登録日:2011/06/22(水) 21:47:25
更新日:2024/01/21 Sun 01:04:56
所要時間:約 6 分で読めます
■データ
全国
図鑑No.103
分類:やしのみポケモン
英語名:Exeggutor
高さ:2.0m
重さ:120.0kg
タマゴグループ:植物
性別比率:♂50♀50
タイプ:
エスパー/
くさ
特性:ようりょくそ(晴れの時に素早さ二倍)
隠れ特性:しゅうかく(使用した
きのみをターン終了時に50%の確率で取り戻す。晴れの時は100%)
HP:95
攻撃:95
防御:85
特攻:125
特防:125(初代)→65→75(
SM以降)
素早さ:55
合計:530
■概要
タマタマに
リーフの石を使うと
進化。
尚、この手の進化ポケモンにありがちだが、進化すると大した技を覚えないので進化のタイミングは気をつけるように。
「歩く熱帯林」と呼ばれるポケモン。
ヤシの木に顔のような三つの木の実があり、それぞれに意思がある。稀に落ちた木の実がタマタマになる。
進化前が
卑猥な名前だった事で小学生からは
ネタ的意味で大人気のポケモン。ちなみにタマタマの
色違いは
金色。スタッフ狙っただろ絶対……
ちなみに、『ポケモンGO』でもタマタマの強さをチームリーダーに評価して貰う遊びが流行っているとか…
■ゲームでのナッシー
初代では
ライバルの手持ち(
ゼニガメ以外を選んだ時)の一匹。
しかし、覚えてる技はなんと「たまなげ」「ふみつけ」「さいみんじゅつ」とかなりショボい。
ウインディもそうだが、よくこんな技構成で
チャンピオンになれたなライバル……。
余談だが本編に限って言えばライバル(
金銀クリスタル以降は
グリーン)のポケモンでいちばんリストラに遭いにくいポケモンである(赤緑青、炎赤葉緑でゼニガメさえ選ばなければ登場する)。
初代ではトップメタとはいかないまでもかなりの人気を誇る。
理由としては当時の仕様により特防種族値も125あったこと。環境を支配していたエスパータイプであったこと。
比較的命中の高い催眠技の「ねむりごな」や、「
やどりぎのタネ」+「
どくどく」コンボ(バグと思われるがやどりぎのダメージもどくどくと同じように増加していった)が使えたことなどがあげられる。
素早さ絶対至上主義の中ではかなりの鈍足なのと、「
ふぶき」で弱点を突かれるのがマイナス要素。
大会(初代)では当時鬼畜のエスパーとでんきタイプを止められる存在で、「どくどく」+「かげぶんしん」で無双と大活躍だった。
第ニ世代では特防が大幅に下がってしまったが、「ふといホネ」を得た
ガラガラを止められるポケモンとして大いに活躍した。
対ナッシーのためだけに「
めざめるパワー(
虫)」が
厳選されたり、当時進化できなかった
ヤミカラスのガチ採用すらあり得たほど。
ちなみに、初代の立ち絵は木の実がデカくて本体が小さいアンバランスな見た目だった。
青版のナッシーの絵柄がかなり怖い。
■対戦でのナッシー
特攻が高く攻撃も中々だが、鈍足な上に弱点が七つと
ユキノオーに並び多い。
しかも、弱点はメジャーな上に世代を追う毎にドンドン強化されているので油断すると即死する。
しかし、半減も多いので強い奴にはとことん強い。
素早さは遅いものの、特性の「ようりょくそ」で補正無しでも
130族を抜ける程の速さを持つ。
また、あえて鈍足のままにして「
トリックルーム」を起動して暴れ回って「
だいばくはつ」で退場も出来る。
エスパーと草タイプらしく攻撃技よりも魅力的な補助技が多い。
クセが強いが上手く決まればかなり気持ちいい。
よく使われる技
物理型も考えるなら「タネマシンガン」や「ウッドハンマー」、「
しねんのずつき」「
けたぐり(HSより)」等も。弱体化したが退場用に「だいばくはつ」も。
- 補助技
- 「ねむりごな」「しびれごな」…もはやおなしみ状態異常技。収穫のループコンボのサポートに優秀。
- 「やどりぎのタネ」…これもおなじみの草の補助技。収穫を用いた「やどみが」も可能。
- 「こうごうせい」「つきのひかり」…晴れ用。
- 「ねむる」…特性「しゅうかく」で「ラムのみ」を持たせれば隙を減らして回復ができる。状態異常もなんのその。
- 「リフレクター」「ひかりのかべ」…壁貼り。張ったら大爆発して退場も可能。
- 「せいちょう」…BWから晴れなら一気に攻撃・特攻2倍に。ちなみにエスパーですけど「めいそう」は覚えません。
- トリックルーム…鈍足を逆手に。殴ってもよし、大爆発で退場してもよし。
- 「パワースワップ」…リーフストームした後に下がった特攻を擦り付けろ!
