アルゴス


カテゴリ:巨人
神話・伝承 ギリシャ神話
生息地 ---
姿 身体中に目がある巨人
能力 眠らない。怪力
説明 パノプテース(百の目)のアルゴスとも呼ばれる、身体中に目のある巨人。たんに、後頭部に3つの目、もしくは4つ目の巨人とも、頭が2つあったともいう。ゼウスと交わった最初の人間の娘ニオベーとの子アルゴス(同名)の孫とされている。とても力が強く、怪物たちの母として知られるエキドナや半人半山羊のサテュロス、アルカディアの牡牛などを征伐した。また、決して眠ることがない(100の目が代わる代わる眠る)という能力があり、ゼウスが人間の娘イオーと浮気した時に、妻のヘラの目をごまかすためにイオーを牡牛に変えたとき、ヘラは牡牛を怪しく思いアルゴスを見張りにつけた。ゼウスは盗賊の神であるヘルメスに牡牛の奪還を命じた。ヘルメスは得意の笛でアルゴスの目を一つ一つ眠らせ、全て眠らせたところでその体を丸い石で押しつぶし、首を打ちとった。ヘラはアルゴスを哀れに思い、その目をとって孔雀の羽につけたと言われる。






最終更新:2013年10月28日 20:56