SDガンダム G-CENTURY

【えすでぃーがんだむ じーせんちゅりー】

ジャンル ウォー・シミュレーションゲーム
対応機種 プレイステーション
セガサターン
発売元 バンダイ
開発元 日本アートメディア
ヴァンガード
発売日 【PS】1997年3月20日
【SS】1998年2月11日
定価 7,140円(税込)
判定 クソゲー
ポイント ロードが長い
CPUバカ過ぎ
戦闘バランス極悪
中古価格1円
SDガンダムシリーズリンク


概要

SFCソフト『SDガンダム G-NEXT』の流れを汲むアクション&シミュレーションゲーム。基本的なシステムは一通り引き継いでおり、前作経験者はとっつきやすい。
ユニットの移動まではターン制のシミュレーションゲームに準拠するが、ユニットが隣接した際の戦闘をアクションゲームの形式で行うのが特徴。
ユニットの経験レベルが細分化し、個々のユニットにパイロットという概念が追加。パイロットには従来の経験レベルの他に、階級とNTレベルという3つのレベルを持つ。

参戦作品は「1st」「第08MS小隊」「0080」「0083」 「Z」「ZZ」「逆襲のシャア」「F91」「V」「G」「W」「X」~等。

ハードがプレイステーションに移行したことにより、機体がすべて3Dモデルで表現されるようになった。 キャッチは「100年遊べるシミュレーション」。 しかし実態は「100秒遊んで売りました」だの「100年も遊んだら内6、70年はロードに費やされる」等とまで言われる始末であった。

翌年、セガサターンにて発売された移植作(タイトルは『G-CENTURY S』)は若干数のMSが追加され、ロード時間等も多少改善されている。ただし基本的な問題はPS版と同じ。


問題点

シミュレーションパート

  • CPUがとにかく馬鹿。行動が極めて単調。
    • 本作の戦闘バランスは量より質であり*1、施設を占領してTECレベルが上がるまでは最小限の生産に留めるのがセオリーだが、CPUは資金の続く限り雑魚ユニットを量産して無駄遣いをする。
  • ロードがいちいち長い。何をするにしても長いロードが入る。
    • 生産画面の出入りでいちいちロードとか有り得ない事が起こる。
      • 更にシリーズ恒例、CPUが生産画面に入るものの、何もしない⇒再び生産画面に入って結局何もしない…のループで敵フェイズが更に長引く。AI機能をちゃんと搭載してるのかすら疑問に思える。
  • セーブ時間も異様に長く、1回セーブするだけで数分待たされる。セーブの進捗状況が表示されるが、数秒でようやく1%増えるくらいに遅い。
    • 宇宙/地球/月の3マップ分をセーブすることになる「ワールドモード」がこの傾向にある。単体マップで行う「シングルモード」ならば多少セーブ時間は短い…が、それでも1分以上はかかると思っていい。
    • 友達と対戦することになったとしてもこのセーブで一気に盛り下がること受け合い。
  • マップ画面はカメラが近すぎるので見難く、その上でかい情報ウィンドウ4つ(さらに小さいのが2つ)もあって更に見難い。
    • 一応画面外に退かせることはできるが、今度は戻し方がわからなくなる(説明も何もない)*2
  • いらない機体を廃棄するための自爆コマンドがあるが、これはコマンド選択後、サークル状のリングが残り秒数を表し、キャンセルされなければ自爆しユニット消滅するというもの。それが移動コマンドのすぐ下に設定されている。
    • 加えて、司令官、もしくは最後のユニット以外の自爆コマンドは猶予時間が1秒程度。うっかり間違えると文字通り「あっ」と言う間に自爆する。
    • 上記の例外のユニットの場合は、PS1では3秒以上の猶予時間がある。
      ただし、 PS2で起動した場合 、PS1ソフトの高速読み込みの弊害によって自爆コマンドのみが高速化される
  • STARTボタンを押すと確認のワンクッションもなくいきなりターンエンドする。しかも不気味な声で。
    • デデレンッ!!フェイズチェンジ!!
    • ただしBGMのせいで余計不気味に聞こえているのもある。あくまでこれだけを聞いたら特に不気味ではない。
  • 追加されたパイロットの概念がほとんど蛇足。
    • 作品自体が暗く重いシリアスな雰囲気をしているはずなのに、その割にはコミカルな台詞を吐くネタキャラが多く、戦闘前のロード画面にいちいち表示されるパイロットの会話に意味不明なものが飛び込んでくる。
      パイロット名は自由に設定出来るものの、パイロットの会話を変更することは出来ない。その為、愛着を湧かそうと名付けたキャラクターが「しっ…しっ…死ムゥーーーーーーーーーーー」やら、「どおもーー!!オガタでーす!!」のようなネタキャラに当たった気は一気に萎える。
      特に自軍の司令官ユニットのパイロットがこいつらになった際には、無言でリセットした人も少なくないはず。
      • ネタセリフのキャラは意外と多いため、そういったセリフを排除していてくれれば、気にならなかったのに。
      • ちなみに幸か不幸か、ゲーム内に声優によるボイスといったものは一切無い。あくまで各セリフは「ロード画面中に表示されるテキスト」というだけの位置付け。それはつまりロードが終わるまでネタゼリフを飛ばせない、ということでもあるが。
  • このパイロットの要素自体、ゲーム開始時および生産したユニットの出撃時にランダムに設定され、別にパイロットごとに能力差があるわけでもなく、パイロットレベルの上昇によって成長に何か違いが出るわけでもない。
    シナリオモードでは、主要な機体に概ね原作通りのパイロットが設定されており、戦闘前のロード画面中に専用のセリフを喋ったりするので*3世界観を再現する一要素にはなり得ているのだろうが、通常のオリジナル編成では(原作キャラは配備されないので)プレイする場合では邪魔な要素になっている。

