神話・伝承 | 欧州 |
生息地 | 丘の地下や洞窟 |
姿 | 美しい男女。背中にすり鉢状のくぼみがあったり、牛の尾が生えていたりする |
能力 | 魔法 |
説明 | 北欧神話に由来する妖精。北欧神話では、太陽のように美しいリョースアールヴ(白い光のエルフ)と瀝青よりも黒いデックアールヴ(黒き闇のエルフ)がいる。リョースアールヴは天にあるといわれるアールヴヘイムに住み、神々と同様に崇められていた。人間に対して友好的で、男も女も色が白く、眩いばかりに美しく、月光を浴びて長い金の髪をくしけずるったり、草の上で踊ったりする。ほぼ人間と同じ大きさで、王も入れば女王も騎士もいるという。デックアールヴは地中に住み、しばしばドワーフと同一視された。リョースアールヴに比べて醜く小さく猫背であるといわれる。邪悪な者は病気やケガをもたらし、そうでもない者でもいたずら好きである。 ヨーロッパでは、妖精のようなものとされ、丘の地下や洞穴に王国を築き、集団で生活している。夜に丘の上で音楽会を開いたり、草原でダンスを踊ることを好むといわれる。 エルフに誘惑された人間は、エルフの国に誘拐されてしまう。殆どの場合元の人間の世界には戻ってこれず、戻ってきたとしても気が狂ってしまっていると言われる。 |