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【あなざーせんちゅりーずえぴそーど あーる】
ジャンル | ロボットアクション | ![]() |
対応機種 | プレイステーション3 | |
発売元 | バンダイナムコゲームス | |
開発元 | フロム・ソフトウェア | |
発売日 | 2010年8月19日 | |
定価 | 8,379円 | |
レーティング | CERO:B(12才以上対象) | |
判定 | ゲームバランスが不安定 | |
ポイント |
待遇に差がありすぎる参戦作品 マクロス無双(悪い意味で) 肩透かしのストーリー・薄いクロスオーバー ロックオン関連を中心に過去作から劣化した操作系 最強の敵「Not Skip Movie」 過去のACEと比べてしまうとガッカリゲー 『アーマード・コア』ファンへの衝撃のサプライズ |
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Another Century's Episodeシリーズ |
前作『Another Century's Episode 3 THE FINAL』で一旦は完結したシリーズから3年ぶりの新作。
本シリーズは『アーマード・コア』のフロム・ソフトウェアと『スーパーロボット大戦』のバンプレスト(*1)がタッグを組んだことで話題になり、多数の作品から集結したロボットをリアルスケールで操れることや、フロム恒例の「OP詐欺」(無論良い意味で)など細部までこだわった作りこみで人気を博した。
本作はA.C.E.シリーズ初のPS3用ソフトとなり、ストーリーや設定も一新されている(*2)。
PS2で完結した『A.C.E』シリーズの最新作。
その一報はゲーム誌に掲載されるやいなや、多くの人々を驚かせた。
完結したはずのシリーズの最新作にかつてのファンが喜んだのはもちろん、それ以外の層の人々もこのゲームに注目を集めることとなった。
それは、参戦作品が大きくクローズアップされたからである。今までのクロスオーバー系のゲームでは常連とは言えない作品群の参戦に、その作品のファンは大きく心踊らせた。
発表当時、スパロボ未参戦であった『コードギアス』『マクロスF』に、据置機『スパロボ』未登場だった『フルメタル・パニック!』や、漫画を原作とする『機動戦士クロスボーン・ガンダム』など…。
これらゲームへの露出が少ない作品のファンは歓喜した。しかしシリーズの常連であった『機動戦艦ナデシコ』『ブレンパワード』などのリストラや、ややクオリティの低いグラフィックに不安を感じるファンも少なくなく、そんな多くのファンの期待と不安を集め、この作品は発売された。
歪な難易度曲線
ロックオンシステムの改悪
ブースト関連の変更
通常射撃&格闘の弱体化
テンションシステム
チェイスモード
その他
+ | 参戦作品一覧 |
『マクロスF』
『マクロスゼロ』
『スパロボOG』
『コードギアス 反逆のルルーシュR2』
『フルメタル・パニック!』『OVERMANキングゲイナー』『超時空世紀オーガス』
各ガンダム勢
『創聖のアクエリオン』
+ | 前作との関連 |
最強の敵 N.S.M.
最強(狂)のNSM「二人の歌姫」
ボスキャラに関して
敵デザインに関して
+ | ラスボスのデザイン |
操作機体について
機体の格差問題
その他
クソゲーではないが、駄作といわれても致し方ない作品。
過去の『A.C.E』を知らないプレイヤーからは「みんなが言うほど悪くない」という意見はちらほら出ており「出来は致命的には悪くないのだが、過去の『A.C.E.』のプレイヤー及びやりこみ派には物足りない出来」という評価が固まりつつある。
癖のあるシステムやNSMや周回プレイへの覚悟さえあれば、『ギアス』『マクロスF』『アクエリオン』のファンなら買って損はないかもしれない。
それらの作品以外が好き、あるいはそれらの作品にあまり良い印象を持っていない人にとってはあまり満足できる内容とは言えないかもしれないが、サプライズ参戦したナインボール・セラフのために買うという選択もあるだろう。
*1 後にバンダイナムコゲームスに吸収合併。現在はバンダイナムコエンターテインメントのブランドとなっている。
*2 一応、PS2三部作との関連を匂わせるワードがないことはない。
*3 マクロスゼロ編は鳥の人、フルメタはタクマのベヘモス。
*4 アーガマを置いて転移してきたカミーユたちや、鳥の人と共に転移に巻き込まれたシンなど。
*5 原作のシンは「鳥の人との戦闘中に行方不明」という結末を迎えている。
*6 しかも、ゲーム内でのウィスパードの描写は、原作ファンからすればやや疑問を感じるようなものになっている。
*7 もっとも、原作『DESTINY』は「ラスボスは誰か」という議論が諸々の事情で難しいため、このような形になったともとれる。
*8 武人肌の筋肉男、無邪気で残虐な幼女、コピーである主人公を抹消しようとするオリジナルなど。
*9 ちなみに、使用不可能な機体はムービーで出番があるケーニッヒモンスターのみ。ボン太くんすら使用可能。
*10 スーパーパックを装備するとゴーストとミサイルが解禁され、一転して強力な機体になるが、後半~終盤の宇宙ステージでしかスーパーパック装備は使えない。
*11 当然ベクターマシンでは戦力にならない。しかもサポートも使用不可。
*12 ただし天井があるステージではムーンサルトは使えない。
*13 ファイターは操縦法が特殊、ガウォークは小回りが利くがハイパーブースト不能、バトロイドは飛行不可能で鈍重。
*14 このイレギュラーとはアーマード・コアシリーズにおいて世界のバランスを覆しかねない存在の事を指している。そして今作に登場するナインボール・セラフは、実際に主人公がイレギュラー認定されたマスターオブアリーナにおいて主人公の前に立ちはだかる敵として凄まじい存在感と共に登場した。