神話・伝承 | ギリシャ神話 |
生息地 | 山 |
姿 | 体と頭がライオン、毒蛇の尾、肩口から山羊の頭。または、牡山羊、獅子、竜の3つ首 |
能力 | 口から火を吐く |
説明 | テュポーンとエキドナの娘として生まれた怪物。カリア国の王のペットとして飼われていたが、時折リキュアに現れ火を吐いて町や森などを焼き払いって逃げ惑う人々や獣を襲っていた。英雄ベレロポーンがキマイラ退治を依頼された。預言者に「ペガサスを飼い慣らすことができればキマイラを倒すことが出来る」というお告げを受け、アテナ神から黄金の手綱を受け取る。彼はペガサスが毎夜水を飲みに来るという、コリントスのペイレーネ-の泉に隠れ、その首に手綱をつけることに成功し、自分の乗馬にすることができた。ペガサスに乗ってキマイラの吐く火炎の射程外から何本も矢を射かけ、その口に鉛の塊を投げ込んだ。鉛はキマイラの吐く火炎で溶け、キマイラの臓腑に流れ込み、内側から焼きつくされて死んでしまった。 初期のキマイラは、ヒッタイトで聖獣とみなされていて、獅子は春、山羊は夏、蛇は冬をあらわしていた。 |