【とれーどあんどばとる かーどひーろー】
ジャンル | トレーディングカードゲーム | ![]() |
対応機種 | ゲームボーイカラー(全GB共通) | |
発売元 | 任天堂 | |
開発元 | インテリジェントシステムズ | |
発売日 | 2000年2月21日 | |
定価 | 3,800円 | |
配信 |
バーチャルコンソール 【3DS】2011年8月10日/600円 |
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判定 | 良作 | |
カードヒーローシリーズ トレード&バトル / 高速カードバトル / スピードバトルカスタム |
主人公「門マサル」が、カードバトルで悪者と戦うアニメ「カードヒーロー」。ひろしはこのアニメの大ファンだった。
そんな折、ひろしが生まれてすぐ渡米した祖父が、久しぶりに帰国。彼がお土産に買ってきたカードがきっかけで、ひろしはTCGとしてのカードヒーローにも興味を持つようになる。
友達のクミとカードヒーローを始めたひろしは、カードヒーロー同好会「クラマクラブ」に入会。果たして、ひろしはマサルのようにカッコよくカードバトルができるようになるのだろうか?
後 | 後 |
「マ」はそれぞれのプレイヤーを模した「マスター」が配置されているマス。前・後は「モンスター」カードを設置できるマス。 一人のマスターが2x2=4体まで自分のモンスターを設置できる。攻撃しない代わりに移動したり位置を交換したりもできる。 通常攻撃では隣接している相手にしか攻撃できず、前衛は後衛の壁のようになっている。 また、後マスにのみモンスターが設置されている場合、それを所有しているマスターのターンの始めに後マスから前マスに移動する。 |
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前 | マ | 前 | |
前 | マ | 前 | |
後 | 後 |
+ | 強カード一覧 |
+ | ゲームの楽しみを崩壊させる恐れがあります。閲覧注意 |
運の要素が薄く、極端なパワーカードもそれほど存在せず、戦略に重点を置いた独特なカードゲーム。
敷居も低いのでかなり遊びやすく、ゲームシステム的には傑作と言える高い完成度を誇っている。
携帯ゲーム機でこのような本格的なカードゲームを遊べる事自体がだいぶ貴重でもあった。
しかし動作の遅さとキャラデザインが足を引っ張り、ポケカや遊戯王といった先駆者によって地位を確立されたことで大規模なファンの獲得には至らず、隠れた名作止まりになってしまった。
+ | ネタバレ注意 |
*1 味方のモンスターを倒すことで1点、これによるレベルアップ1レベルごとに1点の石を失う
*2 ややこしいが、これはダメージタイプではない攻撃(つまりパワーを持つ攻撃)から受けるダメージにのみ有効であり、ヴァルテルの”ねらいうち”などダメージタイプの攻撃からのダメージは減らせない。
*3 当初は15枚だが、シナリオの途中で”ルールの改訂”が行われる
*4 例として、最初に手に入る後衛モンスターカード《ビヨンド》の完全上位互換として《ヤンバル》が存在しており、しかもかなり早い時期に入手できてしまう。更にゲームを進めれば、その《ヤンバル》すら下位互換としてしまうモンスターまで…
*5 味方殺しによる相手のレベルアップ封じや、モンスターを倒された際の石返還といった具合
*6 奪った石は自分のものにできるため、特技使用時の石消費と差し引きで最大石3個分の差が出る。
*7 例外は専用デッキを組めば、特技で「ずっと俺のターン!」を狙えない事も無い《カッパラー》位のものである
*8 デッキのマスターで戦う相手が変化する。ノーマルでコンピューター、ホワイトでマサル、ブラックでデロデーロと対戦する。隠しマスターのワンダーだと…?