神話・伝承 | ロシア伝承 |
生息地 | 川や湖 |
姿 | 人間よりひとまわり大きい。顔は無精髭をはやしたカエルのようで、上半身はアザラシに似ている。手には水かきのある指がある。 |
能力 | 人間を溺死させる |
説明 | 水車や水門のある貯水池によく現れるたちの悪い妖精。水草の陰でパシャパシャ遊んでいるような音を立てたりし、人間がつられて遊びに来るように仕向ける。そして遊びに来た人間を水中に引き込み、食べられてしまうか、召使にされてしまう。ヴォジャノーイは自然の水の流れを守護するものとされ、水門など人工物を憎んでいる。そのため、人工物を壊すために洪水を起こすこともある。また、月の満ち欠けにとても関係があり、満月の時に最高潮に達し、月が欠けると共にどんどん老いてゆき、新月になったとき新しく誕生する。 |