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ソニック カラーズ - (2016/10/02 (日) 02:49:41) の1つ前との変更点

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初版作成者はWii版しか持っていないのでDS版の加筆をお願いします。 ---- *ソニック カラーズ 【そにっく からーず】 |ジャンル|アクション|&amazon(B0040EIQNU)|&amazon(B0040EIQO4)| |対応機種|Wii、ニンテンドーDS|~|~| |発売・開発元|セガ|~|~| |発売日|2010年11月18日|~|~| |定価|【Wii】6,090円&br()【DS】5,040円|~|~| |分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~|~| |>|>|>|CENTER:''[[ソニックシリーズリンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/1023.html]]''| **概要 ハイスピードの爽快感でお馴染みのソニックシリーズ。今作では宇宙人の「ウィスプ」の力を借り、様々なアクション「カラーパワー」が使えるのが特徴。~ Wii版は前作『ソニック ワールドアドベンチャー』をベースにしたもので、Wiiでもゲージ制ブーストを楽しめるようになった。サイドステップが一部でしか出来なくなった代わりに二段ジャンプが出来るようになった。~ DS版はこれまでの『ソニック ラッシュ』シリーズの流れを全面的に汲んだ内容となっている。 シナリオやセリフは今までとは違いアメリカ人ライターが執筆している。~ **あらすじ Dr.エッグマンが今までの悪事のお詫びにと宇宙空間に建設した巨大な遊園地「エッグプラネット・パーク」。~ しかしソニックは何かウラがあると考え、テイルスとともにそこに向かう。~ すると案の定、エッグマンは不思議な宇宙人・ウィスプの力を世界征服に使おうと企んでいた。~ ソニック達は意思疎通が出来るようになったウィスプ「ヤッカー」と共に、エッグマンの野望に立ち向かう。~ **特徴 -様々なアクション「カラーパワー」 --本作では最初の内こそ普通のソニックだが、ステージを進めてウィスプを助けると各ステージにある半透明だった色付きカプセルが実体化し、触れる事で中のウィスプに対応したカラーパワーを1つだけストックできる。 --初見では対応するカラーパワーを使用できない状態のステージがある構成上、基本的に全てのコースはパワーを使用しなくても必ずゴールできるように設計されている。しかしスコアもリングも、そして大抵はスピードも稼げるので使わない理由はない。 #region(カラーパワーの一覧) -シアン・レーザー --ソニックがレーザーになり、一定距離を突っ切る。基本的にカラーパワーは進んだ距離に応じてボーナススコアが出る。 --壁や天井に触れると反射し、空中に浮かぶプリズムや地形に埋め込まれたケーブルの端に触れると、決まったルートを移動し、プリズムやケーブルの終端まで移動することが出来る。 -イエロー・ドリル --ドリルに変身し、地中や水中を自由に移動できる。パイプに入ると高速で移動できる。 --旋回時に相当の慣性がある、潜れない地形ではそもそも発動しない、地中にいる時に効果時間が切れると即死するなどピーキーな能力。 -ブルー・キューブ --発動するとソニックがキューブに変身し辺り一面に衝撃波で攻撃する。同時に、青いブロックを青いリングに、青いリングが青いブロックに変化できる。 --この能力のみ「最初の変身から一定時間中キューブへの変身が任意で行え、変身していない間は普段と同じ行動が出来る」。 --ブロックはリングとして取ると高得点だが、そうした場合足場もなくなってしまう。稼ぎに使うにはアクションパズルのように考える必要がある。 -グリーン・ホバー --空中に浮かびあがり、ジャンプボタンを押している間上昇する。 --普段はとても遅いが、リングのそばでブーストボタンを押すとリングのラインを高速で辿って行く「ライトダッシュ」のような特性を持っている。 -オレンジ・ロケット --ロケットになって、真上にかなりの距離を上昇する。 --効果が切れるとソニックが手足を広げてダイビング状態になり、ゆっくりと左右に移動できる。 -ピンク・スパイク --発動するとソニックが丸まってトゲが生え、壁や天井に張り付ける。 --ジャンプやホーミングアタックは普段通り行える。ブーストボタンを押すと3D版久々のスピンダッシュが繰り出せる。 -パープル・フレンジー --ソニックが狂暴化し、辺りの敵や障害物を食い尽くす。食うごとに巨大化し、通常壊せないものを壊せるようになり、新しい道ができることも。 --3Dではまっすぐ進めない、2Dではスピードが出過ぎるなど慣れないと苦労するカラーパワー。 #endregion ---ちなみに発動の際は立木文彦氏が全力でカラーパワー名をシャウトしてくれる。その様は某ライダーを彷彿させてくれる。 ''「レェーザァー!」'' ''「ロ↑ケットッ!」'' ''「ドリルッ…!」'' -ファンシーで綺麗なステージ --本作の舞台は遊園地であり、しかもアトラクションは惑星一つを丸ごと使ったという設定。そのためか、ステージの各々は過去作とうってかわって大胆な風景揃い。代表的な物としては見渡す限りが本物のお菓子で作られている「スイートマウンテン」、宇宙空間を舞台にした艦隊のパレードを突っ切る「スターライトカーニバル」など。 ---もちろんファンシーなだけでは無く、自然の残る中エッグマンの機械開発が進む「プラネットウィスプ」など、旧シリーズのイメージをひっくるめたようなステージも用意されている。 --音楽は惑星ごとに3種類のアレンジが存在。どれもステージのイメージにぴったりかつ印象に残る名曲揃い。 -久々の2人プレイ「ゲームランド」 --本編とは別に、「ソニックシミュレーター」と称した特別ステージが存在する。 --基本的にシンプルな作りだが、あちこちにウィスプのカプセルが配置されているため、ほとんど使い放題と言っても過言ではないくらいにカラーパワーを発揮できる。 --一応このモードも1人プレイで全クリア可能。しかしカラーパワーを2人が同時に使用すると、1人では使えない隠された特殊効果が引き出せる。このタッグプレイが最大の醍醐味である。 --遊べるステージは最初は少ないが、本編で隠されている「レッドリング」を見つけると遊べるステージが増える。 --全てのシミュレーターステージをクリアすると、本編でスーパーソニックが使えるようになる。カラーパワーが使えない代わりに、ブーストゲージが無制限になるスピード狂のための性能。 **評価点 -驚くべきことにHDと言われても違和感のない高画質で作られている事。その割に処理落ちは全くなく、ロードもほとんど気にならない。HD版ワールドアドベンチャーの路線は機種変更を経てなお見事に引き継がれたといえる。 -練りに練られたステージ構成。 --ソニックらしくないと思われるかもしれないカラーパワーだが、まったくスピード感を殺さず、新しいソニックの可能性を提供している。 ---相当なボーナスポイントが入り、当然使わなければ入れないルートもあるので、スコアアタック・新ルート開拓には欠かせない。 ---それでいて使用を強制されるシーンが一切ないのも見事。このためかタイムアタック時には、カラーパワーを使わないという選択肢すらも出現し、各人がそれぞれの攻略法を考えることになる。 --特筆すべき点として、気持ちよく走った先に落とし穴やトゲが設置してあるような、いわゆる''「初見殺し」が非常に少ない。'' ---近年のソニックシリーズでは死に覚えゲーとも言えるようなステージ構成が多かったが、今回は初挑戦のステージでもなんとかノーミスクリア出来るような配慮がされている。 --気持ちよく走る楽しさ、カラーパワーによる新たな攻略法開拓、スコアアタックといった要素がストレスなく合致した見事な構成となった。 **問題点 -ギミックだらけのステージが存在する。 --ソニックの特徴であるスピード感を感じられないアスレチックコースは、他のスピーディなステージと浮いてしまっている。 --ただし、そういうステージもやり込めばスピーディに進めるようになっている場合が殆ど。 -オプション周りの劣化。 --近年のソニックシリーズではゲームを進めるとBGMやムービーや設定資料などの要素が閲覧できたが、今作ではそれらをほとんど排除し、ムービーしか見られなくなってしまった((しかもサムネイルが表示されないため、中盤のムービーは数字順に片っ端から探さなくてはならない。))。 -あまりに簡潔なシナリオ。 --昨今のソニックアドベンチャーシリーズはストーリー重視でシリアスなシーンがあったが、本作は概要でも書いた通りアメリカ人ライターが子供向けに書いた為か、エッグマンと戦うだけという非常にシンプルなもの(ステージで流れるアナウンスも笑いを取りに来ているくらいである。)。 ---最後の最後でようやく少し感動できる程度だが、「初期作品の単純明快な流れに回帰した」ともいえる。 --このあらすじはともかくとしても、ソニックが微妙なジョークを飛ばす変な性格になってしまった。この辺は海外でも不満なファンは多い。 ---そしてその路線を、ソニックチームは後継作のジェネレーションズやロストワールドに引き継がせてしまった。近年のソニックシリーズが海外主導とはいえ、どうにかならなかったのだろうか? -微妙な予約特典 --予約特典は当時セガが展開していたTCAG『歴史対戦ゲッテンカ』のカード、「うつけノブナガ&ソニック」であった。 --ちなみに海外版の特典はソニックの帽子であった。 -明確な欠点とは言いがたいがスタッフロールは''10分''もかかる。操作可能ないわゆる「遊べるスタッフロール」なので感覚的には緩和されてはいるが…。 **総評 任天堂機種にとどまらぬ3Dソニックシリーズ全体の集大成にして、映像面でのWiiの性能を出し切った傑作。~ ステージ構成を覚えなくても手軽に爽快感が味わえ、使いこなせば飛躍的にタイム短縮やスコア稼ぎに貢献するカラーパワーは初心者も上級者も満足できるシステム。~ 音楽、演出も申し分なく、ソニックチームの底力を実感できる作品である。
初版作成者はWii版しか持っていないのでDS版の加筆をお願いします。 ---- *ソニック カラーズ 【そにっく からーず】 |ジャンル|アクション|&amazon(B0040EIQNU)|&amazon(B0040EIQO4)| |対応機種|Wii、ニンテンドーDS|~|~| |発売・開発元|セガ|~|~| |発売日|2010年11月18日|~|~| |定価|【Wii】6,090円&br()【DS】5,040円|~|~| |分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~|~| |>|>|>|CENTER:''[[ソニックシリーズリンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/1023.html]]''| **概要 ハイスピードの爽快感でお馴染みのソニックシリーズ。今作では宇宙人の「ウィスプ」の力を借り、様々なアクション「カラーパワー」が使えるのが特徴。~ Wii版は前作『ソニック ワールドアドベンチャー』をベースにしたもので、Wiiでもゲージ制ブーストを楽しめるようになった。サイドステップが一部でしか出来なくなった代わりに二段ジャンプが出来るようになった。~ DS版はこれまでの『ソニック ラッシュ』シリーズの流れを全面的に汲んだ内容となっている。 シナリオやセリフは今までとは違いアメリカ人ライターが執筆している。~ **あらすじ Dr.エッグマンが今までの悪事のお詫びにと宇宙空間に建設した巨大な遊園地「エッグプラネット・パーク」。~ しかしソニックは何かウラがあると考え、テイルスとともにそこに向かう。~ すると案の定、エッグマンは不思議な宇宙人・ウィスプの力を世界征服に使おうと企んでいた。~ ソニック達は意思疎通が出来るようになったウィスプ「ヤッカー」と共に、エッグマンの野望に立ち向かう。~ **特徴 -様々なアクション「カラーパワー」 --少しゲームを進めることで、白色以外のウィスプが入ったカプセルが見つかる。これは触れる事で中のウィスプに対応したカラーパワーを1つだけストックできるもので、初出ステージをクリアすれば、他ステージにある半透明だった色付きカプセルも実体化して利用可能になる。 --初見では対応するカラーパワーを使用できない状態のステージがある構成上、%%%基本的に全てのコースはパワーを使用しなくても必ずゴールできるように設計されている%%%。しかしスコアもリングも、そして大抵はスピードも稼げるので使わない理由はない。 --基本的にカラーパワーは進んだ距離か、使用中のリアクションに応じてボーナススコアが入り、対応するギミックを利用するとボーナス点は上昇する。 #region(カラーパワーの一覧) -シアン・レーザー --ソニックがレーザーになり、一定距離を突っ切る。 --壁や天井に触れると反射して得点が入る。また、空中に浮かぶプリズムや地形に埋め込まれたケーブルの端に触れると、大量のボーナス点とともに決まったルートを通りつつ一定のポイントまで高速移動出来る。 -イエロー・ドリル --ドリルに変身し、地中や水中を自由に移動できる。パイプに入ると超高速で移動する。 --旋回時に相当の慣性がある、潜れない地形ではそもそも発動しない、地中にいる時に効果時間が切れると即死するなどピーキーな能力。 -ブルー・キューブ --発動すると、ソニックがキューブに変身し辺り一面に衝撃波で攻撃する。これによって青いブロックと、高得点の青い大リングを入れ替え変化できる。 --瞬間的に発動する能力なので、これだけ「最初の変身から一定時間中はキューブへの変身が何回でも出来る」。 --ブロックはリングとして取ると高得点だが、そうした場合足場もなくなってしまう。稼ぎに使うにはアクションパズルのように考える必要がある。 -グリーン・ホバー --空中に浮かびあがり、ジャンプボタンを押している間上昇する。 --普段はとても遅いが、リングのそばでブーストボタンを押すとリングのラインを高速で辿って行く「ライトダッシュ」のような特性を持っている。 -オレンジ・ロケット --ロケットになって、真上にかなりの距離を上昇する。 --効果が切れるとソニックが手足を広げてダイビング状態になり、ゆっくりと左右に移動できる。 -ピンク・スパイク --発動するとソニックが丸まってより鋭いトゲが生え、壁や天井に張り付ける。 --ジャンプやホーミングアタックは普段通り行える。時間中にブーストボタンを押すと3Dソニック久々のスピンダッシュが繰り出せる。 -パープル・フレンジー --狂暴化したウィスプが辺りの敵や障害物を食い尽くす。食うごとに巨大化し、通常壊せないものを壊せるようになり、新しい道ができることも。 --3Dではまっすぐ進めない、2Dではスピードが出過ぎるなど慣れないと苦労するカラーパワー。 #endregion ---ちなみに発動の際は立木文彦氏が全力でカラーパワー名をシャウトしてくれる。その様は某ライダーを彷彿させてくれる。 ''「レェーザァー!」'' ''「ロ↑ケットッ!」'' ''「ドリルッ…!」'' -ファンシーで綺麗なステージ --本作の舞台は遊園地であり、しかもアトラクションは惑星一つを丸ごと使ったという設定。そのためか、ステージの各々は過去作とうってかわって大胆な風景揃い。代表的な物としては見渡す限りが本物のお菓子で作られている「スイートマウンテン」、宇宙空間を舞台にした艦隊のパレードを突っ切る「スターライトカーニバル」など。 ---もちろん終盤はファンシーなだけでは無く、自然の残る中エッグマンの機械開発が進む「プラネットウィスプ」など、旧シリーズのイメージをひっくるめたようなステージも用意されている。 --音楽は惑星ごとに3種類のアレンジが存在。どれもステージのイメージにぴったりかつ印象に残る名曲揃い。 -久々の2人プレイ「ゲームランド」 --本編とは別に、「ソニックシミュレーター」と称した特別ステージが存在する。 --基本的にシンプルな作りだが、あちこちにウィスプのカプセルが配置されているため、ほとんど使い放題と言っても過言ではないくらいにカラーパワーを発揮できる。 --一応このモードも1人プレイ&カラーパワーなしで全クリア可能。しかしカラーパワーを2人が同時に使用すると、1人では使えない隠された特殊効果が引き出せる。このタッグプレイが最大の醍醐味である。 --遊べるステージは最初は少ないが、本編で隠されている「レッドリング」を見つけると遊べるステージが増える。 --全てのシミュレーターステージをクリアすると、本編でスーパーソニックが使えるようになる。