主人公(ポケモン)

「主人公(ポケモン)」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

主人公(ポケモン) - (2021/01/23 (土) 17:42:14) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2012/07/01(日) 22:13:06
更新日:2024/04/08 Mon 11:18:30
所要時間:約 21 分で読めます




ポケットモンスターシリーズに登場する主人公。
プレイヤーの分身となる少年あるいは少女である。

単に「ポケモン関係作品の主人公」であればアニメのサトシたちやポケスペ等の漫画作品の皆、あるいは『GO』のプレイヤーアバターも含まれうるが、
本項では本家作品(赤・緑・青・ピカチュウ~ウルトラサン・ウルトラムーン)の主人公である…プレイヤーの分身となるキャラクターについて説明する。


※コロシアムシリーズに関してはコチラ


【概要】

プレイヤーが動作を操り、台詞を喋ることは無く(一部の例外*1を除く)、「はい」「いいえ」またはそれに準ずる選択肢のみで進行する。
所謂、プレイヤーの分身タイプの無個性主人公。
各作品ごとに出自や設定、外見も異なるが、操作の仕方は基本的に変わらない。

性別は第一世代と第二世代の金・銀までは男の子のみで、クリスタル以降は女の子も選べる。

彼らは大抵各地方の田舎町に住んでおり、母親と二人暮らし。
父親についてはほとんど語られない作品から「ジムリーダーに挑戦する」という形で親子同士ポケモンバトルを行う作品までさまざま。

今までポケモンを持った事がない新米トレーナーで、物語の冒頭でその地方のポケモン博士から最初のポケモンを一匹貰いうけ、旅に出ることから冒険の幕が開ける。

ポケモンを育て、戦わせてポケモントレーナーとしての腕を磨きながら、
ポケモンジムを巡ったり、ポケモン図鑑のデータを集めたりしながら仲間をふやして次の町へ進む。
そして最終的には四天王を倒しポケモンリーグに殿堂入りするまでがお約束の流れ。
また、その道中で悪の組織の野望を食い止めるイベントがあり、第三世代以降はそれがメインシナリオのテーマに大きく関わっている。

トレーナー同士競い合うライバルがいるのもお約束。

分身型主人公とはいえ、作中ではNPCから「強くて優しい」という主旨の評価を何度か受ける。
各地方のチャンピオン達によれば、主人公達は皆同じような強い目をしているらしい。

ちなみに時系列や世界線がシリーズによってバラバラな都合上、主人公間の年代はシリーズが出た順番と一致しない。
そのため存在が示唆されることはあっても前作主人公(やライバル)と出会う展開もほとんどない(後述のレッドのように全くないわけではない)。

名前はプレイヤーが自由につけることができる。
デフォルトネームもあるが、パターンは各作品で異なる。


赤・緑・青・ピカチュウファイアレッド・リーフグリーン


カントー地方マサラタウンから旅立つ。『初代』では男の子のみで、女の子は『FRLG』で追加された。
『FRLG』では鞄にバトルサーチャーをつけている。

大乱闘スマッシュブラザーズX』 及び『SPECIAL』に参戦するポケモントレーナーのデザインは『FRLG』に準拠。


…… …… ……
…… …… ……

ポケットモンスターシリーズの記念すべき最初の主人公にして、生ける伝説(リビングレジェンド)
『初代』では赤白の帽子と赤いベスト、黒いシャツ、青いズボン。髪は外はねの黒髪。
『FRLG』では赤い帽子とベスト、黒いインナー、青いズボンに黄色のリュックと、初代のデザインをアレンジした感じ。髪は茶髪になり、服も全く違うデザインに。
TVスペシャル『ポケットモンスター THE ORIGIN』では『FRLG』をベースに、デザインが所々アレンジされている。
『SM』では作中時間の経過に合わせてか帽子にTシャツと青いズボンというラフな格好をした青年になっている。

彼にとって言葉は不要(by本人)らしく、いかなる時も無口を貫く。感情も「!」や「?」で表現される。
スマートフォン向けゲーム『ポケモンマスターズ』でも声が全て息遣いという徹底ぶり。
おかげで幽霊説まで出ていたが、公式からはハッキリと否定されている。
相棒としてはリザードンピカチュウが有名だが、『ピカブイ』ではフシギダネを選んだらしく、フシギバナを出してくる*2

