ティンクル☆くるせいだーす - Passion Star Stream -

【てぃんくる くるせいだーす ぱっしょんすたーすとりーむ】

ジャンル どきどきワクワク生徒会&魔女っ娘バトルラブコメ
対応機種 Windows XP~7(32bit)、8(DL版)
発売元 Lillian(ぺんしる)
発売日 2012年2月10日
定価 7,980円
レーティング アダルトゲーム
配信 2013年5月24日/3,024円
判定 良作
ポイント バトルが更に進化
ボリュームもお楽しみシーンも満載
続編、関連作は絶望視
ぺんしる作品リンク


概要

ティンクル☆くるせいだーす』(以下無印)および『ティンクル☆くるせいだーす GOGO!!』(以下GoGo)の続編とFDを集約した作品。略称は「クルくるPSS」。
また、GoGoの豪華版に同梱された『ティンクル☆くるせいだーす STARLIT BRAVE!!』(以下SB)のマイナーチェンジ版が付属する。
無印同様複数回の発売延期*1が行われた。
前作のノリをそのままに、熱いところはしっかり熱く、エロいところはところんエロく仕上がっている。
18禁ゲームのFDということで、本項目には 性的行為への指摘を記述している ので、あらかじめご了承願う。


シナリオ一覧

+ 要展開。

Venus Embryo
無印からの正統続編。二人の女神が織り成す出来事に、魔王である咲良シンは、徐々に関わっていくことになる。
リ・クリエの再来、その本当の存在意義が判明する物語。

THE QUEEN OF うぃっちぃず
ティンクル☆くるせいだーすSIDE
魔族との戦いが続く最中、クルセイダースの元に一枚の招待状が届く。そして、それと時同じくして、理事長であるヘレナと司書のメリロットがこつ然と消息を断つ。
事の真相を確かめるため、クルセイダース一行は魔女界と呼ばれる異世界へと旅立つことになった。
プリンセスうぃっちぃずSIDE
魔女界の危機を救い、一躍英雄となった真樹達。そんなとき、魔女界で暮らすクルルから、女王を決定するトーナメントに招待される。

KU RUKUる!
リ・クリエの危機は去り、また普通の学生となったシン。しかし、意中のヒロインには想いを伝えられず、悶々とした日々を送っていたそんなある日のこと。
洗面台の浴場に浸かっていると、不思議な光に包まれながら、不思議な少女が突然舞い落ち(誤字ではない)てきた。ハーレムシナリオその1。

アフターストーリーズ
大乱湯ティンクル☆くるせいだーす
ミラクルディスク収録シナリオ。七大魔将と互角に渡り合えるようにするため、クルセイダースはある別荘にて合宿を行うことにした。
しかし、ただの合宿で終わるわけもいかず……。ハーレムシナリオその2。ちなみに、無印の評価点にあった猥語のピー音および伏字がない。 ソフ倫仕事しろ
ドキドキ☆魔将温泉湯けむり慕情!?
七大魔将であるメルファスは、魔将同士の親睦を深めるために、魔界にある温泉への旅行を提案した。
そこで、男性魔将がバカバカしくも熱く語り合う、心やかましくなるムサイシナリオ。
Beside You
ミラクルディスク収録シナリオその2。ふとしたことから、エミリナと親しくなったシン。日常に新たな癒しを手に入れ、今日も今日とて生徒会活動に勤しむが、
そこで思わぬ出来事が起きてしまう……。全年齢対象シナリオ。
Southern Paradise!!
晴れてメリロットと恋人同士になったシン。しかし、お互い忙しく、放課後でなければまともに会話することはできない状況が続く。
そんな時、シンはある目標を見つけ、そのために毎夜ある場所で学園に内緒でボランティアを行うことにした。そして、二人は誰もいない絶海の孤島で、二人だけのバカンスを楽しむことになる。
明けの晴れ着と姫の戯れ
Beside youの続編。エミリナと恋人になり、何度も身体を重ねる仲にまでなった。季節は年末。リースリング、ロロットを加えた四人での年越し、そして二人っきりの初詣。
果たして、シンは今度はどんなことをエミリナに教えてあげるのだろうか。
ナゼなにクルくる
これまでの無印で起きたことをシンとヒロイン達が解説するコーナー。全年齢対象シナリオ。本編をプレイしていない人用の簡易的なおさらいコーナー。
当然の如くネタバレ全開なので、無印をプレイ中の人は要注意。