戦闘パート

  • 戦闘が大幅劣化。
    • 動きがモッサリ、ユニット同士は接触すると重なるので揉み合いで訳が分からなくなる。
    • そして前述のようにこちらでもCPUはお馬鹿。戦闘パートではひたすら敵機と団子状態になるか、一目散にあらぬ方向へ離脱するかの二択。弾数の限られた武器やEN消費の大きい武器もデタラメにぶっ放す始末。
    • シリーズにあったMS同士の衝突の概念が無く、文字通りMS同士が重なりあうとお互い攻撃が当たらない状態となる。向きを変える場合は硬直の長い振り向き動作*4を挟む必要があり、向き固定移動が必須になる。CPUは向き固定移動をやらないので、振り向き動作を連続して誘発させることで軽いハメに持ち込むことが出来る。
    • ユニットが重なり合うと大半の武器が当たらない点も問題で、このせいでほとんどの射撃武器が重なっている相手に当たらない。デビルガンダムやドラッツェのように妙に背の高いユニットは自分の足元が完全にがら空きとなりここに居座られると手も足もでない。
  • CPU相手の場合、画面の制限が無いため、同速以上ならば時間切れまであっさり逃げ切ることが出来る。
    • 向き固定を利用して後退しながら射撃することもできるが、速度が低下するため同速相手ならば簡単に追いつかれる。
  • 全体的にサーベルが強く、その性能が機体の評価に直結している。
    • 特に当たり判定が大きく威力も高いハイパービームサーベルやメガビームサーベルを持つ機体は、戦闘で非常に優位に立てる。
  • 与ダメージは機体ごとに設定されている防御力に大きく依存し、ある程度以上の性能差になるとかすり傷しか与えられなくなる。
    • Lv1パイロットでも高性能機体に乗っていれば、敵機がAceパイロットだろうと機体の性能が低ければ大したダメージを与えられない。
  • というか、本作のライフルやマシンガンといった本来の主力武器は十字キーで射角が変られる点がほぼ問題点になっている。十字キーは移動と射角変更をかねているので、移動しながらだと明後日の方向に攻撃することになってしまう。これがこのゲームの大半の射撃武器をダメにしている原因。
    • 始末の悪いことに、上記のように機体の向きを固定することはできるが、射角を固定することはできない。つまり、本来使いやすいはずの手持ち射撃武器が全部使い物にならない。そのため攻略本でも基本的に格闘をしろといったい内容で記載されている。
    • なお格闘武器にはパンチ系の挙動の武器もあるが、これが射撃武器と似た挙動なので非常に当てにくく、格差を広げている。
  • ユニットのグラフィックがしょぼい。
    • どのMSもワックスで磨かれたかのようにテカテカしている。
    • 手抜きグラフィックのユニットもいくつか存在する。ゲルググJなどはシャア専用ゲルググにトサカなどのパーツを付け加えただけという手抜きっぷり。
    • 2Dゲーにも関わらずグラフィックを無駄にポリゴン化した結果がこれではその意味が疑われる。

