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【あくだいかん】
ジャンル | シミュレーション | ![]() |
対応機種 | プレイステーション2 | |
発売・開発元 | グローバル・A・エンタテインメント | |
発売日 | 2002年8月8日 | |
定価 | 6,279円(税5%込) | |
廉価版 | GLOBAL The Best:2003年7月31日/2,940円(税5%込) | |
判定 | 良作 | |
バカゲー | ||
悪代官シリーズ 1 / 2 / 3 / 漫遊記 / 正義の刃 |
グローバル・A・エンタテインメント渾身のバカゲー。タイトル通り時代劇において常にやられ役である「悪代官」にスポットを当てた作品である。
システム自体は『影牢シリーズ』などに似ているが、コンセプトはむしろ『勇者のくせになまいきだシリーズ』に近いと言われる。
悪代官の元に正義の味方が攻め込んでくるので撃退せよ!…といったもの。内容自体はどこにでもありそうなゲームなのだが……
とにかく徹頭徹尾バカに徹しており、最後までその姿勢を微塵も崩さない。
+ | カオスな宿敵一覧・ネタバレにつき折りたたみ |
基本のゲームシステムもしっかり練られており、決してバカなだけのゲームではない。
そのバカな部分に目を奪われがちだが、実際のゲーム内容も手を抜かれておらず、「遊べるバカゲー」である。
後に続編も発売されている事から、その人気ぶりが窺える。
*1 例外として、設置者である家臣系とこういうものに強そうな忍者系は引っかからない。ただし発動させないだけであって、他で発動した罠には巻き込まれる
*2 用心棒の手持ちの金で悪代官からの雇用費の残りだそうである。尚、落とす金額は全員固定の為、安い折助系の用心棒だと雇用費より多くの金が手に入る。
*3 『2』説明書に本当にこう書いてある。
*4 なぜか裸の力士系も火だるまになる。
*5 流石に安倍晴明と天草四郎は過去の人間として幽霊で出てくる
*6 刀系武器の他にもまきびしや火器、この時代ではハイテク技術とも言えるからくり兵器すら使いこなすというハイスペックぶり
*7 しかもこの表札は「来てね 待ってるわ」なんて書かれており、どう考えても大黒屋の悪乗りである。
*8 マップ内の敵は5人しか居ないが次から次へと増援が現れてキリがない。が近藤、土方、沖田の3人を倒すとモブが残って居てもクリアとなる
*9 悪代官を演じる千本松氏は「特撮物の悪役の人間態の姿」として出演していた事があり、それに関連付けていると思われる「あれ?どこかで聞いたことのあるセリフ」
*10 その名も「ツタン仮面」。なお正体は呪いの仮面をかぶってしまった悪代官の家臣
*11 悪代官も「御老公を名乗る不届き者め!斬り捨てい!」と別番組でお馴染みの返しをする。最後の戦いということもあってかここは真面目
*12 悪代官の乗った飛行船が墜落、それが大いなる戦乱(ぶっちゃけガンダムの一年戦争のオマージュ)を招いたとの解説
*13 悪代官を倒したファラオの仮面を被った家来のミイラが後の世でピラミッドから発見されて「ピラミッドは日本人が作った」と言う珍説が出されたという解説。
*14 それとは別に正義の味方の中には特定の種類の罠を100%見切るものがあり、これらは集中力に関係なく回避される
*15 当然直で当ててもちゃんと反応する
*16 裂ダルは梅も竹も松も『阿鼻叫喚地獄』。炎吹童子も三種すべて『黒縄焦熱地獄』。
*17 例えば仕掛槍は「仕掛槍梅→仕掛槍竹→仕掛槍松」にそれぞれ『剣林地獄』→『大剣林地獄』→『刀葉林地獄』が用意されている。
*18 ちなみにちゃんと(?)次のステージは赤穂浪士である。時系列もバッチリ!?
*19 演者は柔道黒帯であり、実際には筋肉質で大柄と言った方が正確
*20 甲乙丙の甲が回転(=ターン)する、つまり…。
*21 ダメージを受けるとすぐ逃げるので罠を誤作動させ易いという欠点はあるものの、中盤以降は一撃で殺されるのであまり問題にはならない。
*22 飛び道具で攻撃でき罠にかかりにくい
*23 天草四郎が該当、用心棒を倒すとゾンビ化させて悪代官を襲わせる。
*24 サブタイトルは無双シリーズの「猛将伝」のパロディ
*25 地味にマイケル・ムアコック氏のエターナル・チャンピオンシリーズが元ネタの武器まである。
*26 体力が減るとイオンリング発射、同様の効果のある剣をプレイヤーも使用可能
*27 セリフも「サービス&セキュリティーに御座います。」となっている。 ただし寿司屋の出前が中まで持ってくるほどの戸締りである。
*28 1ではミニゲームで獲得できる金額がハイスコア分までという上限があり、2回目以降のプレイ時にはハイスコア更新時のみ元のハイスコアとの差額のみが入るようになっていた。
*29 性能のいい武器は大抵重く、悪代官の速さが遅くなる。この状態だとまず正義の味方を振り切れなくなる。
*30 タイトルは「問答百万石」。元ネタをただ和訳したものと言えば判るだろうか
*31 ちなみに札を揃えた時に出る「大人はそのまま、子供は✕ボタン」という台詞にもきちんと元ネタのゲームが存在する。なお、揃えてもR指定要素はほぼない。
*32 なんと妻は千本松喜兵衛氏の女装による一人二役。しかし声は女性声優が(しかもアニメ声で)アテレコしており、ミスマッチどころではない凄まじい光景になっている。
*33 毎回大立ち回りを演じているのに誰もこの事を噂にしないし、名乗るまで素性を悟られる事が少ないからである。
*34 これは前作2もであるが、今回はテーマ曲や口調までそれっぽく作ってあり、相棒2人までパロ元そのまんまで登場。挙句、ゲームオーバー画面は完全にアニメ版ルパンの次回予告である。
*35 ステージ名では「用心棒」とか「先生」ではなく本人名義である。