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最終盤の展開に関して
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最終盤にアクションゲームではおなじみのボスラッシュ(今まで倒してきた4人のボスとの連続再戦)→新たなボスとの戦い→ラスボスであるキングタマゴドンIII世との戦い、という流れになる。しかも原人の残機がなくなりゲームオーバーになると、コンテニューはボスラッシュの始まりから。つまり、少なくとも一度ゲームオーバーになってしまうとデフォルトの残機と体力のなかでそれらを全て撃破しなければならない……のだが。
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実はボスラッシュ時、ボスとボスの間の狭い通路にジャンプでボンクをかますと、壁が壊れ回復アイテムや残機アップアイテムが補給できる。これを知っているとラスボスまでの流れが非常に楽になり、逆に知らないと特にラストバトルが消耗戦となるためかなり辛い。
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ラスボスであるキングタマゴドンIII世は身体が大きく=当たり判定が大きく、原人が弱点の頭部へ攻撃を当てると真っ直ぐ前に突っ込んできて画面から消える、という習性がある。さて、前述した三つの攻撃方法うち、空中を飛び回るキングタマゴドンIII世に地上でボンクを当てるのは無理なので、下からジャンプでボンクを当てるか、上からグランドボンクを当てるかになる。ジャンプでのボンクはそのまま巻き込まれて原人もダメージを喰らい、本来であれば跳ね返るので敵に当たらないはずの要のグランドボンクもキングタマゴドンIII世の前進に巻き込まれて同様にダメージを喰らう。
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つまりキングタマゴドンIII世戦は事実上、ノーダメージが不可能ないし非常に困難な消耗戦になるのである。途中の補給によって十分に体力を残しておくことの大切さがわかる。
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とはいえこれを自力で気付いたときの嬉しさは大きいはずであり、むしろ隠しフィーチャーの入れ方として加点要素と捉えるプレイヤーもいるであろう。もちろん、そんなものには目もくれず最後の戦いに挑むプレイヤーも……。
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