神話・伝承 | 中国神話 |
生息地 | --- |
姿 | 体は鹿、顔は龍、牛の尾、馬の蹄、雄には1本の角、背中は五色に彩られる |
能力 | 生まれながらに有罪か無罪かわかる。瑞獣。 |
説明 | 毛のある獣三百六十種の長と言われる中国の神獣。鳳凰、霊亀、応龍と共に四霊と呼ばれる。偉大な人物が国を統治しているか影響を及ぼしているときに姿を見せるという。千年生き、鳴き声は音階に一致し、歩いた跡は正確な円になり、曲がるときは直角に曲がる。麒麟の「麒」と「麟」はそれぞれ麒麟の雄、雌のこと。非常に穏やかな性質で、生きているものは食べず、枯れた植物のみを食べる。どんな小さな生き物も潰さないように注意深く歩き、草の上を歩いても倒さないという。俊足で生け捕られることはなく、麒麟を傷つけると確実に不運が訪れるという。 麒麟にはいくつか種類があると言われ、青い物を聳弧(ショウコ)、赤い物を炎駒(えんく)、白い物を索冥(さくめい)、黒い物を角端(かくたん)、黄色い物を麒麟と言う。 |