その他システム面

  • MSの性能格差があり過ぎる。時代間の性能差は比較的抑えられているものの、パラメータ設定は高い機体と低い機体に極端な差がある。特にバランスを崩しているMSを以下に列挙する。
  • 安価で序盤から量産性に富み、6マスに60ダメージを与えられるMAP兵器「メガランチャー」を持つ『ハイザック』
    • しかし、このMAP兵器が消費するEN(耐久力)は71、この機体の最大ENは72であるため、無傷でなければ撃てず、撃った後は必ず瀕死になってしまう。
  • 12マスに300ダメージを与えられるMAP兵器「サテライトキャノン」を5発も撃てる『ガンダムX』
    • 特にハイザック、ガンダムXは三段撃ちの如く、1マス間隔を空けて波状陣形を取ってしまえば突破は難しい。欠点としては、MAP兵器を所有する機体は補給コストが極めて高く、消費ENも相まって継戦能力が低いこと。ほぼすべてのMSの補給コストが1か2、大型MAですら8程度なのに対し、MAP兵器保有機体は16もかかってしまう。ホワイトベースの補給物資量が32、ドゴス・ギアですら64であり、補給物資の回復には基地に戻るなど特殊な手順が必要なことからも、その膨大さが分かっていただけるだろうか。例えばホワイトベースならば、一歩移動しただけのハイザックを2機収容した段階で以降の補給が不可能になってしまう。
  • 安価なコストに加えて僅か2ターンで生産可能、プラネイトディフェンサー(ゲーム内ではIフィールドと同じ扱い)によりビーム兵器を無効化できる『ビルゴ』
    • 基本性能も高く、プラネイトディフェンサーにも展開時は微量ダメージを喰らい続ける、ビームライフル程度の射撃しか無効化できないといったデメリットがあるが、この安価なコストで保有しているということ自体が大きなメリットである。
  • サーベル攻撃が二回判定で火力が非常に高い『イフリート』
    • サーベル二回判定のダメージは非常に大きく、単純な殴り合いならば大型MAにすら引けをとらない。また、万能飛行型であるのもアクション・シミュレーション両面において非常に有用。ちなみにゲーム中での表記はイフリートだが、正しくはイフリート改のほうである。
  • 強力なメガビームサーベルを高速で振り回せる『ガンダムエピオン(MA形態)』
    • エピオンが持つメガビームサーベルはMA形態でも使用可能なのだが、振り下ろすモーションがMS形態よりも高速化しており、団子状態になりながらサーベルを振り回すだけで軽々と敵機を撃墜可能。MAなので機動力も高く逃げ戦法も可能、加えて防御力もMS形態と大して変わらないため、射撃兵器が無いという弱点がどうでもよくなっている。
  • モビルファイター系列は万能飛行型が多く、総じて推進力が255の最大値設定。その中でも凶悪なものは下記の通り。
  • 連射性に富む高性能な射撃、横方向に長い格闘攻撃を持ち、WSにも勝るゲーム中最大のEN666(他MSのの4~6倍の耐久力)、安価な機体ならば密着からの連射で即撃墜できる『デビルガンダム』
    • 武装の取り回しが悪く、生産ターンが6ターンもかかる(デンドロビウムですら3ターン)、万能移動型であるため飛行ユニットに機動力で劣る、といった欠点も目立っている。しかし、単騎で相手の戦略に大きく影響を与えられる高い戦闘力はそれらの欠点を補って余りある長所といえる。
  • モードチェンジにより戦闘で即Ace3レベルに自身を強化できる『シャイニングガンダム』『ノーベルガンダム』
    • Aceレベルになる事で、攻撃力も防御力も他を寄せ付けない域まで強化される。上記の通り、Aceレベルになれば軽々と単騎で無双できる。
    • 強化技を使った戦闘の終了後にENが大幅に減少する欠点が存在する。
    • シャイニングガンダムの後継機である『ゴッドガンダム』は、ハイパーモード発動中ならば本作中最強の戦闘能力を持つが、階級乗り換え機体なので、量産は困難かつオリジナル軍では使用できないのが救い。
  • 戦艦は『SDガンダム G-NEXT』と異なりミニゲームではなく、MSと全く同じシステムで大型キャラとして共に参戦できるようになった。大型ならではのEN量や搭載ユニット数・補給量だけでなく、火力・防御力にも優れ、単艦でもAce級MSを余裕で相手できる『グワジン』が飛び抜けて強い。
    • シナリオモードのア・バオア・クー攻略戦において、Ace3のアムロを含むホワイトベース一行のすぐ近くにLv1のグワジンが一隻配置されているが、グワジンから一方的に砲撃を受けて壊滅状態になってしまうことも。
  • 上記のMAP兵器の性能設定もかなりの格差があり、しかも基準がかなり意味不明。
  • 前述のように時代間の性能差は比較的抑えられているのだが、ジオンのMSはイフリートなど一部を除いてなぜか全体的に性能が低く設定されており、ビグザムなど巨大MAとは思えないほど弱い*5。他の軍はここまで首をかしげるステータス設定は少ない(無いわけではない)。
  • 新たにNTレベルという概念が入った。これは個々のパイロットのニュータイプ能力を示すものだが、このレベルが低いとサイコミュ兵器が使えない。
    • ストーリーモードの原作ニュータイプキャラクターは最初から一定のNTレベルが付けられているが、通常の方法で生産したユニットは、ニュータイプ用MSであろうがNTレベルは0からスタートするので、サイコミュ兵器が扱えない。
      • NTレベルは、戦闘で敵機を1機撃墜すると1上がる。サイコミュ兵器を操作するために最低限必要なNTレベルは31。1機に集中させて敵を31機も撃墜させるにはかなりの手間がかかる。
      • パイロット名変更によるレベルアップの裏技を使う方法も一応あるが…。
  • 階級チェンジという乗り換えシステムがあるのだが、エディット可能なオリジナル軍では何故か使用できない。そのくせオリジナル軍のデフォルト編成には階級チェンジ限定のユニットが含まれている。不具合なのだろうか?
  • 前作まで存在した戦闘中の変形が廃止。変形によってマップ移動でも戦闘でも大きく性能が変化する機体が多いはずなのだが…。

