「D.C. ~ダ・カーポ~シリーズ」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る
機種 | タイトル | 備考 | Wiki |
Win/PS2/PSP | D.C. ~ダ・カーポ~? | 18禁。記念すべき第一作。特異な設定と秀逸なシナリオは、学園物というジャンルに衝撃を与えた。 | カ |
D.C.P.S. ~ダ・カーポ~ プラスシチュエーション | キャラを大幅に追加したPS2一般向け版。声優も一般向けの大物に差し替えられている。 | ||
D.C.P.C. ~ダ・カーポ~ プラスコミュニケーション | 18禁版のプラス・シチュエーション。声優は無印準拠だが、諸々の件で一部変更にもなっている。 | ||
D.C.II ~ダ・カーポII~ | 18禁。50年後の続編。前作の良点は引き継いでいるが、時代設定やシナリオにやや疑問点が。 | カ | |
D.C.II.P.S. ~ダ・カーポ~II プラスシチュエーション |
サブキャラを大幅にヒロインに昇格させたPS2一般向け版。I同様声優はほとんど変更されている。 PSPでIとセットで購入可。 |
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D.C.II.P.C. ~ダ・カーポ~II プラスコミュニケーション | 18禁版のプラス・シチュエーション。声優は無印版完全準拠。 | ||
Win | D.C.III ~ダ・カーポIII~ |
最新作の無印版(予定)は初の全年齢バージョン。 意欲的かつ特異な作りでも、シナリオの完成度は良好。 |
カ |
機種 | タイトル | 備考 | Wiki |
Win | アルキメデスのわすれもの | 18禁。リアルも含めて、Iの前日談。 | |
D.C. White Season ~ダ・カーポ ホワイトシーズン~ | 18禁。各攻略ヒロインの後日談をクリスマスを舞台に展開される。出番の少なかったヒロインも出番が増えた。 | ||
D.C. Summer Vacation ~ダ・カーポ サマーバケーション~ | 18禁。P.CのFD。ヒロイン数も去ることながら、そのボリュームはかなり膨大。 | ||
PS2/Win | D.C. Four Seasons ~ダ・カーポ~ フォーシーズンズ | P.Sの続編でそれぞれ四季を舞台に、ヒロインとの恋愛を描く。 | |
D.C. After Seasons ~ダ・カーポ~ アフターシーズンズ | こちらは18禁版であるP.Cの続編。 | ||
PS2 | D.C.I.F. ~ダ・カーポ~ イノセントフィナーレ |
無印とはパラレルワールドの世界。人気の高いことりが主役の番外編。 序盤の選択によっては後のストーリーにおかしな点が発生する。 |
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Win | ことり Love Ex P |
18禁。これまでの作品のことりのみのシーンを全て揃えた正にことりのためのFD。 上記のIFも当然ながら、オリジナルストーリーもある。 |
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D.C.II Spring Celebration ~ダ・カーポII~ スプリング セレブレイション | 18禁。II本編のFD。 | ||
D.C.II To You ~ダ・カーポII~ トゥーユー | 18禁。IIのサイドストーリー集。タイトル通り(?)、梅雨が舞台となっている。 | カ | |
D.C.II Fall in Love ~ダ・カーポII~ フォーリンラブ | 18禁。IIのP.Cの続編を含めた、現時点での最終シナリオ。 | ||
Win/PSP | D.C. Girl's Symphony ~ダ・カーポ~ ガールズシンフォニー | シリーズ初の乙女ゲー。物語はIIの時代で、本編のキャラも一部登場。 | |
Win | D.C. Dream X'mas ~ダ・カーポ~ ドリームクリスマス | 18禁。IとIIのクロスオーバーストーリー集と、やや遊べるRPGっぽいミニゲームを収録したFD。 |
機種 | タイトル | 備考 | Wiki |
Win | T.P.さくら ~タイムパラディンさくら~ |
