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ザ・トライアスロン - (2016/12/30 (金) 03:49:00) のソース

*ザ・トライアスロン
【ざ・とらいあすろん】
|ジャンル|スポーツ|&image2(tt.jpg,height=160,http://www.amazon.co.jp/dp/B000068I5Y)|
|対応機種|ファミリーコンピュータ|~|
|発売元|ケイ・アミューズメントリース|~|
|発売日|1988年12月16日|~|
|定価|5,600円(税別)|~|
|判定|BGCOLOR(lightsalmon):''クソゲー''|~|
|ポイント|危険な場所で行われるトライアスロン&br;スペシャル(デンジャラス)モード&br;連射パッド必須|~|

**概要
水泳、自転車、マラソンなどのトライアスロン種目をゲームで再現したゲーム。~
しかし、その内容はあまり誉められたものではなかった。

**問題点
-プレイヤーは開始時に6人のキャラから1人選ぶ。
--「スピード」「ダッシュ」「スタミナ」それぞれの能力が設定されているが、誰を選ぼうが大きな差はない。

-どのモードにも共通しているのがボタン連打。
--1ステージこなすだけでも、相当疲れるので連射パッド推奨。

''水泳''
-十字キーの右左軽く押すだけで、あらぬ方向に行く操作性の悪さ。

-いたるところに発生しているクラゲ。触れるとスピードダウン&マイキャラの向きがランダムに変わる。
--これもいたるところに発生している渦潮。もちろん飲み込まれればゲームオーバー。''こんなところで泳がすな''。

-ちなみに、Bボタンを連打しない(泳ぎださない)と''溺れてゲームオーバー''。
---自転車・マラソンでは、このようなことは起こらない。なんで、水泳だけ……?
--Aボタンを押すと息継ぎをする。どうもスタミナの減りを緩やかにしてくれるようだ。
---しかし、連射パッドを使っているとこの機能には気が付きにくい。

''自転車''
-比較的マシ。ヘアピンカーブが曲がれず転倒することはあるだろうが、スピードを落とせば問題はない。

''マラソン''
-ただ走るだけでは、ゲーム性がないと思ったのか、木の植え込みやら障害物がある。
--道路に穴も開いている。''こんな場所でマラソンさせんな。''
--果てには道中にスケボーが置いてある。''もはやマラソンではない''。ちなみに取るとジャンプや転倒をしない限り、最高速で進める。

''スペシャルモード''
-水泳では、''サメから逃げる''というもの。泳ぐのを止めれば、即サメに喰われてゲームオーバー。
--というか、泳ぎ始めてもすぐ左右どちらかに避けなければ、他の競技者に押されてゲームオーバー。

-自転車は、''宇宙空間''に飛ばされる。''宇宙空間で自転車なんかこげるか!(笑''

-マラソンは夜の街を走るものだが……通常のゲームモードと同じく、道路に穴が開いている。
--道中に''地雷が仕掛けてある。''無論、踏めばゲームオーバー。

**評価点
-笑って許せるプレイヤーならば、バカゲーとして楽しめるかもしれない。

-当時は五輪種目ですらなかったマイナーなスポーツであるトライアスロンをゲームにしたこと。
--最も肝心の出来はあれなのだが…

**総評
ゲームとしての出来の悪さもさることながら、スペシャルモードなどの過剰なアレンジが酷い。~
リアリティを求めるプレイヤーにとっては、トライアスロンに対する冒涜とも取られかねない。~