『初代』では最初に名前を決める際に、バージョンごとに3種類の名前が用意されている。
  • 赤:「レッド」「サトシ」「ジャック」
  • 緑:「グリーン」「シゲル」「ジョン」
  • 青:「ブルー」「ツネカズ」「ジャン」
  • ピ:「イエロー」「サトシ」「ジャック」
このうち「サトシ」「シゲル」は後にそれぞれアニメ版の主人公とライバルの名前として採用された。
『FRLG』では自分で名前を入れることになるが、何も入力しなかった場合はランダムに色々出てくる。
『初代』や『金・銀・クリスタル』のものに加え「ファイア」「リーフ」、それに「サトル」や「ケン」「シゲキ」などなど。


  • リーフ
ポケモンを 守って あげること
それが わたしの ポリシー

『FRLG』で追加された女の子主人公。

外見は白い帽子と青いシャツ、赤いスカート、黄色のショルダーバッグ。髪は茶色のロングヘア。
ちなみに歴代主人公でミニスカートは彼女が初めてである。
杉森建氏曰く「初代の攻略本用に書き下ろされた女の子」を意識したデザイン。その女の子は『初代』から22年の時を経て遂にゲームに登場することになる

ランダムで入る名前は男の子と同じ「ファイア」「レッド」「リーフ」「グリーン」に加え、
『クリスタル』のもの、更に「ミスズ」「ジュンコ」「ユキコ」「リエ」などなど。
今でこそリーフが公式名となっているが、当時は一部のファンからフグリと呼ばれたりもした*3。「リーフグリーン」の略であって他意はない…ハズ。

『HGSS』では追加キャラとして出るのではないか?という噂もあったが特にそんなことはなく、その後各種商品展開でもレッドやグリーンのグッズばかり出るためいまいち影が薄かった。
が、近年では『スマブラSP』に参戦したり新作フィギュアが出たり、『ポケモンマスターズ』にも実装されたりと本編ゲーム以外では露出が増えてきている。
『マスターズ』ではイーブイやフシギバナ、公式フィギュアではゼニガメやピクシーゲンガーとセットに。


金・銀・クリスタルバージョンハートゴールド・ソウルシルバー


ジョウト地方のワカバタウンから旅立つ。
お母さんが作るグレン風火山ハンバーグが好き。

『HGSS』では旧作を元にしつつも大胆にアレンジされ、特に女主人公は別人になった。ポケスロンではジャージ姿も拝める。
さらに選ばなかった方も主人公をサポートする友達として登場するようになった。

ヒビキとコトネの名前の由来は「音」(響/琴音)。


  • ヒビキ
それじゃあ ぼくは さきに いくから!
こんどは ぬかされないようにっと

初代主人公よりも活発なイメージを与える見た目で、左手首にポケギアをつけている。
黒+黄色のキャップ帽子と、同じカラーリングのハーフパンツ、赤い上着を着ている。鞄はグレーのリュック。
『HGSS』ではよりスポーティーな格好になり、ハーフパンツは黒一色に。

名前候補は以下の通り。レッドと同様に当時は「ゴールド」と呼ばれることが多かった。
  • 金:「ゴールド」「ヒロキ」「テツオ」「タカシ」
  • 銀:「シルバー」「カモン」「トオル」「マサオ」
  • ク:「クリス」「ヨウスケ」「タカヒロ」「タカオ」
『HGSS』では過去作のものに加え「ハート」「ソウル」、それに「カケル」や「トウゴ」など。

TVスペシャルに声付きで登場(この時の名前は「ケンタ」)したり、
コトブキヤの『ARTFX J』シリーズのラインナップに選ばれりした数少ない男の子主人公(どちらも彼以外にはレッドしかいない)。


  • クリス
ポケモンの 気持ちを 知って
彼らが 望む世界に していって あげられたらなぁ

『クリスタルバージョン』のみ登場。これ以降、主人公は男女両方が登場するようになった。

外見は短めのジャケット、黄色と黒のスパッツ、赤いタートルネック。丸い帽子を被っている。
後ろに二つ束ねた青緑色の髪は上向きに折れ曲がっている。
ポケギアは首から下げている。鞄は小さめでピンク色のリュック。