他にも「じこあんじ」「なやみのたね」「スキルスワップ」「とおせんぼう」「
じゅうりょく(HSより)」等、一風変わった技を覚える。
隠れ特性はターン終了時に消費した木の実を50%で復活させる『しゅうかく』。
天候が晴れなら100%復活する。
これにより「オボンを持たせて痺れ粉で麻痺らせる→身代わり連打で相手が痺れて動けなくなるまで待つ(消費したHPはオボン収穫で回収)
→その隙に攻撃なり宿り木を植える」などのかなりタチの悪い
ループコンボが可能になった。上手く決まればそこから3タテも夢ではない。
他にも「ヤタピのみ」等を用いて1ターンで二段階能力上げる等、かなり夢の広がる特性でもある。
ただしあくまで晴れてなければ発動確率は50%、
麻痺らせて「
みがわり」連打で待ってもじり貧になる事も少なくない。
戦法が悠長すぎるので、下手したら積みの起点にされる事もあるので注意。「とんぼがえり」でループが崩される
ハッサムや「だっぴ」で麻痺が治る
ズルズキンは特に天敵。
物理型では『しぜんのめぐみ』の補助としても使える。
ナッシー(アローラの姿)
全国図鑑No.103
アローラ図鑑No.270/ポニ図鑑No.85
高さ:10.9m
重さ:415.6kg
タイプ:くさ/
ドラゴン
特性:おみとおし(場に出た時、相手の持ち物がわかる)
隠れ特性:しゅうかく(使用したきのみをターン終了時に50%の確率で取り戻す。晴れの時は100%)
HP:95
攻撃:105
防御:85
特攻:125
特防:75
素早さ:45
合計:530
4倍:こおり
2倍:ひこう/むし/どく/ドラゴン/
フェアリー
1/2:じめん
1/4:くさ/みず/でんき
首がかなり長くなっており、現実世界のココヤシそのもの。
タイプがドラゴンになって尻尾が生えている辺り、首長竜の要素も含まれているのかもしれない。
高さは10.9mと
メガハガネールを僅かに超え、対戦画面では上と下が見切れている姿は圧巻。
長い首を鞭のようにしならせて、堅い頭部で叩き付けるが、逆にその首が弱点になってしまった。
更に尻尾には四ツ目の顔が存在し、顔は右図のAA「(・ε・)」の顔をしている。
四ツ目の顔は独立した意志を持ち、背後からの敵を発見し、尻尾を操って対処する。
公式HPで公開されると早くもアローラナッシーを使ったコラ画像が大量に作られた。
実は
第三世代の図鑑において「南国生まれの ナッシーの 頭は 強い日差しをいっぱい浴びてどんどん 育つ」という解説がなされていた。
まさかこんな形で補完されるとは…
実際アローラの地はナッシーにとって理想的な環境であり、地元民はこの形態こそが本来のナッシーの姿だと誇りに思っているらしい。
タイプはエスパーからドラゴンタイプに変化した。
第六世代から一貫性が高まった悪、ゴーストタイプの弱点が無くなり、虫4倍は2倍に下がった。
一方で元から抜群だった氷が4倍弱点になり、「
めざめるパワー」等で狙われやすいので注意。
種族値は素早さから攻撃に10回され、後述の
専用技の追加もあって物理型で使いやすくなった。
素早さが下がった分、トリパとの相性も更に良くなった。
専用技「ドラゴンハンマー」は威力90・命中100の通常攻撃とドラゴン技の中でも扱いやすい性能。
反動技だが高威力の「ウッドハンマー」との2大ハンマー攻撃や「
じしん」と合わせて範囲を広く取れる。
特殊技では高火力のドラゴン技「
りゅうせいぐん」や
鋼対策となる「かえんほうしゃ」を習得。
フェアリー対策の「ヘドロばくだん」もあり、こちらも火力・攻撃範囲共に優秀。
特殊型では「パワースワップ」で「りゅうせいぐん」「リーフストーム」のデメリットを押し付けることも可能。
また、4倍弱点対策で「ヤチェのみ」を持たせる場合、特性「しゅうかく」による再利用も狙える。
本編でナッシー系が出現するのは4つ目の島「ポニ島」からであり、かなり後半。
この島の「ポニの原野」「ポニの古道」「ナッシー・アイランド」で進化前のタマタマを捕獲できる。
「ナッシー・アイランド」ではナッシーとのイベント戦闘もあるため、ここで捕獲しておくのも良い。
アローラ地方でタマタマに「リーフのいし」を使うと必ずリージョンフォームに進化するようになっていたが、
「ウルトラサン・ウルトラムーン」では「ウルトラワープライド」を使ってウルトラスペースに行けば通常形態の進化できるようになった。
■ポケモン不思議のダンジョン
『
青の救助隊・赤の救助隊』では進化前のタマタマがとあるダンジョンのわずか1フロアにしか出ない上、出現率も非常に低い為、