カラーパワーが使えない代わりに、ブーストゲージが無制限になるスピード狂のための性能。 **評価点 -驚くべきことにHDと言われても違和感のない高画質で作られている事。30fpsだが処理落ちは全くなく、ロードもほとんど気にならない。~ HD版ワールドアドベンチャーの路線は性能的には下位と言われる機種変更を経てなお見事に引き継がれたといえる。 -練りに練られたステージ構成。 --ソニックらしくないと思われるかもしれないカラーパワーだが、まったくスピード感を殺さず、新しいソニックの可能性を提供している。 ---相当なボーナスポイントが入り、当然使わなければ入れないルートもあるので、スコアアタック・新ルート開拓には欠かせない。 ---それでいて使用を強制されるシーンが一切ないのも見事。間違いなく自由度の高さに寄与する配慮であり、あえてカラーパワーを使わないことで短時間で済むルートもあるため、タイムアタックで取りうるルートは幅広い。 --地味ながら特筆すべき点として、気持ちよく走った先に落とし穴やトゲが設置してあるような、いわゆる''「初見殺し」が非常に少ない。'' ---近年のソニックシリーズでは死に覚えゲーとも言えるようなステージ構成が多かったが、今回は初挑戦のステージでもなんとかノーミスクリア出来るような配慮がされている。 ---ちなみにダメージを受けて大量のリングを落とした場合でも、その分のスコアがある程度その場で精算されるという救済処置があるため、スコアアタック=高ランク狙いの敷居も若干抑えられている。 --気持ちよく走る楽しさ、カラーパワーによる新たな攻略法開拓、それによるスコアアタックとタイムアタックの自由度といった要素がストレスなく合致した構成は3Dソニックシリーズでは最高峰と言える。 **賛否両論・問題点 -ギミックだらけのステージが存在する。 --初見では足を止めざるを得ないアスレチックコースも点在し、やはりそういった箇所は多くのコースから浮いていると感じることもある。 --ただし、そういうステージもやり込めばスピーディに進めるようになっている場合が殆ど。 -オプション周りの劣化。 --近年のソニックシリーズではゲームを進めるとBGMやムービーや設定資料などの要素が閲覧できたが、今作ではそれらをほとんど排除し、ムービーしか見られなくなってしまった((しかもサムネイルが表示されないため、中盤のムービーは数字順に片っ端から探さなくてはならない。))。 -あまりに簡潔なシナリオ。 --昨今のソニックアドベンチャーシリーズはストーリー重視でシリアスなシーンがあったが、本作は概要でも書いた通りアメリカ人ライターが子供向けに書いた為か、エッグマンと戦うだけという非常にシンプルなもの(ステージで流れるアナウンスも笑いを取りに来ているくらいである。)。 ---最後の最後でようやく少し感動できる程度だが、「初期作品の単純明快な流れに回帰した」ともいえる。 --このあらすじはともかくとしても、ソニックが微妙なジョークを飛ばす変な性格になってしまった。この辺は海外でも不満なファンは多い。 ---そしてその路線を、ソニックチームは後継作のジェネレーションズやロストワールドに引き継がせてしまった。近年のソニックシリーズが海外主導とはいえ、どうにかならなかったのだろうか? -微妙な予約特典 --予約特典は当時セガが展開していたTCAG『歴史対戦ゲッテンカ』のカード、「うつけノブナガ&ソニック」であった。 --ちなみに海外版の特典はソニックの帽子であった。 -明確な欠点とは言いがたいがスタッフロールは''10分''もかかる。操作可能ないわゆる「遊べるスタッフロール」なので感覚的には緩和されてはいるが…。 **総評 任天堂機種にとどまらぬ3Dソニックシリーズ全体の集大成にして、映像面でのWiiの性能を出し切った傑作。~ ステージ構成を覚えなくても手軽に爽快感が味わえ、使いこなせば飛躍的にタイム短縮やスコア稼ぎに貢献するカラーパワーは初心者も上級者も満足できるシステム。~ 音楽、演出も申し分なく、ソニックチームの底力を実感できる作品である。

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