名前候補は「クリス」「チホ」「キヨミ」「サトコ」。女装サトシとは関係ない
TVスペシャル『ポケットモンスタークリスタル ライコウ雷の伝説』では「マリナ」として登場。

下記のコトネの登場もあり、歴代の中でも特に影が薄い主人公。
……と思いきや、『ポケモンマスターズ』にいち早く参戦。リメイク前出典なので主人公の中では一番背が低い。

余談だが、彼女のイメージカラーは青をベースにしている。
これは当時のゲーム内グラフィックは1キャラにつき4色しか使えない中で、
ポケモンではその内2色を透明色と主線の黒で固定しており、さらに人間に関しては必ず肌の色に1色割り当てられるという厳しい制約があったため、
男の子主人公の赤と対になる形で女の子主人公に青が採用されたという背景がある。

金・銀には女の子主人公のグラフィックがないため、彼女で通信ルームに入ると強制男装イベントが発生する。


マリルの においを かいだら ぞうきん みたいな においがしたの!
ちょっと ショックよねー

『HGSS』で新たに登場した女の子主人公。クリス涙目

外見は赤い七分袖にオーバーオールタイプの青いショートパンツ、ニーハイソックス、白いキャスケット帽。鞄は黄色の肩掛け式。
ハードの性能が向上し、色数制限がほぼなくなったため、フィールドグラフィックに赤を使いつつ男の子と差別化出来るようになった。
髪は茶髪になっており、あの反重力的な髪型はバナナみたいな結び方に変わっている。

ランダムで入る名前は過去作のものに加え「ハート」「ソウル」、それに「イオリ」や「フウカ」など。


ルビー・サファイア・エメラルドオメガルビー・アルファサファイア


ホウエン地方のミシロタウンから旅立つ。
珍しく父親がはっきりと登場して絡みもある主人公であり、この父のジムリーダー就任のためにホウエンに引っ越してきた。
主人公の家族がジョウトに住んでいたことは『ルビー・サファイア』当時から明かされていたのだが、
『B2W2』のセンリの紹介でアサギシティ出身であることが明らかになった。

超古代ポケモンが引き起こす天変地異から世界を救うなど、スケールが大幅に上がったのも、
選ばれなかった方の主人公がNPCとして登場するようになったのもここから。
ちなみにこの2人、性格やセリフのみならず、テーマ曲のアレンジまでもが異なっている。

『ORAS』では左腕にメガシンカ用アイテム「メガバングル」を装着している。
同世代の『XY』と違ってキャラメイクはできないが、ポケモンコンテストライブ用の衣装が存在する。

2人の名前は、発売当時一番多かった子供の名前から取ったとのこと。


  • ユウキ
トレーナーって どんな ものか
オレが 教えてやるよ!

『ルビー・サファイア』では黒と赤を基調とした長袖長ズボン。
『エメラルド』では緑を基調としたデザインに変更され、半袖半ズボンになっている。
独特な白い帽子を被っており、当時は白い髪と勘違いする人も多かった。
『ORAS』では全体的に『エメラルド』版のアレンジといった風貌で、ウェットスーツのような赤いトップスに黒いハーフパンツ。
変わらず特徴的な白い帽子からは茶色い髪の毛がはっきり見えている。
鞄は斜め掛けリュックで、色は『ルビー・サファイア』では黄色、『エメラルド』『ORAS』では緑。

『RSE』当時は「……」を多用するなど、どこか冷めた印象も強かったが、
『ORAS』からはそういった一面は和らぎ、逆に熱血寄りのキャラ付けになっている。

『ルビー・サファイア』でのデフォルトネームは「リクヤ」「カイト」、他の名前候補は「ヒロアキ」「ヒトシ」「ケイ」。
『エメラルド』では上記に加え「ラルド」「シュウサク」「タツヤ」「ユキヒト」など。


ポケモンの 準備は……
いいに 決まってるよね! それっ!

