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バンダイク - (2022/09/27 (火) 07:18:35) の最新版との変更点

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*バンダイク 【ばんだいく】 |ジャンル|アクション| |対応機種|アーケード| |発売・開発元|UPL| |稼働開始日|1990年| |判定|なし| |ポイント|実に暑苦しい世界観&br()アイテム取ったらポージング| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 -縦画面見下ろし型アクション。『[[ワルキューレの伝説]]』タイプといえば分かりやすいだろうか。 **システム -1レバー2ボタン式。ライフ制。 -攻撃ボタンで攻撃。進行方向に応じて攻撃方向が変化する。 -ジャンプボタンでジャンプ。高所に移動したり、一部攻撃を無効化して移動することができる。 -道中ではさまざまなアイテムが出現。入手することでさまざまな効果を及ぼすことができる。 --宝箱の中からも入手可能だが、中には魔物が潜んでいるハズレ宝箱もあるので注意。 ***アイテム -剣 --攻撃が剣攻撃に変化する。ゲーム開始時、復帰時の攻撃方法もこれ。射程が短く威力が低いが、敵弾をかき消すことができ、連射が効く。 -モーニングスター --攻撃後、レバー入力で広範囲をなぎ払うことができる武器。威力は低いが使い勝手がよい。 -爆弾 --投擲後、何かに着弾すると爆発し、広範囲に攻撃判定を広げる。射程が短く連射が効かないが、ジャンプ中に投擲すると飛距離が延びる。 -ブーメラン --連射が効かないが、威力が高く射程も有る武器。使い勝手がよいものの、とっさの攻撃ができない。 -クリスタル --何かしらのアイテムがランダムで入手できる。 -フェアリー --プレイヤーの回りを飛んでくる、所謂オプションでフェアリーが敵に触れただけで倒してくれる。見た目はおそらく女性で''このゲームにおける唯一の癒しである。''((敵キャラクターにも2面のボスキャラも女性キャラクターであるが、こちらは濃い顔である。)) -肉 / 果物 --減少したライフが回復する。''入手時、主人公がボディービルダーのごとくポージングし、硬直する。''~ この硬直は''無敵時間が無く、キャンセルも出来ない。'' -筋肉 --攻撃力であるAP(アタックポイント)が上昇する。''入手時、ポージングして硬直する。'' -魔法石 --取得後、攻撃ボタンを押すと画面全体に攻撃判定が及ぶ魔法が1回使用出来る。~ 炎と稲妻との2種類があるが、演出が異なるだけで効果は同じ。なお、ジャンプ中に使用すると攻撃中に移動ができる。 **特徴 -自機は赤いパンツ一丁のマッチョ男。敵キャラクターはハァハァと荒い息を立てる筋肉男や、ラートで回転しながら飛び込んでくる裸の男と、プレイヤーに対して媚ない男らしいゲームと称される。 -最大の特徴と言えば、上記でも挙げた通り、回復アイテムを取得した際のポージングである。 --ポージングの種類は無駄に多く、ポージングを見たいがためにプレイをするファンがいるほど。 **評価点 -マッチョ戦士が次々と魔物をなぎ倒すというゲーム内容。どこを切り取ってもさまになり、ゲーセンでもいい意味で目立つ。 -UPLらしからぬお手頃難度。敵の数は多いが十分見切ることができる。武器をうまく駆使して戦うことで、持ち直しが困難なことに気を付ければ鍛錬次第で1コインクリアも可能。 -グラフィックもよく書き込まれており、音楽も本作の雰囲気にふさわしい蛮勇なものとなっている。 **問題点 -難易度はそれほど高くないのだが、ミスしたあとは必ず剣を装備してのその場復活になるので、一度ミスすると建て直しが困難で、大抵の場合詰む。エクステンドも無し。 -ウリであるポージングだが、ポージング中は上記の通り無敵時間はなく、キャンセルもできないため、''乱戦中にうっかりアイテムを取ってしまうと袋叩き一直線。'' --回復アイテムでライフを回復させるはずが硬直中での攻撃でプラマイゼロ、それどころかマイナスなんてこともよく起こりがち。 --ただし、ジャンプや段差から降りる時に空中で取る事で硬直を無効化出来る。 **総評 暑苦しく異様な世界観とアイテム回収後の「ポージング」という奇抜な演出の存在故に、ゲーム画面を見た者からは「変なゲーム」という印象を持たれがちな作品。~ UPLらしい見る者を不安にさせるキャラクターデザインも、異質ともいえる高難易度もナリを潜めているため、UPL作品ではある意味異質と言える。~ プレイヤーの笑いを誘うセンスが見え隠れしているのだが、バカゲーかというとそういうわけではない。いたってまじめに、映画『コナン・ザ・グレート』の世界観を意識した見下ろし型アクションゲームである。~ 変なエッセンスがあるにはあるものの、ゲーム性はいたってシンプルでわかりやすい。持ち直しが絶望的な面にさえ目を瞑れば、出色の完成度ではなくとも出来は大変よいため、割と多くの人が本作を「お気に入りの一本」にあげている。 **移植 -PlayStation4/Nintendo Switch(2021年8月19日配信開始、ハムスター) --『アーケードアーカイブス』シリーズとして31年の時を経ての初移植。
