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*GUITARFREAKS 6thMIX & drummania 5thMIX
【ぎたーふりーくす しっくすみっくす あんど どらむまにあ ふぃふすみっくす】
|ジャンル|音楽ゲーム|~|
|対応機種|アーケード|~|
|販売・開発元|コナミ|~|
|稼動開始日|2001年9月13日|~|
|判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作'' |~|
|ポイント|''NONSTOPモードの追加''&br()ボーナストラック初のオリジナル曲&br()初心者に対する配慮&br()オートハイハット&オートシンバル追加&br()マルチセッション対応最終バージョン&br()今でも需要の高い旧曲の宝庫|~|
|>|>|CENTER:''[[GuitarFreaks & DrumManiaシリーズ>GuitarFreaks & DrumManiaシリーズ]]''|
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#contents(fromhere)
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**概要
-「GUITARFREAKS & drummania」シリーズ(旧シリーズ)の6&5作品目。
-前作で大幅な仕様変更がなされ、より遊びやすくなったGFdmシリーズ。今作はNONSTOPモードを導入し、さらなるやり込み要素を追加していった。
**特徴・評価点
-GFdm間でイメージが統一
--今作から筐体のイメージやカラーがGFとdmで同じになった。
-''NONSTOPモードの追加''
--4曲続けて演奏する上級者向けのモード。ゲージが一切回復しない為、スリルも味わえる。
--決められた4曲を順番に連奏する『OFFICIAL』、自分で好きな曲順を選べる『ORDER』、何が出るかは運次第の『RANDOM』に分類される。
---NONSTOPモード導入に伴い、インターネットランキングも単曲部門からOFFICIALコースを使って行うようになった。
-1曲目に限りゲージの減りが甘い
--STANDARDモードに限り、1曲目のゲージの減少量がかなり少なくなる仕様になった。
-オート機能の追加
--前作までのAUTO BASSに加え、AUTO HI-HATとAUTO CYMBALの2つが追加された。
-ロング専用曲の導入
--BONUS TRACKモードは基本ロングバージョンやメドレー形式が大半だが、今作からロング専用曲が作られるようになった。
**楽曲に関して
-豊富な版権曲
--今作では『夏色(ゆず)』『My Sweet Darlin(矢井田瞳)』『ボーイフレンド(aiko)』『TRAIN TRAIN(THE BLUE HEARTS)』をはじめ、J-POP等の邦楽版権に力を入れている。
---特に『天体観測(BUMP OF CHICKEN)』は版権曲としてかなりのロングラン収録だった為、印象に残っているプレーヤーも計り知れない。
--洋楽からは『THE POWER OF LOVE(Huey Lewis & The News)』や『LONG TRAIN RUNNIN'(Doobie Brothers)』等が追加。
-良質なコナミオリジナル曲
--小野秀幸はクラシック曲の威風堂々をアレンジした『正論』や、CLASSIC PARTY初のロングバージョンである『CLASSI PARTY triathlon』を担当した。
---『triathlon』はこれまでに登場したCLASSI PARTYシリーズの楽曲のみで構成されたメドレー的な存在。またEXTRA STAGE楽曲の『FIREBALL』も手掛けた。
--前作5th & 4thの『SILLY GIRL』でデビューしたHandsome JETとYueiによるユニット「Handsome JET Project」は第2弾となる『君のとなりに…』を担当。同曲は比較的真面目だった『SILLY GIRL』から打って変わり、筋肉ムキムキの漢がひたすら筋肉を鍛えるという内容の強烈なネタ曲。
---Handsome JETは『P.P.R.』でのデビューの際にネタ臭のするムービーの楽曲を手掛けていたが、本曲の強烈な内容によりHandsome JET=ネタ曲というイメージを確立させてしまった。
--TOMOSUKEは『Sunflower Girl』と『Brazilian Anthem』を担当。前者はこれまでの氏同様のガーリーなポップスで、後者は久々となる大人の雰囲気が漂う楽曲でプレーヤーを魅了。
--Jimmy Wecklが担当した『Herring roe』はドラムパートで猛威を奮った曲でもある。
---複雑なリズムのハイハット16分刻みにHH+SN同時が絡み、当時のデフォルト楽曲としては異例の高難易度譜面という事もあり、ハイハット版デイドリと揶揄された。
--3rd & 4thからロング曲を制作している泉陸奥彦は今作では『RIGHT ON TIME』を『MISS YOU』としてロング化。同曲はロング化に伴い「くにたけみゆき」による日本語歌詞に変更されているが、かえって馴染みやすくなったことによってプレーヤーから人気を博すことになった。