ティンクル☆くるせいだーす STARLIT BRAVE XTREME!! (以下SBX)
様々なブランドの作品とパーティーを組み、とことんバトルを堪能できる。本作とは別ディスク扱いのため、別途インストールが必要。


PSS新規キャラおよび昇格ヒロイン

+ 要展開。
  • ルルシェ
    • Venus Embryoのヒロイン。
    • 見た目はロリ巨乳で棺桶を背負ってる普通(?)のシスターだが、実際は神の半身。
    • 棺桶はエグザイルといい、常に変態なことしか喋ってないので、よくルルシェが蹴っている。魔王様とパッキーの間柄に似ている。
    • 彼女とのバトルである『真実の絆』が本作最高難易度バトル。ノーマルでも、勝利することが非常に困難。
    • 入れ物マニアというマニアックな性癖を持っている。
    • しっかり者ではあるが、豆腐メンタルであり、よくエグザイルの中でしょげている。
  • エグザイル
    • ルルシェの守護天使のようなもの。しかし実体は棺桶。
    • 性格は変態で不遜。パッキーとは犬猿の仲。しかし似た者同士である。
    • 巨乳好きで、攻撃を受けると「気持っちイィー!!!」と叫ぶ真性の変態である。
  • イレア
    • Venus Embryoのヒロインその2。
    • ルルシェと同じく、神の半身。こちらは非常にわがままな性格。
    • 絶対的な力を持つわがまま少女ということだけあって、シナリオでは相当なウェイトを占めている。
    • ちなみに、立ち絵の時点で乳首が丸見えである。まぁルルシェもパンツ履いてないが。
    • スリーサイズはロロットとどっこいのはずなのだが、何故か貧乳扱いされている。かんなぎれい*2にはよくあること。
    • どこぞの天使組以上に大食い。
  • シエル
    • KU RUKUる!のアドバイザー?のような存在。攻略できないので、ヒロインではない*3
    • ド●えもんさながらの便利屋さん。しかし、あちらと違いこちらは発明なので、キ●レツの方が近いかもしれない。
    • 見た目はまんまT●LOVEるのララ。メカ好き、スタイル抜群、と恐らくはわざと似せたものと思われる。
    • 語尾をカナ文字にする、独特なイントネーションが特徴。
  • エミリナ
    • ロロットの幼馴染で、天使。無印での人気から、GoGoでサブヒロイン化、そして本作において正ヒロインに格上げされた。
    • エミリナ用のシナリオが2つ存在するだけでも、その優遇さがわかるはず。しかも新規立ち絵まであり、至れり尽くせり。
    • 性格は無印とはあまり変わっていないが、KU RUKUる!のロロットシナリオでは思いがけない行動に出る。
    • と、正に完璧なヒロインのように見えるのだが……。
  • 高橋さちほ
    • KU RUKUる!にて個別ルートが追加された。モブキャラからサブヒロイン*4へ昇格。
    • 新たな設定として、実家が●クザという、本人に似つかわしくない家庭事情が明らかになった。
    • 無印と比べて、声がやたら間延びするようになり、「中の人が演技を忘れたのでは?」とやや話題になった。
    • Hなシーンについては後述してあるのでそちらを参考されたし。