*バンダイク 【ばんだいく】 |ジャンル|アクション| |対応機種|アーケード| |発売・開発元|UPL| |稼働開始日|1990年| |判定|なし| |ポイント|実に暑苦しい世界観&br()アイテム取ったらポージング| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 -縦画面見下ろし型アクション。『[[ワルキューレの伝説]]』タイプといえば分かりやすいだろうか。 **システム -1レバー2ボタン式。ライフ制。 -攻撃ボタンで攻撃。進行方向に応じて攻撃方向が変化する。 -ジャンプボタンでジャンプ。高所に移動したり、一部攻撃を無効化して移動することができる。 -道中ではさまざまなアイテムが出現。入手することでさまざまな効果を及ぼすことができる。 --宝箱の中からも入手可能だが、中には魔物が潜んでいるハズレ宝箱もあるので注意。 ***アイテム -剣 --攻撃が剣攻撃に変化する。ゲーム開始時、復帰時の攻撃方法もこれ。射程が短く威力が低いが、敵弾をかき消すことができ、連射が効く。 -モーニングスター --攻撃後、レバー入力で広範囲をなぎ払うことができる武器。威力は低いが使い勝手がよい。 -爆弾 --投擲後、何かに着弾すると爆発し、広範囲に攻撃判定を広げる。射程が短く連射が効かないが、ジャンプ中に投擲すると飛距離が延びる。 -ブーメラン --連射が効かないが、威力が高く射程も有る武器。使い勝手がよいものの、とっさの攻撃ができない。 -クリスタル --何かしらのアイテムがランダムで入手できる。 -フェアリー --プレイヤーの回りを飛んでくる、所謂オプションでフェアリーが敵に触れただけで倒してくれる。見た目はおそらく女性で''このゲームにおける唯一の癒しである。''((敵キャラクターにも2面のボスキャラも女性キャラクターであるが、こちらは濃い顔である。)) -肉 / 果物 --減少したライフが回復する。''入手時、主人公がボディービルダーのごとくポージングし、硬直する。''~ この硬直は''無敵時間が無く、キャンセルも出来ない。'' -筋肉 --攻撃力であるAP(アタックポイント)が上昇する。''入手時、ポージングして硬直する。'' -魔法石 --取得後、攻撃ボタンを押すと画面全体に攻撃判定が及ぶ魔法が1回使用出来る。~ 炎と稲妻との2種類があるが、演出が異なるだけで効果は同じ。なお、ジャンプ中に使用すると攻撃中に移動ができる。 **特徴 -自機は赤いパンツ一丁のマッチョ男。敵キャラクターはハァハァと荒い息を立てる筋肉男や、ラートで回転しながら飛び込んでくる裸の男と、プレイヤーに対して媚ない男らしいゲームと称される。 -最大の特徴と言えば、上記でも挙げた通り、回復アイテムを取得した際のポージングである。 --ポージングの種類は無駄に多く、ポージングを見たいがためにプレイをするファンがいるほど。 **評価点 -マッチョ戦士が次々と魔物をなぎ倒すというゲーム内容。どこを切り取ってもさまになり、ゲーセンでもいい意味で目立つ。 -UPLらしからぬお手頃難度。敵の数は多いが十分見切ることができる。武器をうまく駆使して戦うことで、持ち直しが困難なことに気を付ければ鍛錬次第で1コインクリアも可能。 -グラフィックもよく書き込まれており、音楽も本作の雰囲気にふさわしい蛮勇なものとなっている。 **問題点 -難易度はそれほど高くないのだが、ミスしたあとは必ず剣を装備してのその場復活になるので、一度ミスすると建て直しが困難で、大抵の場合詰む。エクステンドも無し。 -ウリであるポージングだが、ポージング中は上記の通り無敵時間はなく、キャンセルもできないため、''乱戦中にうっかりアイテムを取ってしまうと袋叩き一直線。'' --回復アイテムでライフを回復させるはずが硬直中での攻撃でプラマイゼロ、それどころかマイナスなんてこともよく起こりがち。 --ただし、ジャンプや段差から降りる時に空中で取る事で硬直を無効化出来る。 **総評 暑苦しく異様な世界観とアイテム回収後の「ポージング」という奇抜な演出の存在故に、ゲーム画面を見た者からは「変なゲーム」という印象を持たれがちな作品。~ UPLらしい見る者を不安にさせるキャラクターデザインも、異質ともいえる高難易度もナリを潜めているため、UPL作品ではある意味異質と言える。~ プレイヤーの笑いを誘うセンスが見え隠れしているのだが、バカゲーかというとそういうわけではない。いたってまじめに、映画『コナン・ザ・グレート』の世界観を意識した見下ろし型アクションゲームである。~ 変なエッセンスがあるにはあるものの、ゲーム性はいたってシンプルでわかりやすい。持ち直しが絶望的な面にさえ目を瞑れば、出色の完成度ではなくとも出来は大変よいため、割と多くの人が本作を「お気に入りの一本」にあげている。 **移植 -PlayStation4/Nintendo Switch(2021年8月19日配信開始、ハムスター) --『アーケードアーカイブス』シリーズとして31年の時を経ての初移植。 **余談 -海外版はジャレコが販売を行っていた。その為、タイトル画面の権利表記がまるまる差し替えられている。

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