タケシの手持ち(アニポケ)

登録日:2021/08/03 (火) 02:27:41
更新日:2023/09/05 Tue 13:24:39
所要時間:約 6 分で読めます







出典:ポケットモンスター サン&ムーン、43話『ジムバトル!Zワザ対メガシンカ!!』、
16年11月17日~19年11月3日まで放送。
OLM、テレビ東京、MEDIANET、ShoPro、
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon

概要

タケシの手持ち』とはアニメ『ポケットモンスターシリーズ』におけるタケシの手持ちである。


サトシと同行して旅立った当初こそ原作通りの手持ちだったが、すぐに他のポケモンをゲットしてオリジナル路線へ。
AG以降はサトシと同じく一匹のみ続投して、それ以外は総入れ替えを行うようになったため原作の面影なしの手持ちになった。
手持ちリセットを行うサトシやシゲルは最初のパートナーを続投させているが、タケシの場合は前のシリーズで最後に捕まえたポケモンを続投させている。
この際に続投できないポケモンは実家に預けている。
他のレギュラー陣の終盤加入ポケモンは、どうしても序盤加入組に比べ出番と活躍が少なくなってしまうのだが、
タケシの手持ちはこの続投方式のおかげで出番が均等にある。

サトシとロケット団に次いでレギュラーだった期間が長いため、
各シリーズごとの捕まえたポケモンは少ないがトータルで見るとかなりのポケモンをゲットしている。
そしてブリーダーを目指しているだけあって色んな種類のポケモンをゲットしているため、元岩タイプのジムリーダーなのに岩タイプが少ない。
というか旅立って新規でゲットした岩タイプはウソッキーだけである。
この辺は水タイプに拘り、水タイプ以外をゲットしたのはトゲピーだけだったカスミとは対照的である。
タケシの場合は母親が岩タイプと縁がないことも関係しているだろうか。
また本人の軟派な性格とポケモンへの優しさが相まって、女性からポケモンを預かったり譲り受けたりすることも割とある。

タケシがブリーダーを目指しているだけあって、ポケモンは健康管理を主体に育てているため、
ポケモンの艶がコーディネーターのそれとは異なるものの、分かる人にとっては素晴らしいコンディションで整っている。
実際コンテストに初参加したらいきなり決勝戦にまで勝ち進んだほどである。


出典:ポケットモンスター アドバンスジェネレーション、
177話『タケシ&サトシ!タッグバトルでニビジムを守れ!!』、2002年11月21日~2006年9月14日まで放送。
OLM、テレビ東京、MEDIANET、小学館プロダクション、
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon

各シリーズでの手持ち


無印

イワーク→ハガネール→メガハガネール(♂)

CV:石塚運昇
技(無印):たいあたり、いわおとし、すなあらし、あなをほる、りゅうのいぶき、アイアンテール
技(SM):ジャイロボール、しめつける、あなをほる、ストーンエッジ
タケシの代名詞的存在。
10歳(=ポケモントレーナーになれる年齢)の誕生日に父親からプレゼントされた最初のパートナーであり、
ダークボールの影響で凶暴化したビシャスのバンギラスと渡り合ったり、相性で不利なマンタインを倒すなど高い実力を持つ。
レギュラー陣一番の巨体という事もあり高い所に登るための階段代わりに使われる等、日常パートでも便利に使われていた。

ジム戦ではサトシのピカチュウの10万ボルトを受け付けず、しめつけるで一度は倒す。*1
再戦でもしめつけてダウンさせるも、電撃の火花によりスプリンクラーが作動し、噴射された水を浴びたことで電気技が感電し、敗れた。
余談だがこの時「岩タイプには電気は無効」と言われていたが、正確には岩タイプでなく地面タイプに無効である。

レギュラーをつとめたのは無印のみだが、その後のシリーズも他の個体が登場すると引き合いにだされるなど、タケシにとって思い入れの強いポケモンとなっている。
ジョウト編終了後に弟のジロウに預けられた。
原作のタケシはイワークである事に拘っているが、こっちのイワークは再登場時にはハガネールにちゃっかり進化していた。*2

SM編ではタケシの手持ちに復帰しており、タケシとの絆の力でメガシンカを披露した。
カキのバクガメスと戦い、『ダイナミックフルフレイム』に耐えて勝利した。

ポケットモンスター 神とよばれし アルセウス』でも登場しており、SM編より引き続き手持ちに入っている。
ただ他のポケモンとは違い、タケシのドクター活動のアシスタントを務めることはなかった。

