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ブラッディヴァンパイア - (2014/01/26 (日) 08:58:48) の編集履歴(バックアップ)
ブラッディヴァンパイア
【ぶらっでぃヴぁんぱいあ】
ジャンル
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アクションRPG
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対応機種
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ニンテンドー3DS(ニンテンドー3DSダウンロードソフト)
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発売・開発元
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シルバースタージャパン
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配信開始日
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2012年4月25日
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価格
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600円
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プレイ人数
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1人
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セーブデータ
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3箇所
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レーティング
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CERO:A(全年齢対象)
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ポイント
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ハーフヴァンパイアが戦うアクションRPG ゲームの出来はいいが、どこか中途半端な面も…
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概要
携帯機のダウンロード専用ソフト中心のメーカーであるシルバースタージャパンからリリースされたソフト。
ジャンルとしては『メトロイドシリーズ』や一部の『悪魔城ドラキュラシリーズ]]』などで知られる、ダンジョン探索型の横スクロールアクションRPGに該当する。
任意セーブ方式。基本操作は十字キー・ボタンがメインとなる。
ストーリー・登場人物
これは人間とヴァンパイアの血筋を持つ女性、ラティス・ヴィクトリアの冒険物語。
数年前、ヴェルリアと呼ばれる小さな街の外れにある、廃墟と化した古城に得体の知れない男が入り込んだ。
街の人々はその不気味さを嫌い、今まで以上に古城に近づかなくなっていた。
その後、ヴェルリアを訪れた"とある"商人が見たものは、無人の街となった姿だった。
この話は、尾びれがつきながら各地へと広まっていった…。
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登場人物
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ラティス・ヴィクトリア
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本作の主人公。人間とヴァンパイア(吸血鬼)の血を持つハーフヴァンパイアの女性。とある事情をきっかけにセレッサと一緒に古城へと乗り込む。
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ヴァンパイアの血を持つ事に嫌悪感を抱いているが、「ヴァンパイアである事も自身の運命」と割り切っており、ヴァンパイア能力を戦いの為に利用する。
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セレッサ・ヴァッセル
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ラティスに絶対的な忠誠を誓う純正ヴァンパイアの女性。その正体は謎に包まれており、主であるラティスですら詳しくは知らない。
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自身が戦闘要因に加わる事はないが、ラティスに戦闘のノウハウ(ゲームのチュートリアル)を教える頼もしきパートナー。
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デュボア
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古城内で道具屋を営む女性(おそらく純正の人間?)。何故かラティス達を金稼ぎの上客と判断し、フィールド内の特定場所でショップを開いて待ってくれている。
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謎のヴァンパイア
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本作の黒幕。古城内を占拠する純正の男性ヴァンパイア。側近である女性上位魔獣や下位魔獣を操りラティス達に襲い掛かる。
主なルール
ゲーム全般のルール
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ゲームの流れ。
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本作はラティス(以下:自機)を操ってゲームを進めていく、ダンジョン探索型の横スクロールアクションRPGである。
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ゲーム序盤では限られたフィールドにしか進めないが、特定アイテム入手(使用)やイベントをこなしたり、ボス敵を倒す事で探索できるフィールドが広がっていく。
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一部例外時を除き、一度通ったフィールドは何度でも通過できる。イベント分岐や制限時間などは定められていない。
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フィールド移動中に画面が暗転すると、倒した雑魚敵が必ず復活している。これにより、余計なピンチを招いたり、後述のソルグが無限に稼ぐ事ができる。
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ボス戦に遭遇すると、ボスを倒すかゲームオーバーになるまではフィールドから抜け出せない。一度倒したボス敵は二度と復活しない。ボス撃破後はHP・MPが全回復する。
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フィールド内に出没する雑魚敵を倒すと、定期的に「ソルグ」という金を落とす。
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ソルグは3種類あり、それぞれに入手金の相違がある。入手したソルグは後述のショップで使用できる。
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ボス撃破後や隠し通路を抜けた先には、「宝箱」が置かれている場合がある。
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宝箱の中には非売品アイテムが入っている事が多い。中には入手しないとゲームが進まない"もの"も含まれる。
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フィールド内の至るところに配置されている「デュボアのショップ」を利用すると、買い物や現状データのセーブが行える。