SBXの特徴

  • クルくるカード
    • SBXをやりこんだ目星となるもの。表紙には好きなキャラに好きなセリフを入れられる。
    • 特定の条件を満たすとKR(クルくるランク)という数値が増える。初期値は1で、最大9。全ステージでGOD評価を取ると……?
  • SBXモード
    • 各ブランドのキャラと戦い、勝って相手を仲間に引き入れて攻略するモード。基本的に規定人数内であれば制限はない。
  • BRAVEモード
    • 上記モードをクリアーすると解放される。7人パーティで、様々なパーティと戦うことができる。パッチを当てることにより、七大魔将とマカロンも参加させられる。
  • CPU戦
    • コストが許される範囲で、味方敵双方で好きなパーティ編成をしてバトルができる。このモードでのみ、七大魔将とマカロンが使用できる。
      尚、SBで参戦した電撃名義のキャラクターは全て削除されている。
  • 参戦コラボキャラクターおよび専用アレンジ(- SBX Mix- )BGM。
    • 夜明け前より瑠璃色な』よりフィーナ・ファム・アーシュライト 専用BGMは『Lapis Lazull』
    • Fate/stay night』より新魔法使いリン 専用BGMは『エミヤ』
    • 『恋色空模様』より加納佳代子 専用BGMは『二人色』
    • 『天神乱漫』より卯花之佐久夜姫 専用BGMは『メチャ恋らんまん☆』
    • 祝福のカンパネラ』よりチェルシー・アーコット 専用BGMは『祝福のカンパネラ』
    • 『てとてトライオン』より十倉手鞠(ラビかるてまりん) 専用BGMは『Try on!』
    • 『Flyable Heart』より稲羽結衣 専用BGMは『Flyable Heart』
    • プリンセスうぃっちぃず』より、真樹&アスナ、クルル、委員長、リリアン 専用BGMは『ユメミボシ★boom!boom! - PSS Mix -*5
    • 『ティンクル☆くるせいだーす GOGO!』よりマカロン 専用BGMは『Splendid Twister』
  • 追加配信キャラ。要パッチ。
    • 『真剣で私に恋しなさい! S』より松永燕。 専用BGMは『めちゃ真剣SSS!』
    • 『KU RUKUる!』より、シエル。 専用BGMは『みらくる☆みるきーうぇい』

バトルの変更点

基本的には無印、およびGoGoを踏襲している。以下は本作において変更された部分とする。

  • バトルリングが一筆描写から、半円描写となり、ロケットダッシュのPerfect判定がシビアになった。また、Great判定の幅が広まり、Perfect寄りのGreatとGood寄りのGreatでスタートダッシュの位置が大きく変化するようになった。
  • 一度負けてやり直すとき、バトルロードはキャッシュされるようになり、即座にバトルを再開できる。
  • ローディング画面はGoGo仕様だが、その時点でBGMが流れるようになった。
  • 本編ではアゼルに、SBXでは全ての七大魔将に攻撃時のCGが追加された。
  • 敵味方共にHPの表示が9999を超え、上限がはっきりわかるようになった。
  • EXスキル変更点
    • シン
      • 本編でもスキルが全てGoGoのSB準拠になった。また、フェイタリティフォースおよびアルケインメテオストリームの消費量が200%となった。
        救済として、EX発動を遅らせると召喚数が増えるようになり、EXゲージ消費量も減少する。
    • 魔族ナナカ
      • ザラマンデルスピア、ザラマンデルジャベリンが追加。またボルケインメルトスウォームが詠唱なしで使用可。
    • リア
      • スプライトストレインが追加。同フレーム内限定で味方の攻撃力を増加させる。リアを含めたユニゾンで有効。
    • 紫央(アシスト)
      • GoGoの性能から無印の性能に戻った。
    • 真樹
      • 原作に倣い、いかにレベル差があろうとも(それこそ神属性でも)ランブルで必ず勝利する。ただし霊術レベルは0なので、EXゲージは溜まらない。
        EXスキルはアスラとの協力技で、一つは強力な一撃を見舞う「龍牙双烈閃」。それだけでなく、対象のEX消費を増加させる。
        そしてもう一つが壊れ性能の最たるものである黎明陣。これは直前のユニゾンメンバーを再度同じ位置から再スタートとする。
        うまく持続させられれば ずっと俺のターン 状態となる。そのせいか、体験版では消費EXゲージ200%だったが、本作では消費200以上 全て となった。
    • クルル
      • 原作のスターライトヒールに、範囲攻撃と必殺奥義が追加された。前者は使いどころが難しいが、後者はシンプルで強力。とどめに重宝する。
    • 委員長
      • 原作の吸収攻撃であるブラッディリクタッチと、連撃技と参加メンバー(敵も含む)のEX技をランダム発動させるパ●プンテが追加。
        パ●プンテは運要素が強いが、EX技がほとんど強力なメンバーで使えば外れがないため、中々の壊れ性能と化している。
  • 使い魔
    • ミケクルルとハムチュウ委員長。霊術レベルが抑えられ、EXも一つのみ。なぜこれに林檎とかれんをあてがわなかったのかは甚だ疑問だが。
  • 神属性の追加。同レベルの属性であれば必ずランブルで勝利(ただし真樹は例外)。
  • 戦闘BGM
    • 無印の通常BGMだった『Starry Crusaders』が『Venus Embryo』では『Starry Crusaders Re:birth』に変更。アレンジではないが、曲の構成は似ているのでリメイク曲といったところか。別のシナリオではちゃんと『Starry Crusaders』が流れる。
    • 大ボス*6戦BGM『Turbulence of Majesty』が追加された。無印のラスボス戦の『Chant of Seraph』をメタルにしたような曲調。ちなみに、あるシナリオではこれの8bitアレンジが流れる。