ゲームシステム以外の問題

  • MSの名前や外見にミスが多い。それも余程のマニアでなければ気付かないというほどのものではなく、原作を一度でも見ていれば違和感に気付くレベル。以下に特に酷いものを挙げる。
    • 0083に登場した『ジムカスタム』だが、原作では水色だったはずのカラーリングが本作では何故か銀色。しかもよく見ると色以外も同作内の別MS「ジムクゥエル(ちなみにこちらは紺色)」になっており、ジムカスタム要素がどこにもない。
      カスタムとクゥエルは非常によく似ているのでデザインはまだしも、色の間違いはどこから来たのか。
    • ガンダム外伝の主役機『ブルーディスティニー』は、ガンダム顔で全身青いので2号機かと思いきや肩に「03」のマーキングがある。原作ゲームをプレイ済の方はご存知の通り、3号機は白が正解*6
      ちなみにライバル機(正確には本作にいない1号機のライバルだが)のイフリート改も上記の通り何故か「イフリート」名義と、本作のブルー組は揃って扱いが悪い*7
    • 『ガンキャノンD』という機体がいるのだが、外見は0080に登場した「量産型ガンキャノン」。名前のDがなにかというと、攻略本によると「ガンキャノン・ディテクター」の略とのこと。
      恐らく量産型ガンキャノンの形式番号*8と間違えたのだと思われる。
      しかしながらガンダムシリーズをちょっと調べればわかることだが、量産型ガンキャノンとガンキャノン・ディテクターは名前以外に繋がりのない全く別のMSであり、先述のジムカスタムと異なり見た目も似ておらず登場作品すら別なのでどうやったら取り違えるのかすら不明。
  • これらの他にもνガンダムの背中にフィンファンネルが無かったり、ガルダが謎のピンク色*9だったりと粗はそこかしこに見える。