『ルビー・サファイア』では赤いバンダナ、胸元に太めの黒ラインが入った赤いトップス、スパッツ。
『エメラルド』では緑のバンダナ、オレンジ色のカットソーにスパッツ。
髪型は漢字の「八」のようになっている。色は茶。そして何がとは言わないがとても10代前半と思えないくらいでかい。
『ORAS』では『ルビー・サファイア』版を踏襲しつつも、スリムになり露出がやや上がった。
赤いキャミソールに白いショートパンツ、スパッツ。頭には赤いリボンを巻いている。
鞄はどうしたら自転車が入るのかと言いたくなるウエストポーチ。色は『ルビー・サファイア』『ORAS』では黄色、『エメラルド』では緑。

ユウキとは違い『RSE』当時から明るい性格で、セリフの量もユウキより多い。

『ルビー・サファイア』でのデフォルトネームは「ムツミ」「ナミ」、他の名前候補は「アイコ」「マキコ」「キョウコ」。
『エメラルド』では上記に加え「アヤナ」「カオリ」「サエ」「ミサコ」など。


ダイヤモンド・パール・プラチナ


シンオウ地方のフタバタウンから旅立つ。
時空を司るポケモンがメインシナリオに関わるため、世界を救うスケールは前作よりもさらに上がった。
『ダイヤモンド・パール』では夏服、『プラチナ』では冬服になっている。手首にはポケッチをつけている。

名前の由来は「光」(光輝/光)。


  • コウキ
もっ もちろん ちゃんと
ポケモンずかんも がんばってるよ

『ダイヤモンド・パール』では赤いハンチング帽、白いシャツに黒いベスト、青いズボン、赤いマフラー。鞄は黄色いリュック。
『プラチナ』ではハンチング帽はそのままに、青いジャケットに赤いトップス、黒いズボン、白いマフラーを着ており、鞄はグレーに。


こんな すてきな べっそうで すてきな ひとと いっしょに……
って ゆめ みちゃうかも あたし

『ダイヤモンド・パール』では白いニット帽、黒いタンクトップ、ピンクのミニスカートにブーツ、そして赤いマフラー。鞄は黄色い手提げバッグ。
『プラチナ』では丈がミニスカートのようになった赤いコート、白いマフラーを着ており、ブーツのデザインも変わっている。鞄の色は白。
髪型は青みがかったロングヘアーで、髪飾りは『ダイヤモンド・パール』では黄色、『プラチナ』ではピンク。
どっちにしろ寒冷地を生足で踏破する辺り只者じゃない。


ブラック・ホワイト


イッシュ地方のカノコタウンから旅立つ。
従来は小学校高学年くらいの年齢イメージだったが、本作から中学生くらいのイメージに変わったらしい。頭身も上がり、大人っぽくなっている。

どちらの性別もカットインが凛々しい。というか人によっては怖いと感じるぐらいに殺気立っている。
男女間の扱いの格差が生じ始めたのもここからである。
ちなみにトウコとメイはこのカットインのポーズでフィギュア化されている。

選ばれなかった主人公はシナリオには絡まないが、バトルサブウェイのマルチトレインにタッグパートナーとして登場する。
名前の由来は「戦い」(男女共に「闘」)。
続編の『B2W2』では思い出リンクをすると、自分で決めた彼らの名前が『B2W2』に反映される*4
これは公式で名前が固定されてしまったレッド(初代・FRLG主人公)と異なる点である。


  • トウヤ
じゃ はじめよう!

黒いインナーに青い上着、ダークグレーのパンツという服装。鞄はグレーの斜め掛けリュック。
キャップ帽のデザインはツバ側が赤で後ろが白、モンスターボールのマークは黒。髪は茶。

観覧車イベントでとんでもない目に遭う主人公その1。


  • トウコ
わたしと パートナーを 組もうよ!