--泉氏はロシア民謡をモチーフにした『BALALAIKA CARRIED WITH THE WIND』やThomas Howardボーカルのハイスピードパンク『STOP THIS TRAIN』、インストゥルメントハードロックの『MIDNIGHT SUN』を担当した。
--ENCORE STAGEは佐々木博史によるクラシックカバー『子供の落書き帳』。前2つのENCORE曲よりは楽になっているものの、それでもある程度の実力が無いと太刀打ちできないだろう。
---佐々木氏は他にも『BOBBY SUE AND SKINNY JIM』を提供。同曲は氏の楽曲としては待望となるENCORE以外の機会で登場した楽曲であることから人気も高く、後の8th MIXで削除予定だったのが撤回された事も。
**賛否両論点
-BEGINNERモードの廃止
--前作で追加されたBEGINNERモードが今作で早速廃止されてしまった。
---ただし前作のBEGINNERモードは全難易度が選曲対象((後のVシリーズの様にBEGINNERモード専用の譜面は作られていない。また全譜面が選曲対象の為、操作を事故って高難易度の譜面を誤って選択してしまいやすい))、STANDARDから曲数を絞っただけのモードだった為、初心者や一見さんからすると有用性は低かった。
--そのかわり、今作からSTANDARDモードでは初心者向けの譜面・楽曲に低難易度譜面を示すヒヨコマークが付くようになった。
//**問題点
----
**総評
初心者から上級者までを幅広くカバーした、万人向けの遊びやすい作品となった。~
上級者はNONSTOPモードでスリルを味わえる一方、オート機能の追加や天体観測をはじめとした邦楽版権でリピーターが増え、~
結果幅広いユーザー層を獲得する事に成功した。
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**その後
-当作から約半年後の2002年2月に[[GUITARFREAKS 7thMIX & drummania 6thMIX]]が稼働されたが、収録曲数を上回る楽曲削除に加え、ツインギターやマルチセッションまで廃止されてしまった。
--詳しくは記事内を参照。
**余談
-今尚需要の高い旧曲の宝庫
--前述の通り大量削除直前のバージョン且つ、マルチセッション&ツインギター対応最終バージョンの為、ファンからの支持は群を抜いて高い。
--現行作が出た今でも、期間限定で当作を稼働してある店舗やマルチセッション対応店舗も(僅かながら)存在してある事から、その需要の高さが窺える。
-Kozo Nakamura初参戦
--このバージョンから中村康三が参加した。
--この作品では『BLIND』とロング専用曲である『HIGH』の2曲を担当した。
*GUITARFREAKS 6thMIX & drummania 5thMIX
【ぎたーふりーくす しっくすみっくす あんど どらむまにあ ふぃふすみっくす】
|ジャンル|音楽ゲーム|~|
|対応機種|アーケード|~|
|販売・開発元|コナミ|~|
|稼動開始日|2001年9月13日|~|
|判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作'' |~|
|ポイント|''NONSTOPモードの追加''&br()ボーナストラック初のオリジナル曲&br()初心者に対する配慮&br()オートハイハット&オートシンバル追加&br()マルチセッション対応最終バージョン&br()今でも需要の高い旧曲の宝庫|~|
|>|>|CENTER:''[[GuitarFreaks & DrumManiaシリーズ>GuitarFreaks & DrumManiaシリーズ]]''|
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#contents(fromhere)
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**概要
-「GUITARFREAKS & drummania」シリーズ(旧シリーズ)の6&5作品目。
-前作で大幅な仕様変更がなされ、より遊びやすくなったGFdmシリーズ。今作はNONSTOPモードを導入し、さらなるやり込み要素を追加していった。
**特徴・評価点
-GFdm間でイメージが統一
--今作から筐体のイメージやカラーがGFとdmで同じになった。
-''NONSTOPモードの追加''
--4曲続けて演奏する上級者向けのモード。ゲージが一切回復しない為、スリルも味わえる。
--決められた4曲を順番に連奏する『OFFICIAL』、自分で好きな曲順を選べる『ORDER』、何が出るかは運次第の『RANDOM』に分類される。
---NONSTOPモード導入に伴い、インターネットランキングも単曲部門からOFFICIALコースを使って行うようになった。
-1曲目に限りゲージの減りが甘い
--STANDARDモードに限り、1曲目のゲージの減少量がかなり少なくなる仕様になった。
-オート機能の追加
--前作までのAUTO BASSに加え、AUTO HI-HATとAUTO CYMBALの2つが追加された。
-ロング専用曲の導入
--BONUS TRACKモードは基本ロングバージョンやメドレー形式が大半だが、今作からロング専用曲が作られるようになった。
**楽曲に関して
-豊富な版権曲
