【さんだーふぉーすふぁいぶ】
ジャンル | 横シューティング | ![]() |
対応機種 | セガサターン | |
発売・開発元 | テクノソフト | |
発売日 | 1997年7月11日 | |
定価 | 7,800円 | |
レーティング | セガ審査:全年齢推奨 | |
判定 | 良作 | |
サンダーフォースシリーズ |
西暦2106年、現人類の技術をはるかに超えた兵器(前作『サンダーフォースIV』の自機「RYNEX」)が宇宙で発見された。
「Vasteel」と名付けられたそれを解析して得られた超技術「Vasteel Techonlogy」は、人工知能「ガーディアン」の完全な管理下での開発・運用によって、人類に新たな繁栄の時代を齎す。
しかし西暦2150年、突如「ガーディアン」は人類に反旗を翻し、超兵器群による攻撃を仕掛ける。総人口の1/3を失った人類は、「Vasteel」の複製兵器「RVR-01 "GAUNTLET"」によって構成された部隊「ThunderForce222」による奇襲作戦にすべてを賭ける……。
テクノソフトによる家庭用横スクロールSTG『サンダーフォース』シリーズの第5作目。『IV』発売から実に5年振りとなる。
今までのシリーズは架空の勢力「銀河連邦」と「オーン帝国」の戦いを描いていたが、今作では舞台が地球に移った。
『IV』の時もそうであった様に、前作を開発したメンバーの殆どが既に退社していた為、やはりスタッフの顔触れは大幅に替わっている。
「2Dの操作性、3Dの迫力。」と謳い文句にある様に、グラフィックは3Dポリゴンで描かれているが、ゲーム性自体は従来通りの2D横スクロールSTGとなっている。
ゲームとしては荒削りな部分もあるものの、(良くも悪くも)爽快感溢れるゲーム内容と、ストレートな格好良さをとことんまで追求した演出やBGMは多くのプレイヤーから高く評価され、当時発行されていた「セガサターンマガジン」の読者投票ランキングにて6週連続1位に輝くという快挙を達成。
現在でも「演出重視STG」としては同時期に発売された『レイストーム』『蒼穹紅蓮隊』『アインハンダー』等と並び、名作として名が挙がるタイトルとなっている。
複数の武器を使い分ける緻密な戦略性などを求めると肩透かしを食らうだろうが、「とにかくカッコイイSTGがプレイしたい」というユーザーにはオススメの一本である。
【さんだーふぉーすふぁいぶ ぱーふぇくとしすてむ】
ジャンル | 横シューティング | ![]() |
対応機種 | プレイステーション | |
発売・開発元 | テクノソフト | |
発売日 | 1998年5月21日 | |
定価 | 6,090円(税込) | |
配信 | ゲームアーカイブス:2016年11月22日/617円(税8%込) | |
判定 | 良作 |
*1 内、ステージ7はラスボス戦のみなので実質的には6面と言っていい。
*2 過去作に比べ地形が大幅に少なくなり、非常に狭い隙間に1UPアイテムが配置されている場面などが無くなっているため低速を要求されるケース自体がない
*3 ちなみにオーバーウェポンも全て独自の名称がある。また、武器ではないが6番目のオーバーウェポンとしてイシュターエッジ(VAMBRACE使用時に展開する光の翼)が存在する。
*4 ちなみにgauntletは「下腕用の防具」、vambraceは「上腕用の防具」、brigandineは「胸部や胴体用の防具」という意味がある。こういった名前ネタの組み合わせも、ちゃんと筋が通っているあたりがニクイ。
*5 無敵部位で弱点をガードしているので、貫通性能を活かせる
*6 ただ、画面上では十億の位が表示されない為、パッと見では「億に満たないスコアや1億点台のスコアが9億点台のスコアより上にランクインしている」という、やや変な状態になってしまうのだが。
*7 なお再回収したクローは耐久力が全回復している。取って即消滅はなく、すぐにオーバーウェポン使用可能。
*8 ボスの形態移行時にクローを輸送してくる補給機が計2回出てくるのと、ラスボスのサンダーソードを破壊することでクロー3つがばら撒かれるのみ。初期装備以外の武装は入手できない。
*9 ラスボスのみが使用する前作の最強武器。剣状のエネルギーを前方に放つ攻撃。
*10 被弾後の演出中にシールドが削られていき、そのまま自機死亡という流れとなる
*11 「ポリゴン化する」という意味では無く、当時だとダライアスIIのボスキャラが紹介記事などで出された別角度からのイラストにする、という事。
*12 ちなみにゲーム誌のサンダーフォースシリーズ特集でも、VIは全く触れられていない
*13 元々設定自体はSS版の時点で存在しており、量産型のEは、SS版でもステージ5の背景で撃墜されている姿が確認できる。