その他変更点

  • 神の部屋
    • ヘレナの部屋から変更。ルルシェとイレアが案内役となり、無印と同様のモードが楽しめる。『スペシャルなエッチ』は『スペシャルなデート』と名前が変更している。
  • コンフィグ関連
    • 画像効果の有無が選択可能になった。
    • 非アクティブウィンドウ時、音量を0に、また動作を停止するよう設定できるようになった。
    • バックログの音声が多重再生できるようになった。ネタ仕様なのか、同キャラの多重再生はできない。
    • バックログに表示されたシーンまでなら、どこでも瞬時に戻れるようになった。
    • ママキタ機能の実装。ESCキーを押すことで、画面上を『SFCド●クエ風の画面』か『擬似デスクトップ画面』に変えることができる。
      しかし、ウィンドウ枠には堂々とゲーム名がついているのでフルスクリーンでもなければ重宝はしないだろう。
      ある動作をすると、某コメント付き動画っぽい画面にあのヒロインが登場する。
  • SDキャラCGが全て新規のものに変更になった。
    • また、ADVパートでのSDキャラがアニメーションするようになった。
  • シン、真樹がフルボイス化
    • シンは『Venus Embryo』『THE QUEEN OF うぃっちぃず プリンセスうぃっちぃずSIDE』および『ナゼなにクルくる』、
      真樹は『THE QUEEN OF うぃっちぃず ティンクル☆くるせいだーすSIDE』にてフルボイスとなった。
      名義上は匿名のため名前の記述は避けるが、双方大ベテランの声優で、シナリオではかなりの存在感を放っている。
      尚、どちらもHシーンでは無音声となる。

評価点

  • 有り余るボリューム
    • 本編のボリュームもかなりのものなのに、それにバトルを集約したSBXも同梱されており、FDでありながら凄まじいやりこみが楽しめる。
    • 神の部屋でハイスコアやトロフィー集めをするもよし、SBXで終わりなきバトルに身を投じるもよし。ハーレムシナリオでうはうはするもよし。
  • 抜きゲーとしての需要
    • FDの醍醐味ともいえるHシーンもかなりの量を誇っており、シチュエーションも絡みも相当な数を占める。
    • しかもアナザーエンド(または途中の寄り道)の後日談シナリオが多いので、メインヒロインは処女率が多く、初心なシーンをひたすら堪能できる。
    • 本編ではHシーンがなかったメリロットやリリアンも例外ではなく、むしろ豊富なくらいのサービスさ。
  • 無駄の無くなったシナリオ(Venus Embryo)
    • 前作の問題点だった、冗長かつテンポの悪い日常シーンは鳴りを潜め、無駄なシーンといえるものはほぼ無くなった。
    • ただし、事態が事態なので、やや駆け足気味にシナリオが進んでいくという印象はあるかもしれない。
  • 更に進化したバトル
    • 特に大きく変化したのがEXスキルで、一辺倒な展開になりがちだった無印と比べて、格段に戦略の幅が広まった。
    • 数は多くないものの、前作の強敵だったアゼルを操作できるのも嬉しい限り。彼女のEXスキルの鬼畜さは異常。
    • SBXではコラボに加え、戦闘可能なキャラを全て使用できる。自由度を限界まで高めた自由度を誇る。
  • コラボレーション
    • プリンセスうぃっちぃずに限らず、他社の作品キャラと共闘できるのは、従来ファンには嬉しい限り。また、参戦が危ぶまれていたマカロンの登場は、ファンの度胆を抜いた。
      というより、参戦作品の中で唯一全年齢対象版のゲームなので、イレギュラーといえばイレギュラーな存在だろう。
  • コンフィグ関連の改善
    • 無印で指摘されていた画像演出を切れるようになったため、プレイがやや快適になった。
  • 上質なBGM
    • 新規書き下ろしのBGMは軒並み人気が高く、構成が無印のものに近いことから、懐かしさを感じられる。
    • 特にVenus EmbryoのOPでもある『Last Fortune』はとりわけ人気が高い。シナリオに密接した歌詞となっているので、クリアー後に視聴すれば違った感動が味わえる。
      それに付随して、切なくも激しく繊細なfripSideの歌唱により、二重の意味で神曲*7と呼ぶに相応しいものになっている。
      ゲームの主題歌としては、 これ以上ないほど密接にリンクしている要素が多い のも評価されている(歌い手、ゲームでの使い方、歌詞、etc...)
+ OPとゲーム内容に関して

