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LoveR - (2019/10/20 (日) 08:55:24) の最新版との変更点

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*LoveR 【らゔあーる】 |ジャンル|恋愛シミュレーション|CENTER:&amazon(B07H8LMHW4)| |対応機種|プレイステーション4|~| |発売元|角川ゲームス|~| |開発元|SweetOne|~| |発売日|2019年3月14日|~| |定価|【パッケージ版】7,980円&br()【DL版】6,926円(共に税別)|~| |レーティング|CERO:D(17才以上対象)|~| |判定|なし|~| |ポイント|箕星太朗キャラデザによるTLS後継作&br;ボリューム減少とマンネリ感は否めず|~| |>|>|CENTER:''[[エンターブレイン恋愛シミュレーションシリーズ]]''| ---- **概要 [[トゥルーラブストーリー>エンターブレイン恋愛シミュレーションシリーズ]]シリーズとその後継作(『[[キミキス]]』『[[フォトカノ]]』『[[レコラヴ>レコラヴ Blue Ocean/Gold Beach]]』)のプロデューサーである杉山イチロウ氏が手掛ける恋愛SLG。~ キャラクターデザインは『[[ラブプラス]]』で知られる箕星太朗氏。~ タイトルから勘違いされることもあるが、''VR対応・専用ソフトではない''。 **特徴・評価点 -基本システム --基本システムは『フォトカノ』などと同じく、校内で移動箇所を選択→ヒロインとエンカウントして会話やイベントが発生→好感度を上げてキーとなるイベントを見て恋愛レベルを上げる……といういつもの流れ。 --今作では、移動箇所を選択する際に、ヒロインとのエンカウント率が表示されるようになった。 ---また過去作にあったような、エンカウント率を上昇させる機能もあるため、「狙った女の子と出会えず困る」という事態は殆どなくなった。 --会話システムは「スタックアップ会話」にリニューアル。 ---会話の話題はジュエルの形になって「マジメ」「カッパツ」「ナカヨシ」「ラッキー」という4種類に分類されており、会話が始まるとランダムに5つ横並びに表示される。その際、隣り合った話題ジュエルが同じ属性だと、2つがくっついてよりレベルの高い話題(カッパツだと、レベル1が「運動」、レベル2が「食べ物」、レベル3が「プライベート」など)となる。高レベルの話題ほど好感度が上がりやすい。 ---基本的に、(同じ話題を続けない限り)どの話題を選んでも会話が発生して好感度が上がるようになったため、会話の難易度はかなり下がっている。 -写真・動画撮影 --『フォトカノ』『レコラヴ』に引き続き、ヒロインの撮影がメインテーマになっている。 --携帯機だった過去作と比べると、ヒロインのモデリングは格段に綺麗になった。 --またヒロインの表情のバリエーションが大幅に増え、撮影の幅が広がった。 --PS4のマイク機能を使うと、自分の声で女の子にポーズの指示などができる。 --またデュアルショック4のモーション操作を使って、ファインダーをジャイロ操作することもできる。 -ラヴァーズデイズ --クリア後は「ラヴァーズデイズ」モードで、恋人関係になったヒロインと、会話やフリー撮影で交流できる。 --PS4本体の時計と連動しており、現実の日付や時間帯に連動してヒロインのいる場所や会話が変化する。 -ロードが短い --全体的にロードが非常に短く、テンポよくプレイすることができる。 **問題点 -ボリュームが少なめ --『キミキス』以降のシリーズでは、1ヒロインにつきルートが2つある(出会い方などで分岐する)システムが定番となっていたが、本作ではルートは1つだけ。 --攻略可能ヒロインは6人だけで、隠しキャラは無し。他に立ち絵がある脇役も2人しかいない。 --イベント数や会話のバリエーションも過去作と比べて減少気味で、繰り返しプレイのモチベーションに乏しい。 -新鮮味が薄い --基本システムから主人公の設定に至るまで、『フォトカノ』などの過去作と非常に似通っている。目立った新要素などもなく、シリーズファンには既視感が強い。 **総評 TLSシリーズと、その流れをくむ『キミキス』以降の作品群の最新作として、久々の据え置き機で発売された本作。