神話・伝承 | アイヌ伝承 |
生息地 | 地下 |
姿 | 1尺から4尺の小人 |
能力 | --- |
説明 | アイヌの伝承に出てくる小人、またはカムイ(神)。フキの下に住む人という意味。地下に住んでいるとされ、陶器を作り、トリカブトなどの毒をぬった石の矢尻を使い、漁もうまいという。動きが素早く、声は聞こえても姿はなかなか見せないという。気は優しく、人間にも友好的といわれる。雨が降ると、フキの葉の下で6~7人、あるいは数100人でかたまって雨宿りするという。コロボックルの神様はスクナヒコナ(少彦名)といい、蛾の皮または鳥の羽毛出できた服を着て、木の実の船に乗って現れ、オオクニヌシ(大国主)と一緒に出雲の国を作ったと言われるが、粟の穂に乗った時に弾き飛ばされて、東にある常世の国という仙境に行ってしまったという。 |