神話・伝承 | ギリシャ神話 |
生息地 | 山岳地帯 |
姿 | 上半身が人間。下半身は四本足の馬 |
能力 | 不死、叡智(ケイロン) |
説明 | 山岳地帯を住処とする半人半馬の種族。乱暴で粗野かつ好色で、ラピタイ族の結婚式の宴に呼ばれた際、初めてのんだ酒に悪酔いし、花嫁を誘拐しようとした。これによりラピタイ族と戦争となり、ケンタウロスは住処であるテッサリアから追い出されてしまう。 唯一例外なのは賢者のケイロンで、医学の知識に優れ、ギリシャ神話の英雄たちの師であり、不死であった。ヘラクレスがケンタウロスのポロスの接待を受けた際、ケンタウロス一族共有の酒を飲んでしまいケンタウロスたちを怒らせてしまう。手に武器を持ったケンタウロスたちに対し、ヘラクレスは矢を射かけほとんど皆殺しにしてしまった。その時ケイロンに1本の矢が当たってしまう。矢にはレルネーのヒドラの毒がついていて、一生癒えない傷に苦しめられることになる。ケイロンは神に懇願し、不死の命をプロメテウスに譲り死ぬことになる。その死を惜しんだゼウスは、ケイロンを天に上げ、射手座としたという。 |