【ぶれすおぶふぁいあ すりー】
ジャンル | RPG | ![]() 高解像度で見る 裏を見る ![]() 高解像度で見る 裏を見る |
対応機種 |
プレイステーション プレイステーション・ポータブル |
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発売・開発元 | カプコン | |
発売日 |
【PS】1997年9月11日 【PSP 通常版】2005年8月25日 【PSP DL版】2010年1月27日 |
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定価 |
【PS】5,800円 【PSP 通常版】4,800円 【PSP DL版】713円 |
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プレイ人数 | 1人(*1) | |
レーティング | CERO:全年齢対象(*2) | |
廉価版 |
【PS】PlayStation the Best 2000年12月21日/2,800円 【PSP】カプコレ 2007年1月25日/1,980円 |
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判定 | 良作 | |
ポイント |
3年間の沈黙を破り登場 高クオリティな釣りミニゲーム ウォリアドラゴン無双 |
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ブレス オブ ファイアシリーズ |
カプコンの手がけるRPG『ブレス オブ ファイア』シリーズの第3作。3年間の沈黙を破り発売された。
「パーティメンバーは純粋なヒト族以外の個性的な面々を中心とする」「主人公とヒロインの名前は "リュウ" と "ニーナ" で統一されている(ただしまったくの別人)」といった恒例も前作から継続。
本作のストーリーは大まかに幼年期と青年期の二章構成となっている。
キャラクターは2Dドット絵だが、地形や建造物、移動マップはクォータービュー(斜め上視点)の3Dグラフィックで立体的に描かれ、高低差の概念もある。
このように、プラットフォームがPSへ移ったことにより、過去シリーズから洗練・変更された部分も多く見られる。
古の時代に起きた、竜の一族がその強大な力で世界を滅ぼさんとしたという「竜大戦」とよばれる戦争。
熾烈な戦いの末、女神とその眷属達の勝利で戦争は終結し、敗北とともに滅亡を迎えた竜族は歴史から姿を消した。
数百年後、魔力を秘めた竜の死骸は特殊なエネルギーを発する鉱物「ゴースト鉱」へと姿を変え、人々の生活の一部となっていた。
そんな時代のある日、ゴースト鉱を発掘するダウナ鉱山から、生きたドラゴンの子どもが目覚め炭鉱夫達を焼き払う騒ぎが起こる…
同じころ、不作に苦しむ片田舎のマクニール村近くの森で行き倒れていた孤児の主人公・リュウは、
森住まいの
リュウはその後、数々の苦難と出会いを経て逞しく成長し、やがてその歩みは、
竜大戦の真実と己の持つ大いなる力を解き明かす「女神へ至る旅路」に変容していく。
+ | 裏テクニック的ではあるものの… |
+ | 過酷な仕様の数々 |
師事無し時の賢さ上昇量 | 師事による補正 | 補正込みの成長値 | |
LV19 | +3 | -3 | +0 |
LV20 | +0 | -3 | +0 |
LV21 | +6 | -3 | +3 |
師事無し時の賢さ上昇量 | 補正の合計 | 補正込みの成長値 | |
LV19 | +9 | -9 | +0 |
LV20 | |||
LV21 |
明るいタッチで描かれたコミカルなRPG。知らない人は第一印象でそのように感じるだろう。
しかし実際のストーリーは深く、重い。特殊な存在に生まれついた主人公の運命をたどる物語は、仲間たちや存在感溢れる脇役に彩られ、プレイヤーの心境に深く訴えかけてくる。
かと思えば、迫り来る世界の危機をよそに、趣味の釣りに打ち興じたり妖精さんと戯れたりしてもいい。この巧みな緩急のつけ方が本シリーズの持つ不思議な魅力の1つである。
多少の粗はあれど、シリーズの色を濃く濃く反映させつつ全体的なパワーアップを図り、見事に成功を収めた名作である。
+ | TVCM |
*1 PSP版はゲームシェアリング使用時に2人プレイ可能。
*2 PSP版で付与されたレーティングを記載。
*3 海外版ではオーストラリア訛りとして表現されている。
*4 EXターンの追加行動では変身維持AP消費が発生しない、このため変身持続時間が実質倍となる
*5 アイテムドロップ率が上昇する技まで存在する。
*6 コピーに成功した複製品を受取ろうとすると「減らしてから取りに来て」と言われ受け取りが保留となるのだが、このセリフの時点で実は1個だけ受け取って99個に増えており、1個だけ使って再び98個にして受け取りを繰り返す
*7 三人生存で勝利ならばこの額が三等分となり21845となる
*8 男服は中盤の町で比較的安価で販売され、せいれい石は多少高価だが共同体の店で販売される
*9 「3ターン時を止める」効果だが、敵に先制すれば使用ターンを含めて4ターン動けなくさせることと同義。
*10 アイテムをランダムで増減させる施設
*11 追い討ちをかけるように、本作ではAP回復アイテム「知力の実」は非売品の貴重アイテム
*12 砂の模様を見る事でも東西南北に対して真っすぐかどうかだけは判別できる
*13 カテゴリは異なる