--今作では『夏色(ゆず)』『My Sweet Darlin(矢井田瞳)』『ボーイフレンド(aiko)』『TRAIN TRAIN(THE BLUE HEARTS)』をはじめ、J-POP等の邦楽版権に力を入れている。
---特に『天体観測(BUMP OF CHICKEN)』は版権曲としてかなりのロングラン収録だった為、印象に残っているプレーヤーも計り知れない。
--洋楽からは『THE POWER OF LOVE(Huey Lewis & The News)』や『LONG TRAIN RUNNIN'(Doobie Brothers)』等が追加。
-良質なコナミオリジナル曲
--小野秀幸はクラシック曲の威風堂々をアレンジした『正論』や、CLASSIC PARTY初のロングバージョンである『CLASSI PARTY triathlon』を担当した。
---『triathlon』はこれまでに登場したCLASSI PARTYシリーズの楽曲のみで構成されたメドレー的な存在。またEXTRA STAGE楽曲の『FIREBALL』も手掛けた。
--前作5th & 4thの『SILLY GIRL』でデビューしたHandsome JETとYueiによるユニット「Handsome JET Project」は第2弾となる『君のとなりに…』を担当。同曲は比較的真面目だった『SILLY GIRL』から打って変わり、筋肉ムキムキの漢がひたすら筋肉を鍛えるという内容の強烈なネタ曲。
---Handsome JETは『P.P.R.』でのデビューの際にネタ臭のするムービーの楽曲を手掛けていたが、本曲の強烈な内容によりHandsome JET=ネタ曲というイメージを確立させてしまった。
--TOMOSUKEは『Sunflower Girl』と『Brazilian Anthem』を担当。前者はこれまでの氏同様のガーリーなポップスで、後者は久々となる大人の雰囲気が漂う楽曲でプレーヤーを魅了。
--Jimmy Wecklが担当した『Herring roe』はドラムパートで猛威を奮った曲でもある。
---複雑なリズムのハイハット16分刻みにHH+SN同時が絡み、当時のデフォルト楽曲としては異例の高難易度譜面という事もあり、ハイハット版デイドリと揶揄された。
--3rd & 4thからロング曲を制作している泉陸奥彦は今作では『RIGHT ON TIME』を『MISS YOU』としてロング化。同曲はロング化に伴い「くにたけみゆき」による日本語歌詞に変更されているが、かえって馴染みやすくなったことによってプレーヤーから人気を博すことになった。
--泉氏はロシア民謡をモチーフにした『BALALAIKA CARRIED WITH THE WIND』やThomas Howardボーカルのハイスピードパンク『STOP THIS TRAIN』、インストゥルメントハードロックの『MIDNIGHT SUN』を担当した。
--ENCORE STAGEは佐々木博史によるクラシックカバー『子供の落書き帳』。前2つのENCORE曲よりは楽になっているものの、それでもある程度の実力が無いと太刀打ちできないだろう。
---佐々木氏は他にも『BOBBY SUE AND SKINNY JIM』を提供。同曲は氏の楽曲としては待望となるENCORE以外の機会で登場した楽曲であることから人気も高く、後の8th MIXで削除予定だったのが撤回された事も。
**賛否両論点
-BEGINNERモードの廃止
--前作で追加されたBEGINNERモードが今作で早速廃止されてしまった。
---ただし前作のBEGINNERモードは全難易度が選曲対象((後のVシリーズの様にBEGINNERモード専用の譜面は作られていない。また全譜面が選曲対象の為、操作を事故って高難易度の譜面を誤って選択してしまいやすい))、STANDARDから曲数を絞っただけのモードだった為、初心者や一見さんからすると有用性は低かった。
--そのかわり、今作からSTANDARDモードでは初心者向けの譜面・楽曲に低難易度譜面を示すヒヨコマークが付くようになった。
//**問題点
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**総評
初心者から上級者までを幅広くカバーした、万人向けの遊びやすい作品となった。~
上級者はNONSTOPモードでスリルを味わえる一方、オート機能の追加や天体観測をはじめとした邦楽版権でリピーターが増え、~
結果幅広いユーザー層を獲得する事に成功した。
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**その後
-当作から約半年後の2002年2月に[[GUITARFREAKS 7thMIX & drummania 6thMIX]]が稼働されたが、収録曲数を上回る楽曲削除に加え、ツインギターやマルチセッションまで廃止されてしまった。
--詳しくは記事内を参照。
**余談
-今尚需要の高い旧曲の宝庫
--前述の通り大量削除直前のバージョン且つ、マルチセッション&ツインギター対応最終バージョンの為、ファンからの支持は群を抜いて高い。
--現行作が出た今でも、期間限定で当作を稼働してある店舗やマルチセッション対応店舗も(僅かながら)存在してある事から、その需要の高さが窺える。
-Kozo Nakamura初参戦
--このバージョンから中村康三が参加した。
--この作品では『BLIND』とロング専用曲である『HIGH』の2曲を担当した。