神話・伝承 | ヒンドゥー教神話 |
生息地 | 地下世界 |
姿 | 千の頭を持つ巨大な蛇 |
能力 | 世界創造の手助け |
説明 | インド神話に登場するナーガラージャの一人。その名は「無限」を意味し、世界の始まりと終わりに出現するとされる。この世が始まる前の宇宙は混沌とした海とされ、ヴィシュヌがアナンタを船代わりにして、その上で眠っていたとされる。この眠っているヴィシュヌのへそから、蓮の花が伸びて行きそこに創造神ブラフマーが生まれ、ブラフマーの額から破壊神シヴァが生まれたとされている。また、この世が終わる時、全ての生物が滅び去った時も、再び世界が創造されるまでの間、ヴィシュヌはアナンタの上で眠り続けるとされる。 |