「アイドルマスター SP パーフェクトサン/ワンダリングスター/ミッシングムーン」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る
【あいどるますたー えすぴー ぱーふぇくとさん/わんだりんぐすたー/みしんぐむーん】
ジャンル | 育成シミュレーション | |||
対応機種 | プレイステーション・ポータブル | |||
メディア | UMD 1枚 | |||
発売元 | バンダイナムコゲームス | |||
開発元 | バンダイナムコゲームス、メトロ | |||
発売日 | 2009年2月19日 | |||
定価 | 各5,800円 | |||
廉価版 |
PSP the Best:2010年1月28日 同DL版:2010年10月28日/各2,800円 |
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判定 | なし | |||
ポイント |
どう考えてもマシンパワーが足りない 酷く雑な美希の扱い 単品では完全攻略不可 |
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アイドルマスターシリーズ |
シリーズ初の携帯機向け作品で、アーケード版『アイドルマスター』(以下『アケマス』と表記)の移植作。
プレイヤーはアイドル事務所「765プロダクション」の新米プロデューサー(以下Pと表記)となり、所属するアイドル候補生のプロデュースを任され、トップアイドルに育てあげる。
聞いた事在る様な3バージョンが同時発売され、どのバージョンでも3人の中から1人のアイドルを選ぶ事になる。
プロデュース可能なアイドルとライバルはバージョンごとに違う。以下、詳細。
『箱マス』と比較して「グラフィック劣化」「美希ライバル化」などが目に付く。それらが旧来からのファンの一部にとって受け入れがたいものであったため、彼らからは評判が悪い。「『箱マス』をPS3に移植した方がもっと売れた」とまで言われる様になる始末(今でも言われるがあながちいい加減でもない)。
しかし旧来からのファンの中にもPSP対応である事による利便性や改善されたプレイ感覚、豊富かつ独自性ある楽曲やDLC衣装などに注目して本作を肯定的に評価している者もいる。リファインキャラの響と貴音は高い人気を獲得しており、二次創作の場においても当時からきちんと市民権を得ていた。
ファンから最も非難の強かった美希の一件も、過去作未経験者から見れば一応これといって重大な欠陥にはなっていない。
ただし「問題点」で述べたようなケアレスミスなど擁護困難な欠点を数多く抱え込んでいることも事実である。とくに分割商法や高価で多量なDLCは批判の対象となりやすい。
本作を一言で総評するならば「長所も短所もはっきりしている賛否両論を招きやすいゲーム」といったところだろうか。残念な事に過去作の様に万人受けする内容ではなかった為過去作で築き上げたブームが覚め始める事となった。
ただし短所の多くはゲームプレイに支障をきたすような性質のものではないので、「アイマスというものを手軽に体験してみたい」という765プロ入社希望者にはオススメできる作品か?