神話・伝承 | 中国神話 |
生息地 | 山 |
姿 | 頭は鶏、顎は燕、頸は蛇、背は亀、尾は魚。色は黒・白・赤・青・黄の五色。高さは六尺程。また、頸には「徳」、翼には「義」、背には「礼」、腹には「信」、胸には「仁」の字が浮き出ているとされる。 |
能力 | 天帝の使い。瑞獣。 |
説明 | 鳥類三百六十種の長と言われる中国の神鳥。麒麟、霊亀、応龍と共に四霊と呼ばれる。世を安寧にする立派な君主が現れた時に現れるといわれる瑞獣。鳳凰の「鳳」と「凰」はそれぞれ鳳凰の雄、雌をのこと。鳳は律音(音階のうち奇数の音)で鳴き、凰は呂音(音階のうち偶数の音)で鳴くという。中国の西方にある沃民国やその南にある孟鳥国あるいは崑崙山に棲むという。霊泉の水だけを飲み、竹の実をだけを食べ、梧桐の木にだけ止まり巣を作る。卵は不老長寿の霊薬になるという。 |