白いインナーに黒いベスト、青いショートパンツ。鞄はピンクのショルダーバッグ。
キャップ帽のデザインは白地にピンクのモンスターボール。髪は焦茶色のポニーテール。
今風で活発そうな格好と見事なパイナップルヘアーが特徴的。チャームポイントはお尻。

『マスターズ』で登場した際にはカットイン時の鋭い目つきの悪さのネタが拾われた。どうやら当人は無意識だが若干気にしている模様。
「勝負になると顔が険しすぎるみたいで、たまに相手のトレーナーやポケモンをびびらせてしまう」とのこと。ポケモンまでビビらせる気迫とは……


ブラック2・ホワイト2


上記の続編。同じくイッシュ地方のヒオウギシティから旅立つ。
ジョインアベニューにポケウッドやイッシュの難関、PWTなど寄り道やクリアするところが沢山あるため、結果的に歴代でもかなりハイスペックなチートキャラになる。

作中の何人かのNPCによれば、前作の主人公達にとても似ているらしい。
また、テツやルリによれば彼らの声は大人っぽいとのことだが、その割には『マスターズ』ではキョウヘイの声がかなり高くなっている。
主にポケウッドのカットインのせいで、歴代主人公で最も表情の喜怒哀楽が激しい。

本作のみ主人公のイラストが杉森建氏によるものではなく当時ゲームフリークに所属していた(現在は退社)大村祐介氏によるものになっている。
他と比べて画風が違うのはこのため。

名前の由来は「共鳴」(キョウヘイ/メイ)。本当は男の子の名前を「キョウ」にしたかったらしい。


  • キョウヘイ
ポケモン好き 同士が みせるのは
ベストすぎる コンビネーションだね!

青い上着にグレーのハーフパンツ、ブルーのライン入りの黒いレギンス。
赤いサンバイザーを被っている。鞄はグレーのショルダーバッグ。
髪は茶色で、帽子の上にふさふさと広がった髪型をしている。

「すっごいチャンス」「ベストすぎる」など、なにかと形容詞を強調したがる。

観覧車イベントでとんでもない目に遭う主人公その2。


  • メイ
すっごい ワクワク してきました!
メイっぱい がんばっちゃいますね!

白と水色のシャツに黄色のキュロットスカート、黒いタイツ。胸のボールは先輩よりもでかい。
白いサンバイザーを被っている。鞄はピンクの肩掛けバッグ。
髪は茶色で、大きなシニヨンのついたツインテールをしている。
頭のお団子がドーナツやあんパン、椎茸などに見えるなどとツッコんではいけない。本人もそう見えているけど

『マスターズ』では他の『BW』主人公3人が原作を踏襲した口調なのに対し、メイは完全に独自のキャラ付けになっており、
誰に対しても敬語で話すようになった。恐らくサブウェイマスターに対して敬語で喋ったことを踏まえたのだろうか(といっても一言だけだが)。
地味に声優が原作のスペシャルムービーと同じだったりする。


X・Y


新しく引っ越してきたカロス地方のアサメタウンから旅立つ。
第5世代よりもさらに大人びた雰囲気をしている。こちらも年齢は中学生くらいのイメージか。
左手にはメガシンカ用アイテム「メガリング」を装着する。
肌の色は黄・白・黒の三種あり、目の色や髪の色もそれぞれ違う。また、髪型と髪色と目の色と衣服は自由に変えることができる。
衣装デザインのコンセプトは第5世代『BW』『B2W2』に近いものとなっている。
髪色バリエーションは金、オレンジ、オーク、茶、黒。

選ばれなかった方は、隣の家に住む友達兼ライバルとして登場し、主人公のことを「お隣さん」と呼ぶ。
名前の由来は「穏やかな」(フランス語/スペイン語)。


オレと きみで どっちが
強くなるか 競争しないか?

赤い帽子に付けたサングラスが特徴。鞄は黒いショルダーバッグ。
初期衣装は青い上着と紺のズボンで、髪は少し伸ばしている。
髪型バリエーションは4種類。ベリーショート、ショート、ミディアムの他、ゲームを進めるとミディアムパーマも追加される。
ライバル時の外見もデフォルトのものだが、主人公の時とは違い帽子を被っていない。

女の子に比べて衣装や髪型のバリエーションが圧倒的に少ないことに定評がある。


アナタと アタシで どっちが
強くなるか 競争しない?

