※当ページでは、SFCの『幽☆遊☆白書』とその続編である『幽☆遊☆白書 特別篇』を紹介する。(判定はいずれも良作)
【ゆうゆうはくしょ】
ジャンル | シミュレーション(ビジュアルバトル) |
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対応機種 | スーパーファミコン | |
メディア | 16MbitROMカートリッジ | |
発売・開発元 | ナムコ | |
発売日 | 1993年12月22日 | |
定価 | 9,600円 | |
判定 | 良作 | |
ポイント |
唯一無二のビジュアルバトル。 再現度は非常に高い。 独特の操作方法とゲームバランス。 |
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幽☆遊☆白書シリーズ |
冨樫義博の人気漫画(アニメ)、『幽☆遊☆白書』を元にしたキャラクターゲーム。
ストーリーモードが搭載されており、アニメ版をゲーム展開都合上多少手直ししたものを駆け足で楽しめる。
公式ジャンルは「ビジュアルバトル」となっているが、他に類を見ないシステムを有した対戦ゲームで、1対1のバトルと『KOF』のような勝ち抜きのチーム戦がある。
対戦ゲームとしては運任せなところが強いが、キャラクターゲームとしては元のキャラクターを最大限に生かしており、原作漫画もしくはアニメを知っていれば120%楽しめる。
他のSFC系キャラゲーでもなかなか見かけない、目まぐるしい演出でおなじみの必殺技を放つ演出をウリとした本作の公式ジャンル「ビジュアルバトル」は、プレイしたファンからは総じて好評であると共に、他のゲームでもそう簡単に真似しきれなかった程の、本作唯一のアイデンティティとなった。
今見ても、キャラゲーという観点を抜きにして、非常に野心的な一作だったといえよう。
【ゆうゆうはくしょ とくべつへん】
ジャンル | シミュレーション(ビジュアルバトル) |
![]() |
対応機種 | スーパーファミコン | |
メディア | 16MbitROMカートリッジ | |
発売・開発元 | ナムコ | |
発売日 | 1994年12月22日 | |
定価 | 9,800円 | |
判定 | 良作 |
無印発売の丁度1年後に発売された続編。
参戦キャラクターの入れ替わり・霊撃と技を出す際に消費するポイントのゲージが一括化といった要素が追加されており、オリジナル版よりもかなり遊びやすくなっている。
キャラクターゲームとして元のキャラクターを最大限に生かしていた前作を正当進化させた。
唯一無二の「ビジュアルバトル」は、ゲームバランス・演出共に強化され、問題点も殆ど見当たらない。
アニメ世代はもちろん、当時リアルタイムで原作を見ていない若年・キッズ層にも十分おすすめの一作。
*1 「美しい魔闘家 鈴木」は原作では最終的にSクラスまで成長する。吏将は蔵馬に"間違いなく大将クラス"と、是流は飛影に"殺すには惜しい使い手"と称される実力の持ち主
*2 対霊撃では互いにリスクを負うものの、コストを必要としない分こちらのほうがやや低リスク。回避に成功すれば一気に流れを掴める
*3 ゲージを充分に溜めてから発動しないと不発に終わることがある上、完全にガードできないケースもしばしばあるので100%では無い。しかし本作のキャンセル技はかなり成功確率が高く、ゲージ量が僅かでも成功することが多い。
*4 幻海は若い頃の姿、蔵馬は妖狐蔵馬、鴉は金髪になる。
*5 ライフ回復、戦闘中全能力(ゲージ速度含む)が大幅上昇するという反則に近い効果。ただし相手による霊撃反射が必要で、かつ反射された黒龍破を受け身する必要がある。当然黒龍破発動分のコストは必要