最終章『ポケットモンスター めざせポケモンマスター』にも登場。
ブリムオンに洗脳されたタケシの指示でサトシにダイレクトアタックを仕掛けた。
サトシに攻撃する事に疑問を抱かないハガネールェ……。

イシツブテ

CV:三木眞一郎
技(無印):たいあたり、すなあらし、メガトンパンチ、ちきゅうなげ、まるくなる、あなをほる、ころがる、
技(SM):ジャイロボール
「ラッシャイ!」
初期から出ているが、かなり地味。
サトシとの再戦の際にイワークが電気でやられたことをネタにされるが、イワークはスプリンクラーで水に濡れたせいで電気をくらったのに対し、
こちらは普通にピカチュウの電撃をくらって敗北しているのにあまりネタにされない。やはり地味だからか……。

SM編では、オーキド博士の研究所でアローライシツブテと共に登場。
後にハナダジムでマーマネ&リーリエと模擬戦を行い、トゲデマルの『びりびりちくちく』を無効化、
ロコン(シロン)の『こなゆき』を『ジャイロボール』で防ぎ、「攻撃技でも鍛え方次第で防御に利用できる」ことを教えた。
ちなみに『びりびりちくちく』を無効化した際に、「地面タイプだから電気は効かない(意訳)」とタケシは言っている。
上記の通り電気でやられた過去は忘れてあげよう。もしくはそれを恥じて鍛え直したのだろう、うん。

ズバット→ゴルバット→クロバット

CV:三木眞一郎
技:ちょうおんぱ、つばさでうつ、あやしいひかり、ふきとばし、ソニックブーム
オツキミ山で気付いたらゲットされていた。
雑……もとい偵察要員。表情はなかなか豊か。
6話という超序盤でゲットされたのにもかかわらず、167話にてようやくゴルバットに進化した。
しかし相当タケシに懐いていたようで、クロバットになるのは198話とかなり早かった。
SM編にも登場している。

ロコン(一時的)

CV:愛河里花子
技:ほのおのうず、かえんほうしゃ、でんこうせっか、こうそくいどう
ブリーダーのユキから一時的に預かった。
何気に出番が多く、一時期は本当に返すのかと不安視されていたが、ジョウト編でユキと再会した時に返された。
ポケモンカードにも逆輸入されたり、ポケモンスタジアム2にてタケシのパーティに入っているのはアニメが元ネタだろう。
なおカード、ポケスタ共にif展開のためかキュウコンに進化している。
特にポケモンカードのタケシのキュウコンの「ばける」は好きな進化カードを乗せることができる為非常に暴れた過去がある。

ケンタロス(行方不明)

サファリでゲットした後、行方不明。
実家に預けた様子もないし、手持ちにいる様子もなく、逃がした様子すらない……。いったい何処に行ったのだろうか……? 
サトシのケンタロスの群れに紛れているのか……?

クヌギダマ→フォレトス

CV:石塚運昇
技:だいばくはつ、こうそくスピン、たいあたり、まきびし
ヒワダタウンの裏山にてスピードボールでゲットした。
愛情表現に「じばく」する困ったちゃんだったが進化後は落ち着いた。
なんでそんな困ったちゃんをゲットしたのかというと、「育てにくいポケモンを立派に育ててこそ、ブリーダー魂というもの」らしい。
AG編でも同行していたが、DP編では実家に預けられたのか登場せず。
新天地でいきなりだいばくはつを指示されました。

めざポケ編4話に17年ぶりに登場。ツンベアーの息が作った氷をこうそくスピンで壊した。
ちなみにスピードボールではなくモンスターボールに入っているという作画ミスがあった。

AG

上記の通りフォレトスも同行している。

ハスボー→ハスブレロ→ルンパッパ (♂)

CV:伊東みやこ→立木文彦
技:みずでっぽう、タネマシンガン、はっぱカッター
当時『みずでっぽう』と『はっぱカッター』は併用できなかったはずなのだが、何故か覚えているハスボーの群れの一匹。
(両方ともタマゴ技かつ、両方を自力習得するポケモンがいなかったため。現在は併用可能)
なにを考えているかわからない無印でいう(多分)コダック枠。
進化後は一気に陽気な性格になる。
AG・BF編ではタケシの両親や弟達からも気に入られ実家に預けられる。
タケシ両親みたいな感じに染まり、夫婦旅行にも同行していた。

