ペルーダ


カテゴリ:ドラゴン、龍
神話・伝承 フランス伝承
生息地 フランス北部のラフェルテベルナール地方
姿 頭と尾は蛇。亀のような四本の足。緑色の皮膚。体にふさふさした羽毛が生えている。羽毛の中には無数の毒棘が生えている
能力 毒棘を飛ばす。火と水を吐く。巨体を使って洪水を起こす
説明 フランス北部に棲んでいたドラゴン。ふさふさとした羽毛が生えているが、中には毒のある棘が生えており、触ると危険な上に、刺を飛ばすことができるので近づくことすら危険。また、川に入ると巨体で水が溢れ、辺りの町や畑を水浸しにしまうという。ペルーダは、ノアの箱舟伝説の頃から生きており、方舟に乗せられなかったが洪水を生き延びた強い生命力をもつ。
元々付近の家畜を襲っていて、人間は決して食べなかった。だがある日、人間の味を覚えてしまい、特に女性や子供を好んで襲っては巣に持ち帰って食べていた。あるとき、婚約者の女性をさらわれた若者が女性を助けるために、毒から身を守る鎧を見につけ、町一番の賢者からペルーダを倒す助言をもらい、ペルーダの退治に向かった。若者は弱点である尾を切りつけ、ペルーダを倒すことに成功した。







最終更新:2013年11月10日 19:21