一騎当千 XROSS IMPACT 【いっきとうせん くろす いんぱくと】 |ジャンル|爆乳ハイパーバトル(アクション)|~| |対応機種|プレイステーション・ポータブル|~| |発売元|マーベラスエンターテイメント|~| |開発元|タムソフト|~| |発売日|2008年10月2日|~| |ポイント|簡単操作で爽快感抜群の横スクロールアクション|~| #contents(fromhere) ---- **概要 -PS2ソフト『Shining Dragon』(以下SD)、PSPソフト『Eloquent Fist』(以後EF)に続く一騎当千のキャラゲー第3弾。『EF』と同様の横スクロールアクションゲームである。 -物語はアニメ第3期「Great Guardians」の本物の左慈元放との戦い後のオリジナルストーリー(ただし、アーケードモードはそれより前の時間軸の場合もある)。本作オリジナル闘士の''阿斗''の他、『SD』の''貂蝉''、『EF』の''関平''も続投する。 -基本的なシステムは前作と同様だが、いくつかの追加・変更点がある。 **追加システム ***戦闘面 -プレイヤーキャラを二人同時に選び、戦うことができるようになった(通称''爆乳クロスランブル'')。Rボタンを押す事でいつでも控えの闘士と入れ替えることができる他、二人の闘気必殺技を同時に出す「合体闘気必殺技」も使用できるようになった。 -Rボタンと○ボタンを同時に押すことで王允・呉栄・夏侯惇・孫権のいずれかが登場し、援護攻撃をしてもらえるようになった(通称''援軍乱乳'')。ただし、使用するにはステージ中にある勾玉のストックが必要。(最大3つまでストックできる。尚、戦闘開始時点で最初から3つ揃っている。)尚、4人を選ぶ際にはステージ開始時の決定ボタンを押すときのRボタンとLボタンの組み合わせで決まる。 -特定の攻撃をヒットさせて敵を空中に吹っ飛ばすとハイジャンプが可能。さらにボタン入力で連続攻撃を繰り出せるようになった(通称''飛翔乱舞'')。これにより前作であまり意味の無かった空中戦を有効活用できるようになった。 -通信で友達との同時プレイも可能になった。(ただし、アーケードモードのみ) ***ゲーム面 -アーケードモードで各闘士事にオリジナルのストーリーが展開されるようになった。 -チャレンジモードという腕試しモードが追加された。 ***キャラクター面 -前作のキャラに加え、司馬懿などの本編で既に死亡している人物、馬謖などのマイナーなキャラも追加された。 -闘気必殺技を喰らって倒された際のカットインが一枚絵ではなく、アニメーションになった。勿論''乳揺れ''もしっかり作り込まれている。 -また着地時に胸が揺れたり、一部の技が変更されたり等、小さい点も変更されている。 ***その他 -名無しの雑魚闘士も闘気必殺技を喰らって倒されると服が剥げるようになった。 -前作にもあった隠しコスチュームがスク水やレオタードだけでなく、''ナース服やボンテージ''も追加された(ただし、一部のキャラ専用である)。 -特定の条件を満たす事で、ロード時にアニメ第2期『Dragon Destiny』のアイキャッチ画面を見れるようになった。(全キャラに用意されている) **難点 -攻撃の当たり判定が若干シビアになり、ちゃんと直線上にいないと当たらなくなった((とは言え前作が若干アバウトだったため、これが本来正しいと言える。))。 -相変わらず会話が前作と同じ棒立ち状態での進行。ただし、画像数は増えている。 -援軍乱乳で使用できるキャラが前述の4人のみ。このため場合によっては''孫策を布団叩きで叩く呉栄、呂蒙を攻撃する王允''などの原作から考えるとちょっとおかしな事態になる。 -チャレンジモードの「零被弾遊戯」が別次元的に難しい((名前の通り一発でも被弾すると問答無用で即終了のバトル。このモードでは常に闘気が最大状態なので、闘気必殺技を乱発できる。ちなみにコードフリークなどで「体力減らない」のコードを使っていても即死する。))。敵の出現する位置を完全に覚えない限りはクリア不可能。 **総評 -前作『EF』の流れを組む作品ではあるが、物足りない感の強かった前作とは比較にならないくらいの進化を遂げ、キャラゲーの中でも有数の十分遊び込めるゲームとなっている。とは言えまだまだ課題は残っているため、今後の展開に期待したい。