ミズゴロウ→ヌマクロー(♂)

CV:林原めぐみ(吉原ナツキ(一時代役))→三木眞一郎
技:みずでっぽう、たいあたり、マッドショット、まもる
アニメ恒例の野生産御三家
真面目な委員長タイプだが、その反動か余り目立たなくなってしまった。
タケシ初となる御三家なのだが、サトシのキモリ、ハルカのアチャモは最終進化したのにこちらはヌマクローで止まってしまった……。
進化後はトレーナーに性格が似たのか、♀のモココに一目惚れしたがあえなくフラれている*3
その後は一度だけポケモンコンテストに出場しており、初出場ながら安定した戦いで二次審査を勝ち抜きファイナルでハルカイーブイと対決。
序盤は経験の差もあってイーブイを圧倒するが、ハルカの機転で勝負は互角となり最終的には僅差で敗れた。
余談だが進化前後揃って中の人がロケット団の2人である。

ウソハチ→ウソッキー (♂)

CV:阪口大助→うえだゆうじ(SM編)
技:うそなき、すてみタックル、じたばた、ものまね、けたぐり、アームハンマー、だましうち
ニンジャスクールで木の実泥棒と疑われていたところを助けられゲットされた。
当初はまだ子供で泣き虫な性格であり、タケシはよくミルクを与えてあやしていた。
マサトと並びタケシのツッコミ役でもあったが、のちにグレッグルに譲ることになった。
タケシがコンテストに出場した際には『うそなき』の演技で見事一次審査を突破している。
DP編にも同行し、比較的序盤でウソッキーに進化。進化後は勇敢で礼儀正しい性格に成長した。
SM編では再登場しライチとバトルした。

DP

今回はウソハチが同行した。

グレッグル(♂)

CV:小西克幸
技:どくづき、かわらわり、どくばり
皆大好きDP編のツッコミ役。ピカチュウポッチャマに並ぶマスコットキャラ。
ゲットした直後からタケシが大好きだったり*4、甘い物が苦手だったり、ナンパへの制裁だったりとそのキャラクター性で多くの視聴者を魅了した。
バトルの実力も高く、ディアルガりゅうせいぐんを片手で受け止めたりと凄まじい。
サターンのドクロッグがライバル。

ポケットモンスター 神とよばれし アルセウス』に登場した時は、ドクターになったタケシに合わせナースの格好をしていた。

めざポケ編5話では、タケシのナンパをカスミと共にお仕置きするという夢のコラボがあった。

ピンプク→ラッキー→ハピナス(♀)

CV:伊東みやこ
技:ひみつのちから、はたく、タマゴうみ、マジカルシャイン、メガトンパンチ
ポケモンなりきり大会で優勝賞品のタマゴから生まれた。
まだ幼く甘えん坊だが、巨大な岩をぶん投げたりととんでもない怪力の持ち主。
彼女との出会いがタケシがドクターを目指すきっかけの一つになった。DP最終盤にてラッキーに進化した。

そして『神とよばれし アルセウス』に登場した時にはハピナスに進化していた。
ドクターになったタケシのサポートをしているようだ。

SM

本シリーズでは他にハガネール・イシツブテ・クロバット・ウソッキーを使う。

キュワワー

SM編でアローラ地方でのジョーイさんの手伝いをした際に譲り受けた。




追記・修正はポケモンの体調管理に気を付けてからお願いします。

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最終更新:2023年09月05日 13:24

*1 サトシはモンスターボールにピカチュウを戻そうとするも光線が届かずギブアップしている。

*2 ちなみにポケモンスタジアム金銀でもジムリーダーの城・裏ではタケシのイワークはハガネールになっている。当時は設定が固まっていなかったのだろう。

*3 この回のサブタイトルは「ミズゴロウとモココ!恋の特効薬!?」なのだが、モココと出会う前にアバンでヌマクローに進化したため若干タイトル詐欺っぽくなってしまっている。

*4 なつき度を計測する機械により判明。当のグレッグルは無表情で感情がわかりにくいためタケシも驚いていた。