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買い物の品揃えは終始不変で、所持アイテムの売却は不可。また、多くの商品(アイテム)は特定数購入してしまうと、品切れ(二度と購入不可)となってしまう。
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セーブは無制限・かつ無料で行える。3つあるセーブデータから好きな箇所を自由に選択する事が可能。
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操作系統。
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自機の操作は以下の通り。
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十字キー(アナログレバー)で左右移動。
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Aボタンでジャンプ動作。ボタン押しの長さによってジャンプ力が若干変わる。他の同ジャンルと比べ、自機のジャンプ・及びその降下中は独特の浮遊感が発生する。
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Xボタンで装備しているアイテムの魔法技発動。再度ボタン押しで魔法技解除。
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LかRボタンで装備しているアイテムの切り替え。
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下画面のアイテム一覧表示をタッチ(STARTボタンでポーズ)すると、装備・使用したいアイテムを選択できる。
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宝箱に近づいて十字キー上でアイテム入手。ショップに関しても同様(ショップを利用できる)。
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攻撃方法について。
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本作の敵への攻撃方法は大きく分けて、「敵に体当たりする"基本攻撃"」のと「魔法技を発動させる"魔法攻撃"」がある。
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前者は"敵に直接自機をぶつけていく"方法。「自機正面から体当たりする」と敵にダメージをあたえられる。逆に「自機が背を向けた状態で敵に触れる」と自機側がダメージを受けてしまう。
但し、敵の性能が高く、自機の攻撃力が少ない場合は、正面体当たりでもダメージを受けてしまう事がある。
基本的に「自機正面・敵が背向け」が敵ダメージ、「自機・敵共に正面」は相打ちダメージ、「自機背向け・敵正面」は自機ダメージというパターンが多い。
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後者は"一般的なアクションゲーム同様、攻撃魔法技を敵に当てていく"方法。前者と違い、ダメージを受けずに敵を攻撃できるが、魔力値消費のデメリットもある(下記)。
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アイテム一覧表示について。
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上記操作を行う事により、「アイテム一覧表示」から"それまでに"入手したアイテムを「装備」・もしくは「使用」する事ができる。
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装備系のアイテムの場合、上画面の「装備一覧」として常時表示され、それを上記操作で選択・発動できる。装備は最大6つまで可能(火・氷・雷・闇・蝙蝠・狼)。
装備アイテムは「魔法技」として扱われ、発動する事で自機に様々な効力をもたらしてくれる(上記)。但し、魔法技発動中は魔力値が一定量消費してしまう。
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使用系のアイテムの場合、アイテムストックを消費して何かしらの効果を得る事ができる(ストック消費のないアイテムもある)。
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アイテム一覧表示は「現状ステータスの確認」「セレッサに話しかける」「近くにあったショップへとワープする」「タイトル画面に戻る」という項目もある(共に使用制限はない)。
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ステータスについて。
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自機には「HP」「MP」「攻撃力」「防御力」の4種類のステータスが存在する。
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ゲーム初期時では「HPが2つ」「他3種は1つ」しかないが、何かしらの方法で専用アイテムを入手(購入)する事で各ステータスを増やせる。ステータスは最大で各10つまで蓄積可能。
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ステータスの意味合いは以下の通り。
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「HP」…自機の体力数を示す。HPが多い程に"最大体力値"が増す。ダメージを受けると体力値が減ってしまう。
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「MP」…自機の魔力数を示す。MPが多い程に"最大魔力値"が増す。魔法技を発動する度に魔力値が消費されていく。
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「攻撃力」…自機の攻撃力を示す。攻撃力が多い程に"敵を体当たりで倒せるダメージの度合い"が増す。
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「防御力」…自機の防御力を示す。防御力が多い程に"敵からダメージを受けた場合のライフ減少数"が下がる。
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ゲームオーバー条件について。
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本作は数値表示の体力値によるライフ制を採用している。体力値がすべて尽きるとゲームオーバーとなる。
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ダメージ要因は「自機が背を向けた状態での敵体当たり(上記)・攻撃力が低い状態での敵体当たり(上記)・敵攻撃に触れる・溶液などのトラップに触れる」のいずれかとなる。
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本作にはコンティニュー機能は搭載されていない。ゲームオーバー後は即タイトル画面へと戻され、以前セーブしたデータ箇所からの再開を行わなければならない。
アイテム一覧
多少のネタバレを含む可能性があるので、アイテム一覧はリージョンで隠している。
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アイテム一覧
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属性
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アイテム
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効果
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装備系アイテム (装備後に発動する事で効力が発揮される)
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「火」
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火炎の指輪 業火の指輪 炎龍の指輪
