神話・伝承 | ヨーロッパ伝承 |
生息地 | 火の中 |
姿 | とかげに似ている |
能力 | 冷たい体温 |
説明 | 16世紀のヨーロッパの錬金術師が、この世を構成する4大元素(火、水、地、空気)の一つである火の精霊として考えだされたもの。火山の溶岩の中に住んでいるとされる。錬金術では、鉛から金を作り出す際の火が十分な熱さに達すると、サラマンダーが生まれるとされた。1説では、あまりにも体温が低く、火の中にいても、すぐに火が消えてしまうほどとも。また、サラマンダーのミルクのようなよだれに触ると、人間の体毛は全て抜け落ち、触れた部分の皮膚は変色して爛れてしまうという。ヨーロッパでは、火にくべても燃えない石綿をサラマンダーの皮膚として売られていたという。 |