本作のラスボスであるイレア一戦目で上記にある新曲『Turbulence of Majesty』が流れる。
続く二戦(最終)目では、OPである『Last Fortune』のフルバージョンがBGMとして使用されている。
このドラマチックな展開に追加して、その際の参戦メンバーはなんと規定の5人を超えた全8名*8で戦うことになる。
使い古されたものではあるものの、王道を地で行く熱い展開はほぼ全てのユーザーに評価されている。

  • 無印の鬼畜トロフィー、『息が合ってるで賞』がパッチが必要だが、ある程度難易度が緩和された。 しかし…… (後述)。
  • あり得ないキャラのHシーン
    • 声優の都合上、どうしても18禁シーンが設けられないキャラに、今回はなんと『擬似Hシーン』が追加されている。CG上では完全に18禁なのだが、ヒロインは別に何でもないシーンのように振舞っているため、恐らくは事務所からOKが出たのだろう。
      ……そこまでしてHシーンをねじ込む根性は計り知れない。
+ 具体的に。性的描写を含むため閲覧注意。

Hシーンが割り当てられたのは高橋さちほ、通称さっちん。
中の人はHシーンが出演できないのだが、今回は「犬に変わってしまったシンを風呂に入れる」という名目で裸のお付き合いをする。
そして、犬シンの身体を洗っているところで、遂に臀部を洗うことになった。
その際、シンが興奮の余り致してしまうのと、変身が解けるタイミングが絶妙に合い、気がついたら人間の姿でお互い生まれた姿のままさっちんに粗相をかましてしまう。
しかしながら、当のさっちんはビックリした程度で、本人にはハプニングという出来事に過ぎず、性的な喘ぎやボイスはなかったのでセーフという顛末。


問題点(シーン関連)

+ 性的描写を含むため閲覧注意。
  • CGの差分の格差
    • あるシーンでは一枚CGのキャラに瞬きのアニメーションがされているが、別のシーンでは瞬きなんかせず、それ以前に差分CGが足りていない*9
    • 上記のアニメーションが施されているのは、Lilianでやたら優遇されている聖沙。露骨な持ち上げ*10が不自然。
    • 逆に冷遇されているのはメリロット(後述)にロロット。ロロットはなんと正ヒロインなのに、 本作のパッケージはおろか、裏面にも全く載っていない 。SBXのSDキャラで小さく登場しているのみである。
  • FDとしてみた問題
    • FDとなれば、やはり攻略ヒロイン個別ルートの後日談が見たいもの。しかし本作ではそういった後日談は エミリナとメリロットにしか存在しない 。他にあるのは、基本的に誰とも結ばれなかったアナザーエンドである。
  • エミリナについて
    • 初Hシーンがない。別に執筆者が処女厨というわけではなく、以下の理由から問題視されている。
      エミリナはあがり症で、性にはかなりプラトニックなイメージ(そもそも性的なイベントが皆無)であるし、前日談の『Beside You』も純愛かつ全年齢対象シナリオだった。
      Beside You以降の(肉体的な)接触を描いて欲しかったという声は根強い。KU RUKUる!には一応エミリナの初Hシーンがあるのだが、何故か違う穴が対象。
      ちなみに、他の攻略ヒロインには全員初Hシーンがあり、なぜエミリナだけ省かれているのはどうにも不自然である。
  • 冷遇キャラ
    • まず挙がるのが『プリンセスうぃっちぃず』の雀宮りんご。本編では攻略ヒロインだったのに、こちらではHシーンが1つもない。ついでに戦闘キャラですらなく、立ち絵も当時のものを流用(これはプリっち勢サブキャラのほとんどに言えることだが)。
      カレンも戦闘キャラでなく立ち絵流用だが、新たなHシーンが書き下ろされている。
    • 続けて、 やっぱりメリロット 。後日談があるだけマシじゃないか、と思うかもしれないが、メリロットのシナリオは3日間シンと孤島で過ごすというものである。
      シナリオとしては、1日目に早速Hして、そのままあっという間に時間が流れて終わりである。2日目と3日目? そんなものありません
      しかもシナリオの結末はかなり洒落にならないレベル(ギャグテイストなのが救い)である。
  • 一部のシーン回想なし
    • 「大乱湯ティンクル☆くるせいだーす」の回想がない。抜きシナリオなので、使いたい各シーンの手前でセーブデータを取っておく必要がある。
      • このシナリオのみ、コミックマーケット(及び通販)で限定販売されたファンディスクからの再録であるため、購入者に対して配慮したのではないかという説がある。全く嬉しくない配慮だが。
  • あるキャラのHシーン無断削除
    • どのキャラかは割愛(キャラ紹介に注釈あり)するが、PUSH!1月号のインタビューで、あるキャラとのHシーンがある、と答えたというのに、事前告知もなしで撤回した。しかも発売後の告知もせず、ダンマリを決め込んでいる。
      ゲーム内ではボイスもテキストも存在しているそうなので、何らかの形で没になったと思われる。