さくらを主人公とした作品で、アニメ版が同梱されている。 前編と後編に分けて発売されているが、本編は内容が薄い上に打ち切りENDと微妙。 |
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D.C.P.K. ~ダ・カーポーカー~ | 18禁。D.C.及び、他のCIRCUS作品のヒロインが登場するポーカーゲームアドベンチャー。 | ||
C.D.Christmas Days ~サーカスディスク クリスマスデイズ~ | 18禁。D.C.及び、他のCIRCUSヒロインのストーリー集。 | ||
C.D.C.D.2 ~シーディーシーディー2~ | 18禁。CIRCUS作品クロスオーバーのだだ甘アドベンチャー。 | ||
CircusLand I ~ドキ! ヒロインいっぱい初音島★コスプレミスコン祭り♪よりどりみどりで♪好きな子選んで着せ替え育成デートだょ 兄さん♪~ | 18禁。やたらタイトルが長いCIRCUS作品クロスオーバーFD。 |
CIRCUSの看板作品であり、業界界隈で(色んな意味で)著名なシリーズ作品である。ジャンルは「こそばゆい恋愛アドベンチャー」で統一されていたが、最新作のIIIでは「恋するアプリ」と一新された。
「学園もの」と「枯れない桜」と「SF」を融合させている。枯れない桜とは、一年中咲き乱れている初音島名物の観光名所である。
しかし、IIIでは普通の桜の木であり、序盤では単なる植林だったりする。
ダ・カーポとは音楽用語で「最初に戻る」という意味であり、ADVとしての特徴と、本作におけるシナリオの根幹を担う意味として使われている。
IIIを除いて、Iの主人公の朝倉家の人物が主要とされており、彼らは「魔法」が使える。その魔法とは自分のカロリーを消費して「お菓子」を生み出す能力。
ただし、それはあくまでシリーズを通して使われている設定であり、必ずしも誰でもお菓子を出すというわけではない。また、魔法と枯れない桜にも密接した関係がある。
元々CIRCUSは『アルキメデスのわすれもの』の時点で本作をメーカーの主力作品にしようと考えていたらしく、そのための設定やシナリオには強く力を入れていた。
発売わずか半年後にFDが発売されたことも、それに起因している。特に人気が強いのは「白河ことり」であり、後年彼女を主体としたFDも発売されている。
もちろんキャラのみで人気が確立しているわけではなく、入り込み易いジャンルとは裏腹に、Iは特にハードかつショッキングな展開があるため、それに驚かされたプレイヤーも多かった。
シンプルながらも、練りに練られたシナリオは、当時の業界に大きな波を作り出したのは間違いないだろう。
こういった経緯があったためか、I(無印)の主要スタッフは発売後CIRCUSを退社しており、以降の作品はほとんど後続スタッフによる作品となっている。
その後ダ・カーポは人気を確立し、皆さんご存知のように商法を展開していくことになる。
誤解されがちだが、商法によってではなく、マスターアップの時点で既に退社していったため、その点には注意。
『最終試験くじら』という作品を発売するにあたり、「売れなければ会社名をダ・カーポにする」と発言していたように、CIRCUSの命綱ともいえるものになっている(社名はそのままなので、そこそこ売れた様子)。
ダ・カーポ以外の作品には当たり外れが多く、長所と短所がはっきりしている作品が多い。どうしてもダ・カーポと比較してしまうきらいがあるせいか、CIRCUSの他作品には厳しい批評が集約される。
冒頭にあるように、IIIはこれまでの伝統を大きく削っていることから、非常に意欲的に作成している様子が窺い知れる。これが吉と出るか凶と出るか。
ダ・カーポの人気の一つでもある。基本的にyozuca*氏が関わることが多く、氏の商業デビュー作品であり代表曲でもある「ダ・カーポ ~第2ボタンの誓い~」は売上でも人気でも段違いで高い。
楽曲の歌詞には共通して「桜」が強調して用いられており、作品テーマと大きく連動している。アニメ版のOPは全て「サクラ○○○○」というタイトルであるため、尚更その傾向が強い。
余談だが、IIのあるキャラのED曲は、生徒による合唱曲なのだが、聴いてみると嗚咽が混じっているのがわかる。これ、実は声優が
感極まって泣いてしまっているのだ
。決して台本ではなく素のアドリブである。