~ ヒロインのグラフィックはPS4らしく綺麗に向上し、システム面もストレスフリーでテンポよく進めるように遊びやすく調整されている。~ 一方で、写真撮影というテーマやストーリーは『フォトカノ』『レコラヴ』からあまり変化がなく、全体のボリュームも減少しているのは据え置き機のパッケージソフトとしては寂しく、「過去作の焼き直し」という印象も否めないところである。 **余談 -公式動画として、主人公の妹である優美菜をVtuberとした『マジカルユミナの今日もお兄ちゃんねる♪』がYouTubeで配信されていた。 -ヒロインの1人である「姫乃樹 凜世」は、『レコラヴ』に登場した「妃月 凜世」に容姿・性格が酷使している(が別人設定)。このシリーズによくあるスターシステムの一種。 -初期バージョンでは、あるヒロインにイベントで''パンツの色を訊くとエラーが発生する''というバグがあった(現在は修正済)。 -予約特典のサウンドトラックのジャケットは、[[初代TLS>トゥルー・ラブストーリー]](~Remember My Heart~版)のパッケージを模したものになっている。 -恋愛ADV『[[ノラと皇女と野良猫ハート]]』とのコラボ企画として、発売前に「無料DLCで配信してほしい衣装」のユーザー投票が行われた。 --しかし発売後になって、「''諸般の事情''」から配信されるコスチュームが急遽変更されることになった。 ---おそらく投票で選ばれた衣装の露出度が高すぎて、チェックに引っかかったのではと推測されている。 -追加要素を加えた完全版『LoveR Kiss』(PS4/Switch)が2019年冬に発売予定。 --TLSシリーズとその後継作がPS以外のCSプラットフォームで発売されるのはこれが初となる。
*LoveR 【らゔあーる】 |ジャンル|恋愛シミュレーション|CENTER:&amazon(B07H8LMHW4)| |対応機種|プレイステーション4|~| |発売元|角川ゲームス|~| |開発元|SweetOne|~| |発売日|2019年3月14日|~| |定価|【パッケージ版】7,980円&br()【DL版】6,926円(共に税別)|~| |レーティング|CERO:D(17才以上対象)|~| |判定|なし|~| |ポイント|箕星太朗キャラデザによるTLS後継作&br;ボリューム減少とマンネリ感は否めず|~| |>|>|CENTER:''[[エンターブレイン恋愛シミュレーションシリーズ]]''| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 [[トゥルーラブストーリー>エンターブレイン恋愛シミュレーションシリーズ]]シリーズとその後継作(『[[キミキス]]』『[[フォトカノ]]』『[[レコラヴ>レコラヴ Blue Ocean/Gold Beach]]』)のプロデューサーである杉山イチロウ氏が手掛ける恋愛SLG。~ キャラクターデザインは『[[ラブプラス]]』で知られる箕星太朗氏。~ タイトルから勘違いされることもあるが、''VR対応・専用ソフトではない''。 **特徴・評価点 -基本システム --基本システムは『フォトカノ』などと同じく、校内で移動箇所を選択→ヒロインとエンカウントして会話やイベントが発生→好感度を上げてキーとなるイベントを見て恋愛レベルを上げる……といういつもの流れ。 --今作では、移動箇所を選択する際に、ヒロインとのエンカウント率が表示されるようになった。 ---また過去作にあったような、エンカウント率を上昇させる機能もあるため、「狙った女の子と出会えず困る」という事態は殆どなくなった。 --会話システムは「スタックアップ会話」にリニューアル。 ---会話の話題はジュエルの形になって「マジメ」「カッパツ」「ナカヨシ」「ラッキー」という4種類に分類されており、会話が始まるとランダムに5つ横並びに表示される。その際、隣り合った話題ジュエルが同じ属性だと、2つがくっついてよりレベルの高い話題(カッパツだと、レベル1が「運動」、レベル2が「食べ物」、レベル3が「プライベート」など)となる。高レベルの話題ほど好感度が上がりやすい。 ---基本的に、(同じ話題を続けない限り)どの話題を選んでも会話が発生して好感度が上がるようになったため、会話の難易度はかなり下がっている。 -写真・動画撮影 --『フォトカノ』『レコラヴ』に引き続き、ヒロインの撮影がメインテーマになっている。 --携帯機だった過去作と比べると、ヒロインのモデリングは格段に綺麗になった。 --またヒロインの表情のバリエーションが大幅に増え、撮影の幅が広がった。 --PS4のマイク機能を使うと、自分の声で女の子にポーズの指示などができる。 --またデュアルショック4のモーション操作を使って、ファインダーをジャイロ操作することもできる。 -ラヴァーズデイズ --クリア後は「ラヴァーズデイズ」モードで、恋人関係になったヒロインと、会話やフリー撮影で交流できる。 --PS4本体の時計と連動しており、現実の日付や時間帯に連動してヒロインのいる場所や会話が変化する。 -ロードが短い --全体的にロードが非常に短く、テンポよくプレイすることができる。 **問題点 -ボリュームが少なめ --『キミキス』以降のシリーズでは、1ヒロインにつきルートが2つある(出会い方などで分岐する)システムが定番となっていたが、本作ではルートは1つだけ。 --攻略可能ヒロインは6人だけで、隠しキャラは無し。他に立ち絵がある脇役も2人しかいない。 --イベント数や会話のバリエーションも過去作と比べて減少気味で、繰り返しプレイのモチベーションに乏しい。 -新鮮味が薄い --基本システムから主人公の設定に至るまで、『フォトカノ』などの過去作と非常に似通っている。目立った新要素などもなく、シリーズファンには既視感が強い。 **総評 TLSシリーズと、その流れをくむ『キミキス』以降の作品群の最新作として、久々の据え置き機で発売された本作。~ ヒロインのグラフィックはPS4らしく綺麗に向上し、システム面もストレスフリーでテンポよく進めるように遊びやすく調整されている。~ 一方で、写真撮影というテーマやストーリーは『フォトカノ』『レコラヴ』からあまり変化がなく、全体のボリュームも減少しているのは据え置き機のパッケージソフトとしては寂しく、「過去作の焼き直し」という印象も否めないところである。 **余談 -公式動画として、主人公の妹である優美菜をバーチャルYouTuberとした『マジカルユミナの今日もお兄ちゃんねる♪』がYouTubeで配信されていた。 -ヒロインの1人である「姫乃樹 凜世」は、『レコラヴ』に登場した「妃月 凜世」に容姿・性格が酷使している(が別人設定)。このシリーズによくあるスターシステムの一種。 -初期バージョンでは、あるヒロインにイベントで''パンツの色を訊くとエラーが発生する''何だか意味深なバグがあった(現在は修正済)。 -予約特典のサウンドトラックのジャケットは、[[初代TLS>トゥルー・ラブストーリー]](~Remember My Heart~版)のパッケージを模したものになっている。 -恋愛ADV『[[ノラと皇女と野良猫ハート]]』とのコラボ企画として、発売前に「無料DLCで配信してほしい衣装」のユーザー投票が行われた。 --しかし発売後になって、「''諸般の事情''」から配信されるコスチュームが急遽変更されることになった。 ---おそらく投票で選ばれた衣装の露出度が高すぎてソニーチェックに引っかかったのでは、と推測されている。 -新要素を加えた完全版『LoveR Kiss』(PS4/Switch)が2020年2月27日に発売。 --TLSシリーズとその後継作がPS以外のCSプラットフォームで発売されるのはこれが初となる。 ---''Switch版ではヒロインのパンもろ写真を撮る事ができる。''尚、[[凜世は10歳>https://pbs.twimg.com/media/ER2oNqQU0AEnTcV?format=jpg&name=large]][[の小学5年生>https://pbs.twimg.com/media/ER2oNqdVUAEsykB?format=jpg&name=large]]である。 //---PS4版はそのまんま。''ソニーはポリコレに屈した。←そもそも無印の時点で撮影不可だから論外の批判'' --22年5月に販売元が角川ゲームズからドラガミゲームズに移譲された。 ---それに伴いアップデートが積極的に行われるようになり、2023年4月には新衣装のDLCも配信された。 ---[[公式Twitter>https://twitter.com/SweetOne_KG?t=dUnt0U0-xQLBtr9teemd_Q&s=09]]ではセールの度に公式ハッシュタグを使った写真展などのイベントが開催されるなど、発売から数年経ってからも盛んにプロモーションが行われている。

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