神話・伝承 | イギリス伝承 |
生息地 | 古い道や十字路 |
姿 | 黒い体の大きな犬。燃えるような赤い目をしている。硫黄の臭がするとも |
能力 | 死の先触れ |
説明 | イギリス全土に伝わる不吉の妖精。夜中に古い道や十字路に現れ、人に死をもたらす。 イギリスでは、新しく作られた墓に最初に埋葬された死人は、天国に行けず墓地の番人になるという迷信があり、黒い犬を最初に埋める場合があった。そして墓守となった黒い犬はグリムと呼ばれ、赤い目をしたブラックドッグの姿をしているが、道に迷った子供を助けたり、教会の葬儀の鐘に合わせて遠吠えをあげて、死者の魂の行き先を神父に知らせるなど、基本的に温和な性質を持つ。 |