入手難易度はラッキーやミュウと並んで5本指に入る。
更に進化に必要なリーフの石も特定のLv1ダンジョンのショップにランダムで売っている品。(しかもかなり深層まで潜らねば売られない)
その為、ネット上でリーフの石が出る救助待ちメールのパスワードを引っ張ってこない限り入手難易度はこれまた高い。
入手が異常に困難な割には別に強いという訳でもないし、仲間にできない
きよらかなもりなどでは出現率も高くタマタマ共々結構よく見る。何だかなぁ…
後グラフィックのミスで頭が4つあるのは有名な話。
ポケモンGOではポケモンが個体ごとに微妙な大きさの違いを持つという設定になっている。
ナッシー一族とてそれは例外ではない。
…が、XLサイズのタマタマをチームリーダーのキャンデラにジャッジしてもらい、
「君のタマタマはとても巨大ね!」と言わせる変態トレーナーが出現した。
また、2018年5月にはリージョンフォーム実装が発表され、アローラナッシーは先行して登場した。
アローラナッシー実装直後の町はナッシーで溢れ返り、都市が熱帯林と化す始末。
…と言うと冗談に聞こえるかもしれないが、アローラナッシーの出現率が非常に高く設定されていたため、
ゲームを立ち上げれば周囲にナッシーが何匹も一気に出現することも少なくなかった。
更に全体的にCPも高めの傾向があるため、ジム置き要員になっていることも多い。
戦闘画面でもそのインパクトは健在で、通常モードでの捕獲を試みると頭が確実に見切れる。
ときどき首を振って威嚇してくるが、その首の長さゆえ顔はドアップとなる。
なお、ARモードを使えば体全体を目視することは可能。
余談だが、初代ポケモン開発中のゲーフリ社内で一番人気があったポケモンだとか。
- ふなっしー -- 名無しさん (2014-02-15 15:20:31)
- 友達とタマタマの話題だけで3時間話したことがある -- 名無しさん (2014-03-31 01:01:37)
- BW時代に収穫物理受けナッシー愛用しまくってた自分として環境に向かい風すぎて辛すぎる。ギルガルドとかファイアローは仕方ないとして叩き落とす蔓延やめてくださいやほ本当にマジで -- 名無しさん (2014-08-03 23:45:54)
- きもいというか怖いというかどうにも苦手なデザイン -- 名無しさん (2014-08-04 02:47:13)
- こいつ顔三つなのにトライアタック覚えないのか -- 名無しさん (2014-10-18 18:40:36)
- 初代に登場したからいいものの、もし第二世代以降に登場してたら絶対叩かれてそうなポケモンだよな。(次点ではゴーストやピクシー等名前が元ネタそのまんまなポケモンだと思う。) -- 名無しさん (2014-10-18 18:47:38)
- ↑>名前が元ネタそのまんまなポケモン ユリゲラーの悪口はやめろよ -- 名無しさん (2015-09-30 00:14:01)
- 草エスパーはこの系統とセレビィだけだがやっぱりこの弱点の多さで鈍足は厳しい。 -- 名無しさん (2015-10-07 22:10:25)
- 紅白出場おめでとう。 -- 名無しさん (2015-12-31 19:59:24)
- なぜ他の御三家たちを差し置いてナッシーをチョイスしたし -- 名無しさん (2016-04-23 23:50:05)
- サン・ムーンでとんでもない姿に…。 -- 名無しさん (2016-08-01 22:09:40)
- さりげなくエスパーの代わりにドラゴンが追加された件について -- 名無しさん (2016-08-01 22:56:55)
- 伸びたぁぁぁ!? -- 名無しさん (2016-08-02 01:00:02)
- 姿見て思わず叫んじゃったよ…大群で登場したら夢に出てきそうやで…ww -- 名無しさん (2016-08-02 03:23:58)
- 感想もキモイ、怖いばっかりでFCやメガシンカ、進化が追加される度に現れるデザインガーがあまり出てこないのはある意味凄い -- 名無しさん (2016-08-02 05:59:06)
- 今までで一番好きなデザインになったわ -- 名無しさん (2016-08-02 06:29:46)
- ナッシーはネタ枠なのか・・・w -- 名無しさん (2016-08-02 08:15:46)
- 何かと思ったら・・・コラとかそういうのじゃなくてマジなのか?もしそのうちメガシンカも実装されたらさらに・・・ -- 名無しさん (2016-08-02 08:18:47)
