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*ドンキーコング3 【どんきーこんぐすりー】 |ジャンル|シューティング|&image(http://newfami.com/1983/donkeykong3_ac2.gif)| |対応機種|アーケード|~| |発売・開発元|任天堂|~| |稼動開始日|1984年|~| |ポイント|ドンキーコングシリーズ異色のシューティング&br()マリオ不在|~| |>|CENTER:&color(black){ドンキーコング(初代)シリーズ}&br()[[ドンキーコング]]([[GBリメイク>ドンキーコング (GB)]])/[[ドンキーコングJR.]]/''&color(black){ドンキーコング3}''|~| |>|>|CENTER:''[[ドンキーコングシリーズ・関連作品リンク>ドンキーコングシリーズ]]''| **概要 『[[ドンキーコング]]』『[[ドンキーコングJR.]]』に次ぐ、ドンキーコングシリーズ三作目。過去ニ作とはうって変わり、本作は固定画面型シューティングゲームである。~ 『1』ではプレイヤーキャラ、『JR.』では敵役だった''マリオは一切登場せず''、プレイヤーは「''スタンリー''」という本作オリジナル主人公を操る。~ 前作では囚われ役だったドンキーはお供(?)の虫集団を引き連れてボスに返り咲いている。~ フラワーパークを襲ってきたドンキーコングや昆虫たちを撃退するため、スタンリーがスプレー片手に立ち向かう、というバックストーリー。~ 1人~2人交互プレイが可能、主に3つの舞台で構造されたステージをループし、エンドレスでプレイすることになる(もちろん先に進むにつれ難易度は上がる)。~ **主なルール -スタンリーをレバーにて操作し、ショットボタン(殺虫剤)にて上方向に攻撃。下に段差がある場合はレバー下で降り、レバー上でジャンプする。 -画面上中央にいるロープにぶら下がったドンキーをショットで画面上まで追い込むか、ドンキー以外の一定の虫をショットで全滅させるか、どちらかがクリア目的。 --スプレーの射程は短く、また失速するため遠くの敵には当たらない。そのため、ドンキーを再上段まで追い込むためにはジャンプ撃ちが必須だが、ジャンプ中は操作が効かないため危険となっている。 -ミス条件 --ドンキーを画面下まで落下させてしまう --虫に触れる --ドンキーや虫が放つ弾を食らう ---時間制限があり、カウントが0になるとロープに虫が現れ、ドンキーが地面に落ちるまでロープを食べ続けてしまう(ドンキーが落ちるともちろんミス)というペナルティがある。 -画面下部にある5つの植木鉢があり、放置していると虫がそれを持っていってしまう。 --画面内に敵が消える前に倒すと植木鉢は元の場所に戻るが、消えてしまうとステージ内では二度とその植木鉢は戻ってこない。ステージクリアすると残された植木鉢の数により、特定のボーナススコアを所得できるが、全部の植木鉢を奪われてもミスにはならない(クリア時に苗の植えられた新品の植木鉢が補充される)。なお、植木鉢を奪った敵は花を食べてパワーアップしてしまう。 -本作に唯一存在するアイテムが「パワースプレー」である。 --ステージ開始時に画面上部に設置されていて、ドンキーを撃って上の方に押し上げると、ドンキーの手に当たって落ちてくる。それを取ると、一定時間(効果が切れる前にクリアできればステージをまたいで有効)の間、ショットの攻撃性能が上がる(この状態でないと倒せない敵もいる)。スペースファイアバードのワープと同様に残機1に付き1回しか使用できないので、開幕で取得して脇目もふらずにドンキーを撃ち、速攻クリアすることでタイムボーナスとパーフェクトボーナスで残機を得るのがセオリー。 --残機潰しとエクステンドを繰り返して回していくタイプのゲームの常ではあるのだが、エブリエクステンド設定は店舗により変更可能なので、10万エブリとかノーエブリとかに設定されるとかなり厳しくなる。 -敵に触れる1ミス。 --虫に触れてミスとなった際の演出は、倒れた主人公に羽虫が群がり、主人公の肉体が武器のスプレーだけを遺して跡形もなく消滅してしまうというグロいもの(移植版ではカットされている)。ドンキーが地上に落ちて1ミスになった場合は異なる演出となる。 *敵の種類 -ドンキー --画面上部の2本のロープにつかまりながら徐々に下がってくる。ロープの端に達すると地面に飛び降りてきて1ミスになる。位置が下側によって来ると、時折、石を投げて妨害してくる。スプレーで画面上部まで押しやれればステージクリア。 -蜂 --画面奥から編隊を組んで飛来し、植木鉢を持ち去ろうとする。触れると1ミス。通常の蜂の他に、サイズの大きい蜂が混じって飛んでくるが、これをスプレーで倒すと分裂して飛散する。