問題点(その他)

  • BGM鑑賞モードがなくなった。豪華版であればサントラが付属しているので、さして大きな問題ではない。ただし、豪華盤および限定盤CDにも収録されていないシーンの曲があるため、その場でしか視聴する機会がない。
  • SBXにシナリオモードがない。故に、SBXは本当にただバトルのみを楽しむ作品となっている。そこらへんは割りきってしまうしかないか。しかし、参戦作の一つである『恋色空模様』が一切絡まないのも勿体ない*11との声も。
  • 新トロフィーに『全バトルをハードでクリアー』という鬼畜物が追加されている。それはつまり、前述の『真実の絆』もクリアーする必要がある。 そんなにデートさせたくないのか
  • 立ち絵のステルス化。魔王シンの立ち絵が一時的にしか表示されないことがあり、「吹き出しセリフはあるのに立ち絵がない」という摩訶不思議かつシュールな光景が展開される。

問題点(パッチで改善済)

  • 6人以上のユニゾン、ランブルを発生させると、フリーズする。
  • 神の部屋でトロフィー条件を達成した際にそれが反映されない。
  • その他細かな点はこちら

賛否両論点

  • KU RUKUる!のシン
    • 何故かヒロインとデートしたがる色気づいた(ただしヘタレ)性格にされており、 全然魔王様らしさがない *12。メインシナリオではなくエッチシナリオなので、割り切って見たほうがいいだろう。
  • サブキャラの出番の少なさ
    • ヒロインに昇格したさっちんやエミリナはともかく、紫央やリースリング、御陵先輩等、個性の良いキャラの登場が少ない。
  • 温泉シナリオ
    • バイラスのキャラが 崩壊 している。温泉についてかく語るその様はリ・クリエ暴走状態を遥かに凌駕している。
    • しかも、特に理由が明確になっていないのにオデロークが不在。まぁ……人気が高いキャラではないので気にする人はいないと思うが。
    • ちなみにシナリオのほぼ10割は男の魔将 のみ 。女性陣はSDでちょこっと出るだけで、セリフも数える程度。一応バイラスの声優はメジャーなイケボ声優であるため、女性向きシナリオ*13と言えなくもない……か?
  • スペシャルなデートの達成感のなさ
    • 無印でも言われてたことだが、苦労の割に見合ったボリュームではない。まぁ単にHするだけなら本編をプレイすればいいだけなのだが……。

総評

ボリュームとやり込みは格段に上がり、純粋にバトルシミュレーションとして見ればかなりのクオリティを誇る。
Hシーンも多く、その需要に手が余ることもないが、やはり細かい点での物足りなさが目立ってしまった。
また、GoGoのSBのような展開を期待したファンも、シナリオ0という肩透かしにより、SBの期待を裏切った感はある*14
しかし、本作のブランドはシナリオよりもやはりバトルシステムに重きを置いているため、バトルシステムを楽しむ人には打って付けの名作になるだろう。
一部のキャラの優劣さが過剰なほど表れているため、特別キャラに愛着がある人は、この点が受け入れられない可能性がある。


