ファフニール


カテゴリ:ドラゴン、龍
神話・伝承 北欧神話
生息地 ---
姿 ワーム(手足のない蛇のようなドラゴン)
能力 毒を吐く
説明 ドワーフの王フレイズマルの長男で、元々は人間の姿をしていた。北欧神話の神であるロキ、オーディン、ヘーニルが旅をしているとき、河でカワウソに変身していたオッテル(フレイズマルの次男)を殺してしまった。フレイズマルは、神々を捕らえ、オッテルの皮の内側と外側を埋め尽くすほどの黄金を賠償金として払うことを要求し、神々はそれに合意する。オーディンとヘーニルは人質として残され、ロキがアンドヴァリから黄金と黄金を生み出す指輪を奪い、フレイズマルに渡された。ファフニールは黄金に欲を出し、三男のレギンと共にフレイズマルを殺し、黄金を奪ってしまう。ファフニールは弟と黄金を分け合うことを拒み、黄金とともに逃亡し毒を吐くワームに変身(もしくは呪いで変身)して黄金を守っていた。レギンは英雄シグルスにファフニールを殺すことを依頼する。レギンはシグルスの持っていた折れた名剣グラムを鍛え直してシグルスに与えた。シグルスは穴の中に潜み、ファフニールの柔らかい下腹部を突き刺してファフニールを倒した。その際シグルスはファフニールの血をなめてしまい、全ての言語(動物も含む)を理解する能力を得た。鳥の鳴き声から、レギンがシグルスを殺そうとしていることを知り、これを返り討ちにすることで黄金を手に入れた。







最終更新:2013年11月06日 18:24