飛散した破片に接触しても1ミス。 -芋虫 --特定のステージにおいて、左右から張られた数本のロープの上をゆっくりと張っていく。スプレーを当てても倒せないが、一定時間、動きを止めて怯ませられる。ただし硬直時間が長い上、中途半端なところで動きを止めてしまうとドンキーにスプレーが届かなくなってしまうため、地味に厄介な敵。 **批評点 -過去ニ作に比べるとジャンルが異色で、設定上も繋がりが薄く、シリーズとして見ると知名度が低い一作。だからといって出来が悪いことはなく、さくっと遊びやすいゲーム性を持った作品である。 -1のリメイクであるゲームボーイ版を除けば、無印ドンキーとしてのシリーズはリリースされていない。 **任天堂STGの系譜と本作 -任天堂STGとして見た場合、外見こそ大きく違うものの、『スペースファイアバード』『レーダースコープ』の流れを汲んでいる。倒すと撃ち返し弾として散弾をばら撒く敵は『スペースファイアバード』から、プレイヤーではなく花を狙う敵は『レーダースコープ』からの継承である(基地の耐久が0になるとミスになる『レーダースコープ』と違い、花を守りきれなくてもミスにはならないが)。 -残念ながら、こちらの系譜も本作をもって途切れている。任天堂がアーケード撤退して久しいので、STGの系譜が引き継がれることはおそらく無いであろう。 ---- **家庭用移植 -ファミリーコンピュータ版 |対応機種|ファミリーコンピュータ|&image(http://ecx.images-amazon.com/images/I/517ZcJf2iwL.jpg)| |発売・開発元|任天堂|~| |発売日|1984年7月4日|~| |価格|4,500円|~| |配信|バーチャルコンソール&br()【Wii】2008年7月23日/500Wiiポイント&br()【3DS】2013年3月27日/500円|~| --ノーエブリ設定となっているためAC版のセオリーが使えず、難易度は上がっている。 --ゲームキューブ用ソフト『どうぶつの森+』にも収録されている。 -PC-8801版(1984年10月発売、5,800円。ハドソン) --ステージの構成が原作よりかなり豹変しているらしい。副題として『大逆襲』と銘打たれている。 -その他にもゲーム&ウォッチ版が1984年8月20日にリリースされた。
*ドンキーコング3 【どんきーこんぐすりー】 |ジャンル|シューティング|&image(http://newfami.com/1983/donkeykong3_ac2.gif)| |対応機種|アーケード|~| |発売・開発元|任天堂|~| |稼動開始日|1984年|~| |ポイント|ドンキーコングシリーズ異色のシューティング&br()マリオ不在|~| |>|CENTER:&color(black){ドンキーコング(初代)シリーズ}&br()[[ドンキーコング]]([[GBリメイク>ドンキーコング (GB)]])/[[ドンキーコングJR.]]/''&color(black){ドンキーコング3}''|~| |>|>|CENTER:''[[ドンキーコングシリーズ・関連作品リンク>ドンキーコングシリーズ]]''| **概要 『[[ドンキーコング]]』『[[ドンキーコングJR.]]』に次ぐ、ドンキーコングシリーズ三作目。過去ニ作とはうって変わり、本作は固定画面型シューティングゲームである。~ 『1』ではプレイヤーキャラ、『JR.』では敵役だった''マリオは一切登場せず''、プレイヤーは「''スタンリー''」という本作オリジナル主人公を操る。~ 前作では囚われ役だったドンキーはお供(?)の虫集団を引き連れてボスに返り咲いている。~ フラワーパークを襲ってきたドンキーコングや昆虫たちを撃退するため、スタンリーがスプレー片手に立ち向かう、というバックストーリー。~ 1人~2人交互プレイが可能、主に3つの舞台で構造されたステージをループし、エンドレスでプレイすることになる(もちろん先に進むにつれ難易度は上がる)。~ **主なルール -スタンリーをレバーにて操作し、ショットボタン(殺虫剤)にて上方向に攻撃。下に段差がある場合はレバー下で降り、レバー上でジャンプする。 -画面上中央にいるロープにぶら下がったドンキーをショットで画面上まで追い込むか、ドンキー以外の一定の虫をショットで全滅させるか、どちらかがクリア目的。 --スプレーの射程は短く、また失速するため遠くの敵には当たらない。そのため、ドンキーを再上段まで追い込むためにはジャンプ撃ちが必須だが、ジャンプ中は操作が効かないため危険となっている。 -ミス条件 --ドンキーを画面下まで落下させてしまう --虫に触れる --ドンキーや虫が放つ弾を食らう ---時間制限があり、カウントが0になるとロープに虫が現れ、ドンキーが地面に落ちるまでロープを食べ続けてしまう(ドンキーが落ちるともちろんミス)というペナルティがある。 -画面下部にある5つの植木鉢があり、放置していると虫がそれを持っていってしまう。 --画面内に敵が消える前に倒すと植木鉢は元の場所に戻るが、消えてしまうとステージ内では二度とその植木鉢は戻ってこない。ステージクリアすると残された植木鉢の数により、特定のボーナススコアを所得できるが、全部の植木鉢を奪われてもミスにはならない(クリア時に苗の植えられた新品の植木鉢が補充される)。なお、植木鉢を奪った敵は花を食べてパワーアップしてしまう。 -本作に唯一存在するアイテムが「パワースプレー」である。 --ステージ開始時に画面上部に設置されていて、ドンキーを撃って上の方に押し上げると、ドンキーの手に当たって落ちてくる。それを取ると、一定時間(効果が切れる前にクリアできればステージをまたいで有効)の間、ショットの攻撃性能が上がる(この状態でないと倒せない敵もいる)。スペースファイアバードのワープと同様に残機1に付き1回しか使用できないので、開幕で取得して脇目もふらずにドンキーを撃ち、速攻クリアすることでタイムボーナスとパーフェクトボーナスで残機を得るのがセオリー。 --残機潰しとエクステンドを繰り返して回していくタイプのゲームの常ではあるのだが、エブリエクステンド設定は店舗により変更可能なので、10万エブリとかノーエブリとかに設定されるとかなり厳しくなる。 -敵に触れると1ミス。 --虫に触れてミスとなった際の演出は、倒れた主人公に羽虫が群がり、主人公の肉体が武器のスプレーだけを遺して跡形もなく消滅してしまうというグロいもの(移植版ではカットされている)。ドンキーが地上に落ちて1ミスになった場合は異なる演出となる。 *敵の種類 -ドンキー --画面上部の2本のロープにつかまりながら徐々に下がってくる。ロープの端に達すると地面に飛び降りてきて1ミスになる。位置が下側によって来ると、時折、石を投げて妨害してくる。スプレーで画面上部まで押しやれればステージクリア。 -蜂 --画面奥から編隊を組んで飛来し、植木鉢を持ち去ろうとする。触れると1ミス。通常の蜂の他に、サイズの大きい蜂が混じって飛んでくるが、これをスプレーで倒すと分裂して飛散する。飛散した破片に接触しても1ミス。 -芋虫 --特定のステージにおいて、左右から張られた数本のロープの上をゆっくりと張っていく。スプレーを当てても倒せないが、一定時間、動きを止めて怯ませられる。ただし硬直時間が長い上、中途半端なところで動きを止めてしまうとドンキーにスプレーが届かなくなってしまうため、地味に厄介な敵。 **批評点 -過去ニ作に比べるとジャンルが異色で、設定上も繋がりが薄く、シリーズとして見ると知名度が低い一作。だからといって出来が悪いことはなく、さくっと遊びやすいゲーム性を持った作品である。 -1のリメイクであるゲームボーイ版を除けば、無印ドンキーとしてのシリーズはリリースされていない。 **任天堂STGの系譜と本作 -任天堂STGとして見た場合、外見こそ大きく違うものの、『スペースファイアバード』『レーダースコープ』の流れを汲んでいる。倒すと撃ち返し弾として散弾をばら撒く敵は『スペースファイアバード』から、プレイヤーではなく花を狙う敵は『レーダースコープ』からの継承である(基地の耐久が0になるとミスになる『レーダースコープ』と違い、花を守りきれなくてもミスにはならないが)。 -残念ながら、こちらの系譜も本作をもって途切れている。任天堂がアーケード撤退して久しいので、STGの系譜が引き継がれることはおそらく無いであろう。 ---- **家庭用移植 -ファミリーコンピュータ版 |対応機種|ファミリーコンピュータ|&image(http://ecx.images-amazon.com/images/I/517ZcJf2iwL.jpg)| |発売・開発元|任天堂|~| |発売日|1984年7月4日|~| |価格|4,500円|~| |配信|バーチャルコンソール&br()【Wii】2008年7月23日/500Wiiポイント&br()【3DS】2013年3月27日/500円|~| --ノーエブリ設定となっているためAC版のセオリーが使えず、難易度は上がっている。 --ミス時の怖い演出はカットされ、主人公が倒れるのみで終わっている。 --ゲームキューブ用ソフト『どうぶつの森+』にも収録されている。 -PC-8801版(1984年10月発売、5,800円。ハドソン) --ステージの構成が原作よりかなり豹変しているらしい。副題として『大逆襲』と銘打たれている。 -その他にもゲーム&ウォッチ版が1984年8月20日にリリースされた。

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