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攻撃魔法技「火の魔法」を放つ事ができる(3種類)。 4属性の攻撃技の中では、攻撃判定が大きく最も扱いやすい性能。 攻撃手段だけではなく、蝋燭にぶつける事により火を灯す効果もある。
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「氷」
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氷結の指輪 豪雪の指輪 氷龍の指輪
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攻撃魔法技「氷の魔法」を放つ事ができる(3種類)。 連射・防御性能に優れている性能。
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「雷」
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雷の小手 雷撃の小手 雷神の小手
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攻撃魔法技「雷の魔法」を放つ事ができる(3種類)。 高速で飛び、敵や壁を貫通してしまう性能。
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「闇」
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滅びの腕輪 滅殺の腕輪 冥滅の腕輪
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攻撃魔法技「闇の魔法」を放つ事ができる(3種類)。 射程距離は短いものの、強力な爆風を起こせる性能。 攻撃手段だけではなく、通常では破壊できない壁を壊す効果もある。
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「蝙蝠」
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コウモリのイヤリング
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補助魔法技「蝙蝠変身」が行える。 Aボタン連打でフィールド内を飛行する事ができる。 飛行中は一切の攻撃が行えず、ダメージを受けると飛行解除となってしまう(通常時に戻される)。
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「狼」
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オオカミの耳あて
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補助魔法技「狼変身」が行える。 移動速度が増し、効力中は一切の敵ダメージを受けなくなる。 無敵状態ではあるものの、敵を直接攻撃する手段は持たない。
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自動系アイテム (所持しているだけで効力が発揮される)
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防護服
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通常では触れるとダメージを受ける"火柱"を素通りできる。
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光りのランプ
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暗闇に覆われたフィールド内を移動する際、自機周辺に明かりを灯してくれる。
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封印の十字架
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イベントアイテム(4種類)。 ヴァンパイアがこれに触れると、大きな苦痛を伴ってしまう。 しかし、ラティスだけは触れても苦痛を感じない体質らしい。
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使用系アイテム (使用するアイテム消費を引き換えに効力が発揮される。複数ストック可能)
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薬草
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最大体力値を65%回復させる効果。
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魔術の薬
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最大魔力値を65%回復させる効果。
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鉄の鍵 魔法の鍵 漆黒の鍵
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封印された扉を開ける為に必要な鍵(3種類) 複数ストック可能だが、何故か使用してもストックが減らない(プログラムミス?)。
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ステータスアイテム
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HP MP 攻撃力 防御力
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各種のステータスが1段階上昇する(4種類)。 ショップでも購入可能だが、各アイテムにつき2つづつしか購入できない。
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買い物専用(非アイテム)
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体力全回復
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最大体力値を全回復してくれる。HPが高い程に売価が値上がりする。
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魔力全回復
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最大魔力値を全回復してくれる。MPが高い程に売価が値上がりする。
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セーブ
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3つあるセーブポイントから好きな箇所を任意セーブできる。無料。
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批評点
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ダウンロードソフトとしては貴重なジャンル。
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あまり大きな容量が積み込めない事情もあるのか、DLソフトにおいてはダンジョン探索型の横スクロールアクションRPGは貴重な存在である。
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DLソフトとしての同ジャンルは『洞窟物語』(DSiウェア・現配信停止)や、『La-Mulana』(Wiiウェア)など、本当に少数のみ。
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わかりやすさを重心に置いたゲーム性で、同ジャンルに馴染みのないプレイヤーでも比較的楽に入り込める。
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ゲーム中にセレッサによるチュートリアルが適度に挟まれる上、ゲーム自体も極力難しい要素を控えており、アクションゲームの腕前以外で詰まる事態は少ない。
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通常攻撃が自機の直接体当たりという、大胆な操作を採用している。よって、魔法技を使用しないのであれば、移動とジャンプだけで自機の攻撃操作が行えてしまう。
