クー・フーリン


カテゴリ:妖精・精霊
神話・伝承 ケルト神話
生息地 ---
姿 髪は百本宝石の糸で飾られ、胸には百個の金のブローチをつけた美しい青年。
戦うときは、額から光線を発し、顎が頭くらいの大きさになる。両目の間に7つの瞳ができ、片方の目は頭の内側に入り、もう片方は外側に飛び出す。両頬には黄・緑・赤・青の筋が浮かぶ。手足の指は7本になる。逆だった髪は根本は黒く、先端は赤くなり血が滴る。
能力 ---
説明 ケルト神話の半神半人の英雄。父は太陽神ルー、母はコノア王の妹デヒテラ。幼名はセタンタ。
クー・フーリンの名前の由来は、コノア王が鍛冶屋クランの館に招かれた際、遅れて行ったセタンタのことをコノア王がクランに伝えなかったため、番犬が放たれてしまった。しかし、セタンタが襲ってきた番犬を絞め殺してしまったため、クランはひどく嘆き悲しんだ。セタンタは番犬の子が育ち、更にその子が育つまで番犬としてクランの家を守るという誓を立てた。そのためクー・フーリン(クランの猛犬)と呼ばれるようになった。
クー・フーリンは成長し、優れた騎士となる。影の国で女王スカアハのもとで修行を行い、ゲイ・ボルグ(投げれば30の矢尻となり、突けば30の刺となって破裂する槍。足を使って投擲する)を受け取る。
最期は半身が痺れている所を敵に奪われたゲイ・ボルグに刺し貫かれて命を落とすが、その際こぼれ落ちた内臓を水で洗って腹に収め、体を石柱に縛り付けて最期まで倒れなかったという。







最終更新:2013年11月03日 21:58