赤い帽子に白縁のサングラスを付けている。鞄はピンクの肩掛け鞄。
初期衣装は黒いトップスに赤いスカート*5、黒いニーハイソックスで、髪はおろしたロングヘア。
髪型のバリエーションは6×2種類。ショート、ボブ、ミディアム、ロングの他、ゲームを進めるとポニーテール、ツインテールも追加される。また、前髪を2種類から選択可能。
カルムと同じくライバルの場合は帽子を被らないが、セレナの場合は髪型もポニーテールに変わる。

衣装や髪型のバリエーションが圧倒的に多い。そのためか、『マスターズ』ではおしゃれ好きという一面が加わっている。


サン・ムーンウルトラサン・ウルトラムーン


本作からはゲーム内では性別に関して明確に問うことは無くなっており、主人公に対する「男の子/女の子」の表記が少なくなっている*6
ただし、実際にはこれまで通り性別を意識した見た目である上、これまで通り区別されているメディアも多いため、本項では以降も男の子/女の子とする。

カントー地方からアローラ地方に引っ越し、4島を周る島めぐりに挑戦する。
年齢は島めぐりの挑戦資格が11歳になったらとのことなので恐らく11歳だと思われる。

はい/いいえ以外の細かいセリフのある選択肢が多く、過去作主人公のように無口とも言われないので(過去作主人公と比べると)結構おしゃべりだと思われる。その代償としてか無表情に
家族の前でマオスイレンと言った美少女のベッドやグズマの長らく使っていないかび臭いベッドにも飛び込んでいく度胸の持ち主で、
それぞれ違った解説風の独白まで飛び出す事からプレイヤーの間では「ベッドソムリエ」などと呼ばれる事も。
左手にはZワザ用アイテム「Zリング」(SM)、「Zパワーリング」(USUM)を装着する。

肌の色は前作から一種追加され白・黄・褐色・黒の4種になった。
前作同様髪や衣装は自由にキャラメイクが可能で、前作では外せなかった帽子も外せるようになった。
衣装は南国のアローラに合わせて半そで・ゆったりとした服がほとんど。性別格差は前作よりは減ったものの、やはり女の子の方が多め。
『USUM』ではデフォルト装備を含め、衣装は男の子は33種、女の子は32種が追加され、
中には念願のサトシキャップや、モブキャラやポケモンをモチーフとしたモンハンの装備テイストなものも存在する。

『FRLG』以降久々に選ばなかった方の性別の主人公が登場せず、ゲーム内で設定された名前も存在しない。
さらにユーザー間の俗称による便宜的なものが複数存在するという、少々めんどくさい状態にある。最も普及している名前は公式に逆輸入されているのだが…*7

  • ヨウ
『SM』では青いと白のボーダーシャツと黒にアクセントで赤が入ったズボン、黒+水色のベースボールキャップ。
髪は気持ち長めのミディアムヘア。バリエーションは最初は5種類で、殿堂入り後にもう1種追加される。
鞄は帽子と同じ色のリュックサック。

『USUM』では「アクティブ」と冠された一式のコーデで、青を基調としたノースリーブシャツに加え、白系のビーチパンツの下にレギンスを穿いている。
帽子は赤黒調のクラッシャーハット、髪はショートヘア。
髪形のバリエーションは「ショート」と「ナチュラル」が追加され、計8種に。

PVでの名前は『SM』では「サン」、『USUM』では「コウタ」。


  • ミヅキ
『SM』ではゆったりとしたクリーム色のトップスに緑のホットパンツ。生足がまぶしい。
帽子はイソギンチャクのようななんとも形容しがたい赤い帽子。海外ユーザーから「ニワトリちゃん」の異名を獲っている。
髪はやや長めのボブカット。バリエーションは殿堂入り後に追加されるものも合わせて合計7種類。
鞄は赤と黒のショルダータイプのものを斜め掛けしている。

『USUM』では「バカンス」と冠された一式のコーデで、橙色のキャミソールに白いショートパンツ。生足がまぶしいのは相変わらず。
帽子はハイビスカス風の花飾りが付いたストローハット、髪は二つに纏めたおさげを前側に落としたツインテール。
髪形のバリエーションは「リゾートツインテール」と「スプラッシュカール」が追加され、計9種に。