評価点

  • シナリオモードは豊富
    • シナリオ開始時に原作ストーリーの解説もあり、シナリオクリア後またはゲームオーバー後の展開の解説もある。ゲームオーバー後のifの世界観を見る楽しみ方や、敵サイドをプレイヤー操作に変更して楽しむのもあり。
    • シナリオモードに収録されなかったストーリーは、「センチュリーモード」の各ステージに収録されている。
  • 好きな機体を選んで戦闘パートだけを遊ぶ「アクションバトルモード」は細かい設定も可能で、豊富な機体を次々と乗り回していくだけでも一応楽しめる。ロード時間も普通のレベル。
    • パイロットレベルを調節可能なので、前述の極端な機体の能力差を埋めるハンディキャップとして使うことができる。そのためにまず機体性能差を把握することから始まるが…。
    • サイコミュ兵器に関しても、このモード内では実質NTLv99の状態で不自由なく扱うことが可能。
    • 製造が困難な階級乗り換え機体も気軽に使える。もちろん、戦艦も選択可能。
    • 注意すべき点は、一度に戦える機体はプレイヤー数の限界である最大4機までということ。通常モードと違って最大7機での乱戦はできない。
  • 当時のガンダムゲーとしては決して登場機体が少ないというわけではない。また生産ユニット数も最大128機と前作から増加。
    • 表紙にも居るが、Xはもちろんのこと外伝物のブルーやイフリート改も居るエディット軍等も作れる為量産機しかいない軍を敵にして無双する、あるいはその逆のことをするなど趣味に走ったプレイが出来る。
      • ただしエディット軍では階級チェンジができない。
  • BGMはSDガンダムには似合わない不気味な曲や陰気な曲が多いが、曲自体の評価は高い。ガンダム原作アニメの曲は存在しない。
    • あくまで「SDガンダムには似合わない」であって、コミカルさを抜いたガンダム作品のBGMとして見れば、暗く重々しい世界観に一致しているとも言える。ほぼ全てのBGMがオーケストラ楽団による迫真の演奏であり、一聴の価値有り。
    • PSソフトでは珍しいCD-DA方式の為、CDプレイヤーなどでゲームBGMを直接再生することが出来る。前述の通りBGM自体の評価は高く、ゲーム自体よりもサウンドトラックCD扱いとした、BGM鑑賞目的の評価の方が高い。
      • G-CENTURYの話題が上がった2chスレ、動画サイトなどでは「ゲームはすぐ辞めたけどBGMは好き」と定期的に語られる程。
      • なおシミュレーションパート用のBGMの幾つかはパロディ・オマージュであり、例えばトラック5は始めから終わりまでずっと「新スタートレック」のメインテーマ風(Star Trek: the Next Generation - Main Titleのイントロ終わり、0:51あたりからの構成に似せている)であったりと、ガンダムとは無関係の著名SF作品を想起させるものが色々ある。宇宙モノという点だけはかろうじて繋がりはあるが、曲の元ネタを知っていると微妙な心地になるかもしれない。
  • 裏技扱いではあるが実はユニット性能はエディットが可能。
    • これによって本作最大の問題点の1つであるユニット性能のバランスの悪さはある程度改善可能。ただしあくまでオマケ扱いでエディットのセーブ機能は無いため、ゲームを起動するたびに編集し直す事になるが…
  • いくつかの隠し要素
    • ガンダムが単独で大気圏突入可能、廃棄コロニーの移動力を上げる「熱核ロケット」、1/64の確率で戦闘後に起きるNT覚醒など、妙に細かい所に凝った隠し要素があったりする。

総評

劣悪なCPUの長思考のせいで、1人でシミュレーションパートをプレイするのはひたすら苦行。
友人同士で遊ぶにしても、機体開発の際には毎回長いロードが発生してしまい、著しくテンポを削ぐ。
プレイヤーがゲーム性を楽しむための環境作りが整っておらず、我慢しないと到底遊べないという大変残念な作品になってしまっている。
しかし参戦作品と機体数もそれなりに多いので、原作への深い愛があれば、SD機体を使ったジオラマとしての価値を見出せる。
「シナリオモード」では、原作準拠のシチュエーションであらかじめズラリとユニットが配置されているので手軽に大軍戦を楽しめるし、格闘ゲーム的な楽しみ方をしたいのなら「アクションバトルモード」の出番もあるだろう。
なおくれぐれも、シミュレーション部分に期待してはいけない。


余談

  • SDガンダムのアクションゲームに終止符を打った戦犯と忌み嫌われている。
    • G-GENERATION Fのおまけディスクに「アクション」と名付けられた、G-CENTURYと比べてスピード面がかなり改善されたSDガンダムが収録されたが、今度はスピードが速すぎてまともに攻撃が当たらない仕様となっている。また、戦闘中に任意で発動出来る精神コマンドらしきもので攻撃力が上がったり、ダメージを回復したり出来るが、その度に数秒間ゲーム進行が止まる為、テンポが良いのか悪いのかはっきりしない。最もおまけ作品らしく、その精神コマンドの効果が強過ぎてゲームバランスが崩壊している。
  • マップ画面でのユニットアイコンは『G-GENERATION』シリーズ(1作目~F.IFまで)に流用された。
  • SS版で追加されたガンダムDX(ダブルエックス)は何故か「ガンダムXX」と誤表記されている。

添付ファイル