- なおメガジュカインとは違いリーフストームと竜星群の両立ができる模様 -- 名無しさん (2016-08-02 14:05:26)
- LOOOOOOOOOOONG! -- 名無しさん (2016-08-02 14:32:59)
- メガシンカってよりは環境による変化というべきか…… -- 名無しさん (2016-08-02 14:33:57)
- ワタル他ドラゴン使い「ドラゴン…だと…?」新規ポケモンのインパクトが薄れる位のインパクトよ。ゴンさんレベルの…同じ環境変化でもロコン系統やサンド系統は正統派なのに… -- 名無しさん (2016-08-02 20:57:36)
- あれのどこがドラゴンだどこが 首長かったら何でもドラゴンか -- 名無しさん (2016-08-02 21:36:09)
- チルタリス「」 -- 名無しさん (2016-08-03 15:37:32)
- おうフライゴンdisんな -- 名無しさん (2016-08-03 19:02:50)
- アローラ地方バージョンのこいつ、じしんやストーンエッジも使えそう・・・ -- 名無しさん (2016-08-03 19:28:51)
- アローラは素早さ攻撃上昇特攻特防減少だろうか? -- 名無しさん (2016-08-03 20:40:15)
- 太陽が近いからあの姿を見になったと聞いたが近いならむしろぺったんこな姿になるんと違うか!? -- 名無しさん (2016-08-03 21:00:18)
- ↑3 あの姿でウッドハンマーやドラゴンダイブ使ったら専用モーションできそう。 -- 名無しさん (2016-08-05 17:02:09)
- ↑2逆。背丈が高いのは更に太陽光線を浴びようとするから -- 名無しさん (2016-08-05 18:31:46)
- 個人的には青のグラフィックより赤緑のグラフィックが不愉快だった。マヌケ顔の頭がこっち見ててさぁ… -- 名無しさん (2016-08-05 19:54:44)
- 旧ナッシーはソテツだったのではないのか?それぐらい大きさが違うんですが…。 -- 名無しさん (2016-08-05 20:21:01)
- 特性がおみとおしなのがなぁ…トリックの類を覚えたっけ?上手く活かせるかな -- 名無しさん (2016-08-05 20:57:15)
- リージョンナッシーってルビサファの図鑑が元ネタなのかな? -- 名無しさん (2016-08-08 03:56:16)
- あとは1997年発売のポケモンジャングルだな。ぶっちゃけヤシの木の形に近いのはリージョンフォームの方なんで、本当にデザインの初期案の可能性がある -- 名無しさん (2016-08-08 05:46:32)
- ここまで突き抜けてれば批判よりも前に「わははきめぇwww」で済むのである -- 名無しさん (2016-09-04 15:51:48)
- 首の長さがまず突き抜けてるし… -- 名無しさん (2016-09-05 15:05:10)
- 新たに、"ドラゴンハンマー"なる技を習得するらしい。 -- 名無しさん (2016-09-30 19:39:07)
- ポケモンGOでかなり株上げたポケモン -- 名無しさん (2016-10-19 20:45:44)
- サンムーンやポケモンGOと今年はナッシー大躍進の年だった -- 名無しさん (2016-11-27 11:55:32)
- アローラ地方にナッシーアイランドという島が存在する。当然リージョンフォルムナッシーが野生にいる -- 名無しさん (2016-11-27 12:13:30)
- ポケGOでは全盛期よりは弱体化されたとはいえ、未だに草の強ポケ枠である -- 名無しさん (2016-11-27 12:36:33)
- メガレックウザにも0.1mながらも勝ってると知って、さらに驚いたものよ。 -- 名無しさん (2016-12-04 20:55:40)
- ↑3一字変えると…ああ、ドラゴンタイプなのってそういう… -- 名無しさん (2017-01-09 23:42:13)
- ポケモンスタジアム2の攻略本ではやたら推されてた -- 名無しさん (2018-01-16 12:50:39)
- レッツゴーがピカチュウのリメイク的位置付けで、その上、登場ポケもアローラの姿も含めるとなると、アローラの方がワタルの手持ちに入りそう。ハクリュー1体か、ギャラドスかプテラのどちらかと交代で。 -- 名無しさん (2018-06-03 08:16:13)