PVでの名前は『SM』では「ムーン」、『USUM』では「コウミ」。


Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ


2度目となる第1世代のリメイク。『FRLG』とは違い主人公とライバルが一新されている。
前作の反省からか、本作からはPVでもバージョン名以外の名前が使われるようになった。

主人公とライバル(シン)の名前は「進む」にまつわる単語など(駆ける/歩み/進)、タイトルの「Let's Go!」を意識したものになっている。

増田氏曰く「本編」である『ピカブイ』だが、システム面など番外編の要素が強い作品のためか、
ポケスペ主人公のモデルにならなかったり、客演や公式フィギュアなどでユウリ達に先を越されたりするなど、彼らもまた影の薄い存在だったりする…

イラストと3Dモデルで明らかに顔が違うとか言ってはいけない。あとシナリオ上での無反応ぶりも相変わらず


  • カケル
影が薄すぎて文章が思い浮かばない。


  • アユミ
イラストなら可愛いのだが、3Dモデルだと微妙。それぐらいしか思い浮かばない。


ソード・シールド


ガラル地方のハロンタウンから旅立つ。
据え置き機に移行したことでグラフィックの恩恵を大きく受け、歴代主人公の中でも特に表情が豊かになっている。

名前の由来は「勝利」にまつわる単語(勝る/有利)。


  • マサル
初期衣装は7ぶたけポロシャツ(レッド)、デザインデニム(紺×グリーン)、ワラビーブーツ(ブラウン)、ワッチキャップ(グレー)。ソックスは履いていない。
鞄は父からもらったトランクタイプのレザーボストン(ブラウン)。


  • ユウリ
あたしの パシオでの 野望……
それは カレーを はやらせること!

初期衣装はニットパーカー(グレー)、リボンワンピース(ピンク)、チェックソックス(グリーン)、ミドルブーツ(ブラウン)、ニットベレー(グリーン)。
鞄はこちらもレザーボストン(ブラウン)だが、母からもらったものでデザインも違う。本人曰く宝物だそうな。

人気の高さもさることながら、figmaや「ポケモントレーナーズ」など公式グッズの多さ、錚々たる顔ぶれを差し置いて真っ先に『マスターズ』へ参戦するなど、歴代主人公の中でも特に優遇されている。

ちなみにポケモン勝負以上なんじゃないかと言いたくなるほどのカレー好き。


アニメ


ゲームの主人公をモデルにしたキャラは以下のとおり。

  • 赤・緑の主人公→サトシ(主人公)
  • 金・銀・クリスタルの男主人公→ケンタ(外伝作品『ライコウ雷の伝説』主人公)
  • クリスタルの女主人公→マリナ(外伝作品「ライコウ 雷の伝説」ヒロイン)
  • ルビー・サファイア・エメラルドの女主人公→ハルカ(AGシリーズのヒロイン)
  • ファイアレッド・リーフグリーンの男主人公→レッド(ポケットモンスター THE ORIGIN)
  • ダイヤモンド・パール・プラチナの女主人公→ヒカリ(DPシリーズのヒロイン)
  • ハートゴールド・ソウルシルバーの女主人公→コトネ(DPシリーズに数話ゲスト出演)
  • X・Yの女主人公→セレナ(XYシリーズのヒロイン)


また、劇場版の冒頭に流れる世界観ナレーションのシーンでは、以下のキャラ達がポケモンバトルしている姿が映されたことがある。

  • ルビー・サファイア・エメラルドの男主人公
  • ダイヤモンド・パールの男主人公
  • ハートゴールド・ソウルシルバーの男主人公

その他、ポケモンジェネレーションにて上記以外の主人公キャラクターも一部登場している。


マンガ



それぞれの項目を参照。
(ある意味当然ながら)ゲームにおけるデザインをなぞったキャラクターデザインとなる事が大半。

『SPECIAL』の場合は原作となるタイトルに合わせて主人公が交代していくが、
リメイク版が発売したタイトルは過去主人公の服装がリメイク準拠の物に変わる(過去作を平行世界扱いせず同一世界扱いしている)という形になっている。
なお、一部キャラはリメイク前の服装に戻すこともある。





さあ! ついきと しゅうせいの せかいへ……。
レッツ ゴー!

この項目が面白かったなら……\ポチッと/