ヴァースキ


カテゴリ:神獣
神話・伝承 ヒンドゥー教神話
生息地 地下世界
姿 長大な蛇。千の頭を持ち、その一つ一つに卍の印がある他、イヤリング、王冠、花冠を身につけている。
能力 猛毒を持つ
説明 インド神話に登場するナーガラージャ。地下世界の支配者。「乳海攪拌」と呼ばれる物語では、神々とアスラが不死の飲料アムリタを手に入れようとした時、神々は巨大なマンダラ山を引き抜き、それを巨大亀の背に立て、その山にヴァースキを巻きつけると、その両端を神々とアスラ達が引っ張って大海をかき混ぜた。しかし、あまりの苦しさに猛毒を吐き出してしまい、世界を滅ぼしかけた。シヴァはその毒を飲み込んで世界を救ったが、猛毒がシヴァの喉を焼いたため、首から上が青黒くなったという。
仏教では八大竜王として、漢字では「和修吉」と書く。日本に伝来して九頭龍大神となった。







最終更新:2013年11月17日 20:15