【だいあくじ】
ジャンル | 地域制圧型シミュレーション | ![]() 通常版 |
![]() 廉価版 |
対応機種 |
Windows 98~XP ダウンロード版はVista/7/8/10にも対応 iOS / Android / MacOS / Windows(OOParts) |
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発売・開発元 | アリスソフト | ||
発売日 | 2001年11月30日 | ||
価格 | 8,500円(税別) | ||
レーティング | アダルトゲーム | ||
廉価版 | 2006年5月26日/2,800円(税別) | ||
配信 | 2009年8月21日/2,052円 | ||
判定 | 良作 | ||
ALICE SOFT/チャンピオンソフト作品 |
(公式サイト「プロローグ」より、一部改編)
「よし……帰ってきたぜ…」
俺の名は「山本悪司(やまもとあくじ)」
このオオサカ市を管理する地域管理組合わかめ組の幹部だ。
ウィミィとの戦いが激しくなって行く中、民華さんにいいトコ見せるつもりで行った戦地があんな修羅場だとは、思いもしなかったぜ。
おかげで帰って来るのに3年もかかっちまった。
敗戦国の捕虜っつーのになってなかったら、もーちょっと早く帰って来れたんだが…
ま、なんにしても帰ってきたんだ。身奇麗にして民華さんに会いにいくぜ!
ところがだ、組に帰ってみれば、ワケ分からんヤツが組の敷居をまたいでいるわ、蘭のヤツが組のトップにいるわ…。
なんでも、「組織のトップは女がならないといけねぇ」なんてウィミィの指導方針らしいが、組に「恩を仇で返した」事にはちげぇねぇ。
一発かましてやろうとしたんだが、帰ったばかりで本調子でない俺は逆にのされちまった。
んで、どこか別のところへ捨てられた俺は、酔っぱらいとの喧嘩が原因で「ミドリガオカ青年奉仕団」って所へ連れて行かれたんだ。
この青年奉仕団っつーのはどうやら、例のウィミィの政策のせいで、わかめ組で内部争いが起きちまって
地域管理の方が疎かになっちまったんで、新たに作られた組織らしい。
…ちょうどいい。
俺は青年奉仕団の女達をこまして、俺の根城にする事にした。
みてろよ… 元々ここは俺のシマだったんだ。好きにさせてもらうぜ。
>そうして、俺の新しい戦いが始まった…。
『鬼畜王ランス』の系譜に当たる地域制圧型シミュレーションゲーム。
プレイヤーは主人公である山本悪司となり、オオサカ統一を目標に、同業者・動物・新興宗教団体・政治家・進駐軍・
シャア
等々と様々な勢力と闘う。
一言で言うならば「戦後の大阪で繰り広げられるヤ○ザのシマ争いゲーム」である。
+ | 各フェイズ詳細。長くなるので格納。 |
大国同士の戦乱が舞台となった『鬼畜王ランス』より話のスケールこそ小さくなっているものの、面白さは負けてはいない一作。
独特のシステムと濃いキャラたちの織りなすストーリーにより、今なお十分に遊べるゲームとなっている。
時間制限や攻略順の自由度など問題点も確かに存在するが、それに目を瞑れるほどの魅力を持った作品である。
『大番長』
『大帝国』
また、同社発売の『戦国ランス』も『鬼畜王』~『大番長』の経験をフィードバックした地域制圧型シミュレーションといえる。 なお、「地域制圧型シミュレーション」というジャンル名は他社が使用しても構わないらしく、2012年3月30日に天狐より発売された『英雄*戦姫』も使用している(*3)。