余談

  • 本作に、希望のキャラを追加配信させられる、オンライン投票が可能だった(現在は終了)。
  • OP曲について
    • 発売後まもなく、JOY(CROSSO)&DAMに配信されることが決定。当界隈でもかなり速い展開で熱唱が可能になった。
  • 一部のシナリオが個別販売
    • 上述した「大乱湯ティンクル☆くるせいだーす」がDMMアプリにて販売(価格は1,000円)。AndroidやタブレットPCでもプレイ可能。
  • 本ブランドの実質的なまとめ役であり、原画担当でもあったかんなぎれい氏が、2012年12月をもってぺんしるを退社し、みなとそふと*15へ入社した。
    原因は明らかではないが、本人への相当なワークリソース*16等が問題視されていたため、それも一因と見られる。
  • 今後のLilianについて
    • かんなぎ氏の脱退という致命的な傷を負ったため、ファンの間では「アニメ化(多くはないが熱望する声がある)」はおろか、「 新作すら危ういのでは 」と危惧されている。
      公式HPに大きな動きがない*17のが、原因とされている。
      現在は登場キャラの誕生日Tweetの更新に留まっている。ブランド解散まで続けるかと思うと……。
      ちなみに、かんなぎ氏はみなとそふとで本作に似た魔女っ子ゲームの指揮を執っている。宣伝なのか関連しているのか不明だが、本作が公式HPに名前だけ載っている。
      2016年8月26日に『ハナヒメ*アブソリュート!』として発売された。バトルシステムはクルくるのものをほぼ流用しており、姉妹作と言っても差し支え無い。玲奈ルートにおいて「流星病院」という施設名が登場する以外本作との関連はない……が別の作品と意外な接点が示唆された。
  • 2019年6月29日発売のエロゲー雑誌「メガストア 2019年8月号」の付録DVDに本編と本作が収録されている。

*1 2011年12月発売予定→2012年1月27日→2012年2月10日。

*2 クルくる及びLilianブランド作品の原画家。俗に言う「貧乳キャラの書き分けをしない」絵師。この点は逆だが。

*3 ただし、内部ファイルにはそれらしいボイス(喘ぎ声等)が存在することから、当初は攻略可能だったのかもしれない。

*4 一応無印にも彼女のルートがあるのだが、ナナカのBAD ENDっぽい締め方だったため。

*5 原作で使用された『Aerial Rave』はサントラに収録されており、実際にゲーム上では流れない謎仕様。『Air Raid』は一応QOWで流れる。

*6 実際はラストバトル前哨戦用。ラストバトルのBGMについては後述。

*7 曲のクオリティと、神であるイレアとルルシェのための曲であるため。

*8 シン、ナナカ、聖沙、ロロット、リア、メリロット、アゼル、ルルシェ。

*9 例えばテキストでは服の上から愛撫しているのに、CGでは既に全裸になっていたり等。逆も然り。そもそも原画担当が一名という体制が問題なのだろうが。

*10 特典の布団カバーや、ねんどろいどぷち、パッケージのセンター位置、はたまた収録されているシステムボイスも全て彼女のものである。確かに人気はそれなりに高いのだが。

*11 当該作には「神那島クルセイダーズ」という独自組織が存在するため。

*12 そもそも、前作のシナリオは恋愛を成就する目的は二の次で、リ・クリエを止めるのが第一目標だった。しかも、シン自体は恋愛に能動的な性格でもないので全然別人に見える。そういった節が強くないイケメンなところが魅力だったのに…

*13 余談だが、次作の『ハナヒメ*アブソリュート!』では露骨にそういうキャラやシナリオが増えている

*14 ただし、SBは豪華特典の付属であり、こちらは通常の付属品という差があるため、問題があるわけではない。

*15 『つよきす』を産んだクリエイターが設立した会社。他『真剣で私に恋しなさい!』等で著名。

*16 唯一の原画担当でありながら、取締役も兼任していたため。

*17 公式Twitterでも、4月27日のつぶやきが「超久々にHP更新」とあるため、中の人も自覚している模様。