「SOUND VOLTEX BOOTH」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る
注意:このページでは、『SOUND VOLTEX』(なし)と『SOUND VOLTEX II -infinite infection-』(良作)及び、『SOUND VOLTEX III GRAVITY WARS』(良作)を扱っています。
【さうんどぼるてっくす】
ジャンル | 音楽シミュレーションゲーム | |
対応機種 | アーケード | |
発売・開発元 | コナミデジタルエンタテインメント | |
稼働開始日 | 2012年1月18日 | |
判定 | なし | |
ポイント |
楽曲が気に入るかどうかで評価が分かれる 初心者にはかなり厳しい 妙にマニアックよりな作風 ユーザーからの楽曲公募 一部VOCALOIDと東方アレンジ曲収録 |
|
BEMANIシリーズリンク |
『REFLEC BEAT』に続くBEMANI最新作。キャッチコピーは「究極のエフェクトデバイスを体感せよ!」。『jubeat』や『REFLEC BEAT』より『beatmaniaIIDX』に近いゲーム性。
ユーザー参加型の音ゲーという点を前面に押し出して宣伝し、音楽ゲーム側の「SOUND VOLTEX BOOTH」および公募サイト側の「SOUND VOLTEX FLOOR」によって展開されている
2013年6月5日、BOOTH側の最新作「SOUND VOLTEX II -infinite infection-」が稼働した。詳しくはページ下部の該当記事を参照。
基本システム
特徴
多種多様なエフェクトによる楽曲変化の醍醐味
楽曲配信ペースが異常に速い
システム部分の評価点
今までには無い多彩すぎる収録楽曲
その他
プレー内容に関するものが多いので、クレジットを入れてからの流れに合わせて挙げていく。
初めてプレイする人への配慮不足
選曲に関して
難易度分布状況
譜面のプレイ中に感じること
マッチングシステムに関して
隠し要素の解禁に関して
その他
アマチュアアーティストの手によるオリジナル楽曲や、既存BEMANI曲のリミックスがメインとなる楽曲ラインナップ、ニコニコ動画界隈の同人文化に見られる一種独特かつ激しいノリが気に入るかどうかで評価が激しく分かれるゲーム。
ボーカロイド曲とBEMANI曲のどちらかまたは両方が好きならばまずは気に入るかもしれない。だが、縦長なモニターという特異な外見の筐体と他では類を見ない操作がマニアックなイメージを与えるためか、初代のREFLEC BEATと同じくある程度大規模なゲーセンでないと設置されていないことも多い。
ゲーム性の評価以前に、ゲームコンセプト上収録楽曲が既存曲のリミックスやアマチュア作家のオリジナル曲がほとんどであることから原曲を尊重するユーザーからは敬遠され、アマチュアの楽曲には興味ないという理由でプレーすらしないユーザーも少なからず居るのが現状で、プレーすらされずに批判されやすいのが泣き所。
賛否両論点の項でも挙げたが、稼動初期(主に半年間)の楽曲数が少なかったころには、楽曲が気に入らないというユーザーも多く、beatnation recordsの曲を求めていたユーザーからは大きな批判を浴びていたが、他のBEMANIシリーズには無い最大で月40曲の楽曲配信ペースや、公式の情報発信などでゲームの方向性が見えてきた現在、批判は少なくなってきている。
そして他のBEMANIシリーズでもこれを介した、ネットミュージック・ソーシャルミュージック等と表記される物の浸透・導入、あるいはそれにまつわるアマチュア作家の参加ケースは増えており、本作を取り巻く状況は変化しつつある。
2013年6月には続編『SOUND VOLTEX II -infinite infection-』が稼働し、オリジナル曲・BEMANIリミックス曲・EXIT TUNES版権・東方project関連という4カテゴリによる路線を公募採用を交えて引き継いでいる。 BOOTHシリーズ今後の課題は、ゲーム全般におけるインターフェース改良、初心者取り込み対策および「ユーザー参加型の音ゲー」というコンセプトをどこまで活かせるか、と言える。
特に初心者取り込みに関しては、収録曲数自体は増えたとはいえシステムの根本などで厳しい物があり、まだまだ上級者向けの音ゲーであるという雰囲気は否めない。
2つのつまみによるデバイス操作はハードルが高く感じられるかもしれないが、低難易度のNOVICE譜面はほぼ全て解禁の必要が無く、プレイ保証がかかる上、それだけでも豊富な曲数がある。
楽曲にエフェクトを掛けるというゲーム性に関しては好評価であるため、触ってみてはいかがだろうか。
【さうんどぼるてっくす いんふぃにっと いんふぇくしょん】
ジャンル | 音楽シミュレーションゲーム | |
対応機種 | アーケード | |
発売・開発元 | コナミデジタルエンタテインメント | |
稼働開始日 | 2013年6月5日 | |
分類 | 良作 | |
BEMANIシリーズリンク |
選曲画面の変化
初心者への対応
譜面パターンの増加
UIの向上
BEMANI機種との連携強化
相変わらずの楽曲追加ペース
クリアレートの実装
その他
消費税増税に伴うPASELIプレー料金の実質値上げと、クレジットプレーへの制限
回転中のBT操作
隠し要素の解禁関係
同レベル内での難易度格差
クリアレートの問題点
一部楽曲のクリアレートが当てにならない状況になっている。
前作は1作目故に、今までにない方向性故の反発やまだまだシステムが未熟な面があったものの、2作目は多くの面で改善が図られたされた。
楽曲の方向性はいまだにBEMANI機種内でも独特な為に他機種に比べるとプレイヤーの趣味に左右されやすいのは相変わらずだが、
圧倒的な曲追加ペースにより曲の幅も広く、本作にしかない曲も多い。SDVXにしかない良曲も多く見つかる事だろう。曲が多すぎて見つけるまでが長いかもしれないが。
【さうんどぼるてっくす ぐらびてぃ うぉーず】
ジャンル | 音楽シミュレーションゲーム | |
対応機種 | アーケード | |
発売・開発元 | コナミデジタルエンタテインメント | |
稼働開始日 | 2014年11月20日 | |
分類 | 良作 | |
BEMANIシリーズリンク |
前作からインターフェースが変更され、よりサイバー・デジタルチックなデザインとなった。
さらに増加した譜面パターン
システム面もさらに向上
衰えることのない楽曲追加ペース
隠し曲追加の為の補助
新たに追加された譜面演出に関して
譜面難易度が大量に下方修正
ほとんど緩和されない隠し要素の解禁
その他
シリーズ三作目となってシステム面は大幅に向上。譜面バリエーションもより豊かになったことで、本作独自の操作感による楽しさはさらに増したといえよう。
ただ、ボタン操作が従来よりさらに複雑になったことで難易度インフレに拍車がかかるのを懸念する声があるのもまた事実である。
楽曲ラインナップに関しては前作よりも一層豊富になり、カテゴリ分けや解禁画面の見直しにより、プレーしたい曲を見つけ出すのは前作よりもいくらか楽になった。
本作独自の操作感や楽曲に興味を持っている限りは、今から触れてもまだ遅くはない。