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プレイグラウンド ~公園で遊ぼう!~ - (2015/03/07 (土) 11:58:33) の編集履歴(バックアップ)
プレイグラウンド ~公園で遊ぼう!~
【ぷれいぐらうんど こうえんであそぼう】
ジャンル
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アクション
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対応機種
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Wii
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発売・開発元
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エレクトロニック・アーツ
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発売日
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2008年3月6日
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定価
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3,990円(税込)
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分類
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クソゲー
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ポイント
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パーティゲームとしては収録ゲームがかなり少ない 微妙にストレスが溜まる操作性
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概要
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公園を舞台に、子供視線で様々なゲームを遊び尽くそうという設定の、いわゆるパーティゲーム集にあたる一作。
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元は海外のゲームであり、それを日本向けにローカライズリリースしたという経緯を持つ。
問題点
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収録ゲームの少なさ。
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メインとなるゲームはたったの7種類。どう見てもボリューム感に乏しい。しかも薄い。
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一応は各ゲームのオプションによるルール設定があるものの、ゲーム性を根本的に変えるようなバリエーションの変化は皆無に等しい。
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ストーリーモードでもメインゲームとは別にミニゲームがいくつか用意されているが、やはり数が少なく、これも水増しレベルの内容でしかない。
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操作性の悪さ
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ストーリーモードでは主人公キャラを操り、公園内を探索させる訳なのだが、その操作方法がリモコンを縦に持ちながら十字キーを動かすというもの。やたらと操りにくい。
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しかも、3Dマリオのような視線で動かす事になるので、視野の面でも状況が若干把握し辛く、視覚と操作の両面において厄介な状況に陥りやすい。
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さらには、指定ノルマをクリアすると公園の探索内が広がるのだが、本当にただっ広いせいで、段々と目的場所に移動するのがめんどくさくなってくるという弊害もある。自分がいる場所を知らせるMAP機能といったものも無い。
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ちなみに対応コントローラーはWiiリモコンのみ。ヌンチャクやクラシックコントローラといったものは一切対応していない。
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各ゲームにおいても「リモコン感知に難あり」「直感的なプレイがし辛い」といった不備がいくつかあり、あまり快適にプレイできるものではない。
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各ゲームのバランス面での問題
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ゲーム単体としてもバランスが良いとはいえず、ほとんど運で勝敗が決まるようなものもちらほらと存在する。
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KOTY選考曰く、どのゲームも「操作が駄目」「バランスが駄目」「操作とバランスの両方が駄目」のどれかしかないといわれる始末。
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Wiiのゲームとしてはグラフィックが多少雑。下手すると64、PS1クラスとまで言われる。
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「公園で遊ぼう」という題材な割に、どう見ても公園向けの遊びじゃないゲームがいくつかある。
評価点
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ローカライズものという事もあってか、フルプライズとしては定価が若干安い。
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ロード時間は短い。ほとんどカートリッジ並みと言える程。
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また、各ゲームのテンポも良好で、さくさくとプレイが可能となっている。
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各ゲーム開始前に確認できる、絵柄を交えた操作説明はそれなりに分かりやすい。
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ストーリーモードにて、公園内に点在する様々な敵キャラと対戦し、勝利の印であるシールを集め、最終的にはボスにあたるキャラを倒す、という明確な目標がある。一人だけのプレイでも、マンネリを感じさせないように楽しませようという意気込みは感じられる。
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各ゲームそのもの出来は壊滅的な悪さではないので、遊べなくはない。
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対人戦プレイは最大4人までプレイする事が可能。
総評
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特別香ばしいクソ要素はほぼ存在しないが、ボリューム、操作性、バランス、とあらゆる部分で適度にクソという、手堅く抑えたクソゲーといえる存在。しかし壊滅的にクソな部分はないので慣れれば遊べるようなそうでないような……でもお金を出してこのゲームを買って遊ぶより、リアルに公園で遊んできたほうが楽しいだろう。
その他
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KOTY据え置き機2008の選外作にあたる。そのバランスの良い(?)クソっぷりでKOTYの上位に来る実力は持っていたはずなのだが、本作リリース時は七英雄の二番手『奈落の城 一柳和、2度目の受難』の話題で持ちっきり状態であり、本作の存在感は奈落によってほとんどかき消される運命を辿ってしまった。
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しかし皮肉な事に、その奈落は七英雄三番手の『大奥記』を筆頭とする天災級のクソゲーの登場によってその(クソゲーとしての)話題が失せてしまう。さらに追い撃ちをかけるかの如く、2009年にクソ要素がほぼ修正されたベスト版、PSP版の発売によってクソゲーとしての地位を失う事となる。
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もし本作がいい頃合に注目されていれば、KOTYの候補クラスに降臨していたかも…しれない。
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似たような理由でKOTY2008にて、ろくに相手をしてもらえなかったクソゲーとしては『サンダーフォースVI』がある。