神話・伝承 | インド神話、仏教 |
生息地 | 仏教では須弥山の北 |
姿 | 三面六臂(三つの顔に六つの腕)の姿で描かれることが多い |
能力 | インド神話ではヴァルナの眷属からのちに神と戦い続ける戦闘神、仏教では仏界を守る護法善神 |
説明 | 古代インドでは、インドラに敵対することもあるヴァルナの眷属。生命生気の善神であった。のちに、神族に敵対する種族全般をさすようになった。漢字の当て字は「阿修羅」。中国において「阿」の文字が名の接頭辞(xxちゃんにあたる)と同じ表現であることからか、「修羅」とも呼ばれる。 仏教に取り込まれた際には仏法の守護者として八部衆に入れられた。六道説では、常に闘う心を持ち、その精神的な境涯・状態の者が住む世界、あるいはその精神境涯とされる(修羅道)。 |