーション】
ベルトランはそう言うが…
リスのような動物は、くりくりとした目で
君をじっと見上げてくる。

小首をこくん、とかしげて…
実に、愛らしい。

君たちは、小動物と触れあってもいいし
このまま立ち去ってもいい。

動物に手を伸ばしますか?
手を伸ばす 
立ち去る

 手を伸ばす
(「手を伸ばす」へ進む)

 立ち去る

 【ナレーション】
小さな動物とはいえ、樹海の内部に
住むものに気を許してはいけない。

君たちは立ち上がると、小さな声で
鳴く動物を後にして、樹海の探索へ
戻ることにする。

手を伸ばす

 【ナレーション】
君は腰をかがめて、驚かさないように
そっと手をさしのべる。

…しかし、その瞬間!

 【アリアンナ】
きゃあ!?

 【ナレーション】
リスは急に機敏な動きを見せると
君に飛びついて身体を駆け上がっていき
バックパックの中に入り込んでしまう!

 【フラヴィオ】
「あ…! こら、出ろ!」

 分岐:アリアドネの糸を持っている
(「分岐:アリアドネの糸を持っている」へ進む)

 分岐:アリアドネの糸を持っていない
(「分岐:アリアドネの糸を持っていない」へ進む)

材料を持っている

 【ナレーション】
言われなくとも、と言った風情で
リスは荷物を1つくわえて
逃げ去っていく…。

 【フラヴィオ】
「ウソだろ…」

 【アリアンナ】
「か、怪盗リスさんだったのですね…」
うーん

 【ナレーション】
一体何を奪われたのか、と荷物を確認する。
…冒険の必需品であるアリアドネの糸
奪われてしまったようだ。

 【フラヴィオ】
「よ、よりにもよって…!」
ちくしょう

 【クロエ】
「あのリス…
どうして糸を欲しがる? 不思議」

 【フラヴィオ】
「そんなのどうでもいいだろ!?
何とか取り返さないと…」
あーもー

 【ベルトラン】
「おいおい、あの小さいの相手に
森で追いかけっこなんざ無謀だろ。
諦めるしかねえよ」
あぁ?

「しっかし…樹海は恐ろしいなあ?」
やれやれ

 【ナレーション】
君たちは樹海の恐ろしさを改めて感じ、
慎重に探索を続けることにする。

材料を持っていない

 【ナレーション】
慌ててバックパックを逆さにすると
リスは何も持たずに転がり落ちる!

チィチィと甲高く鳴き声を残して
そのままリスは木陰に姿を消す…。

 【アリアンナ】
「か、怪盗リスさんだったのですね…」
うーん

 【クロエ】
興味深い
何を狙ってたか、気になる」

 【フラヴィオ】
「気にならねーよ。
…まったく荷物を狙うとは不届きなヤツだ」

 【ベルトラン】
「ま、被害はなかったんだ。
良しとしようや」
まあまあ

「ただ、次からもあの動物にゃ要注意だな」
はぁ

 【ナレーション】
…君たちは、警戒心を強めて
再び樹海の探索へと戻ることにする。

3階


B-5(d,3) 木に刺さったハリネズミ(三回目)


 【ナレーション】
樹海の行き止まりに差し掛かった所で
一本の木の根で何かがばたばたと
動いているのが見える…。

 【フラヴィオ】
「まさか…アイツか?」
おいおい

 【ナレーション】
おそるおそる覗きこむと、
そこには見覚えのある姿勢のハリネズミ…。

つまりは、背中のハリが木に刺さって
身動きがとれないハリネズミがいた。

 【ベルトラン】
「どうやら、そのまさかだな。
どこまでドン臭いんだよ、コイツ」
はぁー…

 【ナレーション】
君たちはこのマヌケなハリネズミを
助けてもいいし、放っておいても構わない。

どうしますか?
ハリネズミを助ける 
放っておく

 ハリネズミを助ける
(「ハリネズミを助ける」へ進む)