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魔法技に関しても「あらかじめ装備した魔法をLかRボタンで選択して、Xボタンを押すだけ」というシンプルさ。魔法の装備し直しや、コマンド入力的なものをする必要は薄い。
但し、激戦中のリアルタイムでのL・R押しは若干大変な場合もあり、それなりの操作テクニックは必要となってくるだろう。
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自機の移動速度は原則として"ゆっくり"であり、移動が早すぎて自機把握が困難になる事態はあまりない。逆にいえば、とっさの敵対応がし辛いという問題もあるが…。
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ゲームバランスはあまり良くない。
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ゲーム全編中、序盤が一番の難関となる。
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というのも、序盤の自機ステータスが貧弱・かつアイテムを購入できる程のソルグ(所持金)を持っていない為である。
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序盤の自機体力値が少ししかない割に敵がみっちりと配置されている事が多く、ちょっとした連続ダメージでもゲームオーバーに繋がってしまいやすい。
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先に進めば進む程に難易度が下がっていく。
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ステータスを順調に上げ、ソルグ入手でアイテム購入の機会が増えていくと、よほどの事がない限りは致命傷を負いにくくなる。
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序盤からソルグが無制限に稼げる上に、先に進むと敵が落とすソルグが飽和化してくる為、ゲーム後半あたりは金銭的に困る事はまずない。薬草などの大人買いも余裕で可能。
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もちろん、先に進むにつれ遭遇する敵の強さが増し、トラップの仕掛けも激しくはなってくるが、その頃になると自機性能が大分強化されており、結果として難易度低下へと繋がっていく。
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自機が段々と強化されていくジャンルの関係上、ある程度の難易度の偏り具合は避けられないのだろうが、それを考慮しても本作のゲームバランスは首を傾げたく面が目立つ。
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魅力的ながらも謎が残るストーリー設定。
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DL系のアクションゲームとしては珍しくストーリー性が重視されており、ゲームを進めていくと頻繁にイベントが入る。
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「ハーフヴァンパイアであるが故のラティスの苦悩・葛藤」「次々に襲い掛かる黒幕配下を倒して成長していく様」と、その展開はなかなかドラマティックなものとなっている。
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しかし、伏線の大半が消化されないまま、ゲーム本編が幕を閉じてしまう。
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ネタバレなので詳細は避けるが、オールクリアするとストーリー後半で蒔かれた伏線が残されたまま「to be cotinued」の文字で終わる。後日談などの補足描写もない。
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続編製作前提の元でそういう終わらせ方にしたのだろうか? なお、この執筆をしている時点では、本作の続編がリリースされる情報は全く聞かれない。
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ジャンル的な意味では控えめなボリューム。
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従来型アクションゲームに比べればクリア時間は長引くが、同系統のジャンルとしては比較的短時間でクリアができてしまう。
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"アイテム・ステータス全コンプ目的でのじっくりプレイ"をした場合は約10時間前後、スピードクリアを目指すならば"その数分の一"程度のクリアが可能だと思われる。
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なお、オールクリアしても"セーブデータの引継ぎ"や"クリアまでの経過時間・セーブ回数"などは一切されない。やり込みプレイヤーからすれば残念な仕様といえる。
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敵の使い回しが若干目立つ。
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先のフィールドへ進んでも、"前敵の色を変えただけの流用新敵"の遭遇率が高い。ボス敵ですらも"前ボスからの流用・もしくは雑魚敵を巨大化させただけ"のものがいる。
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とはいえ、見た目が流用されているだけで、オリジナルの攻撃で襲ってくる敵も数多い。流石に"敵の色と強さを変えただけ"という手抜きはされていない。
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若干異端なグラフィック・BGM周り。
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3DSのゲームにしてはグラフィック周りの書き込みが若干荒いという声が聞かれる。
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実際、「3DSというよりは初代DSのゲーム」といわれても過言ではない程の外観である。世界観の荒廃さを表す為に、意図的にそういう外観にした可能性も否定できないが…。
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グラフィックデザイン自体は上出来で、自機を筆頭としたキャラ達のデザインセンスや動きは一見の価値あり。
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ちょっと萌えチックなキャラ絵。
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ダークな舞台設定とは裏腹に、イベントシーンにおける主要キャラ絵はデフォルメされた萌えデザインで統一されている。
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これには「世界観とキャラ絵が合っていない」「良い意味での世界観とのギャップがあって味わい深い」と賛否が分かれそうな予感がする。
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ノリノリでかっこいいBGM。
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ダークファンタジーな本作ではあるが、BGMは普通にかっこいいロックBGM・及びオサレなジャズBGMがメインで流される。
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DLソフトの関係もあるのか、楽曲があまり多くないのは物足りないところだろうか。サウンドテスト機能も非搭載。
総評
「ゲームとしては大味な一面もあるが、プレイヤーを問わない丁寧な作りの佳作」といった内容。総合難易度は低めで、良くいえば初心者向けの作品。
魅力的なストーリー設定なだけに、いち早く続編をリリースして本作で残された伏線を回収して欲しい次第…。