 放っておく

 【ナレーション】
前回助けたのにまたこんなことに
なってる以上、今回助けても
同じことを繰り返すだけだ。

君たちはハリネズミをそのままにして
探索に戻っていく。

《二回目以降》

 【ナレーション】
樹海の行き止まりに差し掛かった所で
一本の木の根で何かがばたばたと
動いているのが見える…。

 【アリアンナ】
「あのハリネズミさん…
まだ動けなくなったままみたいですね」
うーん

 【ナレーション】
君たちは魔物相手と分かった上で
助けるなら、手を貸してもいい。

(「選択肢」へ進む)

ハリネズミを助ける

 【ナレーション】
もう三度も行き合ってしまっては
助けるしかないだろう、と君は手を伸ばす。

…だが、前回は痛い目を見ているのだ。
普通に助けるだけでは、また同じように
痛手をくらうかもしれない。

君は何か手立てを考えてもいい。

どうしますか?
優しく見つめながら抜く 
ハリが抜けたら投げる 
やっぱり助けない

 優しく見つめながら抜く
(「選択肢」に進む)

 ハリが抜けたら投げる

 【ナレーション】
向こうに反撃する猶予を与えなければ
自分は無傷で済むのではないだろうか?

そう考えた君は、手早く木からハリを抜くと
即座にハリネズミを茂みへ投げ捨てる!

 【アリアンナ】
えっ、(主人公)様!?」

 【ナレーション】
…いいタイミングだったようで、
どこも噛まれていない!

 【フラヴィオ】
「…まあ、お前がいいならそれでいいけど」
うーん

 【ナレーション】
君たちはいいことをした、と
その場を後にすることにする。

 やっぱり助けない

 【ナレーション】
そもそもハリネズミを助ける必要があるか?

君は一番最初の場所に立ち返り、
ハリネズミから手を離す。

当のハリネズミはというと、
見離されたのを察知したのか、
ぽかんと君を見上げている。

じっと見つめるその瞳を振り切れるなら
君は探索に戻ってもいい。

(「選択肢」に戻る)

優しく見つめながら抜く

 【ナレーション】
君は言葉は通じなくとも、
気持ちは通じあえるはずだ…と
優しくハリネズミを見つめる。

自分は敵ではない、助けたいだけだと
君は気持ちを視線に込めながら処置を
続けていく…。

無事、全てのハリが木から抜けると
ハリネズミはおとなしく君の手から
地面にぴょい、と飛び降りる。

…君の気持ちが通じたのだ!

 【アリアンナ】
あっ!?

 【ナレーション】
感動したその時、ハリネズミは地面にある
何かを拾い上げると君の顔目がけて
投げつけてくる!

 分岐:Picnic
クロエの 
HPが2減少した!

 分岐:Standard・Expert
(主人公)の 
HPが10減少した!

 【フラヴィオ】
「だ、大丈夫か?
キズにはなってないみたいだけど…」

 【ナレーション】
…身体の傷よりも、今は心の傷が痛む。

 【クロエ】
「…? でも、これ。貴重な素材」

 【ベルトラン】
「ま、ハリネズミの礼…ってことに
しといたらどうだ?」
まあまあ

 【ナレーション】
君は自分をごまかしながら、
ハリネズミのくれたお礼をしまって
探索に戻ることにする。

樹液の塊を手に入れた!!!

E-3(a,2) 世界樹の鍵入手前


 【ナレーション】
目の前の扉は不思議な力で閉じられ、
君たちの力ではびくともしない!

この扉を開く為には、
何か鍵の様な物
必要なのかもしれない…

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最終更新:2024年01月21日 21:05

*1 原文まま。不自然な空白。

*2 「※原文まま。「たち」「達」の表記揺れがある。

*3 ※原文まま。「咲き誇る」「咲きほこる」の表記揺れあり。

*4 ※原文まま。「クシャミ」「くしゃみ」表記揺れあり。

*5 *原文まま。消し忘れと思われる。

*6 ※原文まま。「描きとめる」「描き留める」表記揺れあり。